スコットランドのスカイ島
(Isle of Skye)には
ハズバンド君のファミリーにとってゆかりのある
クラン マクラウドのお城・・・・ダンヴェガン城があります♪
(今日のブログも、横向きの写真はクリックで全体が見れます。)
大分前に我が家のタータンと家紋について少しだけ触れたことがありますが(→
過去記事 玄関の壁)
これが
本家本元の牡牛↓ そして上部に家訓の
「Hold Fast」の文字が掲げられていましたよ~。
私はこういうはく製とか可哀そうになってしまうから
我が家のはお義母さんの手作りの刺繍の牡牛で良かった・・・
さて・・・・
前々からハズバンド君から
マクラウド家の妖精からの贈り物、
「フェアリーフラッグ」 の言い伝えを聞いては
一体どんな
旗なのか?!
見てみたいと思っていたんです。
「額に入れて飾ってあるけどボロイ布だよ・・・」とは聞いていましたが・・・
本当に古くてボロボロ
薄い生地だからスケスケな感じ・・・
このフェアリーフラッグの伝説はいくつかあるのですが
妖精にまつわるお話を二つほど、簡単に紹介しますね・・・・
ダンヴェガン城で祭典が開催されていたある夜のこと。
乳母がマクラウド氏族長の幼い息子をフェアリータワー(妖精の棟)のゆりかごに寝かしつけ、
彼女はパーティーへ参加しました。
そのあと赤ちゃんは泣きぐずって、毛布を蹴ってしまいます。
すると妖精たちがやってきて彼をなだめ、絹のショールで赤ちゃんを包んであげました。
乳母が赤ちゃんを迎えにきて、妖精のおくるみに包まれた赤ちゃんを連れて行こうとしたとき
どこからともなく妖精たちの子守歌が部屋中に響き渡りました。(お城にはフェアリータワーと呼ばれるお部屋があります♪)
もう一つのお話は・・・
昔々、マクラウド氏族長は妖精と結婚しました。
二人は何年にもわたって一緒にくらしていましたが、
あるとき氏族長は、氏族の仲間の元へ戻らなければならないということに気が付きました。
不幸にも、二人はフェアリーブリッジ(妖精の橋)で別れます。
別れの贈り物として、妖精は彼に旗を渡しました。
その旗は戦いに追い詰められたときに振ると、どのような状況でも勝利をもたらすというものでした。
ただし、この不思議な力は3回しか使用できないと、彼女は警告しました。
(↑フェアリーブリッジも訪れてきたので、また報告させてください。)
城内の解説によりますと・・・・
戦いが繰り広げられた時、この旗のおかげで
二回、敗北のふちから勝利を掴んだのだそうです。
(二回は使ってしまいましたが、まだあと一回分の力は残されています♪)
1939年にお城が火事に見舞われましたが、この旗が安全な所へ運ばれた時
火の勢いが弱まったと伝えられています。
また、第二次世界大戦中、氏族から従軍していたパイロットたちが
この旗の写真をお守りとして身に着けていたということです。
実際にはシリアかロードスで4世紀頃に絹で織られた旗という学説があるようなのですけど
マクラウド家では妖精からの贈り物ということで、フェアリーフラッグの救済の力を
大切に維持しているのだそうです。
いつかブログで、このフェアリーフラッグの事を
皆さんにお伝えしたいなぁと思っていたので
今回チャンスとばかりに、長々と書いてしまいました・・・・
皆さんがご存知のように
私はインテリアが好きなので、いっぱいお部屋の写真を撮ってきたのですが
やっぱり実際に自分がその空間にいて見るのと写真は違いますね
写真が下手でイマイチですが、お城の中は素敵でしたよ。
こちらはメイドさんのお部屋の様子らしいのですが↓
充分素敵だと思いました♪
ダンヴェガン城の敷地は広くガーデンも見所です!
ワンちゃんは建物内には入れないけれど、お庭はショートリードでお散歩しても良いとのことで
マルウ
も一緒に楽しみました♪
次回はガーデンの写真をピックアップして紹介したいと思います。
☆長文にお付き合いくださって、どうもありがとうございます☆
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