年間/半期ベスト[2019年] |
2019年の年間ベスト・アルバムを40作品選びました。対象は2019年1月1日から12月31日までにリリースされたアルバム/ミニアルバム/EP/ミックステープ/コンピレーションのうち、購入(フィジカル/デジタル問わず)またはレンタルした作品、あるいはフリーで配布された作品。例年通り、ストリーミングで聴いただけのものは対象外です。
2015年以降やっている「for fans of」を今回も記載しました。これは「これが好きならこれもオススメ」とか「似ているアーティスト」ということではなく、「この作品の良かったポイントと共通の魅力を持ったアーティスト」的なニュアンスで捉えてもらえればと思います。
また、これも例年通りですが各作品についてのレビューや試聴リンクは付けません。良かった曲については「2019年 年間ベスト・ソングTOP40」の方にSpotifyのプレイリストを埋め込んでいます。
総括コメントは記事の末尾に記載しました。では40位から。
年間/半期ベスト[2019年] |
2019年の年間ベスト・ソング40曲を選びました。対象は「2019年に発表されたアルバムまたはEPに収録されている曲で、音源を所持している曲」となります。2019年よりも前に発表されていたシングル曲などは今回省きました。また、同一アーティストで何曲までという縛りは設けていません。いつも通りYouTube、Spotifyなどストリーミングで聴いただけの音源は対象外です。末尾にSpotifyプレイリストあり。
年間/半期ベスト[2019年] |
このブログでは2012年以降毎年恒例となっている、その年に初聴きした旧譜(その年より前にリリースされた作品)の年間ベストです。2019年リリース作の年間ベスト・アルバムの前座的な感じで毎回楽しくやっております。
2019年は本当にたくさんの旧譜アルバムを購入した年でした。なので去年はBEST20だったけど今回はBEST40。ランクインした作品の9割はCDで購入し、残り1割はレンタルといった感じです。ストリーミングの時代に旧譜のフィジカルCDを買うというのは時代に逆行しているようにも思われるかもしれないけど、あえてCDというフォーマットで入手したのにはいくつか理由があります。
一つは、突然BUCK-TICKにハマって(その辺は近いうちに記事化したいと思ってます)その音源を手元に置いておきたかった(コレクションしたかった)ということ。そしてそこから、わりと近しいところにいるバンドや派生プロジェクトなどに興味が広がっていったこと。そしてもう一つは、それらのアーティストが皆それぞれ独自の美学を持っていて、アルバムのアートワークやアー写をはじめとする「ヴィジュアル」に並々ならぬこだわりを持っていたこと。冒頭の画像はそれらのバンドのアー写だけど、共通の美意識(しいて一言でいうなら「退廃的」)を持ってはいるものの、その感性や美学はそれぞれに独創的であり極めてアーティスティックと言えます。
そういった美意識に共感してしまったことで、まるで沼にハマっていくかのようにズブズブといろんな作品に興味がわき、ブックレットの1ページ1ページに収められた写真や歌詞のフォントに至るまでその世界観を堪能すべく、CDというフォーマットでコレクションするに至ったというわけです。ちなみにBUCK-TICKにハマり始めたのは7月なので、今回の全40作品中36作品が下半期の購入音源となりました。
そんな、かつてないほどに偏った系統に振り切れた旧譜ベストですが、早速40位から紹介していきます。
年間/半期ベスト[2019年] |