12月27日に下される韓国憲法裁判所の慰安婦合意に関する判決から目が離せない。
私は何度もその事を強調して来た。
実際のところ、果たして韓国憲法裁判所はどんな判決を下すのか、私は興味深々だった。
なにしろ、違憲判決を下せば、日韓関係は決定的に悪くなる。
だからと言って、文在寅大統領と一体の韓国の裁判所が、朴槿恵大統領が米国に圧力で飲ませられた2015年末の慰安婦合意に、合憲の判決を下すはずがない。
どんな判決が下されるのか、予想できなかったからだ。
そしてきのうの午後、テレビでその判決の第一報を知って、思わずうなってしまった。
真っ先に飛び込んできたのは、却下、つまり門前払いという言葉だった。
その瞬間、やはり判断を避けたのかと思った。
ところが、その後に続くニュースを聞いて思わずうなってしまった。
この門前払いは、在日米軍は憲法9条違反かどうかの判断を避けた、いわゆる砂川裁判に見せた田中耕太郎裁判官の「統治行為論」とは全く違う。
つまり、「高度の政治的判断を要する訴訟は司法の判断になじまない」といって逃げたあれだ。
今度の韓国の憲法裁判所の判決は、そもそも2015年末の慰安婦問題に関する日韓合意は、紙に書かれたものではなく、合意ですらない。だから元慰安婦らの人権侵害はない、訴えるに値しない、
そう言って門前払いしたのだ。
これ以上ない、慰安婦合意の全面否定である。
その憲法裁判所の判決を見届けるやいなや、文在寅政権は、まるで示し合わせたように、「裁判所(司法)の判決を尊重する」と声明を出した。
そして、「慰安婦被害者の名誉、尊厳回復のためできる限りの努力を続けていく」と付け加える事を忘れなかった。
見事なシナリオだ。
果たして、あす(きょう)の各紙はどう報道するのか。
そう思って今朝一番にそれに関する記事を読み比べて見た。
私のように、見事な韓国の連携プレーだ、などと書く新聞はどこもない。
しかし、すべての新聞が認めている。
これで、日韓関係は更に難しくなったと。
笑ってしまったのが政府・外務省の反応だ。
まるで壊れた蓄音機のように繰り返している。
引き続き韓国側に日韓合意の着実な実施をしっかり求めたいと。
すでに慰安婦基金が解散しているというのに、着実な実施など、どうして韓国に求めることができるというのか。
それよりもなによりも、一片の紙切れもない口頭了解は政府間の合意ではない、と憲法裁判所に断じられた合意を、それを合意して政権がなくなっているのに、新たな政権にどう実施を求めて行けるというのか。
2015年末の慰安婦問題に関する日韓合意は、今度の判決で、実に巧みに、事実上否定されてしまったということだ。
私がうなった理由はそこにある(了)
この天木と言う人は、典型的な反日パヨクで、日本や日本政府が困るのが嬉しくて嬉しくて仕方がないという人間なのですが、一応元日本の外務省に勤めていた外交官です。
で一応はこの韓国の憲法裁判所の判決を見た上で、これを書いているのでしょう。
しかし何気に凄い事を書いていますよね?
まず韓国憲法裁判所が慰安合意を無効した理由がすごいです。
>そもそも2015年末の慰安婦問題に関する日韓合意は、紙に書かれたものではなく、合意ですらない。だから元慰安婦らの人権侵害はない、訴えるに値しない
皆さん、2015年に日韓慰安婦合意が成立した時の事を覚えていますよね?
あの合意は安倍政権と朴槿恵政権で行った物ですが、この合意をアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなど主要国の首脳が揃って歓迎する声明を出したのです。
つまりこの合意で日韓問題が解決する事を世界が歓迎したのです。
しかも韓国政府はこの合意に即して日本政府から10億円受け取り、その10億円を元に財団を作り、そして既に4億円余を自称元慰安婦に配っています。
そして残りもまだ韓国政府が持っています。 韓国側ではこの残りの資金を、自称徴用工基金に使おうという話が出ていますから、これを返す気はないと考えてよいでしょう。
にもかかわらず韓国の憲法裁判所はこれを「合意ですらない」と言って全否定したのです。
んじゃ、あの10億円は何?
例え口約束でも、大勢の証人の前で行い、しかもその約束に応じて金まで受け取っておきながら「紙に書かれたものではなく、合意ですらない」と言うのであれば、これは韓国の憲法裁判所が、韓国と言う国とはどんな約束も守らないと公言したのと同じです。
このような国が今後国際社会で生き残る事ができるのでしょうか?
しかも天木はこれを「見事なシナリオ」と絶賛しています。
つまりこれは韓国政府と韓国憲法裁判所が組んで、慰安婦合意を完全に反故にするために書いた見事なシナリオに沿った結果だというのです。
ええ、ワタシもこれは全くその通りだと思いますよ。
つまり文在寅政権の言う「司法の独立」など完全な嘘だという事です。
これは自称徴用工判決も同じですね。
自称徴用工裁判でも、文在寅政権があらかじめ自分達の仲間を大法院(日本でいう最高裁)の判事に任命して、自分達の書いたシナリオの沿った判決を出させたのです。
それで日韓関係の基盤であった日韓条約違反になったのですが、すると文在寅政権はこれを「司法の独立」を盾に解決を拒否しているのです。
韓国政府の言う司法の独立なんてこんなレベルなのです。
韓国と言う国は、世界が証人となる公式の合意も、日韓条約のように国交の基盤になる重要な条約でも、自分達の政権の気に入らないとなれば、司法を動かしてそれを破綻させてしまう。
それを当該政権は勿論、国民の圧倒的多数が当然と思っているのです。
これではもうどんな国も、韓国とはマトモに条約や協定は結べないでしょう?
そして国際間の条約や協定を結べないという事は、国家主権を放棄したのと同じなのです。
ワタシはネトウヨになるずうっと前に、日韓併合に至る歴史を学ぼうとしたことがあります。 しかしその時代について書いている本を読んでも、わけがわからないのです。
なんかもう意味不明のゴタゴタばかり起き続けて、わけのわからないうちに日韓併合に至り、アメリカ、イギリス始め当時の主要国のすべてがそれを承認したのです。
一体何でこんなわけのわからない話になるんだろう?
でも現代韓国のありようを見ていると、この顛末もすごく納得がいきます。
日本だけでなく中国やロシアなど周辺国や、アメリカなど主要国が介入して、それぞれが当時の李氏朝鮮、その後の大韓帝国とイロイロな約束をするのですが、朝鮮側が約束をするその端から、今度は自分でその約束を破って行ったのです。
それで全ての国が、朝鮮を見放した挙句に、日本に「コイツもうどうしようもないから、オマイが面倒見てやれよ」になってしまったのですね。
小国が大国との約束を破りまくり、出鱈目放題やりまくって無事で済むはずがない!
それなのに朝鮮はこんなバカな事ばかりやり続けたのです。
これは日本人の常識だと理解不能なので、日韓併合に至る過程が理解できなかったんですね。
現在のシリアやアフガニスタンを見ればわかりますが、自分で統治ができず条約も守れない国が存在すると、周りが大迷惑するのです。 だからこんな国は潰してしまえと言う事になるんですよね?
歴史を忘れた民族は未来を喪う。
韓国人はこの日韓併合に至る歴史を正しく学ぶ事を拒否して、妄想史の中を生きています。
だから韓国は李氏朝鮮、大韓民国の伝統を受け継いでこの道を歩み始めたのです。
しかし日本はもう韓国の面倒を見るのは沢山です。 アメリカだっていやでしょう。
そうなるともう韓国の面倒を見てくれるのは、北朝鮮か中国ぐらいですね。
だから日本としては今後、対馬が大陸防衛ラインになると覚悟して、国防を強化するしかありません。
それにしてもこの天木の記事を見ているとわかりますが、パヨクって実は親韓国でもなんでもないのです。
連中は日本政府と日本国が困るのが嬉しくて嬉しくてたまらないので、日本政府を困らせる韓国を応援しているだけなのです。
この記事を読んだらわかりますよね?
だってこれつまり韓国政府が司法の独立も糞もなく、ただ条約違反や合意違反をやっていると書いているだけなのです。
そりゃこんなに平然と条約や合意を破られたら、日本でなくても困りますよ。
だから日本政府としては、韓国への制裁その他の強硬措置を取るまでは、「約束を守ってほしい」と言い続けるしかないのです。
しかし韓国がこんな国だという事を、吹聴するって韓国の為にはならないでしょう?
元外交官ならそのぐらいわかりそうなものなのに・・・・・。
それでも日本政府が困ると思うと、嬉しくて嬉しくて仕方がないので、大声で吹聴して回るのがパヨクなのです。
そして韓国はこんな連中を頼みに反日に励んでいるのですから、ホントに救いがありません。
韓国はいつまで主権維持できるんでしょうか?