お散歩写真部、

2024年10月12日、前回の記事からの続きです。

香隣舎(谷中7-17-6)



明治時代の商家（酒屋）だった建物で、所有者のご厚意により、イベント会場として貸し出されたりしているようです。





台東区「まちかど賞」を受賞した建物です。



観音寺（谷中5-8-28）

　赤穂浪士の吉良邸討入りは「忠臣蔵」の題材として、広く世に知られている。
　四十七士に名をつらねる近松勘六行重と奥田貞右衛門行高は、当寺で修行していた文良の兄と弟であった。文良とは、のち当寺第6世となった朝山大和尚のことである。
　寺伝によれば、文良は浪士らにでき得る限りの便宜をはかり、寺内でしばしば彼らの会合が開かれたという。明治末の福本日南の著作「元禄快挙録」には、勘六は死にのぞみ「今日の仕儀勘六喜んで身罷ったと、長福寺の文良へお伝え下されたい」と遺言したというエピソードが記されている。当寺はもと長福寺と称し、享保元年（1716）観音寺と改称した。
　本堂に向かって右側にある宝篋印塔は四十七士慰霊塔として古くから伝えられ、現在でも霊を弔う人が訪れている。上部に四方仏を表す種字（梵字）、下部に宝篋印陀羅尼経、宝永4年（1707）3月吉日、長福寺6世朝山の名を刻む。（説明板より）

どんどん進みます。



右側に、観音寺の築地塀が現れました！（ちなみに、左側は谷中御廟の築地塀）



登録有形文化財、台東区平成4年度まちかど賞、台東区平成30年景観重要建築物に指定されています。



観音寺の築地塀は幕末の頃に築かれたもので、当時は観音寺の境内の東面と南面を囲っていましたが、現存しているのは南面のみ。









「宇菊」の刻印発見！





余談ですが、谷中御廟の築地塀の空間に、メモ用紙を発見。



「こんにちは！あなたのことを教えて下さい」だって。書く人、いるのかしら？



どんどん進みます。



階段を下りまして、やって来たのは・・・



防災広場　初音の森（谷中5-4-21）



実はここで「谷中まつり」が開催されているようでしたので、寄ってみました。



ゆるキャラに会えました！「台東くん」です。



台東くんは、「浅草寺雷門」「上野パンダ」「不忍池・スワンボート」「桜祭り」など、いろんな姿に変身するらしく、今回は上野パンダ・バージョンでした。「台」が頭、「東」がお腹に書いてあって、漢字で構成されたキャラなんですね。



こちらは誰？



「谷中に恋にゃん」だって。こちらも頭は「谷」、お腹に「中」と書いてあって漢字で構成されています。



こちらは？



「はっぴぃ」だって。法被を着てるからかな。三体とも可愛らしいキャラでした。



お店が出ていたり、



ステージもあったり。



お祭りなのに、あんまり人が集まってないな？って思うでしょ？



この日は、ぶり返した真夏日で、大半の人がテントの日陰の下に入っていたようです。



谷中まつり、初めて会場へ来ましたが、地域のお祭りってこんな感じよね、っていう印象でした。



奥に見えている建物は、谷中区民館、図書館も入っている建物のようでした。



危険な暑さに耐えかねて、区民館へ避難しようとしている「はっぴぃ」と「谷中に恋にゃん」。この後、子供たちに掴まり、記念撮影に神対応していました。台東くんは休憩しなくて大丈夫だったかしら？



ということで、私も暑さに負けて、退散しました。
この日のお茶請けは、谷中せんべい。抹茶をチョイス。美味しく頂きました！


ということで、3回に分けて記事にしてきた今回の散歩は、これで終了です。


カメラ片手にお散歩しようp(*＾-＾*)q

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