Albums of the Month |
年始に、コロナ禍以降で初めて実家を訪問した。夕食のとき、父が「最近はどんな音楽聴いてるの?」と尋ねてきた。うちの父は音楽好きなので、会ったときには大抵、最近どんなアーティストが好きなのかとか今年のフジロックは誰が出るのかなど訊いてくるのだ。まあ、だいたいいつも答えた後の父の反応は「(そのアーティスト)知らないなー」なんだけど。
今回は「最近K-POPにめちゃくちゃハマっててさー」などと答えたのでそこからK-POPの話になった。数年前にBIGBANGにハマっていた母もカットインしてきたので「BIGBANGは第二世代で、今は第四世代のStray Kidsなんかが人気なんだよ」なんて話をしていたら、父が「それこないだ紅白に出てたグループ?」と。スキズ認知されてる!しかも「あのー何だっけ。にゅ…にゅ~じーんず?あの子たち凄いね」とか言い出した。NewJeansは年配男性ウケがいいという話を聞いたことはあるが、まさか今年75になる父もその気にさせてしまうとは、ニュジ恐るべし。
紅白の話の流れから、さらに驚かされたことがあった。父は最近キタニタツヤがお気に入りなのだという。紅白で観るよりも前に彼のラジオをたまたま聴いたらしく、具体的に何が刺さったのかよくわからないが「話す内容とか、音楽に対する考え方とかも凄いよ!大したもんだよ!」(←謎の上から目線)とか熱弁していた。
確かに父はこれまでも洋楽ではソウル、ジャズ、ファンク、ユーロビート、そしてロック系ではQUEENなど幅広く聴いてきた人だけど、邦楽は山下達郎や竹内まりや、スピッツやあいみょんがお気に入りといった感じだったし、前回会ったときはAdoをかろうじて「『うっせぇうっせぇ』って曲の人?」と認識している程度だったので、そこにキタニタツヤが加わるのはさすがに予想の斜め上すぎた…。
というわけで今月聴いた音源まとめ。2024年はこんな音楽からスタートした。
最近の気になる曲 |
AWARDS[2023年] |
毎年恒例の企画となっているPUBLIC IMAGE REPUBLIC AWARDSの2023年版。ベスト・アルバムやベスト・ソングとはまた異なる視点で、さまざまな部門において特に素晴らしかったものを独自基準で選出した。
部門は以下の通り。
-ベスト・アーティスト(ソロ部門)
-ベスト・アーティスト(グループ部門)
-ベスト・ニュー・アーティスト
-ベスト・ライブ・パフォーマンス
-ベスト・男性アイコン
-ベスト・女性アイコン
-ベスト・ライブ(フェス/イベント)
-ベスト・ライブ(単独公演)
-ベスト・企画盤(リマスター/リイシュー/コンピレーション)
-ベスト・マイブーム・アーティスト
-ベスト・カバーソング
-ベスト・ミュージックビデオ
-ベスト・ダンス振付 ※新設
-ベスト・アートワーク
-ワースト・アートワーク
-ベスト・パッケージ
-ワースト・アルバム
新譜リリース情報 |