ゲイでクリームパンが好きな新入社員・吉野英介は、
天下唯我独尊でカレーパンが好きな
高校時代の先輩・鬼塚耕造と会社で再会し、
7年越しの思いをやっと通じ合わせる。
しかし、平穏で幸せな日々が訪れるのかと思いきや、
実際は誤解やすれ違いばかりで・・・。
更に2人の家族や友人を巻き込んだ騒動から、
鬼塚の浮気疑惑までが浮上してきて・・・・・・?!
(第2巻・裏表紙より引用)たまにはBL系マンガの感想も書こうかと(笑)
現在ドラマ化されている今市子先生の『百鬼夜行抄』はホラーですが
『B級グルメ倶楽部』はあっさり系(?)のBL。
この先生のBL作品はメロメロ~というよりは
ホンワカ~な、そんな表現が合っているかと。
(以下、ネタバレです)
↓
↓
いきなり鬼塚の家にいってツレナイ態度をとられたり・・・
電話をかけてもすぐ切られてしまったり・・・
鬼塚の弟がやってきたり嫉妬したり・・・
吉野の悩みはそれはまるで女の子のよう。
お腹を壊しているときに吉野が突然家にやってきたり(笑)
腹下しが治らずトイレに行く時に吉野から電話がかかってきたり(笑)
合コンで知り合った女性が鬼塚の家に上がりこんでいたり・・・
鬼塚の苦悩は名前も知らないその女性に付きまとわれてしまって。
ふとした言葉や態度が二人のすれ違いを起こしますが
なんのかんので締めは甘く、
しかし行為自体を主としていないので
いわゆるベッドシーンというものは上品に描写されています。
鬼塚の家にいる女性の存在に気付いた吉野。
・・・先輩を信じてる・・・何か事情が・・・
という思いとは裏腹に鬼塚に発した言葉が「・・・最低」
「泣くな!クリームパン買ってきたぞ。
ほら、今日の分と明日の分と・・・」鬼塚の言い訳も可笑しいながらも
焦りながらも吉野をイイ子イイ子して手なずけ、
そして吉野も鬼塚に甘えん坊さん状態になって。
ホントこの二人は微笑ましい♪
しかしまだこの二人、下の名前で呼び合ってません。
なのでそんな些細なことが今後の悩みになってくれても
面白いかなと思います。
- 関連記事
-