まずツィッター社がトランプ大統領のアカウントを永久に凍結しました。
トランプ一家のアカウントも削除されました。
トランプ大統領の末っ子で14歳のバロン・トランプ君のアカウントまで削除されました。
同時にトランプ大統領支持者7万人のアカウントも削除しました。
更にトランプ大統領の支持者や保守派が集まっていたSNSパーラーのアプリが、グーグルその他主なビッグテックからダウンロードできなくなり、さらにパーラーとのサーバー野貸与契約が一方的に打ち切られて、パーラーは完全に接続不能に陥りました。
またフェイスブック始め、他のビッグテックも同様に、トランプ大統領やその支持者のアカウントを削除しました。
民間企業が現職大統領の言論を封殺するという異常事態が起きているのです。
更にネット決済の多くが、トランプ大統領への政治資金の寄付の受付を拒否しました。
実は11月3日以降、トランプ大統領の政治資金への寄付はどんどん増えていたのです。
ところがそれが断ち切られた事で、今後の政治活動に大きな支障が出るようになってしまう事が予想されます。
そして民主党は下院でトランプ大統領弾劾を議決しました。
あと数日で任期の終える大統領を何の為に弾劾するのでしょうか?
しかしトランプ大統領とその支持者へ迫害はこれにとどまりません。
全米ゴルフ協会がトランプ大統領所有のゴルフ場との契約を打ち切りました。
またNY市もトランプ大統領の会社との不動産契約を打ち切りました。
さらにカナダでは映画「ホームアローン」をテレビ放映するに当たって、トランプ大統領出演シーンをカットしました。
この映画は1991年に制作されたモノで、映画ではホテルの中で主人公の少年が、トランプ大統領に道を教えてもらうシーンがあります。
カナダでのテレビ放映ではこのシーンをカットしたのです。
何でそういうシーンをカットしなくてはならないのか?
これじゃまるで共産主義国家ではありませんか?
共産主義国家ではよくこういう事をやります。
共産党幹部が失脚すると、その後その人物が存在しなかったかのように、その後の出版物から名前も写真も消していくという事をやりました。
失脚する前は他の幹部と一緒に行事等に出ていたので、その時の写真は他の幹部と一緒に写っているのです。 しかし失脚するとその後出版物では、写真を加工してその人物を消してしまうのです。
そうやってその人物が最初から存在しなかったように歴史を作り変えるのです。
1991年当時、トランプ大統領はイケメンの大富豪として、女性たちに絶大な人気がありました。 だから映画に出たのでしょう。
但しこのころは政治家でもなく、政治活動も一切していません。
勿論映画でもただ聞かれた道を教えるだけという全く他愛のないセリフしか言っていません。
何でそういうシーンをカットしなくてはならないのか?
しかもカナダでの放映で消すのか?
カナダ人がトランプ大統領をどう思おうと、アメリカの政局には関係ないでしょうに。
しかしトランプ大統領への迫害は更に広がっています。
今日はハーバード大学がテッド・クルーズ議員始めトランプを支持した議員や、トランプ政権の閣僚の学位を剥奪しようという運動が起きています。
アメリカ民主党とマスコミは、1月6日のアメリカ国会議事堂への乱入事件をトランプ大統領の扇動であるというプロパガンダを続けています。
しかし仮にそれが事実であったとしても、テッド・クルーズ議員等には何の責任もない話です。
テッド・クルーズ議員は上院議員として1月6日の選挙人認定に異議を唱えたのですが、しかしこれは完全に合法的な行為です。
ワタシは1月6日の国会議事堂乱入事件で、1933年のドイツ国会議事堂放火事件を連想しました。
1933年の一人の共産主義者がドイツの国会議事堂に放火するという事件が起きると、当時のナチス政権はこの事件を単独犯ではなく、共産党による組織的なテロに仕立てて、ドイツ国民に共産党への嫌悪と恐怖を煽り、それを梃に選挙に大勝して政権基盤を固めるとともに、共産党始め反ナチの勢力を弾圧してヒトラーの独裁を確立したのです。
ところが現在のアメリカを見ていると、このドイツ国会議事堂放火事件をはるかに上回る勢いでのトランプ支持者への弾圧が進み、それがさらにトランプ支持者から共和党支持者、保守派の弾圧へと広がっているのです。
しかもそれにカナダなど外国までもが同調しているのです。
こうなると陰謀論なんかではなく立派に陰謀です。
但しこの陰謀の不気味さは、ヒトラーのような主役がいない事です。
民間企業であるツィッター社は何の為に、誰の判断で、トランプ大統領とその支持者のアカウントを凍結削除したのでしょうか?
ハーバード大学はどのような倫理と大学の規則に基づいて、テッド・クルーズ議員等の学位を剥奪するというのでしょうか?
因みナチス政権時代のドイツで反ナチ活動をした人達は、処刑されたり強制収容所に送られたりしましたが、しかしだからと言ってドイツの大学がそういう人々から学位を剥奪したという話は聞きません。
しかもドイツの大学ってアメリカのアイヴィーリーグと違って全部国立なのです。
こうなるともうアメリカの社会全体が狂い始めているとしか思えません。
因みにトランプ大統領はこれまで一切このような反トランプ派に対する弾圧という事はしていません。
トランプ大統領がやった事は、精々ツィッターで反対派を罵った事ぐらです。 罵るだけで反対派の記者でも普通に記者会見に出られたのです。
しかしこうしたトランプ大統領に対して、反トランプ派は徹底的な弾圧で対応しているのです。
これはもう反トランプ派というのが、民主主義とは程遠い勢力だったというしかありません。
だから彼等は権力を掌握すれば躊躇う事なく自分達の反対勢力を弾圧するのです。
しかしこれで済むのでしょうか?
ヒトラー政権は国会議事堂放火事件を梃に、政権基盤を固める事に成功しました。
しかしこの時、ヒトラー政権が弾圧したのは共産主義者やユダヤ人など、元来少数派でしかも元々ドイツ社会では嫌われていた人々でした。
ユダヤ人迫害は実に不当ですが、しかしこれは中世以来のヨーロッパの伝統なのです。
ヒトラーはこうした人々をスケープゴートしただけではなく、経済政策では絶大な成功を収めました。
だからヒトラー政権は敗戦まで絶大な権力を維持できたのです。
トランプ大統領に投票した人は最低でも7500万人いるのです。
正しく得票数を計算すればもっと多い可能性があります。
1月6日以降でもトランプ大統領の支持率は51%に及びました。
彼等はロシアの農奴や中国の貧民のように、虐げられる事に慣れた無力な人々でも無気力な人々でもありません。
自主独立の精神と活力に満ちた人々なのです。
自由と民主主義の為ならいつでも銃を持って戦うという意思と能力のある人々なのです。
そのような人々をこのような弾圧政策だけで抑え込む事ができるのでしょうか?
これからバイデン政権が成立するとして、彼等はどのようにアメリカを支配するのでしょうか?