起きて直ぐにストーブを点けました。
エアコンの「暖房」では頼りなくてストーブです。
さすがにストーブは頼もしいです。
だってもう11月です。
ハロウィンも終わりました。
カボチャ君はハロウィン直前、10月28日の月曜日に頓死しました。 カボチャ君がランタンになったのは10月14日、以来連日我が家のガレージの前で頑張り続けました。
ところが28日に妹が我が家のガレージを開けて時に、カボチャ君を置いてた台を倒して、カボチャ君は台から転げ落ちて顔面を強打、挫傷したのです。
それでもうランタンとして飾るのは不可能になったので、処分しました。
カボチャ君の無念は想像に余りあります。
だって10月14日から連日、ハロウィンを目指して頑張って来たのに、ハロウィン直前の28日に頓死です。
だからハロウィンの夜は、妹の夢枕に立って「Trick or Treat」と言ったのでしょう。
妹にとっては恐怖のハロウィンだったでしょう。
と言うのは、カボチャ君は作った当初こそは悪党面とはいえ中々のイケメンだったのですが、暫く置くうちに乾燥して人相がかわって来たのです。
なんか全体がシワシワになってミイラみたいになって、形相がドンドン恐ろしくなっていったのです。
そして最後が顔面挫傷です。
だから妹の夢枕に立った時は、さぞ恐ろしい姿だったと思います。
カボチャ君をランタンにしたときは、ハロウィンまでに腐る心配はしたのですが、乾燥の事は頭にありませんでした。
来年は乾燥を計算にいれて、10月もかなり下旬になってから作ろうと思います。
尤も来年も無人販売所が同じカボチャを売っているか、いつまで売っているかはわかりませんが。
この数日で紅葉がみるみる散りました。
居間の窓から見える藻岩山も、茶色くなりました。
紅葉が終わり、散ってしまったのです。
週の初めまでは全山黄金に輝いていたのに・・・・・。
それでも6畳間の窓から見える尾根はまだ紅葉に輝いています。
標高の低いところは、まだ紅葉が残っているのです。
新緑は山を登るけれど、紅葉は山を下るのです。
藻岩山の山頂や手稲山の上層部は、既に黒々としていて枯れ枝の色です。
あれほどの艶やかだったのに・・・・。
春の花も儚いけれど、秋の紅葉はもっと儚いのです。
その紅葉に誘われて天気さへよければ、散歩に出ています。 それで帰宅したらハアハアゼイゼイ言いながら寝込んでいます。
こんなんだから家事はサボり放題、シャツを縫おうと思ってミシンのところに置いた生地もそのままです。
そうやって暇つぶしにiPadでyoutubeばっかり見ています。
先日そのyoutubeでトランプ大統領がマックで働いている動画を見ました。
他の従業員の3倍もありそうな巨体をこごめて、若い従業員の支持に従って大真面目にポテトを揚げて、パックに入れていました。
ポテトを詰めたパックをどこにやるのか・・・・と、思っていたら、警備の人達に配っていました。
そ、そんなことしたらダメでしょう?
それから今度はドライブスルーの窓口で、客に商品を渡していました。
客は喜んでトランプ大統領の握手していくので、スルーのスピードが遅くなっています。
こういうの見ていると、トランプ大統領ってホントに言いようもない愛嬌があって、可愛いです。
この人は見かけからして巨体で威圧的で、強い男、強いアメリカを象徴しているし、本人も周りもそのように演出しています。
そしてそれが単なる演出でない事を証明したのが、7月13日の銃撃事件です。 あの時、絶対絶命と思われた直後に、立ち上がって「ファイト!! ファイト!! ファイト!!」と叫んだ姿は、彼の勇気と不屈の精神を表していました。
ところがその同じ人が、マックのドライブスルーで若い従業員の指示に従って一生懸命フライドポテトを揚げたり、ドライブスルーで客に商品を手渡ししながら握手しにこやかに話しているのです。
まるでライオンが飼育係に甘えてすりすりしているみたいな可愛らしさでした。
これはもうアメリカ人がいちころになるのもわかります。
敵には不屈の勇気、国民には謙虚に愛情を注ぐというのは、アメリカ大統領、民主主義国家のリーダーの理想です。
トランプ大統領のマックでのバイトは、元々カマラ・ハリスへの当てつけが目的です。 またトランプ大統領自身は、富裕層の生まれで、マックなんかとは至って縁遠い人でした。
それでもこのバイト動画でのトランプ大統領の挙措動作から人柄がわかります。
それにしてもこの人、潔癖症は完全に克服したんですね。
トランプ大統領は元々ヘンな潔癖症を抱えていて、最初に大統領選挙に出馬した当初は、他人と握手ができませんでした。
支持者達から握手を求められても、潔癖症を理由に握手を断っていたのです。
それがいつの間にか治ったのか、大統領に当選してからは、誰とでも握手するし、戦死者の遺族などを実に優しく心のこもった抱擁をするし、それまでのヘンな潔癖症は吹き飛んだようです。
潔癖症って元来凄く厄介な性質で、社会生活に色々な支障をきたし、完治はほぼ不可能と言われます。
ましてトランプ大統領の場合は、最初の大統領選挙出馬時既に70歳ですからね。 こんな歳になってこれまで抱えてきた厄介な性質が治るものなんでしょうか?
でも彼は現実に潔癖症を克服して、誰とでも握手するし、また労わるべき人なら初対面の人でも抱擁できるようになったのです。
大統領としての責任感、国民への思いが、潔癖症を吹き飛ばしたのでしょうか?
人は何歳になっても、成長できるのでしょうか?
自身が置かれた立場への責任感や他者への思いやりがあれば、その責任感や思いやりを梃に成長できるのでしょうか?
実はワタシも70歳なので、トランプ大統領の成長・潔癖症の克服は見習いたいです。
でも考えてみれば地位により人が変わった例は、他でも見ました。
例えば安倍総理です。
安倍総理だって第一次安倍政権の頃は、ホントに頼りない人でした。
当時からマスゴミは安倍総理を一斉攻撃していて、色々な揚げ足取りを仕掛けて来ました。 安倍総理はそれに対して誠実に対応していました。
ワタシは安倍総理がテレビに出演して、マスコミ側の難癖に応えているを見たのですが「ダメだこりゃ」と思いました。
安倍総理の誠実さ、真摯さは伝わってくるんですよ。
しかし何が何でも難癖をつけて引きずりおろそうとしている相手に、幾ら誠実に答えてもそれが通じるはずもないのです。
それなのにこの人はひたすら誠実に真摯に対応するばかりです。
けれども第二次安倍政権成立以降は完全に人替わりして、誠実さ真摯さはそのままだけれど、悪意で挑む相手に安易に誠意だけでは対応しない強かさを身に着けました。
これは人生経験を重ねた人間なら当然と言えるのですが、第一次安倍政権時でも安倍総理は52歳でした。
これは日本の総理としては非常に若いですが、一般社会の常識では初老、分別盛りと言われる年齢です。 だからこの年で未熟だった人が、それから「強か」になるなんて思えませんでした。
でも安倍総理はあれから、別人のように「強か」になり、群がる悪人共をやり過ごして、政権を守り続けたのです。
実はワタシは安倍総理と同じ1954年生まれです。
だからこの安倍総理の成長も見習うべきなのです。
全然見習えていないけれど・・・・・。
そして今回の選挙でも、随分変わったなあ・・・・と思える人が何人かいました。
一番はタマキンです。
コイツ、国民民主党を結党してからずうっとフラフラ頼りなくてさ・・・・。
だからワタシもこれまでは一度も国民民主党に投票してこなかったのです。
ところが今回の大量当選後の記者会見を見たら、これまでの頼りないタマキンとはまるっきり別人でした。
党の方針をしっかりと決めて腹を括り、大臣ポストの誘惑なんぞ糞くらえです。
そうだよ。
それでいいんだよ。
有権者はオマイが「手取りを増やす」と言うから投票したんだよ。
だから手取りを増やす政策に協力しない政党なんか相手にするんじゃないよ。
そしてタマキンにくっついて榛葉幹事長も記者会見で凄く切れの良い受け答えぶりでした。
それでYoutubeには、この記者会見動画が一杯上がっていました。
それを見て呆れたのだけれど、左翼記者は「国民民主党が首班指名で野田に投票しない」と言った事を本気で怒っていたのです。
エッ、何でそんなこと思うの?
でも立憲民主党側も国民民主党が野田に投票しない事を本気で怒っているのです。
マジに何で?
そして立憲支持の新聞もこれを非難しているのです。
「国民民主党は自党の政策を実現するために、自民党にすり寄り、石破政権を延命に手を貸した」って?
いや、政党って自党の政策を実現するために存在するんでしょう?
自分達の政策を実現するために作るのが政党でしょう?
だったら他の政党が自分の政策を実現してくれそうなら、すり寄るべきでしょう?
そもそも立憲民主党と国民民主党では、全然目的とする政策が違うんだから。
でも立憲民主党とその支持者達は、自民党が過半数割れした以上、他の野党、とりわけ国民民主党は自動的に立憲民主党を支持して、政権交代になるのだと信じていたようです。
コイツラ、2009年の棚ボタで政権を得られた時から全く進歩していないのです。
なんかコイツラの脳内では、自分達はこの上もなく清廉で有能、自民党とその支持者は絶対悪と言う事になっているので、現実を見て理解しようという努力を放棄しているんでしょうね。
だから何十年生きても変化も進歩もしないのです。
国民民主党榛葉幹事長への記者会見で、国民民主党が立憲野田に投票しない事を怒っていた左翼記者は、どうやら「103万円の壁」について全然知らないようなのです。
「103万円の壁を178万円にする」と言うのは、国民民主党がこの選挙の前から掲げていた政策目標です。
そして「103万円の壁」については、馬鹿フェミ団体始め様々な連中が問題にしていたのです。
オイオイ、幾らフリージャーナリストでも、政党党首の記者会見に来るんなら、その政党の政策目標ぐらい確認しておくべきでしょう?
そんなのネット検索したら一発で出ているんだから。
でも彼はそんなことは全く興味がなかったのでしょう。
彼の脳内は自民党過半数割れ=政権交代だけで満杯だったんでしょうね。
つまり政治記者をやりながら政策には全く興味がなかったのです。
こういう人達が立憲民主党を支持しているのでしょう。
これじゃ、現実など見えないし、現実を見なければ現実から学ぶべき事は何も学べないし、そうなると知識も増えないし、人間として変化する事も成長する事もないのです。
だからトランプ大統領が70過ぎから、安倍総理が50過ぎから変化しても、コイツラ永遠の学生運動家のままなんでしょう。
このところ曇りと雨が続いたのですが、一昨日は素晴らしい快晴でした。 それでまた喜んで散歩に出たのですが、先週と比べると驚くほど紅葉が散っていました。
青い空に雪虫が飛び交い、黒々とした枯れ枝が目立ちます。
そして寒いです。
日々冬が近づいてくるのがわかります。
そしてワタシの人生も冬に入りました。
でもトランプ大統領や安倍総理を思い浮かべれば、これからも学べる事もあるし、自分を変える事ができるのだと思えて勇気が出ます。
日は益々短くなりました。
素晴らしい快晴の日も、4時過ぎには日暮れてきます。