ライブレポート |
Hostess Entertainmentが主催するイベント「Hostess Club Weekender」の記念すべき第一回目、2月18日と19日の2日間行ってきました。
今回は2日目のレポートをお届けします。
>>1日目のライブレポート
この日最初のアクトは、個人的に非常に楽しみにしていたマイク・ハッドレアスによるソロユニット、Perfume Genius。ほぼ最前列をゲット。マイク君は豹柄のシャツの上に赤いセーターを着て右耳にはパールのピアスと、ウワサ通りの麗人っぷりである。
ライブは、彼の恋人でもあるキーボーディストのアランと、ギター&カホン担当のヒッピー風の男性の3人編成。ニューアルバム「Put Your Back N2 It」のリリースタイミング(この翌日に手元に届きました)でのパフォーマンスということで、新作からの曲が多めのセットとなった。
ただ、新曲「Take Me Home」ではドラムシーケンサーとのタイミングが合わず、イントロを2回やりなおした末に結局ドラムをオフにして演奏するなど、新曲群はまだ手探り感も見られた。また、歌う時に口元が震えていたり(いや、彼はいつもそういう歌い方なのかも)、曲の前後に深呼吸で息を整えたりしていて、最前列からは彼が極度の緊張状態にあることが容易に見てとれた。静かで神聖さすら感じさせる曲調であるがゆえ、ピンと張り詰めた空気感が最前列の自分にはかなりヒシヒシと感じられた。そしてやはり、オーディエンスがみな静かなのをかなり気にしており、それが緊張に拍車をかけていたようにも感じられた。
この日の彼のパフォーマンスのハイライトは、「Learning」で恋人アランを隣に座らせ、ピタリと寄り添って2人で1台のキーボードを演奏した時。先ほどまでの極度の緊張状態が解け、そこはまさに二人が愛を語り合っているかのような穏やかな空気に包まれていた。ヒッピー風メンバーがギターを弾きながら足でタンバリンを演奏していたのもなんだか和んだ。
■Perfume Genius - setlist
Perry
Normal Song
Look Out Look Out
Take Me Home
Deep Space
Dark Parts
Learning
Story of Love
Rusty Chains
Hood
Mr Peterson
Katie
さて次は、この2日間での紅一点アクト、アンナ・カルヴィ嬢。真っ赤なドレスに、CAのようなぴっちり七三に分けて後ろでまとめたヘアスタイルで、ギターを抱え登場。メンバーは男性ドラマーと、ヴィンテージのアコーディオンやツイストポテト風にシンバルを変形させた不思議な楽器などを操る女性の3人編成。
いきなり妖艶なギターソロ曲「Rider To The Sea」でのエッジの効いたスリリングな音に、オーディエンスはまんじりともせずただ息を飲むばかり。しかしその後は3人による強靭なバンド・アンサンブルを披露し、耳をつんざくファズギターと手数の多いパワフルなドラムにより、スタイルは違えどラウド・ロック並みの音圧で攻めまくる。おそらく今回初めて彼女のパフォーマンスを目にした人の多くは、何とも形容しがたいゾクゾクした感触と、ただ「かっこいい!」という感動に打ちのめされたことだろう(自分がそうでした)。
■Anna Calvi - setlist
Rider To The Sea
Suzanne And I
Blackout
I'll Be Your Man
First We Kiss
Wolf Like Me
Desire
Jezebel
Love Wont Be Leaving
続いてはチルウェイヴの枠組みからいち早く脱却したToro Y Moi。チャズ・バンディックの手元にはシンセ2台とサンプラー類が置かれ、その他のバンドメンバーはギター、ベース、ドラム、キーボード&サンプラーの5人。
「New Beat」からスタートした彼らのショウは、2011年作「Underneath The Pine」で私たちを魅了したファンキーなソウル・レビューそのものだった。自然と腰が動いてしまうようなグルーヴに酔いしれ、つい彼が「チルウェイヴ」という括りに入れられていたことも忘れてしまうほど。
それにしてもソウルフルでいい声だ。そしてかなり歌がうまいと感じた。CD音源ではリヴァーブやディレイが強めにかかっているが、ライブでは非常にクリアでハッキリしたボーカル。チャドはときおりシンセを離れ、ステージ前方に出てきて歌ったりして、アクティブな一面も見せた。「Light Back」の途中では、思いっきり歪ませたギターが耳をつんざくほどに炸裂する激ノイジーな瞬間もあったが、全体的には浮遊系のシンセ音と心地よいグルーヴが見事に結晶化した、完成度の高いライブだった。
■Toro Y Moi - setlist
New Beat
Talamak
All Alone
How I Know
Light Black
Go With You
Still Sound
Freaking Out
Saturday Love
I Can Get Love
Elise
Low Shoulder
ここでドリンクタイム。前日と同じくカシスグレープを注文。物販ブースの横では、1日目はレディオヘッドの「The King of Limbs:Live From The Basement」、2日目はアデルの「Live At The Royal Albert Hall」の映像を流していて、並んでいる間も退屈させない工夫がうれしい。
さて、次はAtlas Sound。アルバムは未聴(ネット試聴のみは未聴扱い)なので、どんなライブになるかと思っていたら、なんとブラッドフォードが一人で登場。長身の彼だが、周囲に比較対象となる人がいないのでさらにデカく見える。トカゲをイメージしたというグリーンのスポットライトの下で、ディレイとループペダルを用いて宇宙の果てまでブッ飛べる重厚なサイケデリック・ノイズ・インプロヴィゼーションをたった一人で展開した。流麗な音のレイヤーが次々と重なり、ついにはノイズの塊となった次の瞬間には、再び静寂の中でギターのアルペジオが静かに鳴らされるという恍惚のライブだった。ちなみに「Te Amo」などアルバム収録曲を軸としつつも、インプロを基調とした構成なのでセットリストは存在しないとのこと。
そしていよいよ2日目のトリ、J・スペースマンことジェイソン・ピアース率いるスピリチュアライズドによる、スペース・ゴスペル・サイケデリック・ガレージ・ロックンロール・ショウの時間である。個人的には彼らのライブは、2002年のフジロックでグリーンステージのトリだったレッチリを蹴ってまでホワイトステージで観て以来であり、その時に買った彼らのロゴ入りTシャツを着て挑んだ。
会場の興奮度・期待度はこの2日間でMAX、開演時間が迫るにつれ、しきりにジェイソン・コールや拍手が巻き起こる。しかしジェイソンが完璧主義者であるゆえか、予定時間を20分過ぎてもスクリーンの向こうからセッティングの音が聞こえてくる(言い忘れていたけど、セットチェンジ中はステージにカーテン状のスクリーンが掛かっており、ステージの様子は見えない。その変わりスクリーンにはHostessレーベル作品のミュージックビデオとCMが流れていたが、これは非常にいい試み。他のイベントでも取り入れてほしい)。
鳴り止まない「ジェイソーン!!」というコールの中、スクリーンにはOwen Pallettのミュージックビデオが流れていて、ちょうど絶妙なタイミングでジェイソン(13日の金曜日の、です)のホッケーマスクが映し出されるという最高に笑える瞬間もありつつ、いよいよスクリーンが開いてスピリチュアライズドのライブがスタート。さすが絶対的なバンマスであるジェイソン、ステージの配置はジェイソンとその他のメンバーが正面に向き合い、オーディエンスはジェイソンの斜め後ろ向き(観る場所によっては完全に後ろ姿と言う人も)しか見えないという構図だ。今回はゴスペルコーラス担当の黒人女性も二人配置。
1曲目からいきなり彼らの代表作「宇宙遊泳」から人気曲「Come Together」で、オーディエンスのヴォルテージも最高潮に。それにしてもジェイソン含むトリプルギターの音圧がハンパない。先ほどのToro Y Moi「Light Back」や、Atlas Soundのギターノイズなど比ではないほどの鼓膜破りの音の洪水が、1曲を通してひっきりなしに鳴っているのだから凄まじいものだった。3月にリリースされる予定の新作「Sweet Heart Sweet Light」から、メロディアスながら反復を基調としたサイケデリックな曲も多数披露してくれた。アンコール含め1時間で終わった初日のトリThe Horrorsに比べ、こちらはアンコールなしの1時間半に及ぶセット。多くの人に強烈な耳鳴りを残して、ジェイソン・ピアースはライブ中一度もサングラスを外さないままステージを去っていった。
■Spiritualized - setlist
Come Together
Cheapster
Hey Jane
Little Girl
Get What You Deserve
Heading For The Top
Oh Baby
Rated X
Too Late
I Am What I Am
Mary
Walkin With Jesus
So Long
Take Me To The Other Side
*2日間通して、このイベントの感想も述べたいと思います。
初開催のイベントながら、混雑や混乱など運営面での大きな問題はなく、イベントとしては大成功だったと思う。何より出演アクトはいずれも、好き嫌いとかアルバムを所持している/いないに因らず「一度ライブは観ておくべき」というアクトが揃っていて、自分もめちゃくちゃ思い入れのあるアーティストは特にいなかったものの、これは今観ておきたいという思いから2日間の参加を決めたほど。
完全に分煙されて非喫煙者には快適だったと思うし、メインフロアは特に飲食禁止とは謳っていなかったものの、しっかり飲食できるロビーがあったこととメインフロアが薄暗くて板張りの床だったことにより、フロア内にゴミが散乱することもなく、セットチェンジ中は床に座ってスクリーンの映像を観ながらくつろぐことができた。開催前までは、セットチェンジ中にDJによるパフォーマンスがあればいいのにと思ったが、たぶんそれでは体力的にもキツかっただろうし、こうしてまったり次のステージを待つのも悪くないと思った。
心配だった電子チケットも、特に問題なく入場できた。6月には早くも第二回目が開催されるそうだが、再入場を可能にしたり、トイレのペーパータオルのゴミをこまめに回収するなどすれば、次回はもっと快適なフェスとなりそう。
いずれにしても、安心と信頼のレーベルだけに、次回の出演アクト発表が非常に楽しみだ。
今回は2日目のレポートをお届けします。
>>1日目のライブレポート
この日最初のアクトは、個人的に非常に楽しみにしていたマイク・ハッドレアスによるソロユニット、Perfume Genius。ほぼ最前列をゲット。マイク君は豹柄のシャツの上に赤いセーターを着て右耳にはパールのピアスと、ウワサ通りの麗人っぷりである。
ライブは、彼の恋人でもあるキーボーディストのアランと、ギター&カホン担当のヒッピー風の男性の3人編成。ニューアルバム「Put Your Back N2 It」のリリースタイミング(この翌日に手元に届きました)でのパフォーマンスということで、新作からの曲が多めのセットとなった。
ただ、新曲「Take Me Home」ではドラムシーケンサーとのタイミングが合わず、イントロを2回やりなおした末に結局ドラムをオフにして演奏するなど、新曲群はまだ手探り感も見られた。また、歌う時に口元が震えていたり(いや、彼はいつもそういう歌い方なのかも)、曲の前後に深呼吸で息を整えたりしていて、最前列からは彼が極度の緊張状態にあることが容易に見てとれた。静かで神聖さすら感じさせる曲調であるがゆえ、ピンと張り詰めた空気感が最前列の自分にはかなりヒシヒシと感じられた。そしてやはり、オーディエンスがみな静かなのをかなり気にしており、それが緊張に拍車をかけていたようにも感じられた。
この日の彼のパフォーマンスのハイライトは、「Learning」で恋人アランを隣に座らせ、ピタリと寄り添って2人で1台のキーボードを演奏した時。先ほどまでの極度の緊張状態が解け、そこはまさに二人が愛を語り合っているかのような穏やかな空気に包まれていた。ヒッピー風メンバーがギターを弾きながら足でタンバリンを演奏していたのもなんだか和んだ。
■Perfume Genius - setlist
Perry
Normal Song
Look Out Look Out
Take Me Home
Deep Space
Dark Parts
Learning
Story of Love
Rusty Chains
Hood
Mr Peterson
Katie
さて次は、この2日間での紅一点アクト、アンナ・カルヴィ嬢。真っ赤なドレスに、CAのようなぴっちり七三に分けて後ろでまとめたヘアスタイルで、ギターを抱え登場。メンバーは男性ドラマーと、ヴィンテージのアコーディオンやツイストポテト風にシンバルを変形させた不思議な楽器などを操る女性の3人編成。
いきなり妖艶なギターソロ曲「Rider To The Sea」でのエッジの効いたスリリングな音に、オーディエンスはまんじりともせずただ息を飲むばかり。しかしその後は3人による強靭なバンド・アンサンブルを披露し、耳をつんざくファズギターと手数の多いパワフルなドラムにより、スタイルは違えどラウド・ロック並みの音圧で攻めまくる。おそらく今回初めて彼女のパフォーマンスを目にした人の多くは、何とも形容しがたいゾクゾクした感触と、ただ「かっこいい!」という感動に打ちのめされたことだろう(自分がそうでした)。
■Anna Calvi - setlist
Rider To The Sea
Suzanne And I
Blackout
I'll Be Your Man
First We Kiss
Wolf Like Me
Desire
Jezebel
Love Wont Be Leaving
続いてはチルウェイヴの枠組みからいち早く脱却したToro Y Moi。チャズ・バンディックの手元にはシンセ2台とサンプラー類が置かれ、その他のバンドメンバーはギター、ベース、ドラム、キーボード&サンプラーの5人。
「New Beat」からスタートした彼らのショウは、2011年作「Underneath The Pine」で私たちを魅了したファンキーなソウル・レビューそのものだった。自然と腰が動いてしまうようなグルーヴに酔いしれ、つい彼が「チルウェイヴ」という括りに入れられていたことも忘れてしまうほど。
それにしてもソウルフルでいい声だ。そしてかなり歌がうまいと感じた。CD音源ではリヴァーブやディレイが強めにかかっているが、ライブでは非常にクリアでハッキリしたボーカル。チャドはときおりシンセを離れ、ステージ前方に出てきて歌ったりして、アクティブな一面も見せた。「Light Back」の途中では、思いっきり歪ませたギターが耳をつんざくほどに炸裂する激ノイジーな瞬間もあったが、全体的には浮遊系のシンセ音と心地よいグルーヴが見事に結晶化した、完成度の高いライブだった。
■Toro Y Moi - setlist
New Beat
Talamak
All Alone
How I Know
Light Black
Go With You
Still Sound
Freaking Out
Saturday Love
I Can Get Love
Elise
Low Shoulder
ここでドリンクタイム。前日と同じくカシスグレープを注文。物販ブースの横では、1日目はレディオヘッドの「The King of Limbs:Live From The Basement」、2日目はアデルの「Live At The Royal Albert Hall」の映像を流していて、並んでいる間も退屈させない工夫がうれしい。
さて、次はAtlas Sound。アルバムは未聴(ネット試聴のみは未聴扱い)なので、どんなライブになるかと思っていたら、なんとブラッドフォードが一人で登場。長身の彼だが、周囲に比較対象となる人がいないのでさらにデカく見える。トカゲをイメージしたというグリーンのスポットライトの下で、ディレイとループペダルを用いて宇宙の果てまでブッ飛べる重厚なサイケデリック・ノイズ・インプロヴィゼーションをたった一人で展開した。流麗な音のレイヤーが次々と重なり、ついにはノイズの塊となった次の瞬間には、再び静寂の中でギターのアルペジオが静かに鳴らされるという恍惚のライブだった。ちなみに「Te Amo」などアルバム収録曲を軸としつつも、インプロを基調とした構成なのでセットリストは存在しないとのこと。
そしていよいよ2日目のトリ、J・スペースマンことジェイソン・ピアース率いるスピリチュアライズドによる、スペース・ゴスペル・サイケデリック・ガレージ・ロックンロール・ショウの時間である。個人的には彼らのライブは、2002年のフジロックでグリーンステージのトリだったレッチリを蹴ってまでホワイトステージで観て以来であり、その時に買った彼らのロゴ入りTシャツを着て挑んだ。
会場の興奮度・期待度はこの2日間でMAX、開演時間が迫るにつれ、しきりにジェイソン・コールや拍手が巻き起こる。しかしジェイソンが完璧主義者であるゆえか、予定時間を20分過ぎてもスクリーンの向こうからセッティングの音が聞こえてくる(言い忘れていたけど、セットチェンジ中はステージにカーテン状のスクリーンが掛かっており、ステージの様子は見えない。その変わりスクリーンにはHostessレーベル作品のミュージックビデオとCMが流れていたが、これは非常にいい試み。他のイベントでも取り入れてほしい)。
鳴り止まない「ジェイソーン!!」というコールの中、スクリーンにはOwen Pallettのミュージックビデオが流れていて、ちょうど絶妙なタイミングでジェイソン(13日の金曜日の、です)のホッケーマスクが映し出されるという最高に笑える瞬間もありつつ、いよいよスクリーンが開いてスピリチュアライズドのライブがスタート。さすが絶対的なバンマスであるジェイソン、ステージの配置はジェイソンとその他のメンバーが正面に向き合い、オーディエンスはジェイソンの斜め後ろ向き(観る場所によっては完全に後ろ姿と言う人も)しか見えないという構図だ。今回はゴスペルコーラス担当の黒人女性も二人配置。
1曲目からいきなり彼らの代表作「宇宙遊泳」から人気曲「Come Together」で、オーディエンスのヴォルテージも最高潮に。それにしてもジェイソン含むトリプルギターの音圧がハンパない。先ほどのToro Y Moi「Light Back」や、Atlas Soundのギターノイズなど比ではないほどの鼓膜破りの音の洪水が、1曲を通してひっきりなしに鳴っているのだから凄まじいものだった。3月にリリースされる予定の新作「Sweet Heart Sweet Light」から、メロディアスながら反復を基調としたサイケデリックな曲も多数披露してくれた。アンコール含め1時間で終わった初日のトリThe Horrorsに比べ、こちらはアンコールなしの1時間半に及ぶセット。多くの人に強烈な耳鳴りを残して、ジェイソン・ピアースはライブ中一度もサングラスを外さないままステージを去っていった。
■Spiritualized - setlist
Come Together
Cheapster
Hey Jane
Little Girl
Get What You Deserve
Heading For The Top
Oh Baby
Rated X
Too Late
I Am What I Am
Mary
Walkin With Jesus
So Long
Take Me To The Other Side
*2日間通して、このイベントの感想も述べたいと思います。
初開催のイベントながら、混雑や混乱など運営面での大きな問題はなく、イベントとしては大成功だったと思う。何より出演アクトはいずれも、好き嫌いとかアルバムを所持している/いないに因らず「一度ライブは観ておくべき」というアクトが揃っていて、自分もめちゃくちゃ思い入れのあるアーティストは特にいなかったものの、これは今観ておきたいという思いから2日間の参加を決めたほど。
完全に分煙されて非喫煙者には快適だったと思うし、メインフロアは特に飲食禁止とは謳っていなかったものの、しっかり飲食できるロビーがあったこととメインフロアが薄暗くて板張りの床だったことにより、フロア内にゴミが散乱することもなく、セットチェンジ中は床に座ってスクリーンの映像を観ながらくつろぐことができた。開催前までは、セットチェンジ中にDJによるパフォーマンスがあればいいのにと思ったが、たぶんそれでは体力的にもキツかっただろうし、こうしてまったり次のステージを待つのも悪くないと思った。
心配だった電子チケットも、特に問題なく入場できた。6月には早くも第二回目が開催されるそうだが、再入場を可能にしたり、トイレのペーパータオルのゴミをこまめに回収するなどすれば、次回はもっと快適なフェスとなりそう。
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