INTERVIEW |
アーティストのインタビュー企画第二弾。基本的に、僕が直接いろいろお聞きしたい!と思えるアーティストと出会わない限りやらないので、こんなに早いペースで第二弾が実現するとは自分でも思っていませんでした。
というわけで今回インタビューさせてもらったのは、アニー・ザ・クラムジー(annie the clumsy)のステージネームで活動するAnnaさん。ウクレレやバンジョーなどを演奏しながら、独特の雰囲気を持つ艶やかな低音ボイスで、ユーモラスでウィットに富んだ英語詞を歌う注目の女性シンガーです。
彼女のインタビューはすでにmay.eさんのブログ「いきするひとたち」にも掲載されていたので、今回はそこに書いてあること以外でお聞きしたかった点をインタビューさせていただきました。なので彼女についてもっと知りたい人は、ぜひぜひ「いきするひとたち」の方のインタビューも読んでみてください。
※インタビュー読みながらのBGMとしてどうぞ。6月11日に公開されたばかりの新曲。
"鼻で笑われたりされるか、聴きながらニヤニヤできるような曲を作ってます"(Anna)
―まずは「annie the clumsy」というステージネームの由来から教えてください。僕は初め、Emmy the Greatへのオマージュなのかな?と思いましたが、彼女が自身へのコンプレックスから逆説的に「Great」と命名したことに対して、Annaさんは初めから自嘲的に「不器用な」を意味する「Clumsy」と名付けているわけですが。
Anna)よく言われるんですけど、Emmy the Greatとは一切関係なくて。彼女(のことは)好きですけど。イギリスで働いていた時のあだ名がアニーだったのと、どこに行っても必ず「君は常にふらふら(Clumsy)してるよ」って言われてて(笑)。ウェイトレスしてた時もグラスを割りまくったりしていて、それをくっつけちゃおうと思ってできたのがannie the clumsyです。すごく便利な名前で、友達からはannie the lazy(怠け者のアニー)とか変えて使われたりします(苦笑)。
―そういえばTwitterのアカウントも「anniethesleepy」ですもんね。 いつ頃からこのステージネームで活動を始めたのですか?
Anna)覚えてないですけど、自分でオリジナル曲を作り始めた頃なんで2年前ぐらい...かな。
―それまではzineの制作をしたり、モデルの仕事をしたり、演技を勉強したりとアート全般において多岐にわたる活動をされていたそうですが、音楽活動はあくまで自身の表現するアートの一環なのでしょうか?それとも、様々な形で「自分探し」をした結果、だんだんと音楽に照準が定まってきたのでしょうか?
Anna)絶対に、スーツを着て電車に長時間乗って働きに行くことはしたくなくて。ただの甘えですけど(笑)。そうなるとできるのが限られてきて、プラス自分を何らかの形で表現することや「創る」ということが好きだったし、モデルをやったけどスタイルも顔もよくないからうまくはいかなかったし、たまたま音楽を作ってみたら楽しくて。それが案外、モデルの時よりかはうまく進んで今に至ってるって感じです。
―なるほど、じゃあ今は音楽メインだけど、音楽だけが全てではないと。
Anna)本当は海外で演劇したいです。でも音楽も、自分の曲でビデオとか作れば演技できるし、一石二鳥かもしれない。
―その、YouTubeに投稿されているannie the clumsyのミュージックビデオは全てご自身で編集・制作されているんですね。それがカバー曲であっても、よくあるただの「うたってみた」にはならずに、一つの映像作品として成立していると思います。ノスタルジックで、ロマンティックさとローファイ感に溢れている辺りがSoko(フランスの女性SSW)のミュージックビデオを思い起こさせたりもしました。彼女も女優業や映像制作を行っていますが、やはりリスペクトしていたりするのでしょうか?
Anna)もちろんSoko大好きです。シー・アンド・ヒムのZooeyもそうだし、女優業もやりながら音楽業やる人に将来なれたらうれしいなあなんて思ってます。どうせカバーするならただやってるだけでもつまらないから、気取ってそういうことした方が楽しいかなって。
―先日リリースされたミニアルバム「annie the clumsy volume 1」のジャケットの絵は、Annaさんが描いたものですか?
Anna)これは大阪に住んでる、絵がすごく上手い友達に描いてもらって。上手いって言っても、すごくユニークでなおかつ味がある作品を描く子だから、何かあったらこの子に絶対描いてもらうって決めてました。(ジャケットの)絵だけはすごく好評でうれしいです(笑)。
(※ちなみにこちらがそのお友達、Nozomi Takayamaさんのウエブサイト)
http://nozomitkym.blogspot.jp/
―いえいえ、絵だけでなく音楽自体も好評だと思いますよ!その「annie the clumsy volume 1」は、ご自身にとってはどのような意味を持つ作品ですか?
Anna).......意味.......特にないですかねえ。趣味の延長線って感じです。
▼デジタル版はbandcampにて、7曲入り¥500で販売中
―「annie the clumsy volume 1」のデジタル版ボーナストラックとして収録されている「Oh yes he is」について。この曲は今をときめくtofubeatsさんにアレンジしてもらってますが、これはどのような経緯で?
Anna)tofubeatsさんは私が頼んだんじゃなくて、去年ヤマハのミュージック・レボリューション(※ヤマハが主催するアマチュアの音楽コンテスト)に出た時にヤマハの方が、ウクレレだけじゃ寂しいから私と同い年の人にアレンジ頼んでみようかってなって。最近になって、やってもらった人がtofubeatsさんってわかったんです。彼、今の時代にノリまくってるアーティストさんだったから、ラッキー!って正直思いました(笑)。
―そもそもなぜアコギではなく、ウクレレやバンジョーを演奏しようと思ったのですか?
Anna)ウクレレは、イギリスにいた時に一緒に住んでたカレにもらったのがきっかけです。カレの家族が音楽一家で、姉はカントリー・バンドにいてミュージック・フェスティバルにも出てて、お父さんもブルース・ミュージシャンでした。カレもギターを弾くからその影響で教えてもらったけど、ギターは大きくて難しくて。小さくて簡単なのが欲しいって言ったらクリスマスプレゼントでくれたんです。バンジョーは、自分もカントリーチックなのが好きなので、できるかなって思って買ったんですけどギターもまともにできないので、ちょっと今ホコリかぶってます。バンジョーウクレレにすればよかったなって後悔してます(笑)。
―作曲する時はいつも何の楽器を使っていますか?
Anna)ウクレレ、オムニコード、たまにバンジョーです。
―先ほどヤマハのミュージック・レボリューションの話が出ましたが、「マツダ フレアワゴン」のCMでAnnaさんの歌が使われているんですよね!これはもしかしてそのコンテストがきっかけで決まったのでしょうか?
Anna)全然関係ないです(笑)。作詞作曲は橋本竜樹さんで、歌とウクレレだけで参加させてもらいました。自分の連絡先とかは載せてないから、friendly echo(※may.e主催のイベント。Vol.1が5月3日に開催されannie the clumsyも出演した)のほうに直接メールが来ていて、興味があるか訊かれたのでもちろんと答えた感じです。貴重な体験させてもらいました。ありがとうございます。これでお仕事の幅が広がったらいいなあなんて心のどこか隅で期待してます。まあそんな世の中甘くないですけど(笑)。
▼MAZDA フレアワゴン TVCM「ピンクストライプ」篇
(※なお文中に「連絡先載せてない」とありますが、この度連絡先が公開されました。コンタクトはこちらまで)
―Annaさんの歌は、たまにセリフみたいにしゃべったり、歌の中に笑いとか驚きとかいろいろな感情を差し込むのがとても上手くて、すごく表情豊かなシンガーだという印象を受けました。そういった独特の歌唱法からは、どちらかというと邦楽ではなく洋楽のシンガーからの影響を強く感じます。Annaさんにとっての影響源となったシンガーを教えてください。先日僕はブログの中で「ニコ、カーリー・サイモン、ジョニ・ミッチェル」辺りを引き合いに出したりしましたが。
Anna)ニコ好きですよ。でも実は、自分が「よし自分で作ってみよう」って思ったきっかけはニュージーランドのコメディ・フォーク・デュオ・バンドのFlight of the Conchordsなんです。私はコメディ大好きで。彼らのすごいところは、フォークだけじゃなくてラップもしたり一つの音楽に捉われてなくて、なおかつすごく面白くて。だから私も音楽作るときは、鼻で笑われたりされるか、聴きながらニヤニヤできるような曲を作ってます。誰かに会いたくて会いたくてもうダメになるとか、そういう曲は好きじゃないです。
▼Flight of the Conchords - "Business Time"
―えっと、それ誰のことかな(冷や汗)?確かに、Annaさんの歌声や曲調からはユーモアを交えた風刺とか、コメディ調のラブストーリーとか、そういったポジティブなものが感じられます。
Anna)あんまりネガティブな曲は歌ってて楽しくないから作ってないですね。
―AnnaさんのYouTubeチャンネルではいくつか洋楽をカバーしていますが、やはり選曲の基準はそのアーティストへの思い入れの強さなのでしょうか?
Anna)選曲の基準は...ぱって聴いた時にずっと頭に残ってて、カバーをやらないと頭から抜けない曲ですかね。それか声が低い人の曲。
―確かに、これまでカバーしたアーティストの多くは、ニコやシー・アンド・ヒム、キャットパワーなど、比較的低めでハスキーな声の女性が多いですね。これはその方が自分の声質に合っているから?
Anna)そうですね。彼女らは声が低いから私と一緒だって思って。甲高い、耳に不愉快な声じゃない限りいいかなって。
―バンドよりもソロの方が自分に合っていると思いますか?
Anna)バンドとかやってみたいです。男の子二人と私って感じですごくやってみたくて、ガールズバンドとかは興味ないです。でも今のところはソロでいいかなって思ってます、寂しいですけど。ソロだと家から出なくてもいいし、自分だけでわがままにできますし。ただの怠け者なんで(笑)。
―「わがままにやりたい」っていうのは才能ある人の証拠だと思います!さて、最後になりますが、リリースやライブなど今後の活動予定を教えてください。
Anna)6月19日(水)、ヒソミネでモアレコ・イベント! 『more meeting vol.1』に吉田ヨウヘイグループさんと出ます。7月はまだ詳細が決まってないですがまばらにギグが入ってます。Facebookやtwitterなどで告知しますので、興味がある方はお願いします。
▼annie the clumsyの今後の活動はこちらでチェックを!
annie the clumsy : facebook
annie the clumsy : twitter
▼annie the clumsyの音源はこちらをチェック
annie the clumsy : soundcloud
annie the clumsy : bandcamp
ネットレーベルano(t)raksのフリーコンピ「World Awake V.A.」
(※1曲目に収録)
最後にAnnaさんの素敵なスマイルショットを。
というわけで今回インタビューさせてもらったのは、アニー・ザ・クラムジー(annie the clumsy)のステージネームで活動するAnnaさん。ウクレレやバンジョーなどを演奏しながら、独特の雰囲気を持つ艶やかな低音ボイスで、ユーモラスでウィットに富んだ英語詞を歌う注目の女性シンガーです。
彼女のインタビューはすでにmay.eさんのブログ「いきするひとたち」にも掲載されていたので、今回はそこに書いてあること以外でお聞きしたかった点をインタビューさせていただきました。なので彼女についてもっと知りたい人は、ぜひぜひ「いきするひとたち」の方のインタビューも読んでみてください。
※インタビュー読みながらのBGMとしてどうぞ。6月11日に公開されたばかりの新曲。
"鼻で笑われたりされるか、聴きながらニヤニヤできるような曲を作ってます"(Anna)
―まずは「annie the clumsy」というステージネームの由来から教えてください。僕は初め、Emmy the Greatへのオマージュなのかな?と思いましたが、彼女が自身へのコンプレックスから逆説的に「Great」と命名したことに対して、Annaさんは初めから自嘲的に「不器用な」を意味する「Clumsy」と名付けているわけですが。
Anna)よく言われるんですけど、Emmy the Greatとは一切関係なくて。彼女(のことは)好きですけど。イギリスで働いていた時のあだ名がアニーだったのと、どこに行っても必ず「君は常にふらふら(Clumsy)してるよ」って言われてて(笑)。ウェイトレスしてた時もグラスを割りまくったりしていて、それをくっつけちゃおうと思ってできたのがannie the clumsyです。すごく便利な名前で、友達からはannie the lazy(怠け者のアニー)とか変えて使われたりします(苦笑)。
―そういえばTwitterのアカウントも「anniethesleepy」ですもんね。 いつ頃からこのステージネームで活動を始めたのですか?
Anna)覚えてないですけど、自分でオリジナル曲を作り始めた頃なんで2年前ぐらい...かな。
―それまではzineの制作をしたり、モデルの仕事をしたり、演技を勉強したりとアート全般において多岐にわたる活動をされていたそうですが、音楽活動はあくまで自身の表現するアートの一環なのでしょうか?それとも、様々な形で「自分探し」をした結果、だんだんと音楽に照準が定まってきたのでしょうか?
Anna)絶対に、スーツを着て電車に長時間乗って働きに行くことはしたくなくて。ただの甘えですけど(笑)。そうなるとできるのが限られてきて、プラス自分を何らかの形で表現することや「創る」ということが好きだったし、モデルをやったけどスタイルも顔もよくないからうまくはいかなかったし、たまたま音楽を作ってみたら楽しくて。それが案外、モデルの時よりかはうまく進んで今に至ってるって感じです。
―なるほど、じゃあ今は音楽メインだけど、音楽だけが全てではないと。
Anna)本当は海外で演劇したいです。でも音楽も、自分の曲でビデオとか作れば演技できるし、一石二鳥かもしれない。
―その、YouTubeに投稿されているannie the clumsyのミュージックビデオは全てご自身で編集・制作されているんですね。それがカバー曲であっても、よくあるただの「うたってみた」にはならずに、一つの映像作品として成立していると思います。ノスタルジックで、ロマンティックさとローファイ感に溢れている辺りがSoko(フランスの女性SSW)のミュージックビデオを思い起こさせたりもしました。彼女も女優業や映像制作を行っていますが、やはりリスペクトしていたりするのでしょうか?
Anna)もちろんSoko大好きです。シー・アンド・ヒムのZooeyもそうだし、女優業もやりながら音楽業やる人に将来なれたらうれしいなあなんて思ってます。どうせカバーするならただやってるだけでもつまらないから、気取ってそういうことした方が楽しいかなって。
―先日リリースされたミニアルバム「annie the clumsy volume 1」のジャケットの絵は、Annaさんが描いたものですか?
Anna)これは大阪に住んでる、絵がすごく上手い友達に描いてもらって。上手いって言っても、すごくユニークでなおかつ味がある作品を描く子だから、何かあったらこの子に絶対描いてもらうって決めてました。(ジャケットの)絵だけはすごく好評でうれしいです(笑)。
(※ちなみにこちらがそのお友達、Nozomi Takayamaさんのウエブサイト)
http://nozomitkym.blogspot.jp/
―いえいえ、絵だけでなく音楽自体も好評だと思いますよ!その「annie the clumsy volume 1」は、ご自身にとってはどのような意味を持つ作品ですか?
Anna).......意味.......特にないですかねえ。趣味の延長線って感じです。
▼デジタル版はbandcampにて、7曲入り¥500で販売中
―「annie the clumsy volume 1」のデジタル版ボーナストラックとして収録されている「Oh yes he is」について。この曲は今をときめくtofubeatsさんにアレンジしてもらってますが、これはどのような経緯で?
Anna)tofubeatsさんは私が頼んだんじゃなくて、去年ヤマハのミュージック・レボリューション(※ヤマハが主催するアマチュアの音楽コンテスト)に出た時にヤマハの方が、ウクレレだけじゃ寂しいから私と同い年の人にアレンジ頼んでみようかってなって。最近になって、やってもらった人がtofubeatsさんってわかったんです。彼、今の時代にノリまくってるアーティストさんだったから、ラッキー!って正直思いました(笑)。
―そもそもなぜアコギではなく、ウクレレやバンジョーを演奏しようと思ったのですか?
Anna)ウクレレは、イギリスにいた時に一緒に住んでたカレにもらったのがきっかけです。カレの家族が音楽一家で、姉はカントリー・バンドにいてミュージック・フェスティバルにも出てて、お父さんもブルース・ミュージシャンでした。カレもギターを弾くからその影響で教えてもらったけど、ギターは大きくて難しくて。小さくて簡単なのが欲しいって言ったらクリスマスプレゼントでくれたんです。バンジョーは、自分もカントリーチックなのが好きなので、できるかなって思って買ったんですけどギターもまともにできないので、ちょっと今ホコリかぶってます。バンジョーウクレレにすればよかったなって後悔してます(笑)。
―作曲する時はいつも何の楽器を使っていますか?
Anna)ウクレレ、オムニコード、たまにバンジョーです。
―先ほどヤマハのミュージック・レボリューションの話が出ましたが、「マツダ フレアワゴン」のCMでAnnaさんの歌が使われているんですよね!これはもしかしてそのコンテストがきっかけで決まったのでしょうか?
Anna)全然関係ないです(笑)。作詞作曲は橋本竜樹さんで、歌とウクレレだけで参加させてもらいました。自分の連絡先とかは載せてないから、friendly echo(※may.e主催のイベント。Vol.1が5月3日に開催されannie the clumsyも出演した)のほうに直接メールが来ていて、興味があるか訊かれたのでもちろんと答えた感じです。貴重な体験させてもらいました。ありがとうございます。これでお仕事の幅が広がったらいいなあなんて心のどこか隅で期待してます。まあそんな世の中甘くないですけど(笑)。
▼MAZDA フレアワゴン TVCM「ピンクストライプ」篇
(※なお文中に「連絡先載せてない」とありますが、この度連絡先が公開されました。コンタクトはこちらまで)
―Annaさんの歌は、たまにセリフみたいにしゃべったり、歌の中に笑いとか驚きとかいろいろな感情を差し込むのがとても上手くて、すごく表情豊かなシンガーだという印象を受けました。そういった独特の歌唱法からは、どちらかというと邦楽ではなく洋楽のシンガーからの影響を強く感じます。Annaさんにとっての影響源となったシンガーを教えてください。先日僕はブログの中で「ニコ、カーリー・サイモン、ジョニ・ミッチェル」辺りを引き合いに出したりしましたが。
Anna)ニコ好きですよ。でも実は、自分が「よし自分で作ってみよう」って思ったきっかけはニュージーランドのコメディ・フォーク・デュオ・バンドのFlight of the Conchordsなんです。私はコメディ大好きで。彼らのすごいところは、フォークだけじゃなくてラップもしたり一つの音楽に捉われてなくて、なおかつすごく面白くて。だから私も音楽作るときは、鼻で笑われたりされるか、聴きながらニヤニヤできるような曲を作ってます。誰かに会いたくて会いたくてもうダメになるとか、そういう曲は好きじゃないです。
▼Flight of the Conchords - "Business Time"
―えっと、それ誰のことかな(冷や汗)?確かに、Annaさんの歌声や曲調からはユーモアを交えた風刺とか、コメディ調のラブストーリーとか、そういったポジティブなものが感じられます。
Anna)あんまりネガティブな曲は歌ってて楽しくないから作ってないですね。
―AnnaさんのYouTubeチャンネルではいくつか洋楽をカバーしていますが、やはり選曲の基準はそのアーティストへの思い入れの強さなのでしょうか?
Anna)選曲の基準は...ぱって聴いた時にずっと頭に残ってて、カバーをやらないと頭から抜けない曲ですかね。それか声が低い人の曲。
―確かに、これまでカバーしたアーティストの多くは、ニコやシー・アンド・ヒム、キャットパワーなど、比較的低めでハスキーな声の女性が多いですね。これはその方が自分の声質に合っているから?
Anna)そうですね。彼女らは声が低いから私と一緒だって思って。甲高い、耳に不愉快な声じゃない限りいいかなって。
―バンドよりもソロの方が自分に合っていると思いますか?
Anna)バンドとかやってみたいです。男の子二人と私って感じですごくやってみたくて、ガールズバンドとかは興味ないです。でも今のところはソロでいいかなって思ってます、寂しいですけど。ソロだと家から出なくてもいいし、自分だけでわがままにできますし。ただの怠け者なんで(笑)。
―「わがままにやりたい」っていうのは才能ある人の証拠だと思います!さて、最後になりますが、リリースやライブなど今後の活動予定を教えてください。
Anna)6月19日(水)、ヒソミネでモアレコ・イベント! 『more meeting vol.1』に吉田ヨウヘイグループさんと出ます。7月はまだ詳細が決まってないですがまばらにギグが入ってます。Facebookやtwitterなどで告知しますので、興味がある方はお願いします。
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