直嶋経済産業大臣の記者会見
Q:今日から日本とインドの第12回EPA交渉会合が始まっているんですけれども、
これは昨年12月以来の開催となるんですけれども、進捗状況はどうかというのと、今回の会合の見通しについてお伺いしたいんですが。
A:いまご指摘のように、去年の12月までインドとの間のEPA協定の協議をしてきました。
ご承知のとおりインドのほうで、今年の初めに総選挙がありまして、この間、交渉が中断されていました。
それを再開しようというのが今回の、今日からですが、第12回目の会合ということになりますが、久々に再開をするということであります。
従いまして、そういう背景もありますので、今回の協議は、事務レベルの協議になるということでございます。
そういう意味では取りまとめのところまではいかないというふうに思っています。
Q:通商政策に関連して、今週1日にベトナムとのEPAが発効されますけれども、これに関して、大臣から見た意義と、あとこれで大体東アジア、東南アジアでのEPA、2国間EPA、大体一区切りがつきますので、それをもって今後の通商政策の方針を改めてお聞かせいただけますか。
A:ベトナムとのEPAは大変重要な協定だというふうに思っています。
もうご承知のとおり、日本とベトナムとの経済関係というのは非常に緊密に発展してきているというふうに思っていまして、我々の政権の東アジア共同体構想を考える上でも、特にアジア諸国との連携ということを言っていますので、そういう意味でも大変意義はあるというふうに思っています。
1日に正式に協定書ができるということは、そういう意味で感銘することだと思います。