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ポピュラー音楽に限った話(ジャズとかワールドミュージックとかは一旦置いといて)ではあるけど、「洋楽」と「邦楽」の違いはとても興味深い。
たまに「邦楽は世界のポップス・シーンから見てもガラパゴス化して~」みたいなことが度々言われていて、なぜかその状況を憂いたり、「早く邦楽も洋楽の水準に達しないと…」みたいな言説を見かけたりもするけど、いやいやとんでもない。自分は邦楽のガラパゴス化推進派だったりする。その方が絶対楽しいと思う。洋楽の「いわゆる洋楽っぽいところ」と邦楽の「いわゆる邦楽っぽいところ」って、それぞれどういった特徴があるのか説明しろと言われたら上手く言語化はできないけど、やっぱりポップスにおける洋楽と邦楽って曲構造とかメロディ展開のしかたとかミックスバランスとかは大きく異なっていて、それぞれに良さとか面白さがあると思う。
なので、時期によって(というか中長期的な嗜好の"モード"によって)洋楽と邦楽どちらをメインで聴くかというのも結構変わってくる。自分に関してはここ2年ほど邦楽寄りで、特に今年からそれが加速している感じ。今月は19作品と比較的多く聴いたほうだけど、そのうち邦楽は15作品を占めた。別に洋楽に興味がなくなったわけでもなく、聴きたいものや気になるものをチョイスした結果なので、やっぱり嗜好の"モード"の遷り変りによるものなのだろう。でも注文してこれから届く洋楽CDも10枚くらいあるので、来月は洋楽の方が多くなるかも。
てことで今月聴いた作品まとめです。
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