春が近づく
ヒトラーのいないナチス アメリカ民主党
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
これはナチスについて語る時によく引用されるマルティン・ニーマンの詩ですが、今のアメリカはナチスを民主党、共産主義者や社会主義者をトランプ支持者や共和党員に置き換えるとピッタリこのまま行けるのではないかと思います。
1月6日の国会議事堂乱入事件の後にアメリカ民主党がやっている事は、1933年のドイツの国会議事堂放火事件の後にヒトラー政権がやっている事そのままです。
1933年2月27日の夜、一人のオランダ人共産主義者がドイツの国会議事堂に放火すると、ヒトラー内閣はこれを共産主義者による組織的なテロに仕立て上げて、共産主義者の全面的な弾圧を始めました。
そして更に弾圧の範囲を社会主義者、労働組合員、更にそれまでのワイマール共和国の政権政党であって社会民主党とドンドン広げて行って、ヒトラーの独裁を確立したのです。
翻ってアメリカ民主党は1月6日の国会議事堂乱入事件後、FBIの捜査も待たず速攻で「トランプ大統領の扇動による」と断定して下院での大統領弾劾可決し、更にトランプ大統領は退任したにもかかわらず上院での可決を目指しています。
因みにナチスだって国会議事堂放火事件を共産主義者の組織的な犯行とするためには、犯人逮捕、プロイセン州警察による捜査や裁判などの手順は踏んでいるんですけどね。
そして現在はテッド・クルーズ上院議員など1月6日に議会で選挙人選定に異議を唱えた議員達の迫害を始めました。
テッド・クルーズ議員等の行為は、アメリカ憲法に照らして完全に合法的な行為なのですが、しかし現在の民主党は「トランプを支持したから悪」「だから抹殺するべき」という理論で動いているようです。
ハーバード大学の学生たちの中からは、テッド・クルーズ議員の学位を剥奪しろという運動が起きています。
また先日こんな情報まで拾いました。
@papaoyaji07
「トランプ氏を支持した」という理由で、伝説の投手、カート・シリングの野球殿堂入りを拒否する動きが出ている。スポーツと政治は切り離すという大前提が崩壊している。
シリングは、90〜2000年代に活躍した、ランディ・ジョンソンやロジャー・クレメンスと並ぶ大投手。7年前にガンを公表している。
https://twitter.com/papaoyaji07/status/1354141802228559872
もうやっている事がナチス以上です。
しかしナチスとは決定的に違う所があります。
それはヒトラーがいない事です。
現在の民主党を見ているとそもそもリーダーと言える人間さへいないとしか思えません。
熱烈なトランプ支持者でもバイデンが独裁者だとは思っていません。
反トランプ側は個人でも、またCNNなど企業や組織でも、ナチスも真っ青なほどナチス的なのですが、しかし彼等を率いるヒトラーはいないのです。
そもそも反トランプ側に、リーダーらしいリーダーがいたらそいつがバイデンの代わりに大統領になっていたでしょう?
よりにもよって認知症の老人を大統領にする必要はないはずです。
ヒトラーがいないのに、ヒトラーも真っ青なほどにナチス的な政権になった!!
この異様さがQアノンなどの陰謀論が生まれる理由でしょう?
しかし逆説的ですが、そもそもヒトラーがいないからこそ、ヒトラーも真っ青になるほどナチス的になっているのではないかでしょうか?
ヒトラーのようなリーダーがいれば政権発足当初から理念だけで勝手に突っ走るような連中や、後先考えずに利権を貪るような連中は、仲間と雖もさっさと粛清して、長期政権維持の基盤を固めるのです。
典型が突撃隊の粛清、「長いナイフの夜」です。
突撃隊はそれまでナチの暴力装置として、他党の集会の妨害や、ユダヤ人への暴行などの活動をしてきました。
そしてこれがナチスの勢力拡大と共に400万人にも膨れ上がっていました。
しかしヒトラーはこの巨大化した突撃隊が自身の脅威になると判断すると、突撃隊幹部に一か月の長期休暇を与えました。
そして保養地で休暇を楽しんでいた突撃隊幹部77人を強襲しその後裁判なしで銃殺したのです。
これで突撃隊は消滅したのです。
でも今のアメリカって突撃隊が好き勝手に暴れまわっている状態です。
その一方で、バイデンに資金提供をした強欲資本家連中は、自分達の利益確保のために速攻で大統領令を乱発させています。
その中にはフラッキングの禁止やカナダからアメリカへのパイプライン建設の禁止などバイデン支持だった労働組合の職を奪うモノがあるのです。
なんとこの数日で6万人もの労働者が解雇されたそうです。
これについてケリー気候変動担当特使は「解雇された労働者はソーラーパネルの製造で働けばよい」と言ったそうです。
マリー・アントアネットもビックリ!!
でもナチス以上にナチス、つまり自分だけが絶対正義で、自分の正義に逆らう人間は抹殺するべきだと考えている人間が権力を持てば、こういう事になるのです。
トランプ政権打倒という点は一致して仲間だった人間でも、その目的さへ達成すればその後協力しあう、相手の立場を思いやるなどと言う事は全くしません。
だから政権を取った即日から仲間の職を奪うのです。
ヒトラーが独裁を確立し維持できたのは、ナチス党内でも自分に不都合になった人間達を非常に手際よく粛清して、まずはナチス党内を完全に掌握したからです。
しかしリーダーがいないのではこれはできません。
反トランプで一致した連中は、これからは団結すべき目標はなくなり、しかもその連中がそれぞれ独善の塊なのですから、今後は彼等同志で血みどろの闘争を始めるでしょう。
そこで民主党の幹部として団結できる唯一の目標、つまりトランプ支持者の弾圧に血道を上げる事になります。
しかしこれはこれはこれで大変です。
だってヒトラー政権が独裁確立のために弾圧した共産主義者やユダヤ人は元来ドイツのマイノリティでした。
共産党は世界恐慌の後の経済破綻に乗じて勢力を拡大したものの、基本的にはドイツ社会の嫌われ者でした。
ユダヤ人迫害はそもそもヒトラーの発明でもナチの専売特許でもなく、ドイツ社会には中世から存在するものでした。
中世以来、君主も教会も、また町人や農奴たちも、何か面白くない事があると、ユダヤ人の集落を焼き討ちして鬱憤を晴らしていたのです。
然し絶対少数派であるユダヤ人にはどうすることもできませんでした。
こういう人達を犠牲にして、ドイツ国民の団結を訴えるというは至って簡単で、しかも効果的だったのです。
けれどもトランプ支持者も共和党支持者もマイノリティではありません。
最低でもアメリカ人の半数を占める人達で、しかも活力や独立心に満ちた人達です。
何より彼等は民主主義を絶対に守る意思を持っているのです。
アメリカの地域社会や軍隊や警察を支える人々なのです。
こういう人たちを迫害して、無事で済むでしょうか?
昨年12月に青山繁晴さんが日本の外務省の観測を紹介してました。
それは
今回の大統領選挙は不正選挙だった。 それでもバイデンが大統領に就任するだろう。 しかしバイデンが大統領になったらバイデン政権はもとより、民主党そのものの存続が危うくなる可能性が高い。
というモノでした。
ワタシはこの時はまだトランプ大統領の当選に期待したのですが、しかし現在の状況を見るとこの外務省の観測が正しいのではないかと思っています。
春の兆し
ロックダウンは無意味だった
外国人が~~~!!! コロナパンデミック
政府はバカの集まりかな
空港もまだ入国させてるんだってな
海外の検疫で頻発する不思議
(1)発症者のほとんどが重症化あるいは他の感染症とは異なる典型的な症状を呈すること。
(2)典型的な症状をきたさない軽症者や無症候性感染者(感染しても症状のない人)には感染性がないこと。
(3)感染者は潜伏期間や発症初期には感染性がないこと。
新大統領の就任を祝う人々
ワシントンでは現在、就任式に向け警備態勢の強化が進められている。ナショナルモールには大統領就任式で4年ごとに大勢の人が詰め掛けていたが、今年は就任式の翌日まで閉鎖される。(c)AFP
>19万1500枚前後設置される旗は、就任式にワシントンに来られない人を表している。
これはきっとバイデンに投票した死人の皆様のことですね。
そりゃこの人達は就任式には来られません。 でもバイデンはこの人達への配慮も忘れなかったのです。
死者の皆様、清き一票をありがとう!!
支持者を大切にするバイデン大統領の気持ちがこもっています。
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陰謀論から陰謀へ トランプ後のアメリカ
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