よもぎねこです♪ 2021年11月
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2021-11-30 12:27

それでもトスカーナの太陽

 居間の窓から見える藻岩山は、白銀に変わりました。
 平地では雨だったり小雪程度でも、山はしっかりと雪が積もるのです。

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 だって11月も今日で終わりです。
 明日からは完全に冬なのです。

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 11月は天候が不安定で、曇天と冷たい雨と雪が続く月です。 しかも日が短いので、ホントに陰気です。
 だからワタシは11月が一年で一番嫌いです。

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 でも一昨日(11月28日)は奇跡のような快晴でした。 それで久々散歩がてら買い物に出かけました。
 ここに引っ越してから、不安心理でやたらになんでも買い込んでいるのですが、しかしイザ料理など作ろうとすると、やっぱり何か足りないのです。

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 ワタシとしては必死で頑張っているのですが、しかしやっている事に計画性がないから、無暗に食料品を買い込みながら、実は色々必需品が抜けていると言う馬鹿な状況になっているのです。

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 しかし自分のドジに腹を立てても仕方ないので、抜けたものを買いに行くしかありません。
 とにかく天気は良いのだし、それにまだ自転車も使えるのだから、買い物と散歩を楽しめば良いのです。

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 そこで買い物の前にお気に入りの散歩コースへ入り込み、暫くウロウロしました。
 家を出たのは12時前で、一日で一番明るい時間でした。
 それにこの快晴です。

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 一年で一番陰気な月でも、爽やかな光が満ちていました。
 でも実はワタシは正午の前後にはうまく写真が撮れません。 光が強すぎるのか、撮った写真が皆ヘンに白っぽくなってしまうのです。

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 でもこの日は結構上手く撮れました。
 思うにこれは11月の光は正午ごろでも、弱弱しくて、他の季節の午後遅い時間と同じレベルになってしまったのではないでしょうか?

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 しかし散歩を続けるうちにスーパーの方まで来たので、とりあえず買い物を済ませる事にしました。
 スーパーに入ったの1時前です。
 それから他のスーパーへも寄り、必要な物は全部買い終わったのは、2時過ぎでした。

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 しかしそれでスーパーを出ると、もう完全に日暮れの気配でした。
 太陽の光はこの上もなく優しく嫋やかでしたが、気力もエネルギーもなく、まるで瀕死の美女のようでした。

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 それにしても2時半なんて、まだ午後になったばかりでしょう?
 それなのに日暮れの気配なんて・・・・。
 こんなにも力のない光なんて・・・・・。

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 でもこれも文句を言っても仕方ありません。
 地球の地軸が傾いて、公転するからこうなるのです。

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 それでもまだ暗くなるまでには間がありますから、散歩を続けました。
 こうやって自転車で「散歩」をできるのは、後半月ほどでしょう。
 
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 今年の札幌は雪は遅いのだけれど、それでもやっぱり12月の半ばには根雪になり、自転車は使えなくなるでしょう。

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 散歩を続ける間に太陽はどんどん沈みます。

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 まだ三時前なのにこれですか?

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 でも4時過ぎには真っ暗になるのですから、太陽としてはこれが巡航速度なのです。

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 しかし夕べBraさんのところを見たら、スェーデンはこんなもじゃないようです。
 今季節は9時半に日が出て午後の1時半に日没だそうです。
 勿論気温もはるかに低くて、北海道の真冬の寒さです。

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 北欧諸国は地域によっては、気温は北海道程度のところもあるらしいけれど、緯度は全然違うからどこもこの季節は北海道なんかより遥かに暗いのです。

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 だったら文句を言ってはいけません。
 北海道は緯度から言えばイタリアのトスカーナ地方と同じです。 だから北海道の太陽はトスカーナの太陽と同じなのですから。

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2021-11-29 11:45

半導体不足?? アイパッドが買えない

 先一昨日の天気予報では、一昨日(11月27日)は丸一日雨と雪で悲惨な天気だとされていました。
 天気予報は結構当たるのです。

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 それでワタシは一昨日は一日家から出ないで縫物などする予定でした。
 ところが朝起きてみると素晴らしい快晴です。
 こんな素晴らしい快晴はこの年内には二度とないかもしれません。

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 根雪になるまでに快晴の日なんか殆どないだろうから、それまで小雪のぱらつく中を、頑張って買い物にでたりしたのです。
 それなのに、なぜかこんな素晴らしい快晴!!
 ワタシは急遽予定を変更して、札幌駅近くのヤマダ電機まで行くことにしました。

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 実は兄が引っ越し祝いにアイパッドをくれると言っていました。 しかし兄が買って送ってくれるのではなく、ワタシが買って請求書を送れとのことだったのです。
 しかしその話があってからずうっと天気が悪くて、アイパッドを買いに都心まで出かける事ができませんでした。

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 ところが一昨日素晴らしい快晴になったのです。
 だったら行かなきゃ!!
 ワタシは昼前に家を出て街へ向かいました。
 街まで40分弱、久々の青空の下のサイクリングは、大変気分が良かったです。

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 街へ向かう道すがらの木々は殆ど全て葉を落とし寒々とした姿でした。 
 しかし青空の下ではそれもまた爽やかに思えました。

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 こうしてワタシは予定通り気分良くヤマダ電機に着いたのですが、アイパッドの売り場に行くとなんだか淋しいのです。
 でもとりあえず売り場の人に声をかけてアイパッドが欲しいと伝えると・・・・・「今あるのは在庫のある二種だけ、他はいつ入荷するかわからない。」と言われました。

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 んでその在庫のある二種と言うのは、一番高級なタイプとその次に高級なタイプで「これも売切れたら、次はいつ入るかわからない」と言うのです。
 ところでワタシはアイパッドは寝る前にネットを見るのに使うだけです。
 だから一番初期のタイプで十分なのです。

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 ワタシが今使っているアイパッドは実は初代のアイパッドで、妹のお古です。 それで今や満身創痍になり、音も悪くなっています。
 それでも機能だけなら十分だったのです。 
 だから新しいアイパッドもそれと同じので十分なのです。

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 しかし売り場の人によると、その手の安いタイプは、今はもう全く入荷しておらず、10月に注文した人でも年末に届くかどうかというところで、今注文されてもいつ届くかわからないと言うのです。
 そしてアップルのサイトを見ても、出荷の目途が全く立っていないと言うのです。

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 半導体不足!!
 半導体不足で、アイパッドだけではなく、マック製品はパソコン類も生産停止状態で、いつになったら生産体制が戻るかわからないと言うのです。

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 それでは他のメーカーのパソコン類も全滅か・・・・・と言うと、不思議な事に他のメーカーのパソコン類は結構普通に買えるようです。
 一体どういう事でしょうか?

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 だったら一番高いアイパッドを買って、兄に請求書を回す・・・・と、いう事も感が他のですが、しかしワタシに高級機種は文字通り猫に小判です。
 ワタシに高級アイパッドを与えるのも、よもちゃんに高級アイパッドを与えるのと同じ意味しかありません。

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 だから悄然とヤマダ電機を出ました。 
 それでもなんか腑に落ちないので、ヨドバシカメラにも行ってみました。 しかし結果は同じでした。
 尤もヨドバシカメラの店員の方が親切だったけれど・・・・・。

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 ワタシとしては最新のアイパッドはどんな感じか、現物を見てから買いたかったのですが、しかしどちらの店でも在庫がない分は見本も置いてなくて、見る事もできませんでした。
 大分前に行った時は、随分色々並んでいて、手に取ってみる事ができたのに・・・・。

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 それでアイパッドの売り場には、客も店員も大勢いて賑わっていたのに、今はヤマダ電機でもヨドバシカメラでも客も殆どおらず、店員も一人だけでした。
 そりゃ売るモノがないんじゃ店員が何人いてもどうしようもないんだけれど・・・・・。

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 しかし半導体不足がこんな事になるとはね・・・・・。
 半導体不足で自動車から給湯器まで、あらゆる製品の製造に支障が出ていると言う話は知っていたけれど、夏に引っ越しの為に洗濯機と冷蔵庫を買った時は、何の問題もないようでした。

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 洗濯機と冷蔵庫だって今はマイコンが内蔵されているので、半導体を使っているはずです。
 洗濯機と冷蔵庫は普通に買えるのに、給湯器が不足。
 パソコン類はほぼ普通に買えるのに、アイパッドは生産不能。
 一体何がどうなっているのか意味がわかりません。

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 しかしヤマダ電機やヨドバシカメラの店員に文句を言ってもどうしようもないわけで、ワタシは手ぶらで帰りました。
 ああ、本当なら新品のアイパッドを抱えて帰るはずだったのに・・・・・。

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 帰り道、寒さと空腹がこたえました。 
 ホントは街で昼食を食べる予定だったのですが、アイパッドの件が予定外だったので、ヨドバシカメラに回ったりして食べ損なったのです。
 それにしても何でこんなに寒いのだろうか?
 この前、ニトリに出かけたときと同じ服装なのに・・・・。
 あの時は小雪のぱらつく曇天で、この日は快晴なのに・・・・・。

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 しかも自転車のバッテリーが心細い事になっていました。 
 何か温かい物でも食べたかったのだけれど、そんな店を探して寄り道にでもなったら、途中でバッテリー切れになってしまいます。 
 だからとにかく一番の近道をバッテリーを節約しながら必死に走りました。
 それで何とかバッテリーが切れる前に帰宅できました。
 
 しかし何で半導体不足?
 この2年弱この話が続いています。 その原因については色々説明されています。 
 そして半導体不足でホントに生産不能になっている製品があるのも事実だと納得しました。 
 けれども何でこんな事が続いているのか、やっぱりどうも腑に落ちないません。

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2021-11-27 09:22

冷たく暗い日々

 今週の始めから毎日雪のぱらつく不安定な天気が続いています。 
 それでも冬支度と新居の整備に必要な物の買い出しに毎日のように自転車で駆け回っていました。

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 勿論凄く寒いのですが、これはしかし近所のワークマンで防寒ズボンを買い込む事で解決しました。
 それに今年は例年に比べたら雪も遅く、温かいのです。

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 初雪も史上三番目の遅さだそうです。
 それでも柿の実は結局熟すことができなかったようです。 夏は異常猛暑だったのだから、今年こそは柿の実も塾せるだろうと思ったのですが・・・・・。

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 今年でダメだという事は、北海道では柿は熟せないという事です。
 やっぱり北海道は寒いのです。

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 今週の始めに新居のカーテンを買いに行きました。 レースのカーテンと普通のカーテンです。
 実はワタシは素敵なカーテン生地を二枚持っていて、それで自分で居間のカーテンと和室のカーテンを作るつもりでした。

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 以前、近所のインテリアショップでカーテン生地を投げ売りしていたのを買ったのです。 
 その時は引っ越しの予定なんかなかったけれど、余りに綺麗な生地で安かったのでつい買ってしまったのです。
 母の代からこんな事をしているので、やたらに布をため込んでしまうのです。

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 ところが忌々しことに、ワタシが持っていた生地は、居間のカーテンを作るには1mほど足りなかったのです。
 それで居間のカーテンは買う事しかなくなりました。
 またレースのカーテンも必要でした。
 
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 しかしいざ買うとなると、なかなか気に入ったのがなくて、ホーマックに行き、ニトリに行き、行っても気に入ったのがないので、何も買わずに戻り、また出かけると言う事を繰り返しました。

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 ワタシはこの引っ越しで冷蔵庫と洗濯機とベッドを新調しました。 冷蔵庫と洗濯機の方がカーテンより遥かに高価なのですが、どちらも一発で決めました。
 ベッドもそもそもそんなに種類がなかったので、そんなに迷いませんでした。

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 でもカーテンを買う時はウダウダと迷ってしまい、暗い冷たい空の下を自転車で何度も行き来する羽目になりました。
 その上、ニトリでカーテンを見ているうちになんだか気分が悪くなってきました。

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 とにかく休みたい、座りたいと思ったのですが、カーテン売り場付近には休憩場所もなく、とても辛くなってきました。
 そしてもう二度とここには来たくないと思いました。
 それで結局今一気に入らないカーテンを買ってしまったのです。

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 ところがカーテンを買ってニトリを出ると、それまで気分の悪さが嘘のように消えました。
 それでワタシは帰りに食料を買い込んだり、帰ってすぐに猫砂を買いに出たりしました。

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 だったらあれは一体何だったのでしょうか?
 何でニトリの店内であんなに気分が悪くなったのでしょうか?
 ワタシはあれは、中国共産党に虐殺されたウィグル人が憑依したのだと思います。
 ウィグル人じゃなくてチベット人かもしれないけれど・・・・・。

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 ニトリの親中姿勢は不気味だけれど、我が家の近くでカーテンや家具類を売っているのはニトリだけだから仕方ないのです。
 ヤマダ電機でも家具やカーテンを置いているけれど、ヤマダ電機は札幌駅の近くで、結構遠いし・・・・。
 こんな天気の中、ヤマダ電機まで行く元気はなかったのです。

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 でも中国共産党に虐殺された人達から見たら許せなかったのでしょう。 だからニトリで憑依されて気分が悪くなったのです。

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 買ってきたカーテンはやっぱり今一でした。 
 でも仕方ないです。
 これでも既製品の売り場にあった中では一番よさそうなのを選んだのですから・・・・・。

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 だからウィグル人もチベット人ももう憑依しないでほしいです。
 これでもう買う物もないのでニトリには二度と行きませんから。

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 因みにこの前はオオトカゲにも憑依されました。
 実は今週の始め、同じ町内でペットとして買われていたサバンナモニターと言うオオトカゲが脱走すると言う騒ぎがありました。
 体長70センチを超えるとかで、ニュース動画を見ていると散歩中に見かける建物の周りを警官が大勢ウロウロしていました。

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 ニュース動画を見ていると随分沢山の警官が出て、脱走したオオトカゲを探し回ったようですが、結局オオトカゲは今に至るもまだ見つかっていません。
 しかしオオトカゲ君は脱走して自由を楽しむ事は出来なかったと思います。
 だってオオトカゲ君脱走以降、札幌の気温は0℃から5℃の間を動いているだけです。 その間に雨が降り、雪が降りです。 
 北海道の在来種の爬虫類はとっくに冬眠しています。
 それなのにサバンナモニターなんて南方出身者が活動できるわけもないのです。
 オオトカゲ君は脱走後まもなくどこか人に見つからない場所で凍死したんじゃないかと思います。

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 そのオオトカゲ君がワタシに憑依したのでしょうか? 
 オオトカゲ君脱走から二日後ぐらいに、ワタシはやたらに寒気がして寝込んでしまいました。 ストーブも焚いているし、そんなに寒いはずもないのにとにかく寒気がするのです。 だからと言って風邪をひいて熱が出たと言う感じでもありませんでした。
 それでワタシはきっとあれはオオトカゲ君が憑依したのだと思いました。
 オオトカゲ君は自分が寒く冷たい中で死んだ事を知ってほしかったのでしょう。

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 今外は雪です。 夕べは結構降ったらしく今朝窓の外を見たらすっかり雪景色になっていました。
 11月ももうあと数日で終わります。
 これから益々暗く冷たい日々が続きます。
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2021-11-26 11:31

給付金迷走 岸田首相はポンコツ

 岸田首相の給付金支給が迷走を続けています。 
 そもそもこの人何の為に給付金を支給する気なんでしょうか?

 最初は公明党の選挙公約に付き合って18歳未満に10万円という話でした。 しかしこれが5万円支給、それとは別に5万円分のクーポンと言う無駄に手間のかかる話になりました。
 勿論、大変不評でした。
 
 そうですね。
 ワタシもこれ意味不明です。 子育て支援と言うなら、18歳以上でも大学生の子供を抱えた親だって厳しいし、またコロナで大学生のバイトも減り、バイトと仕送りで何とか学生生活を続ける大学生は非常厳しい状況です。

 それなのになんで18歳まで?
 しかも18歳以下なら親が大富豪でも支給されるのですから。

 それであんまり不評だったせいか、今度は非課税世帯にも支給すると言いだしました。
 それで生活保護世帯や、年金暮らしの高齢者も多くがもらえる事になりました。
 また非課税世帯の多くが年金暮らしの高齢者です。 国民年金の場合は最高額で月額7万円行きませんから、国民年金以外の収入がなければ非課税になるのです。
 
 しかしこれも意味不明です。
 だって生活保護費はコロナで減額されたわけではないので、生活保護受給者がコロナで経済的に困る事は全くありません。  
 それなのになんで給付するのでしょうか?

 これは年金暮らしの高齢者も同じです。 年金はコロナで減額されていません。 それなのに何が困るんでしょうか?
 さらに言えば年金暮らしの高齢者で年金額が少ない人でも、実は大多数は多額の金融資産を持っている人が多いのです。
 コロナ禍の中でも企業収益は下がらず、株も殆ど下がっていませんから、資産が減る事も資産収入が減る事もありませんでした。
 それなのに給付金を支給されるわけです。

 因みにワタシもこれで給付金を貰える事になります。 
 ワタシも年金は国民年金だけで非常に少ないけれど、金融資産は十二分にあります。 だから今回の引っ越しでは、証券会社に金融資産の証明書を出し貰って、保証会社に提出して、この家を借りたのです。
 でも金融資産=収入にはならないので、住民税非課税なのです。
 ところが岸田首相はこのようなワタシにも10万円くれるんだそうです。 勿論ワタシとしては助かりますが、苦労して働いている現役世代からすれば絶対に許せないでしょう?

 普通に考えるとコロナで一番困っているのは、コロナでバイトや残業がなくなり、残業手当が入らなくなった現役世代、大学生などの若者達だと思うのですが・・・・・・・。

 それでまたこの給付金支給案は不評でした。
 すると今度は外国人留学生にも支給すると言いだしました。
 
 外国人留学生?
 日本人学生は?

 そもそも一体岸田首相は何の為に、10万円支給する心算なんでしょうか?
 コロナで困っている国民を救うため、日本経済を活性化する為じゃないんですか?

 外国人留学生なんかに支給しても、それ本国へ仕送りされたり、不法入国のブローカーの手にわたるだけじゃないんですか? 
 それに本当に優秀で勉強の為に日本に留学している学生って、国費留学とかでしょう?  でもこの場合コロナで収入は減っていないのです。

 日本人学生の方が余程コロナで困っているんじゃないですか?
 だってリモート講義になって実家へ帰っても、下宿を引き払うわけにもいかないし、バイトも激減しているのです。 そして親だって減収になっている人が多いのです。
 そういう学生を救済しなくてよいのですか?

 そしてこうやって支給方針に対する迷走が続く間に、時間はドンドン経って、コロナによる経済支援の意味がなくなっていきます。
 こんな事をやっていて、ホントに支給されるのはいつのなるのでしょうか?
 そしてコロナ禍対策の経済支援の目的がドンドン薄れて、「カワイソウな人達へのお恵み金」になってしまいます。
 しかもカワイソウでもなんでもない人が、カワイソウな人として支給してもらえる事になっているから最悪です。

 結局この人何がしたいのでしょうか? 
 マジに岸田首相がここまでポンコツだとは思いませんでした。

 為さざると遅疑するは、指揮官の最も戒めむるところなり。

 これは旧日本陸軍が将校達に配布した「作戦要務令」の一節です。 ワタシの父は実は最後まで二等兵だったのですが、しかしこの作戦要務令を常に身近に置いて、読んでいて、ワタシが何かでグダグダ迷うと、この一節を持ち出して叱られました。

 しかし今の岸田首相を見ていると、やっている事が全部「為さざると遅疑する」ばかりで、ホントにこの人何をやりたいのかわかりません。
 
 岸田首相は「自分は人の言う事を聞く人間」である事を自負しているようですが、給付金に対する対応一つ見ても、結局この人は側近の言う事を聞いて、その言いなりになるのですが、しかしそれで他から大声で抗議されると、慌てて方針を変えるけれど、でもまた側近から文句を言われると、またそっちに引っ張られる・・・・・。
 こうやってグダグダと周りに振り回されるばかりで、自分では何も決められない・・・・。

 そもそもこの人一体何がしたくて首相になったのでしょうか?

 正直言ってワタシは岸田首相がここまでポンコツとは思いませんでした。
 自民党の総裁選では多くのネトウヨが高市早苗さんを支持しました。 ワタシもネトウヨとして高市さんの出した方針には全部賛成でしたが、余りに完璧に正論ばかり述べているので、逆に不安になりました。

 例えば靖国参拝などここまではっきり言ってしまって、中国が在中日本人や日本企業を人質に脅しを掛けたりしてきたらどうするのだろうか? そういう不安がありました。 
 それでとりあえず岸田さんの方が手堅いのでは?と思ったのです。

 しかし総裁選当時から岸田さんの言動は、フラフラしていました。 総裁選時の発言と言うのは選挙公約のようなモノですから、どこまで実現できるかは別として、途中で内容を変えたりしない物です。
 ところがこの人はモリカケ調査から、平成の所得倍増計画まで、フラフラ変わっているのです。

 そしてそのフラフラ振りが首相就任以降もドンドン酷くなっている状態です。 
 だからもうこの人が一体何をしたいのか?何の為に首相になったのか?全然わかりません。

 どうやらこのまま「為さざると遅疑する」を延々と続けるんじゃないでしょうか?
 「為さざると遅疑する」為に首相になったのでしょうか?

 しかも現在世界は経済も安全保障も、極めて厳し状況にあるのです。
 でも北京五輪への対応を巡っても、また「為さざると遅疑する」の方針を採用しているのだから困ります。 北京五輪は来年の2月なのに・・・・・。
 
 このままいくと日本は安倍・菅時代に10年かけて積み上げた経済・外交の優位を全部喪ってしまいそうです。
 神様、どうかそれだけは勘弁してください。 


オマケ
 給付金について、高橋洋一は「記名付き政府小切手」を提案しています。
 つまり選挙の投票所入場券と同じやり方で、各戸に個人名を記載した小切手を郵送し、その小切手を受け取った人が、身分証明書を持って銀行に行くと、銀行が支払いをしてくれると言う方法です。

 この身分証明書にマイナンバーカードを使えば、マイナンバーカードの普及にもつながります。

 アメリカでは銀行口座を持っていない人達には、この方法で給付金を配りました。 アメリカの銀行は毎月口座管理料がかかるので、ホントに貧しい人達は銀行口座を持っていないのです。
 銀行口座を持っていない人達は、政府から小切手を受け取ります。 そして銀行に小切手を持っていくと、銀行では換金を要求する人のIDカードを見せてもらい、それで本人確認をしたうえで小切手を換金するのです。
 このIDカードには、社会保険番号と本人の写真が載っているですが、これが実は日本のマイナンバーカードと同じなのです。
 
 そしてこれも高橋洋一の提案ですが、給付金を一般の所得と同様の課税所得にすれば、高所得者は給付金を受け取っても、結局税金で取り返される事になりますから、給付に所得制限を付ける必要もないのです。

 ワタシはこちらの方がずうっと合理的だと思うのですが、何でダメなんでしょうね?
  1. 何じゃこりゃ??
  2. TB(0)
  3. CM(14)

2021-11-25 09:01

ミサイルがあるから攻撃される 沖縄

 ワタシは1954年(昭和29年)生まれです。 ワタシの世代は団塊せの尻尾で、中学・高校時代は学生運動が吹き荒れていました。
 高校生になった年に起きたのが安田講堂事件で、この余波でワタシの高校も一時期、学生集会などが続きました。

 そしてこの世代は反戦平和運動にどっぷり浸った世代でもあります。 尤もあれは正確に言えば反戦平和運動ではなく、反米反米軍基地運動ですが。
 この反戦平和運動には「防衛力は戦争を招く」と言う独特のロジックがありました。

 つまり「日本が武装すると、相手国が危険に感じて武装を強化する、そして遂には『やられる前にやろう!』という事になって、戦争を招いてしまう」と言う理論です。

 このロジックには一定の説得力がありました。 と言うのは日本国内での人間関係では、むしろ多くの場合有効なのです。
 ワタシ自身、これについて経験があります。
 
 昔、我が家の近所で泥棒騒ぎが続いたことがありました。 それでワタシは心配になって警察に電話して「泥棒が来たときに備えて、竹刀などの武器を用意した方が良いのでしょうか?」と聞いたのです。
 すると応対した警察官は「そういう物を用意するとかえって危険。 相手からその武器を奪われてやられる場合もある。」と言うのです。
 それで武器を用意するのはやめました。

 確かに考えてみれば、警官の言う通りです。
 素人、それも女性が竹刀を振り回しても泥棒に対抗できるとは限らないし、むしろ下手な抵抗をして返り討ちに合う事の方がはるかに危険です。
 だから下手な抵抗をするより、金品は諦めて、できるだけ早く警察に通報することを考えるべきなのです。

 そして札幌の郊外の治安を考えたら、最悪泥棒ぐらしか来ないのですから、下手に武器を用意して返り討ちに遭って怪我をするより、金品を諦めて通報した方がはるかに安全なのです。

 この感覚は大多数の日本人は同様でしょう?
 暴力団事務所とか多額の現金を自宅に置いている人などは別にして、一般庶民なら敢えて武器を用意して泥棒を迎え撃とうなどとは思わないのです。

 それで国際関係・外交でもこのロジック「武装すると戦争を招く」を持ち込んでしまうのです。

 外交・安全保障は実は人間関係と本質的には変わらないと言われますが、何しろ日本人の大多数は泥棒も滅多に入らないような所に暮らしています。
 また友人知人やご近所も殆どが礼儀正しい善人です。
 だから日常の人間関係の感覚をそのまま外交防衛に持ち込むと、武装もせずどの国とも仲良くするのが一番だと言う事になってしまいます。

 しかし歴史を学び、現在の国際関係を学ぶと、現実は違うという事がわかってきました。
 なにしろ現在の日本のご近所は、暴力団事務所やらオレオレ詐欺団のアジトみたいな国ばかりなのですから・・・・・・。
 善人でない事が明らかな相手を善人だと思っていたら酷い目に遭います。

 そもそも他家の子供を拉致して自宅に監禁している人とか、他家の土地を自分の土地だと強弁して奪おうとするとか、祖父母の代に済んだ賠償問題を際限もなく持ち出しては金をせびる人とかが、近所にすんでいたら「武装しない方が安全」なんて言えるんでしょうか?
 また自分の家族を常に虐待して、殺したんじゃないか?と思われる人が、近所にいたらどうでしょうか?
 そもそもこのような人達を、普通の善良な友人知人と一緒にはできないでしょう?
 しかも警察署なんかない土地ならどうしますか?

 また日本は戦後、他国の悪い面はできる限り見ないように努めてきました。
 これも個人の心がけなら立派な事です。
 個人の生活では「他人の悪い面はできる限り見ないようにする。 自分の悪い面はしっかりとみて反省する。」と言うのは立派な心掛けです。

 でもただ我儘とか意地悪とか感じが悪いだけならともかく、現実に犯罪を行っているような人、自分自身を財産を奪おうとしているのが明らかな相手を「悪い面はできる限り見ないようにする」と言うのは、非常に危険です。

 現実に日本の近隣諸国は非常に危険な独裁国家ばかりです。
 そして彼等はそれを隠してもいません。
 習近平が終身独裁者になる事は、中国でも公式に決まった事で秘密でもなんでもないのです。
 また香港の自治権については条約できっちり定められていたのを、中国が武力で奪った事も公然たる事実なのです。 そしてそれに反対する人々を弾圧しているのだって、世界中の人が知っている事です。
 
 その中国がもう10年越しで尖閣諸島への侵略の意図を明確にしているのです。 
 その同じ中国は台湾への侵略の意図も明確にしています。

 こういう状況ではもう「武装したら戦争を招く」なんてロジックが通用しないのは自明ではありませんか?
 そもそも尖閣諸島は台湾も領有権を主張しているので、中国が台湾に侵攻すれば、そのまま尖閣諸島もその侵略戦争の対象になります。
 そして尖閣諸島周辺が戦争状態になった時に、沖縄もまた無事で済むはずもないのです。

 ところが肝心の沖縄では相変わらず「武装をすると戦争を招く」のロジックが主流です。

 過去最大の経済対策 なぜミサイルが必要か(琉球新報 2021年11月23日)

>台湾海峡で米中が衝突すれば、基地が集中する沖縄が紛争に巻き込まれる恐れがある。県民の生命・財産を危険にさらすミサイル配備を、経済対策の名目で実施するのは納得できない。

 沖縄県民の生命・財産を危険から守る為にミサイル配備が必要なんじゃないですか?
 そもそも基地がなければ中国はとっくに沖縄を侵略支配して、沖縄県民はウィグル人みたいにジェノサイトされていたんじゃないですか?

 中国共産党政権はウィグル人やチベット人や自治を求める香港市民は虐殺するけれど、沖縄県民には何もしないと思っているんですか?

 これってもう津波が迫っている状況で、「何の為に防波堤のかさ上げをするのか? 何で海岸ばかり防波堤を負担しなければならないのだ。 隣町が津波に呑まれたら、自分の街も被害に遭う可能性があるから、防波堤は撤去してほしい。」と言っているような話です。

 でも沖縄県は戦後一貫して「基地の負担」を理由に国からひたすら補助金をせびり続けてきました。
 そして戦争の被害を理由に「基地の負担」を叫び続けてきました。

 だからこの期に及んでも、自分達を守る為のミサイルや基地を「負担」「危険」と言って金をせびる事しか考えられないのでしょうね。
 こんな事をいつまでも続けていると大変な事になるんじゃないかと思うんですけど・・・・。
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2021-11-22 10:36

青木理のアジア 左翼は不都合な存在を認めない

 先週のサンデーモーニングで出演者の青木理が「日本はアジアで最悪のコロナ感染」と発言しました。
 しかしこれは完全な間違いです。

 アジアで最大の死者を出したのはインドです。 そしてロシア、インドネシア始めアジアには日本より遥かに多くの死者を出した国は多数あります。
 
 ロシアがアジア??

 ええ、元来の「アジア」の定義では、アジアとはユーラシア大陸のヨーロッパ以外の地域と、その周辺の島嶼部ですから、ロシアもアジアなのです。
 
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 これは元々のアジアの定義が古代ギリシャにまでさかのぼります。
 ヨーロッパの名前の由来がゼウスに愛された乙女エウローパ、彼女がゼウスが変身した雄牛の背に乗って渡った海峡が「雄牛が渡る」を意味する「ボスポラス」と名付けられて、この海峡がアジアとヨーロッパの境界とされました。

 因みにこの時代、現在のトルコ共和国のあるアナトリア半島の地中海沿岸部はギリシャ世界です。 そして同じ地中海でも現在のフランスやスペイン沿岸などは、怪獣や魔物が住む未知の世界であり、同様アナトリア半島の内陸部や黒海沿岸部も多くは未知の世界でした。

 ともあれこの時代に定義されたアジアとヨーロッパの境界が、今もそのまま正式にはアジアとヨーロッパの境界なのです。
 
 要するにヨーロッパ人からみて「ユーラシア大陸でオレタチと違う世界は皆アジア」と言う事です。 
 随分いい加減な区分ですが、しかしその後を歴史経緯を見ると、ヨーロッパ人からみればこれ無問題だった事は頷けます。
 だって古代ギリシャの時代からアナトリア半島はペルシャ帝国に支配されたの始め、その後の歴史でもヨーロッパ人から見れば価値観を異にする民族の支配下にあり、ヨーロッパ人から見れば「自分達とは全く違う世界」でしたから。

 そしてヨーロッパ人から見れば、ヨーロッパ人との違いが第一で、中国とインドの違い、イスラム文化と儒教文化の違いなどは二の次なのです。
 つまりアジアの定義は完全にヨーロッパ中心の世界観によって定められているのです。

 尤も青木理のアジアだって似たような物で、青木理など日本の左翼にとってのアジアというのは結局中国・韓国・北朝鮮しか入っていません。 地理的に文化的にもコレラ国々同様に日本に近い台湾さへも排除しています。
 
 これだとヨーロッパ人の定義よりひどくて、インドやインドネシアなど大人口を抱える国々の存在がアジアから消されているのです。

 青木理など左翼が中国・韓国・北朝鮮の反日国家が大好きなのはわかります。 だからことあるごとにこれらの国々を持ち出して、日本が嫌われている、憎まれている、日本の政策に反対する国々があるという事を強調したいのはわかります。
 でも左翼が多少なりとも他のアジア諸国への配慮するなら、これらの国々だけを持ち出してただ「アジア」とは言わず、せめて「東アジア」と言うべきじゃないですか?

 しかしワタシは思うのです。
 実は左翼には「東アジア」以外のアジアはそもそも存在しないのではないのか?と・・・・。
 ついでに言えば、彼等には東アジア以外では、世界はヨーロッパとアメリカとオセアニアぐらいしか存在しないのではないのかと思います。

 なぜなら例えば彼等は夫婦別姓とか多様性の尊重とかを世界の趨勢のように煽るのですが、そもそも夫婦別姓以前にアジアやアフリカには、姓そのものがない国、名前の構成が日本とも欧米とも全く違う国が多数あります。

 トルコ共和国は共和国成立後にフランス民法を取り入れてその時「姓」も取り入れました。 しかしイスラム圏の多くの国々には現在も姓はなく、父親の名前を使ってオサマ・ビン・ラディン(ラディンの息子オサマ)などと名乗るのが普通です。
 
 また有力な一族に属する人は、家族名や家門名などを積み重ねた長い名前を名乗るけれど、庶民は個人名だけと言う国も少なくありません。

 そもそも姓と言うのの存在が世界標準ではないのです。
 姓の存在が世界標準ではないのに、夫婦別姓が世界標準になるわけはありません。
 
 また青木理のアジアでは古代から夫婦別姓です。 これは青木理のアジアがみな儒教国家であって、儒教では姓とは血統を表す物なのすが、結婚で血統が変わるわけではないので結婚しても姓が変わらないのです。

 これだと結婚しても女性は本当の意味で婚家の一員として認められません。 実際韓国などでは妻は婚家の先祖供養の為の料理の支度など雑用の一切を課せられますが、しかし妻はその先祖供養に出席することはできないのです。 これは夫が死に、息子が当主になっても同じです。 
 だって結婚しても先祖は変わらないのですから、夫や息子の先祖供養に妻は絶対に参加できないのです。

 少し脱線しますが、日韓併合時に日本が朝鮮半島に戸籍制度を持ち込んだ時、日本政府は妻が夫の戸籍に入る事を前提で、夫婦同姓を持ち込みました。 しかしそのまま夫婦同姓を強制したのではなく、朝鮮人が元々持っていた姓は夫婦共々そのまま記載し、それとは別に「氏」を作り、「氏」は夫婦同一にしたのです。 だから「創氏」なのです。
 
 そして「氏」は姓と同一にしても良いし、また全く別な氏、例えば日本式の氏を名乗っても良い事になっていました。 しかし日本式の氏を名乗る人も多かったので「創氏改名」と言われたのです。

 ともあれこうした歴史的経緯を見ても、東アジア儒教世界での夫婦別姓は、結婚では女性が家族の一員に入れない事を前提としたものであって、むしろ女性の地位の低さを象徴する物です。
 それどころか妻の地位そのものが非常に不安定で、妾との立場の違いは僅少でした。

 こういう歴史的現実を見れば「夫婦同姓を強制するから女性の地位が上がらない」と言うのは、これまた全くナンセンスです。
 
 だから日本の左翼が夫婦別姓に執着するのを見れば、要するに彼等は欧米に追従したいだけの人間であることがわかります。
 欧米に追従する人間からすれば、世界は欧米しかないのです。

 今日本ではこういう欧米追従しか関心のない人達が、「多様性」「多様な価値観の尊重」と喚いています。
 広い広い世界で欧米の価値観にしか関心のない人間が、何で「多様性な価値観の尊重」と喚くのでしょうか?
 それは欧米諸国の自称知識人たちがそう喚いているからです。
 だから欧米知識人の価値観しか尊重しない連中としては、一緒に喚かずにはいられないのです。

 ホントに多様な価値観を尊重する人間なら、世界の国々には様々な伝統があり、姓のある国でもその意味は国や民族によって違う事を知ったうえで、それぞれの国の伝統を尊重するでしょう。

 でも日本で「多様性」を振り回している連中は、欧米の価値観で世界を統一しようとしているわけで、実は多様性とは最も縁遠い連中なのです。

 しかし左翼っていつもこうやって言葉を誤魔化して煽るのです。
 これは「アジア」や「世界」だけの話ではありません。
 
 例えば「非正規雇用」なんて典型です。 
 左翼によれば「非正規雇用で働くと言うのは悲惨な状況で、非正規雇用で働く人々は皆何とかして正規雇用になりたいと考えている」のだそうです。

 そしてそれを前提に雇用が増えても「非正規雇用ばっかりだ」と政府を攻撃します。
 また非正規雇用の賃金が正規雇用に比べて著しく低い事を攻撃します。
 
 確かに非正規雇用の場合、身分は不安定だし、また年金や健康保険などの福利厚生でも不利益になります。
 だから正規雇用の仕事がないので、非正規雇用で働いている人達にとっては不満はあるでしょう。

 しかし実際には非正規雇用者の9割以上は、主婦のパート、高齢者の嘱託、学生のアルバイトなどです。
 そしてこうした人々の場合、最初からフルタイムでは働けないし、年金や保険は配偶者や親のところに入っているので、自分で保険料を負担する意思はありません。
 こうした現実を見れば「非正規雇用=正規雇用がなくて不幸」とは言えないのです。 不幸なのは正規雇用者として働きたいけれど、非正規雇用で働くしかない人々なのです。

 因みにアベノミックスでは雇用者が非常に増えました。 
 左翼はこれを「増えたのは非正規ばかり」と言って攻撃しているのですが、実際には正規雇用も増えているのです。
 だから新卒者の就職内定率がバブル期並みに良くなっているのです。
 そして労働年齢人口の大多数は正規雇用者として定職を持っています。 その中で正規雇用が増える余地は限られているのです。
 
 その為景気が良くなって増えるのは、主婦のパート、学生アルバイト、高齢者の嘱託などです。
 こうした人々はフルタイムでは働けないので、それだけで賃金は非正規雇用者に比べたら非常に低くなります。
 
 しかし左翼はこうした現実を無視して「非正規労働者の賃金は正規に比べて非常に低い、大問題だ。」と叫ぶのです。
 
 彼等の脳内での非正規労働者と言うのは、正規雇用を探しても見つからず仕方なく非正規労働者と働く人々なのですが、しかし統計を見る時は主婦のパートや学生アルバイトや高齢者の嘱託など全ての非正規労働者を勘定に入れて「労働者の4割が非正規だ!!」「アベノミックスで増えたのは非正規ばかりだ!!」と喚くのです。

 主婦のパートや学生アルバイト、高齢者の嘱託として働く人々は、普通に生活していれば誰でも否応なしに毎日見かけます。 飲食店やスーパーやコンビニの店員の多くがそういう人たちだし、彼等の職場の先輩には定年退職後に嘱託として働いている人も結構いるでしょう?
 彼等との接触なしに暮らす事は不可能です。
 そしてこうした人々の大多数はフルタイムで働く事は望んでおらず、正規雇用者になる気はない事もわかるでしょう?

 しかし左翼が「非正規」と言う場合、こうした人々の存在は綺麗にネグレクトされるのです。
 
 アジアは中国・韓国・北朝鮮だけ、世界は欧米だけ、そして主婦のパートや学生のアルバイトや高齢者の嘱託は非正規雇用者には入れない。
 左翼ってこうやって世界をゆがめながら、プロパガンダに努めるんですよね。
 
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2021-11-20 09:20

ネット上の差別的な書き込み訴訟について 差別の当たり屋

 在日コリアンの女性がネットの差別的な書き込みに対して提訴しました。 
 この女性は新大久保での在特会のデモを散々妨害してきた有名人です。

11月18日 17時34分
川崎市の在日コリアンの女性が、インターネット上に差別的な内容を繰り返し書き込まれたとして、書き込んだ40代の男性に対し賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、川崎市にある在日外国人との交流施設「川崎市ふれあい館」の崔江以子館長で、代理人の弁護士とともに18日会見を開きました。
訴状などによりますと北関東に住む40代の男性が5年前の2016年、自身のブログに崔さんを名指しした上で「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」と書き込んだということです。
この書き込みについては法務局に救済を申し立て削除されましたが、男性はその後も4年間にわたり、ブログやツイッターで「差別の当たり屋」「被害者ビジネス」などと繰り返し書き込んだということです。
崔さんはこれらの書き込みは違法で、差別的言動によって名誉を傷つけられたなどとして、300万円余りの慰謝料を求める訴えを横浜地方裁判所川崎支部に起こしました。
崔さんは、「『祖国へ帰れ』という言葉は、この社会にいてはいけないと存在を否定する言葉です。しっかりとした判決を出してもらい、この言葉が向けられている子どもたちにも大丈夫だよと伝えたい」と話しました。

 この女性は朝鮮総連系の活動家で、新大久保での在特会のデモを散々妨害してきた有名人です。
 だからこういう事をやるのは当然だろうとは思います。

 しかし常識的に考えて、この種の活動家に対して「差別の当たり屋」「被害者ビジネス」「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」と言うのは、「これらの書き込みは違法で、差別的言動によって名誉を傷つけられた」と言えるようなモノなのでしょうか?

 まず「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」ですが、外国人が日本で政治的な活動をしている事自体、日本の国家主権を守るうえからは非常に問題があります。
 そして韓国も北朝鮮も日本に敵対している国家です。

 北朝鮮は日本人拉致を行い、「日本を火の海にする」と何度も公言している国家です。
 また韓国は現在、自称徴用工訴訟で、日本企業の資産を差し押さえました。 これは日韓条約に反する行為です。
 日本と韓国が国交を正常化して、国家同士の正常な交流行う事ができるようになったのは日韓条約を締結したからです。 しかし韓国がこの条約を公然と破った以上は、もう正常な国家間の関係は不可能になったと解釈するべきです。

 こうした国の国民は普通に考えて「敵国人」です。
 敵国民をどう扱うか?は、国家により時代や国際情勢により違いますが、しかし国家には自国を守る為に、自国に危険な外国人を排除する権利があります。
 
 だから世界中の殆どの国は、北朝鮮人の入国など殆ど認めないし、認めても行動には様々な制限を付けています。
 在日コリアンとして日本に在住する「朝鮮籍」の人が、日本国外に出る場合も同じです。
 「人権」を金科玉条とする欧米諸国も、「朝鮮籍」の在日コリアンが観光旅行や留学などで渡航することを殆ど認めていませんし、また入国を認めた場合も非常に厳し行動制限を課しています。 
 
 日本も本来なら北朝鮮人の入国など絶対に認めるべきではありませんでした。 
 ところが日本は歴史的な経緯から、多数の北朝鮮人が入り込み居住しています。
 その為、日本人拉致のような深刻な国家犯罪が行われ、更に多額の資金が北朝鮮に流れこれが核兵器やミサイル開発に使われました。 また核兵器やミサイル開発にかかわる技術や機材も北朝鮮に流れました。

 つまり日本に多数の北朝鮮人が在住し、そして彼等が日本人と全く同等に自由に活動している事が、日本の安全を脅かしているだけでなく、世界の平和を脅かしているのです。
 日本と世界の安全保障の為には、こうした危険な国の国民を日本から排除することは、極めて重要です。
 「北朝鮮人の日本から排除」はむしろ絶対に考えるべき問題なのです。

 そして前記のように韓国もまた日本に敵対している国家です。 
 更に韓国は嘗ては北朝鮮と厳しく敵対し反共の砦でしたが、しかし現在ではひたすら北朝鮮にすり寄る国家です。

 こういう問題を考えたらいかに歴史的な経緯があるとはいえ、韓国人・北朝鮮人の排除を考えていくべきでしょう。
 
 日本は民主主義国家です。 
 日本の左翼が聖典とあがめる日本国憲法でも「主権在民」と定めています。
 つまり安全保障など日本の運命に関わる問題は最終的には国民が決める事です。
 そして日本国憲法ではまた「言論の自由」を保障しています。
 
 だから日本国民が日本の安全の為に「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」というのを妨害してよいはずがないのです。
 
 因みに日本の左翼は、在日米軍兵士やその家族に対しては、日米安保条約成立以降80年以上「ヤンキー ゴー ホーム!!」「出ていけ!!」と叫び続けていました。
 「ヤンキー」というのはアメリカ人に対する蔑称です。 こうした蔑称を使ってのデモが80年余も認められてきたのに、「朝鮮人出ていけ」と言えば、差別として問題化されるって、それこそアメリカ人に対する差別ではありませんか?
 それともアメリカでのコリアンへの差別語を使って「グック ゴー ホーム」とでも言えば差別にならないのでしょうか?

 しかし一番問題なのは、こうして米軍兵士とその家族に対する差別語を使っての排除活動が放置される一方で、在日コリアンに対する排除活動家が問題化されて弾圧されることです。
 
 これはつまり一般日本人が、日本の安全保障の為の発言を封殺しようと言う話で、日本の安全保障上きわめて深刻な問題です。
 
 なるほどアメリカは世界一の大国であり、韓国と北朝鮮は元日本領だったと途上国です。 だからアメリカ人は一流国民、カワイソウな韓国・北朝鮮人という感覚で、米軍兵士やその家族に対して蔑称を使って排除デモは放置され、一方「カワイソウな朝鮮人をいじめるな」という感覚で在日コリアンの排除デモは問題化されるのでしょう。

 しかし現実に北朝鮮や韓国がやっている事を考えたら、そういう問題ではないでしょう?
 むしろ日本の安全を守る為には、北朝鮮人や韓国人の排除は、むしろ正面から積極的に考えていくべき問題です。

 逆に言えばだからこそ在日コリアンの活動家はこれを封殺しようと必死なのでしょう。 だからこうした訴訟も行うのです。
 これはつまり差別とか人権とか言う問題ではなく、北朝鮮や韓国が背後にある謀略活動だと考えるべきなのです。

 因みに「差別の当たり屋」「被害者ビジネス」というのも本来無問題です。
 この活動家氏を支援している左翼の日頃の言動を見ればわかります。
 彼等は日頃自衛隊員を「人殺し」などと言ってきました。

 自衛隊はこれまで一人の人も殺していません。
 また今後台湾有事などで、自衛隊が人民解放軍の軍艦ぐらい撃沈することはあり得るでしょうが、これで人民解放軍の兵士が数千人死んだとしても、これは日本国と日本国民を守る為の自衛措置です。

 一方、今回提訴騒ぎを起こしている在日コリアン氏はプロの活動家であり、「差別されたニダ」と騒ぐ事を日常生活の糧にしています。
 こういう方を「差別の当たり屋」「被害者ビジネス」というのは、普通の感覚でしょう?

 これが許されないなら無免許運転で問題になった東京都議会議員木下ふみ子を「税金泥棒」、桜井誠を「差別ビジネス」というのも許されないはずです。

 なぜなら木下ふみ子は無免許運転で事故を起こしましたが、彼女は合法的に都議会議員に当選したのだし、その報酬も全く合法的に支払われているからです。
 そして何日議会を欠席しようとも、議員報酬を減額されないと言うのもまた、法でそのように規定されているからです。

 そして桜井誠はこの在日コリアン女性と同様に活動家だと言うだけです。 桜井誠が設立した在特会の目的は「差別」ではなく「入管難民法」の改正なのです。
 それを「差別」と感じる人達が桜井誠を「差別ビジネス」と呼んで良いのなら、この在日コリアン女性の活動を気に入らない人達が、彼女を「被差別ビジネス」「差別の当たり屋」と呼んだって無問題でしょう?

 しかし結果としてこれが騒ぎになるのは、こうした「被差別ビジネス」には日弁連など左翼活動家の組織的な支援があって、直ぐに訴訟騒ぎなどになるからでしょう。
 誰だってこうしたスラップ訴訟には弱いのです。
 だから面倒を避けるためにこうした連中を刺激するようなことは言わないようになります。
 そしてそれがこうした被差別ビジネス家の狙いです。

 しかしワタシはやはりこのまま放置するべきではないと思うのです。
 だって前記のようにこれらの被差別ビジネス家の後ろには、日本人の言論を封殺しよう、特に安全保障に関する言論を封殺しようと言う韓国や北朝鮮、そして中国の謀略が隠れています。

 「とにかく差別は良くない」「カワイソウだから相手に嫌がる事は言わないようにしよう」なんて安易な一般道徳だけで対応していると、欧米諸国のように不法移民の受け入れに反対することまでが「差別」とされてしまうようになります。
 そして日本の近隣諸国は全てテロ国家や独裁国家であり、しかもそれが膨大な人口を抱えているのです。
 これらの国々は「反差別」を梃に日本を乗っ取ろうとしているのです。

 だからこれからは「差別」という言葉で思考停止するような事だけは絶対してはならないのです。

 それでも現実に在日コリアンと左翼が組んだ組織を相手に戦う事になるのですから大変です。
 だから今後は感情に任せて口汚い罵り言葉を使う事は慎むべきだと思います。 こういう言葉を使うので、付け込まれるのです。
 いうべきことは言わなければならないのですが、その場合は韓国や北朝鮮、そして在日コリアンの問題点を冷静に論理的に指摘していくべきです。

 因みにワタシは今後、こうした危険な外国人の排除を訴える場合には、外国人ではなく法務省や政府与党を相手にデモや街宣をやるのが良いと思っています。
 
 現在外国人の出入国管理は法務省が行っています。 だから法務省に対して「法務省は仕事をしろ!!」「法務省は危険な外国人を追い出せ!!」というデモを行えばよいのです。
 これだと日本国民が日本の政府機関を相手にデモをしているのですから、差別にもヘイトスピーチにもなりません。 
  1. 差別ニダ!!
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2021-11-19 19:43

箪笥の底から

 箪笥の底からこんなモノが出てきました。
 この数日、片付けものを続けていて、箪笥の中身を整理していたら、これが出てきたのです。

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 祖母が陸軍大臣東条英機からもらった感謝状です。
 感謝状の内容からすると、恤兵(じっぺい)金を寄付したようです。 実はワタシはこの「恤兵」と言う漢字が読めなかったのですが、幸いウィキで読み方と意味がわかりました。
 恤兵とは軍人や軍への寄付や献金だそうです。
 但しこの表彰状の文面では、祖母がいくら献金したかはわかりません。

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 実は祖母は同じ昭和16年、この他にも軍事国債100円買っています。 それで陸軍大臣と海軍大臣から表彰状を貰っています。
 そしてそれを朝日新聞が報道してくれました。
 父の父親、つまり祖母の夫は父が7歳の時に事故死しました。
 それで祖母はその後、父を実家に預けて、女中奉公をしながら、父の商業学校への進学費用を稼ぎ、また将来の為に貯金をしていたのです。

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 この時代、女中の賃金水準を考えると、100円というのは大変な大金だし、だからこそそれで軍事国債を買うと言うのは表彰物だったのでしょう。
 しかし祖母は他にもまだ恤兵(じっぺい)金というのも出していたわけです。
 これらのお金は本来なら祖母の老後の唯一の頼りだったはずです。

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 だって実はこの年、父は出征したのです。
 父は大正9年生まれなので、昭和16年に兵役検査を受ける事になり、そしてそのまま招集されて、外地に送られました。
 父は祖母の一人息子ですから、父が戦死でもしたら、祖母が頼れるのは、自分の貯金だけだったのです。
 でも祖母は自分の老後資金から、軍事国債を買い恤兵(じっぺい)金を寄付することを選びました。
 祖母はそういう人だったのです。

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 でも幸い父は無事に復員したし、貯金は持っていても戦後のインフレで消滅したのだから、軍事国債を買ったり、恤兵(じっぺい)金を寄付して正解だったのです。
 父が復員してから結婚するまで、祖母は初めて母子水入らずで暮らす事ができました。
 昭和20年代初めの大変な時期でしたが、しかし祖母は夫を喪ってからずうっとこの生活を夢見ていたのだと思います。

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 ところでこの表彰状と一緒に父が出征したときの出征を見送る幟と見送った人々が寄せ書きをした日章旗も出てきました。
 これもアップしたかったのですが、しかしどちらにも父の名前が大書してあるので、やめておきました。

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 しかし荷物を整理すると言いながら、こんなものが出てくるたびに感慨にふけっているのだから、整理がはかどらないわけです。
 そしてこうした古物を後生大事に取ってあるのだから、荷物が多いわけです。
 でもこれいくら何でも捨てられないでしょう?

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 だってこうやって父や祖母が苦労してきてくれたお陰で、ワタシがこの新しい家で優雅に暮らせているのですから・・・・・。

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 上の写真は寝室の窓からの眺めです。
 一昨日は朝、目を覚まして寝室のカーテンを開けると、虹が出ていました。
 このところ天候が不安定で、毎日のように雨が降ります。
 雨は一日中降るわけではなく、殆どいつも直ぐに止み、その後虹が出ます。 

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 前の家は窓を開けても隣の家の壁以外見えなかったので、窓を開けて外を見るという事が一切ありませんでした。
 でも今の家は居間も寝室も眺望抜群です。
 それで昼ご飯は居間の窓辺で、藻岩山を見ながら食べています。

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 その藻岩山ですが、夜に雨が降った翌朝は、いつも雪で覆われるようになりました。
 平地では雨でも山の上は雪なのです。
 でもこの雪はまだ根雪ではなく、昼間になると溶けてしまいます。

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 それでも季節は冬に向かって進んでいます。
 紅葉はもう殆ど終わりました。
 すっかり色彩の減った世界で、散り残った紅葉が限りなく鮮やかに思えます。

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 天候不順と家の片付けで、なかなか外出ができないのですが、それでも買い物などで外へ出ると、最後の紅葉に目が行きます。
 しかしホントに天候不順には閉口します。

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 今日は午前中、綺麗に晴れていたので、喜んで買い物に出かけました。
 このところやたらに買い物をしています。 根雪になって自転車が使えなくなった時に備えて、猫砂とかトイレットペーパーとか嵩張る物、重い物を備蓄しなければならないと言う事もありますが、それ以上に不便な所に来たと言う不安心理からか、やたらに買いだめをしてしまうのです。

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 それで今日も買い物に出ました。 
 天気予報では午後から雨になっていたのですが、午前中は綺麗に晴れていました。
 だから安心して出かけたのです。

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 ところが一通り買い物を済ませて、最後に猫砂を買って店を出たら、雨が降ってきました。
 それで雨の中を必死で自転車を漕ぐ羽目になりました。
 こういう時に限って天気予報はしっかり当たるんですね。

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 それで午後は家で最後まで放り出していたクレジットカードの住所変更をしました。
 実はワタシはこの種の作業大の苦手です。
 どうやらワタシはディスクレシアらしく、数字の入力なんかで何度も何度もミスをしてしまうのです。
 だからやりたくなくて最後の最後まで放置していたのです。

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 でも午後一杯半泣きで頑張り続けたお陰で、何とかやり終えました。
 これで引っ越しに関して面倒な仕事は全部終わった事になります。

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 天気予報では今夜も雨が降り、明日もまた曇天です。
 冬はどんどん近づいています。 だから明日もまた猫砂を買いに行こうと思います。 自転車で運べるのは一度に3袋なので、こまめに往復するしかないのです。


  1. 札幌の四季
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2021-11-14 10:00

新しい生活

 引っ越しから10日余になり、大分家の中が片付いてきました。 
 しかしまだ本は本棚に入っていないし、開けていないダンボールは和室に積み上げたままです。

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 今の家は前の家より遥かに広いし、収納も十二分あるのですが、しかし収納の場所や広さが違うので、前の家のやり方そのままでは収納できません。
 オマケに押し入れ用の衣装ケースが、そのまま押し入れに入ったと思ったら、幅が2センチ程広すぎて、引き出しが開かないという忌々しいトラブルが起きました。
 色々考えたけれど、結局少し幅の狭い新しい衣装ケースを買うしかありません。

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 また前の家と違って気楽に釘を打てないので、釘やフックから物をぶら下げると言う事が一切できません。
 それで絵が飾れません。 
 下手な絵ではありますが、自分が描いた絵で、ワタシはそれをずうっと飾ってきたので、なんか物足りないです。

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 またタオル掛けを取り付ける事もできません。 それでタオルや布巾を掛ける場所がありません。
 これだと湿ったタオルや布巾を掛けて乾かす事ができません。
 それだと凄く不潔になるので、一回使ったらそのまま洗濯するか、或いはもうタオルや布巾は使い捨てのペーパータオル等に変えるしかありません。

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 ワタシは前々から何で使い捨てタオルとか布巾とかが売れるのかいぶかっていました。 
 だってあれ凄くチャチで使いにくいです。 布のようにシッカリとは拭けないじゃないですか?
 でもこれでわかりました。
 手近に干す場所がなければ、その都度使い捨てにするしかないのです。
 なるほど一つの事が変わると、他も色々変わってくるのですね。

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 そんなわけでワタシの意識も随分と変わりました。
 因みに不動産広告で確認したら、この家は1995年3月築です。 だから決して赤らしい家ではありません。
 しかし前の家が昭和30年代築ですから、前の家に比べたら別世界です。
 それで他でも色々戸惑っています。

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 それかあらぬかワタシの意識も変わりました。
 一番変わったのは、ボンボン物を捨てるようになったことです。 
 ワタシは元来物を捨てるのが大の苦手でした。
 正に昭和の価値観ですが、使わない物、要らない物、古い物などなんでも捨てずに仕舞い込んでしまうのです。 
 それでも引っ越しの前に随分と沢山の物を捨てました。 さすがに少しは荷物を減らさないとどうしようもないと思ったのです。

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 ところで札幌市では燃えるゴミと、燃えないゴミは、市指定のゴミ袋に入れて捨てなければなりません。
 市指定のゴミ袋は5ℓ、10ℓ、20ℓ、40ℓの4種類あります。 
 ワタシは元来物を捨てるのが大の苦手ですから、これまでは5ℓの袋と10ℓの袋のどちらかを毎週一枚使うかどうかでしした。
 しかしこの引っ越し準備では20ℓと40ℓをどれだけ使ったかわからない程使いました。

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 それでもこちらに来てからも、荷物の整理をしながら、またドンドン捨てています。
 家が変わったお陰で意識が変わり、これまでの方針を全部変えて、今後使えそうもない物、必要のない物はドンドン捨てる事にしたからです。
 それで捨てずに仕舞い込んでいた古着とかも随分捨てました。
 けれどもこれから衣装ケースの入れ替えなどやると、まだまだ捨てる物が出てきそうです。

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 昨日は箪笥を移動させて、箪笥の引き出しを整理しました。
 箪笥は引き出しを抜くと凄く軽くて一人でも楽々と移動させられたのです。
 しかし引き出しの整理をすると不用品が、出てくる出てくる。

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 実はこれらの不用品はワタシが一人でため込んだわけではなく、母の代からの物が大半なのです。
 母はワタシに和を掛けた「物捨てられない病」で、意味不明の物を大量にため込んでいました。 

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 ムーミンの話にロッドユールと言うネズミみたいな生き物が出てくるのですが、これがボタンとかピンとか小さな物をやたらため込む癖があるのですが、どうやら母もロッドユールの仲間のようでした。

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 ワタシは前の家に引っ越した時、こうやって母がため込んでいた物をそのまま全部持ち込みました。 そしてその後、中身も確認しないでずうっと仕舞い込んでいたのです。
 でも今回は中身を調べて要らない物は全部捨てる事にしました。
 こうやって不用品を捨てると、小箪笥の引き出しがほとんど全部空になりました。

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 それでこの小箪笥も捨てようか・・・・と思ったのですが、しかしこれは一応思いとどまりました。
 まだ引っ越し荷物の整理は終わってないので、中身はともかく入れ物の方は、役に立つかもしれませんから。
 ともかくこうやって、前の家で仕舞い込んでいたゴミを、今一気に吐き出しているのです。

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 ところで札幌市ではゴミは種類によって収集日が違います。 それで出てきたゴミは収集日まで出せないのですが、幸いここには広いガレージがついているので、ゴミは一旦そこに入れて置けます。
 車もないのにこんな広いガレージを持つなんて罪悪感があるのですが、こういう時は非常に便利です。

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 ガレージのシャッターには鍵はかけていません。 
 だってゴミと不用品しか入っていないのですから・・・・・。
 ガレージにゴミを入れるたびに、泥棒が入って全部持って行ってくれたら良いのに・・・・・、と思ってしまいます。

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 ところで今の家は三階です。 
 一階はガレージ、二階と三階が貸室となっているのです。 エレベーターはありません。
 三階まで階段は結構キツイのですが、狭いコンクリートの階段を昇りつめて自室に入ると、なんか城塞の塔に立て籠っているような安心感があります。

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 そして窓からは藻岩山が見えます。
 引っ越し後の一週間で黄葉は完全に終わり、藻岩山の山肌は黒々とした枯れ木の色になりました。
 昨日は藻岩山の山頂とその後背にある山々に雪が積もっていました。

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 因みに今回のエントリーの写真は、引っ越しの直前、つまり10日程前に撮った物です。
 あのころは山肌も木々も豪華絢爛な紅葉に彩られていたのです。
 それが10日程でみるみる散って、今はもう殆どが枯れ木です。
 春の花も儚いけれど、秋の紅葉はもっと儚いのです。

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 この写真を撮った日は、素晴らしい快晴でした。 でも紅葉をめでる人は殆ど見かけませんでした。
 ここは桜の木も沢山あって、春の花見時には大勢の人がそぞろ歩いているのです。

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 色彩なら秋の紅葉の方が、春の花よりももっとずっと華やかなのに・・・・・。
 それでも紅葉をめでる人が春の花をめでる人より少ないのは、散ってしまった後の寂しさ故でしょうか?
 そもそも紅葉って何の為にあるのでしょうか?
 散ってしまえばオシマイなのに、何でこんなに美しく華やかに彩ろられるのでしょうか?

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 そんなことを考えていると限りなく感傷的になってしまいました。
 ホントは引っ越し直前で、もっとちゃんと準備をしないとダメな時期だったのに・・・・・。
 こんな事ばっかりしているから、妹に迷惑をかけちゃうのです。

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 しかしとにもかくにも、この豪華絢爛の紅葉が終わると共に、ワタシの新しい生活が始まったのです。
 そしてその生活の始まりは大量のゴミ出しでした。
 紅葉が散るのとゴミ出しでは、えらい違いですが、しかし美しい紅葉も散ってしまえばゴミではありませんか?

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 だからいつまでも感傷に浸っていないで、新しい生活に向けて頑張ります。
 今日はこれからタワシとか衣装ケースとか買いに行かなければなりません。 でないと先に進めませんから。

  1. 札幌の四季
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2021-11-12 11:43

5匹???

 昨日、前の家の鍵を前の家の大家さんに返しました。 厳密にいうと大家さん本人は、一一昨年から入院中なので、大家さんの息子さんですが・・・・。
 脱線しますが、大家さんはホントは退院後老人介護施設に移る予定だったそうですが、このコロナ騒動で介護施設に移れなくなり、今も入院中なのだそうです。
 コロナがこんな問題を起こしているんですね。

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 ともあれもう20年余も借りていた家だし、大家さんにもお世話になったので、それなりに気は使わなくちゃ・・・・・と、思っていたのですが、しかし大家さんの息子さんは全然この家に思い入れはなかったらしく、鍵を返す話をしたら「物置にでも置いておいてください。」と言われました。
 どうやら借家人が出た後、家の見分をする気もないようです。
 こちらも最後の掃除など満点ともいえないので、大変気楽ではありますが・・・・・。

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 この家は借家用に建てられたわけではなく、大家さん一家が暮らしていた家です。 その後、大家さん一家は市内にもっと広い家を建てて出て、その後借家にしたようです。
 だから大家さんの息子さんは、ここで子供時代を過ごしたはずです。
 それでそれなりの愛着はあるのかも?と思っていたのですが・・・・・。

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 しかしワタシも同じでした。
 11月4日に引っ越しが終わり、荷物を運び出してから、家の掃除などで二日程通ったのですが、その時名残惜しいとか、淋しいとかいう気持ちが全然沸きませんでした。
 この家は昭和30年代に建てられた物で、その後殆ど改修していません。
 だから一歩入ると文字通り昭和の世界でした。
 それで家賃は格安でした。
 病身で無職のワタシとしては、できる限り家賃の安い家という事でここを選んだのです。

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 しかし住んでみると以外と住み心地はよく、場所は便利だし、一人暮らしには十二分な広さなので、全然不便を感じた事はありませんでした。
 日当たりが悪く天気が良くても暗く冷え冷えとした家なので、妹は心配してくれたのですが、しかしそれはストーブと電気で問題解決でした。 しかもそのお陰で、今年の夏のオリンピック期間中の歴史的猛暑を除けば、室温が28℃以上になったことがありません。
 暑さに弱いワタシとしてはこれはとても助かりました。

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 何よりワタシはここでよもちゃんと二人で、楽しく幸せに暮らしていたのです。 
 ワタシがここで暮らし始めてから、インターネットが普及して、ワタシもパソコンを買いネットを始めました。
 そしてブログを始めました。
 それでよもちゃんの事、移り変わる四季など、下手な写真をアップして皆様に見てもらえるようになりました。
 
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 ワタシは2ちゃん式に言えば、明らかにコミケ障害でガイジです。
 それで友人も皆無で、自分の考えを人に話す機会は皆無でした。
 しかしブログを通じて大勢に方と知り合い、毎日会話できるようになりました。
 また写真を撮る事で、我が家の近所に四季の美しさに気づきました。
 勿論、よもちゃんの可愛さも・・・・・。
 そんなわけで、このオンボロ借家での生活は、十二分に幸福だったのです。
 だからここを出る時には、もっと哀しく切なく、名残惜しい気持ちになるのではないかと・・・・・、思っていたのです。

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 ところが引っ越し直後からそう言う気持ちは消えてしまいました。 引っ越し当日は忙しくてそれどころじゃなかったのですが、しかしその後数日して元の家の掃除に戻った時も、その翌日に片付けのやり残しをするために戻った時も、そして昨日、鍵を物置に返しに来たときも、全くそんな気持ちは起きなかったのです。
 ああ、何十年も厄介になった家なのに、こんな風に捨てられて・・・・・。
 なんかあの家がカワイソウになりました。

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 その分というか・・・・新しい家には直ぐ馴染みました。
 引っ越しの翌朝、明け方よもちゃんに起こされて、よもちゃんの食事の準備の為にキッチンに行こうとすると、居間の窓から朝日に輝く藻岩山が見えました。
 それがホントに美しくて、すっかり嬉しくなり、ここに来て良かったと思いました。
 そして左に目を転じると手稲山が見えます。
 昨日の朝は手稲山に虹がかかっていました。
 寝室の窓からは、札幌の街が見下ろせます。

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 実は前の家の窓は全部隣の周りの家の壁や塀に面していて、窓からは何も見えなかったのです。 尤もその分、周りから覗かれる心配もなく、一人暮らしとしては安心でもありましたが・・・・・。
 でもやっぱり、窓からの景観が良いというのは素晴らしいです。
 それにここは3階で、周りに高い建物はないので、他から覗かれる心配もありませんから。

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 そして昨日の朝、ゴミ出しに出たときです。
 ゴミをこのアパートのゴミ集積所に出して戻ると、何か視線を感じました。 
 ワタシを見ていたのは3匹の猫でした。 ワタシの住む棟の隣の棟の二階の窓から3匹の猫がワタシを見下ろしていたのです。
 ???
 隣の棟は外観がワタシの棟と同じです。 という事は部屋の間取りもワタシの部屋と同じでしょう?
 それで3匹の猫を飼っているの?

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 イヤ、それ以前にここは本来ペット禁止のはずです
 それでもワタシがよもちゃんとここに住めるようになったのは、大家さんが特別に許可してくれたからと思っていました。
 実際スーモでもペット可にはなっていませんでした。
 だから肩身が狭いなあ・・・・と思っていました。
 ところが隣の棟とは言え猫を3匹飼っている人がいる・・・・・。

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 しかしペット可のアパートでも2LDKで猫3匹ってかなり無茶でしょう?
 ワタシは呆れながら、この後、外出しました。 
 そして用事を済ませて昼過ぎに帰宅すると、また視線を感じました。
 すると今度はまた同じ部屋の窓から2匹の猫が、こっちを見下ろしています。
 しかし朝の猫と違う猫です。
 朝の猫は白猫とブチ猫が二匹でした。
 しかし昼の猫は黒猫とグレー猫です。
 そ、それじゃ、最低5匹いる事になります。

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 借家で3匹でもすごいのに5匹って・・・・・。
 これじゃよもちゃん1匹では全然敵いません。
 これじゃ大家さんだってワタシに簡単に猫の飼育を許可してくれたわけです。
 しかしこの5匹部屋の人は、どうやって5匹飼い始めたのでしょうね?
 実は大家さんの家はこのアパートと同じ敷地内にあるのです。 それで大家さんがいつも周辺を掃除したりしてくれるのです。
 
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 ワタシがこのアパートを借りる時に、大家さんと直接交渉できたのもその為です。
 ワタシがアパートの窓に「賃貸」の貼り紙があるのを見て、近くにいた人に声をかけると大家さんだったのです。
 それで中を見せ貰い、借りる心算で「猫は飼えますか?」と聞いたら、「いいよ」と言ってくれたのです。
 とこが後でスーモで確認したら、ペット不可になっていたので、ワタシにだけ特別に許可してくださったのだと思っていたのです。

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 しかしこうやって大家さんが同じ敷地に住んで、敷地の掃除等をしてくれているのでは、大家さんに隠して猫を飼う何てことは絶対にできません。
 それを5匹も飼うという事は、もう大家さんも猫の件は完全に承知しているという事でしょうね。
 とにかくすごいです。
 これならよもちゃん一人でピリピリする必要もないでしょう。
 ホントに気が楽になりました。

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 こうやっている間に紅葉はすっかり終わりました。
 引っ越しの前は紅葉も銀杏もまだ艶やかな色を残していました。 でも引っ越しの直後ドタバタしている間にドンドン散ってしまいました。
 新居の窓から見える藻岩山や手稲山も黄葉は散りはて、山肌は黒黒した枯れ木の色に変わりました。
 もうすぐこの山肌は白銀に変わるでしょう。

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 ワタシもそのころまでには家の中を整えようと思います。
 新居は前の家に比べると遥かに広く、収納も十二分にあるのですが、しかし当然ですが収納の位置や形が前の家とは違うので、色々考えないと便利な収納になりません。
 だからこれから頑張って綺麗に便利に収納していく心算です。

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