Albums of the Month |
サマソニ、日割とステージ割まで出たなあ。うまく割れたなあ。去年しんどかったのでどちらか1日だけ行くつもりで、今のところはどちらかっつーと東京1日目かな。2日目もKendrick LamarとMaisie Petersとか観たいけど。あと礼賛と新しい学校のリーダーズが大阪オンリーなのは羨ましい。東京2日目にはBABYMETALもいるけど、フェスと単独の両方で観て思ったのは、ベビメタはフェスで10回観るより単独1回観る方が価値あるってこと。
そういえば先日、1月に幕張メッセで開催された「BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE」の公演をwowowで観たんだけど、ライブがさらに進化してて凄かった。今回はスルーしてしまったけど行けばよかったな。大がかりな演出がドローンで撮影されることによって映像としてめちゃくちゃ映えてて、エンタテインメント的なライブパフォーマンスの完成度はもう世界最高峰クラスなのでは。
というわけで今月聴いた作品まとめ。今回は新譜2枚のみ。
BUCK-TICK |
BUCK-TICK(以下B-T)の勢いが止まらない。3月にシングル2作を連続リリースし、4月には23枚目のオリジナル・アルバム『異空 -IZORA-』をリリース。その前週にはMステに28年ぶりの出演を果たし、他の出演者とは明らかに異質な存在感を放ち話題となった。そして新作アルバムはオリコン邦楽週間チャート初登場2位を記録。これは彼らにとって、最後に1位を獲得した1995年リリース作『Six/Nine』以降のアルバムでは最高順位となる。
もちろん、オリコンの順位なんて同一週にリリースされた他作品に左右されるものだが、彼らの場合は確かに、近年で新たなファン(出戻り含め)を着実に増やしていると思う。4月16日まで11週にわたり、週替わりで公式配信された過去のライブ映像の視聴者数は、コロナ禍直後に行われた配信時よりも2,000人ほど増えていたし、Mステ出演後にはさらにそこから2,000人くらい増えていた。そしてかくいう私もファン歴4年の新参者である。
[過去記事]BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<前編>
[過去記事]BUCK-TICKにどハマりしたのでそのきっかけや魅力などいろいろ語ってみた<後編>
一体彼らはなぜ、メジャーデビュー35年目を迎えても既存のファンを魅了し続け、新たなファンを獲得し続けられるのか。ニューアルバム『異空 -IZORA-』を聴くと、その答えが朧気ながら見えてくる。
新譜リリース情報 |