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2024.07.31
カテゴリ:《 小倉孝保著 》
「35年目のラブレター」 小倉孝保著
2024.07.14
カテゴリ:《 東野圭吾著 》
「希望の糸」 東野圭吾著
2024.07.03
カテゴリ:《 凪良ゆう著 》
「汝、星のごとく」 凪良ゆう著
2024.06.27
カテゴリ:《 吉川トリコ著 》
「余命一年、男をかう」 吉川トリコ著
2024.06.26
カテゴリ:《 山本文緒著 》
「無人島のふたり」 山本文緒著
2024.06.14
カテゴリ:《 藤岡陽子著 》
「リラの花咲くけものみち」 藤岡陽子著
2024.06.09
カテゴリ:《 小野寺史宜著 》
「うたう」 小野寺史宜著
2024.06.08
カテゴリ:《 平野啓一郎著 》
「本心」 平野啓一郎著
2024.05.28
カテゴリ:《 植物・果樹 》
雨の日のフェイジョアと桑の実
2024.04.14
カテゴリ:《 夏川草介著 》
「神さまのカルテ」 夏川草介著2024.07.31 カテゴリ: 小倉孝保著
「35年目のラブレター」 小倉孝保著
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「35年目のラブレター」 小倉孝保著 講談社 2024年4月16日発行
今年(2024年)、米寿を迎えた西畑保さんは、奈良県に住んでいます。
和歌山県の山間で生まれ育った西畑さんは、小学2年生の途中から学校に通っていません。
山間で高値で売れる木の皮を集めて貯めたお金だったのに、小学校で落とした財布は自分のものだと名乗り出たら泥棒扱いされたのです。貧しい暮らしの西畑さんが、そんなお金を持っているはずがないと、クラスメートも教師も彼を責めました。
その一件があってから、西畑さんは学校に行くのをやめました。
中学校に通う年齢になって働きに出た西畑さんですが、その人生につきまとったのは、「読み書きができないこと」でした。
つとめた飲食店では、電話で受けた注文の内容をメモに記すことができず、職場の先輩からは「字も読めないやつ」と差別的な扱いをされました。
劣等感を抱き、結婚なんて夢のまた夢とあきらめていた西畑さんのもとに、お見合いの話が舞い込みます。
読み書きができないことを隠して結婚した西畑さんでしたが、町内の回覧板にサインができず、妻の皎子(きょうこ)さんの知るところとなります。その事実を知った皎子さんは、西畑さんにこう声をかけました。
「ずっと、つらい思いをしてきたんやろな」
子どもも生まれ、孫も生まれ、還暦を過ぎた西畑さんの日常に、ある変化が訪れます。
64歳になって、夜間中学に通うことに決めたのです。それは、読み書きのできない自分に長年連れ添ってくれた妻に、感謝の気持ちを伝えるラブレターを書くためでした――。
西畑さんの人生からは、たくさんのメッセージが受け取れます。
「明るく、前向きに生きる」、「自分の人生を他人や環境のせいにしない」、そして「学ぶのに遅すぎるということはない」――。
そんな西畑さんに毎日新聞論説委員である小倉孝保氏が寄り添い、これまで西畑さんが見てきた風景、抱えてきた思いを一冊の書籍にまとめました。それが『35年目のラブレター』です。
目次
はじめに
第一章 学校なんて行くもんか
第二章 ニワトリの恩返し
第三章 兄ちゃんと見た海
第四章 電話が怖い
第五章 いやしのホルモン
第六章 巻き寿司の少女とその家族
第七章 ぼくでも結婚できるんや
第八章 一人前の人間になりたい
第九章 自分の名前が書けた
第十章 35年目のラブレター
第十一章 皎ちゃん、きれいやで
第十二章 新型コロナ流行下の卒業式
おわりに
【映画化情報】
「35年目のラブレター」 2025年3月7日(金) 全国劇場公開
出演:笑福亭鶴瓶、原田知世 他 監督・脚本:塚本連平
著:小倉 孝保(オグラ タカヤス)
ノンフィクション作家。滋賀県生まれ。
1988年、毎日新聞社に入社。カイロ支局長、ニューヨーク支局長、欧州総局長、外信部長を経て論説委員。
『柔の恩人 「女子柔道の母」ラスティ・カノコギが夢見た世界』(小学館)で、小学館ノンフィクション大賞(2011年)、
ミズノスポーツライター賞最優秀賞(2012年)をダブル受賞。
2014年、乳がんの予防切除に道を開いた女性を追ったルポで日本人として初めて英外国特派員協会賞受賞。
他の著書に、『十六歳のモーツァルト 天才作曲家・加藤旭が遺したもの』(KADOKAWA)、『踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆり
とその時代』(講談社)などがある。
*****************************************
7月30日読了。
主人公・西畑保さんの視点で語り始める実話。
ノンフィクション作家の著者・小倉孝保氏が取材をしてまとめたのが「35年目のラブレター」です。
今年6月に地元新聞の日曜版の本紹介の掲載でこの本を知りました。
主人公の西畑保さんが「ぼく」で語る形式でとても読みやすくて心に響くお話でした。
八十代後半になった今も、記憶は鮮明で耳も遠くないそうです。
娘さんがふたりいらっしゃるそうですが心配をかけてはならないと運転免許証を返納し、バスに乗るか、知人の車で移動しているそうです。お孫さんもいるようです。
読み終えて印象強く残っていることは、読み書きができないために職場で苦労した場面です。
どれだけ苦労しても人のせいにしないことが読んでいて涙を誘います。
著者が西畑さんと一緒に確認してまとめた本です。
夜間中学や西畑さんの長女、次女、西畑さんの弟さんと多方面にわたり取材されています。
ドキュメンタリー本と違って著者が主人公を「ぼく」として語り始めるためより一層胸を打つのだと思います。
著者の携帯電話にはほぼ毎日ショートメッセージが届くそうです。
(今朝間違えメールでも仕分けありませんでした)
↓
申し訳ありませんでした
しばしば、くすっとさせられる。と、おわりにのページに書かれています。
そして、西畑さんとのやりとりを通し、私は穏やかな気持ちになっていく。と結んでいます。
来年、映画化されるようですね。映画を観て本を読むと映画のイメージが強くなりますね。
映画を観るより先に本を読んでいた方がいいと思います。
☆☆☆
7月も今日で終わりですね。早いですね。
猛暑の日々ですが~明日から9月~じゃなくて8月ですよ~💦
来週はね~注射~😓ああ~やめればいいんでしょうけどね~(笑;
ブロック注射って長いです~一瞬じゃ終わらないの・・(>_<)
う~ん 注射までの数日がビビりの日で~早く終わらせて~('◇')ゞ
2024.07.14 カテゴリ: 東野圭吾著
「希望の糸」 東野圭吾著
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「希望の糸」 東野圭吾著 講談社 2019年7月5日発行 書き下ろし作品
「死んだ人のことなんか知らない。
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。
**************************
7月14日読了。
読み初めからぐいぐい引き込まれた。登場人物が多くなってきたのでメモしていった。
殺人事件が起きるような小説はあまり読まないんですけどね~家族の物語りということで図書館で手に取り何となく借りてみました。面白かったです。シリーズもの見たいですね。
☆☆☆
今朝起きて窓の外みると~朝顔が咲いていました~よく見ると蕾がいっぱい!
次々に咲くのが楽しみですね~
先週は大学病院の整形外科でレントゲン・MRI を撮りました。股関節と腰です。
結果は椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性股関節症。なかでも椎間板ヘルニアの圧迫が痛みに繋がっているようなんですね。
父の介護をしている頃は実家まで自転車で行ったりと筋力もそれなりにあったと思うんですけど~今は自転車も乗れないかも?
筋力の低下がね~(~ ~;)~で、ブロック注射を打つことになったんですが~痛いんだろうなあ~と今からビビってます(>_<)
保冷材で患部を冷やして麻痺させて注射をすると痛くないんですけど~造影を見ながら打つと~💦
痛みに耐えるしかありません(~_~;)
大学病院は専門分野の先生に分かれますから、整形外科のなかでも股関節と脊椎脊髄の2人の先生にかかっています。
来月は股関節のブロック注射をするようになっているのですが~今週、椎間板の方のブロックなので効き目があれば股関節の方の注射はなくなると思うんですけどね~あああ注射って嫌い(-_-;)
飲み薬と湿布だけだと周期的にやってくる痛みがいつまでも続くんですよね~ううう・・ブロック頑張るしかないか('◇')ゞ
頑張ったご褒美上げるよぉ~(笑;
2024.07.03 カテゴリ: 凪良ゆう著
「汝、星のごとく」 凪良ゆう著
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「汝、星のごとく」 凪良ゆう著 講談社 2022年8月2日発行
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。
ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
*****************************
7月3日読了。2023年本屋大賞1位の作品ですね。本作品の読編「星を編む」が2023年出ています。
あらすじも何も分からないまま読み始めました。
登場人物の主人公ふたりが交互に語る形で17歳から34歳までが描かれた物語です。
親の人生に振り回されながらもだから得られた人生観もあると肯定する櫂(かい)。
不自由な家庭環境に置かれたふたりの高校生が自然と惹かれ合い成長してゆく物語です。
どのように生きたら正しいとか、どのように生きると正しい人生とか誰も言えないし言うものでもないですね。
暁海(あきみ)も櫂(かい)も自分の人生を生きようともがきながらこれが私なんだと一生懸命なだけなんですね。
不安定な年を重ね自然と強くなっていく、苦しければ苦しいほどに強くならざるを得ない暁海(あきみ)には読んでいて切なかったですね。我慢に我慢を重ね不自由な日々を送って来たからこそやっとつかんだ生き方に誰に何と言われようが突き進んだんだろうと思います。高校の恩師・北原先生が背中を押してくれたことも大きいですね。
読編「星を編む」では北原先生の過去や生き方が詳しく描かれているようですね。
早く読みたいですけど~「汝、星のごとく」の余韻に暫く浸るのも良いでしょう。
☆☆☆
一年の半分が過ぎましたね~
今日から新札ということで~一万円札が福沢諭吉さんじゃなくなるのは寂しいですね~
20年振りということですからこれも時代の流れですかね。
今年の梅雨は短期集中型なんですかね~
昨日からは猛暑で~電気代が気になりつつもエアコンなしでは過ごせませんね。
家庭菜園では最近、胡瓜🥒とピーマンが大収穫! 茄子🍆やトマト🍅も~トウモロコシ🌽も30本位採れました。
野菜の収穫でレシピを考えるという感じですね~
2024.06.27 カテゴリ: 吉川トリコ著
「余命一年、男をかう」 吉川トリコ著
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「余命一年、男をかう」 吉川トリコ著 講談社 2021年7月14日発行
幼いころからお金を貯めることが趣味だった片倉唯、40歳。
ただで受けられるからと受けたがん検診で、かなり進行した子宮がんを宣告される。
医師は早めの手術を勧めるも、唯はどこかほっとしていたーー「これでやっと死ねる」。
趣味とはいえ、節約に節約を重ねる生活をもうしなくてもいい。好きなことをやってやるんだ! と。
病院の会計待ちをしていた唯の目の前にピンク頭の、どこからどうみてもホストである男が現れ、突然話しかけてきた。
「あのさ、おねーさん、いきなりで悪いんだけど、お金持ってない?」。
この日から、唯とこのピンク頭との奇妙な関係が始まるーー。
**********************************
6月22日読了。
作家・山本文緒さんの「無人島のふたり」の中にこの本のことが書かれており読んでみたくなって図書館で借りました。
主人公の片倉唯 40歳が子宮がんと宣告された日、病院で見ず知らずの男性に声をかけられます。
男性は父親の入院費用を借りようと駄目もとで声をかけてしまったのですが~まさかのいいですよに驚いてそれからふたりの物語りが始まるわけですね。面白くて一気に読みましたね~
2024.06.26 カテゴリ: 山本文緒著
「無人島のふたり」 山本文緒著
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「無人島のふたり」 120日以上生きなくちゃ日記 山本文緒著 新潮社 2022年10月20日発行
お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない――。急逝した作家の闘病記。
これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。
著者について
山本文緒(やまもと・ふみお)1962年神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。
99年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞を受賞。
20年刊行の『自転しながら公転する』で21年に島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞した。
著書に『あなたには帰る家がある』『眠れるラプンツェル』『絶対泣かない』『群青の夜の羽毛布』『そして私は一人になった』『落花流水』『ファースト・プライオリティー』『再婚生活』『アカペラ』『なぎさ』『ばにらさま』『残されたつぶやき』など多数。
2021年10月13日、膵臓がんのため58歳で逝去。
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6月15日読了。17日再読。
2021年4月、膵臓がんと診断された著者は抗がん剤治療を止め緩和ケアを選択しました。
辛い闘病生活も書くことで自分の人生を見つめることができたと。
作者本人の闘病日記というよりも別の人に寄り添って大丈夫だよと言ってるような記録に思えて不思議な気持ちになるのです。
読んでる私自身も死と向き合って何れ来るであろうその日に想いを寄せるのです。
読後、優しいタッチの装画をいつまでも見つめていました。
2024.06.14 カテゴリ: 藤岡陽子著
「リラの花咲くけものみち」 藤岡陽子著
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「リラの花咲くけものみち」 藤岡陽子著 光文社 2023年7月30日発行
幼い頃に母を亡くし、父が再婚した継母とうまくいかず不登校になった岸本聡里。
愛犬だけが支えだった聡里は、祖母に引き取られペットと暮らすうちに獣医師を志す。
北農大学獣医学類に入学すると、面倒見のよい先輩、志をともにする同級生らに囲まれ、学業やアルバイトに奮闘する日々。
伴侶動物の専門医を目指していた聡里だが、馬や牛など経済動物の医師のあり方を目の当たりにし、「生きること」について考えさせられることに――-
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6月14日読了。
主人公の成長していく過程の描写が丁寧に描かれていて読みやすく最後まで興味深く読みました。
2024.06.09 カテゴリ: 小野寺史宜著
「うたう」 小野寺史宜著
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「うたう」 小野寺史宜著 祥伝社 2024年2月20日初版第1刷発行 書き下ろし作品
わたしは母を傷つけた。たった一人の肉親を、言葉のナイフで――。
あれから13年、後悔ばかりで大人になった。
でも、孤独に負けずにいられたのは、母の、仲間の、「うた」 があったから――。
母がわたしを産んだ歳になった。今、わたしに、湧き出るものがある――。
27歳の古井絹枝には、晴らすことのできない後悔があった。中学生の頃、地域の合唱団に所属する母に「一緒にうたおうよ」と誘われたものの、撥ねつけてしまったのだ。母が秘めていた想いも知らずに・・・・・・。
大学時代、絹枝はバンドを組んでいた。
ギター担当は伊勢航治郎。バンド解散後もプロを目指したが芽が出ず、だらしない日々を送っていた。
ベース担当は堀岡知哉。バリバリ働く妻がいるが、自分はアルバイトの身で、音楽への未練も僅かにある。古い
ドラムス担当は永田正道。大学卒業後、父が越えられなかった資格試験の壁に挑もうとするが・・・・・・。
かつての仲間が、次の一歩を踏み出そうとする物語。
************************************
大学時代の4人のバンドメンバーが主人公になって進む連作短編集になっているのでとても読みやすいです。
4人それぞれの青春物語ですね。
何故か印象強く残ったのは4人以外のベース担当の堀内知哉の妻・里奈でしたわ😄
小野寺さんの本は何冊目かしら~「ひと」を読んで感動して次々に読んでいった感じですね~
「その愛の程度」は愛の程度ね~と唸っちゃった^^。。
「近いはずの人」も面白かった。
好きな作家さんだと読む前にわくわくするので少し期待しちゃった感はあります^^
読む方の気持ちの持ちようで感想も変わるかもですね。
「うたう」の最終章は登場人物の一人に再度戻り締めくくる感じで読後は良かったです。
☆☆☆
5月下旬に整形外科に行きました~3ヵ月振りだったので診察もしましたがこれから先を考えると手術も一考かも~と。。
数か月前はまあ手術は考えなくてもいいですよ~と先生、おっしゃっていたんですけどね~😅
紹介状持参で予約日に大学病院へ行ってきました😃 問診の後、腰と股関節のレントゲンを撮りました。
腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変形性股関節症、変形性膝関節症~
2021年10月MRI を撮りましたが、2年半年以上経ってますから来月再度腰のMRI を撮ることになりました。
それまでは痛みが出る時はメモ~📝
診察の時にまず言われたのは手術をしても確率的には60パーセントと😲えーーっ!そうなんですかぁ~💦
痛くてたまらん手術ーー!!!って感じではないですよわたし・・😅でも~痛いわ💦
様子見ながら~MRI の結果を見て~相談しましょうということになりました。
田舎に引っ越しをして1年半年なんですが、大学病院の方が近いんですね。
40代の頃、手指に浮腫みが出て関節が曲がりにくくなって日赤の整形外科に行くようになりました。その頃の先生は今、福岡在住だとかで懐かしく思い出しました。
筋力低下が著しいと自分でも思いますね・・父の介護をしている頃は気が張ってましたからね~95歳の誕生日一週間前に亡くなりました。大往生と言っていいと思います。わたし、介護に関しては母も父も後悔はないんです。こうすれば良かったとかないんです。
話しは変わりますが、パソコンに写真が取り込めなくなって~原因調査中~(~_~;)
カードリーダーで取り込めてたんですけどね~電気店にカメラとカードリーダー持参して調べてもらいました。
カードリーダーに問題はないんですね。ケーブルつなぎがいいんですかね~なんとかしなくっちゃ^^。。
PCに振り回される時間がね~😓
今日は一日雨でしたね~梅雨対策しないとですね。。
2024.06.08 カテゴリ: 平野啓一郎著
「本心」 平野啓一郎著
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「本心」 平野啓一郎著 文藝春秋 2021年5月25日発行
最愛の人の他者性
たとえもっとも身近な人であっても、人は他者の<本心>をどこまでわかっているだろうか?
この物語の主人公・朔也は、「自由死」を望んだ最愛の母の<本心>を探ろうとする。
あなたは、最愛の人の<本心>を本当にわかっていますか?
「母を作ってほしいんです」――AIで、急逝した最愛の母を蘇らせた朔也。
孤独で純粋な青年は、幸福の最中で〈自由死〉を願った母の「本心」を探ろうと、AIの〈母〉との対話を重ね、やがて思いがけない事実に直面する。
格差が拡大し、メタバースが日常化した2040年代の日本を舞台に、愛と幸福、命の意味を問いかける。
目次
プロローグ
第一章 〈母〉を作った事情
第二章 再会
第三章 知っていた二人
第四章 英雄的な少年
第五章 心の持ちよう主義
第六章 〝死の一瞬前〟
第七章 嵐のあと
第八章 転落
第九章 縁起
第十章 〈あの時、もし跳べたなら〉
第十一章 死ぬべきか、死なないべきか
第十二章 言葉
第十三章 本心
第十四章 最愛の人の他者性
************************************
平野啓一郎さんの初読みは2年前の「ある男」でしたね。今年「マチネの終わりに」もやっと読みました。
最近「一月物語」と「高瀬川」も読みました。
「一月物語」は「日蝕」の姉妹編として構想されたものだそうです。作者26歳の時の作品です。
古典ファンタジーというような感じで難解な部分は斜め読みしてもストーリーは何とか理解できましたよ^^;
で、今回読み始めた「本心」なんですが、まだ最後まで読んでません^^;ちょっと読み疲れ~(~_~;)
2040年ですよ~そんなに未来じゃないですけどね~何だかアナログ時代を懐かしく思うお年頃なもんでこの本読むには結構エネルギーが要ります^^;
映画化されるようなのでどのような映画になるのかちょっと興味ありますね。
2024.05.28 カテゴリ: 植物・果樹
雨の日のフェイジョアと桑の実
2024.04.14 カテゴリ: 夏川草介著
「神さまのカルテ」 夏川草介著
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「神さまのカルテ」 夏川草介著 小学館 2009年9月1日発行 単行本
栗原一止(いちと)は信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く、29歳の内科医である。
ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。
妻・ハルに献身的に支えられ、経験豊富な看護師と、変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をなんとかこなしている。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。
最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、死を目前に控えた高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
第十回小学館文庫小説賞受賞作。2010年本屋大賞第2位。
*********************************
「神さまのカルテ」シリーズの最初でこの本がデビュー作なんですね。
夏川草介という名前はペンネームなんですね。
シリーズは5まであるようなので続けて読んでいきたいと思っています。
とても読みやすいですし医療現場の大変さは描かれつつも患者さんとの心の触れ合いが温かい気持ちにさせてくれます。
お医者さんと患者だけでなく人との触れ合いの原点みたいなところのことをこの本を読んで考えましたね。
なんの職業でも技術は勿論大事なことですがそれだけが全てではないでしょう。心がこもっていなければ折角の技術も半滅でしょう。
其のあたりのことが分かっている人と分かっていない人では雲泥の差があると思うのです。
今の医療は延命治療もできます。できる限りの治療をしてくださいとなったときに患者にとってそれが望ましいことかという場面がありました。主人公は本当に生きているということはどういうことなのかといつも考えながら患者さんと接しています。
大切なことは何かということを気付かせてくれる小説ですね。
主人公はじめ登場人物もユーモアがあってクスっとしながら一気に読んでしまいました。
☆☆☆
今日は風の強い一日でしたね。
新玉ねぎの収穫を夫と孫くんがしています(笑)
野菜畑は窓から見えるのですが、6歳の孫はずぅ~と畑にいるので夫に長時間どんなことを畑でしているの?と聞くと~
まあほとんどクワで遊んでいるんだそうで(笑)まあそうでしょうね😊
それでも夫が玉ねぎをひきはじめると一緒にひいてお手伝いになったようです。
私も大根やキャベツ、白菜など孫くんと収穫したことがありますが、なかなかどうしてせっせと大根を籠に入れたりいい助っ人でした(笑) ご近所さんにも配ったりしています、夫がですが😅
まあどんだけ~ってくらいの収穫なんですよね。
早速オニオンスライスの甘酢漬けをたくさん作りました。玉ねぎは大好きですからレシピで困ることはないですね。
毎日何かしら玉ねぎを使った料理になりそうです😄