yutake☆イヴの《映画★一期一会》 映画『海の沈黙』☆竜次の“赤“は絶対かも
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映画『海の沈黙』☆竜次の“赤“は絶対かも

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/396381
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 倉本聰☆

・竜次: 本木雅弘☆
  幻の画家  彫り師の子
・田村画伯: 石坂浩二
・安奈: 小泉今日子  田村の妻 田村の恩師の娘
・牡丹: 清水美砂  竜次の刺青あり


本木さん主演の「美」についての作品―ということで
楽しみに鑑賞☆(^^)/
個人的に「?」と感じるところあるも、「美」に混ぜてしまおう!(^^)/


内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン

▼▼▼

1.贋作だと公表する画伯

展示された自作の絵『落日』が、贋作だと気づいた画伯。
気づきの理由は、自分より上手かったから…(^^♪
そのまま展覧会を続けたい関係者をよそに
正直でありたい画伯は公表し、騒然となる。

作品を貸与した美術館長は
作者が誰であれ、「美」の絶対的価値はそのままに
展示すべきだと訴えたが、作品入手の責任を問われ
自殺してしまった。
(作者不詳で展示は続けたかと)

自分には出せない筆さばきを評価した画伯の正直さは
よかったかもしれない。
一方
自分が、過去にその画家を“葬って“しまったことに
気づいていたかどうか……
恩師の娘を妻とし、愛人がいても、離婚しないのは
世間体のためか。
なかなか、ズル賢い生き方をしてきたような画伯ョ…( 一一)


2.牡丹姐さんの刺青

体中に刺青をまとった牡丹姐さん登場!(^^)/
竜次が彫ったらしい……

「美」的に、姐さんの体を覆いつくす“クリカラモンモン“は
スゴクて
竜次との関係性の深さを暗示させる…

姐さんが、“刺青希望の女の子“に語る
竜次との関係が
「美」の極み的に、すごく気になる……(^^♪
(姐さんと竜次との関係は、宮●登美子&五▲英雄監督作品に
期待しそうなシチュエーション?(^^♪)


3.『海の沈黙』はどこ?

田村と同期だった頃、ひょんなことで
田村らに潰された竜次。
上手さから、その後は贋作を描いていた?
田村の『落日』の“贋作“も、本物以上に上手く描いた?

と思ったら、例の『落日』は、贋作でなく
“模写“だという。
しかも、自分の名作『海の沈黙』に上描きしたらしい。

自分の自信作を沈めてでも
田村以上に名画『落日』を描いてみせるという挑戦だったのか。
自分を沈めた者へのあてつけか? (※)
確かに
田村は、アノ海の表現は自分にはムリだと脱帽した。


4.竜次の“赤“

父が彫り師でもあった竜次は
白い肌も、キャンバスにしていたが
画家として、大作にも臨んでいた。
絵を描く、絵に挑むシーンはイイね!(^^)/

本木さんは、凛とした端正な風情も良きですが
年齢を重ねた余裕みたいなのが
魂の揺さぶりを欲しいままにした感あり、良き☆(^^)/
特に、“赤”への渇望ョ!(^^)/
海難に遭った両親が、浜の火を頼りに
泳いでいたときに見たであろう、感じたであろう
“炎の赤“を求めていた竜次。
折しも、肺がんで余命幾ばくもない時……

あー、絶対、そう来ると思った!!(>_<)

これでもない、この赤でもない……
そうしたら、アノ赤しかないじゃないの……
激しく咳き込んだ竜次が、喀血した!(>_<)
血しぶきがキャンバスに飛び散った!
……やっぱし………………
これ以上の赤はない…たぶん……


5.安奈のこと

夫の贋作事件がきっかけで
元彼:竜次に会うことになった安奈。
元彼と言いましたが、その関係は
匂わせた感じに、淡い…

しかし、お土産に自作のろうそくを手渡した
安奈の手を、竜次はすかさず捉えた。
↑ココ、良き!(^^)/  コレで二人の関係がわかる(*^^)v
今じゃなくて、もっと早く捕まえてくれたらよかったのに…
安奈の心は揺れたかも。
ソレがあったから、竜次が危篤のとき
夫の用事をすっぽかしてでも
竜次に会いに行ったんだよね……

『海の沈黙』は、安奈のための絵だったのかな…
その上に(※)田村の絵をもっと上手く“模写“したのは
竜次の誇示というより、愛の強さなのかな……?

しかし、見舞いに来た安奈とは会えなかった竜次…
代わりに、若い(刺青希望の)子にとりついた??

実は
竜次の彫り師エピソードに、違和感あった私……(‘_’)
牡丹姐さんや刺青希望の若い子よりも
元カノ:安奈とのことを具体的に見たかったなー
などと思ったのですが
安奈とは成就できないから
絵に上描きしたり、刺青に勤しんでいたのかな……
(違うときすみません(>_<))


▼▼▼

引き込まれて見入ったわりには
消化不良あるのですが…(汗)
竜次の番頭(中井貴一)さんいわく

「美しいということ、それは絶対だ」
「美しいものはただ記憶として心の奥に刻まれていればいい」

絵的にも、心情的にも
「美」を感じたら、それでいいのかも!(^^)/




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