昨日8月30日をワタシは数日前から楽しみにしていました。
だってこの日の反安保法制デモについて、ブロゴスにはこんな凄い記事が出ていたからです。
10万人国会包囲と100万人大行動こそ「革命」の始まりだ
「戦争法案廃案!安倍政権退陣!総がかり行動実行委員会」が呼びかけている8月30日(日)の「国会・日比谷10万人・全国100万人大行動」に参加しましょう。私も、この日の午前中は熱海で講演ですが、それが終わった後、国会前に駆けつけるつもりです。
革命的な情勢を生み出す条件とは、被支配階級がもはや支配を受け入れなくなっただけでなく、支配階級が今まで通りの支配を維持できなくなること、そして人民の行動力が急速に高まることであると、レーニンは述べています。今の日本は、戦争法案をめぐってこのような条件が生まれつつあるのではないでしょうか。
平和と民主主義を求める人々の「革命」の始まりは8月30日になりそうです。この日、国会前と日比谷公園に10万人、全国で100万人が戦争法案反対の大行動に立ち上がって廃案を求めることが呼びかけられています。
このブログを目にしている全ての方が、何らかの形でこの行動に参加されることを呼びかけたいと思います。そうすれば、あなたはもう「革命家」です。
中略
「革命」とは、必ずしも短期間の突発的な運動の高揚や政治的な変革を意味しているわけではありません。「明治維新」でさえ、1853年のペリー浦賀来航から1868年の明治新政府樹立まで15年もかかっていたのですから……。
「2015年8月30日に、あなたはどこで何をしていたのか」と、将来、いつの日か問われることがあるかもしれません。「その日は戦争法案の廃案を求めて国会前にいた」と、そのときには答えられるようにしたいものです。
イヤ~~凄いですねえ・・・・・。
革命ですか??
で、結局どれだけの人が集まったかと言えば、国会前では主催者発表12万人、警察発表3万人です。 全国集計は何処も発表していないようです。
ところで国家前のデモの人数については、ネットにも沢山の検証写真が出ています。
国会周辺安保反対デモ主催者発表12万人、警察発表3万人余り…恒例のネット比較検証も
どう見ても10万人と言うのはあり得ません。
実はこのサイトの写真は朝日新聞の記事から転載したようなのですが、それにしても前の方はともかく後ろになると人がスカスカで、道路が見えています。
実際参加者がこの様子を写真に撮ってくれました。
8・30 国会前が解放区になった
本当に人がスカスカじゃないですか?
それにお年寄りばかりです。
なんか斉藤別当実盛ばかりの平家軍とも言うべき悲壮さではあります。
それでも参加者は意気軒高なのか凄い事を言っています。
「フランス革命に近いことが起ころうとしている」安保反対の市民が国会前を埋め尽くす
解放区!!
革命!!
アレレ?
反安保法制デモだったはずなのに、主催者や参加者達はこんな事ばっかり書いているのです。
なるほどこれを見ると、安保法制の国会審議が噛みあわないわけです。
野党は日本の安全保障をどうするかと言う事で、この法案を審議しているわけではないのです。 彼等はこの本案反対を梃に革命を起こそうとしてるのです。
これでは安全保障について建設的な議論なんかするはずはありません。 国会ではひたすら与党の揚げ足を取って、その間に国会の外では「革命運動」をやろと言うのですから。
今回反安保法制に反対している人達が、求めてきた物は実は「平和憲法」でも立憲政治でもなかったのです。
平和憲法を守れ、立憲政治を守れと言いながら「革命だ!!」「解放区だ!!」と言うのは、全くの欺瞞だったのですが、しかし彼等は今回のデモではもうその欺瞞もかなぐり捨てて本心を喚きだしたのです。
そしてこの革命こそは戦後一貫して、日本の自称リベラリスト=バカサヨクの見果てぬ夢だったのです。
イヤ我々ネトウヨが、サヨクとかブサヨとか呼んでいる人々は、実は革命を夢見る人々だったと言うべきなのです。
革命ですから、現在の社会にどこか悪い所があって、その部分を矯正しようとか、改革しようとか言うのではないのです。 現在の社会を全否定して、全く違う社会にしようと言うのが彼等の目的なのです。
なるほどこれならこの馬鹿サヨクの政党である民主党、社民党、共産党が、今まで自民党政権のやろうとし来たこと全てに反対してきたのも、また彼等が日本を良くする現実的な政策には全く無関心だったことも、更に日本の国益を無視して非武装中立とか謝罪外交などに熱狂してきた事もわかります。
彼等は革命を夢見ていたのです。
革命の為に、日本の全てを打ち壊そうとしてきたのです。
しかし目標の壮大さに比べてあまりにもショボイデモでした。
主催者発表の12万人と言う数は、60年代の反安保デモの警察発表13万人にも及びません。
3万人と言う数は、2011年から繰り返された反原発デモに比べても一段と貧弱です。
反原発デモも今回の反安保法制デモも、実は面子は同じバカサヨクでした。 反原発って彼等が戦後繰り返してきた何でも反対デモの一つだったのです。
ところで馬鹿サヨクにとって反安保法制は、彼等が戦後一貫して使い続けて反戦平和ネタですから、反原発よりは重要なはずです。
そなのに数年前に行った反原発デモ並みのデモも組織できなくなった。
つまり彼等の組織がこの数年で驚くほど弱体化したと言う事です。
これって連中にとっては大変深刻な事態でしょう?
こんな調子では、次の選挙の運動員確保さへ厳しいのでは?
このままでは革命の夢は、この反安保デモを最後に終焉を迎えるのではありません?
しかしそういう厳し過ぎる現実があるからこそ、この老人達は「革命だ」「解放区だ」と喚かずにはいられないのでしょう。
斉藤別当実盛だって、最後の戦では髪を墨染にして錦の直垂を着て、奮戦して果てたのです。
それなら実盛のような勇気は欠片もない連中だって、最後には死に花の一つも咲かせたいと思うのではないでしょうか?
だからサヨク最後の戦いには、今まで国民を騙す為に隠してきた、革命の夢を叫び、今生の名残りとしたかったのでしょう?
神々のおわすところ
一昨日は久しぶりに北海道神宮に行きました。
家を出たのが結構遅かったので、神宮に着いたのは3時前だったと思います。
このところすっかり日が短くなって、神門が見える頃には日暮れの気配でした。
それでも快晴の土曜日とあって、参拝客は結構いるようでした。
神門に「お札」のCM。 このポスターは札幌護国神社でも見かけたので、きっと神社本庁で全国の神社に配っているのでしょうね。
しかし白鳳はラマ教徒だったはずです。 でも白鳳も神社本庁もそんなこと気にしないのでしょうね。
ここが神道とラマ教の良いところです。
一神教は「神は唯一絶対」であるところから始まるので、他の宗教を否定しなければなりません。
唯一絶対の神が絶対正義ですから、それ以外の神を信じる人間は絶対悪になるのです。
これでは他のどんな美しい立派な教理があっても諍いの元にしかなりません。
この時間になると台湾人や中国人の団体客の姿はありませんん。 団体客のツアーは何処も似たような日程で北海道観光をしているらしく、午後早い時間にどっと押し寄せて、さっさと帰ります。
だからこの時間は北海道神宮も我々現地人だけの物になります。
北海道神宮は明治にできた神社で、文化財でも何でもありません。
しかし札幌では一番大きな立派な神社なので、ここで結婚式を挙げる人も多いです。
それにしても春夏秋冬いつみても、ここは美しいと思います。
ワタシはヨーロッパに旅行して、イタリアのルネサンス美術の傑作に飾られた教会や、ドイツやオーストリアの超豪華なバロック建築の教会も結構みました。
ああいうのは観光旅行に行ってみるにはいいんですけどね。
やはりワタシは北海道神宮の方が好きです。
参拝を終えて、神門を出ると境内にはワルナスビの花が咲いていました。 名前の通り厄介な雑草なのですが、しかし花は綺麗なのです。
そしてエゾリス様が!!
神宮の境内には沢山のエゾリス様やシマリス様が住んでいて、こうして時々参拝客の前に出てきてくれます。
こうしてエゾリス様を見るといつもお伽噺の世界に迷い込んだような気がします。
そして本当にここは神々のおわすところであると感じます。
ちなみに南方熊楠によると、日本の神道はアニミズム信仰であると言います。
だからこうして神社に境内があり自然が守られているのです。
それにしても.先進工業技術で世界をリードする国がアニミズム信仰?
アニミズム信仰を守っている人々など、狩猟採集や焼き畑農業で生きる未開人ぐらいのはずでは?
けれども日本は経済や社会の発達に関係なく、この太古からの信仰を守る事ができた奇跡のような国なのです。
だから200万都市の中心で原生林が残り、エゾリス様やシマリス様が遊んでいるのです。
これが本当に神々のおわすところでなくて何なのでしょうか?
家を出たのが結構遅かったので、神宮に着いたのは3時前だったと思います。
このところすっかり日が短くなって、神門が見える頃には日暮れの気配でした。
それでも快晴の土曜日とあって、参拝客は結構いるようでした。
神門に「お札」のCM。 このポスターは札幌護国神社でも見かけたので、きっと神社本庁で全国の神社に配っているのでしょうね。
しかし白鳳はラマ教徒だったはずです。 でも白鳳も神社本庁もそんなこと気にしないのでしょうね。
ここが神道とラマ教の良いところです。
一神教は「神は唯一絶対」であるところから始まるので、他の宗教を否定しなければなりません。
唯一絶対の神が絶対正義ですから、それ以外の神を信じる人間は絶対悪になるのです。
これでは他のどんな美しい立派な教理があっても諍いの元にしかなりません。
この時間になると台湾人や中国人の団体客の姿はありませんん。 団体客のツアーは何処も似たような日程で北海道観光をしているらしく、午後早い時間にどっと押し寄せて、さっさと帰ります。
だからこの時間は北海道神宮も我々現地人だけの物になります。
北海道神宮は明治にできた神社で、文化財でも何でもありません。
しかし札幌では一番大きな立派な神社なので、ここで結婚式を挙げる人も多いです。
それにしても春夏秋冬いつみても、ここは美しいと思います。
ワタシはヨーロッパに旅行して、イタリアのルネサンス美術の傑作に飾られた教会や、ドイツやオーストリアの超豪華なバロック建築の教会も結構みました。
ああいうのは観光旅行に行ってみるにはいいんですけどね。
やはりワタシは北海道神宮の方が好きです。
参拝を終えて、神門を出ると境内にはワルナスビの花が咲いていました。 名前の通り厄介な雑草なのですが、しかし花は綺麗なのです。
そしてエゾリス様が!!
神宮の境内には沢山のエゾリス様やシマリス様が住んでいて、こうして時々参拝客の前に出てきてくれます。
こうしてエゾリス様を見るといつもお伽噺の世界に迷い込んだような気がします。
そして本当にここは神々のおわすところであると感じます。
ちなみに南方熊楠によると、日本の神道はアニミズム信仰であると言います。
だからこうして神社に境内があり自然が守られているのです。
それにしても.先進工業技術で世界をリードする国がアニミズム信仰?
アニミズム信仰を守っている人々など、狩猟採集や焼き畑農業で生きる未開人ぐらいのはずでは?
けれども日本は経済や社会の発達に関係なく、この太古からの信仰を守る事ができた奇跡のような国なのです。
だから200万都市の中心で原生林が残り、エゾリス様やシマリス様が遊んでいるのです。
これが本当に神々のおわすところでなくて何なのでしょうか?
近況報告
今日、夜明け前、よもちゃんはお外に出たいと言って泣きました。
ワタシは玄関からよもちゃんを出した後、寝室の窓を少し開けてまた寝ました。 この頃はもう蚊もいないので、こうして窓を開けておけばよもちゃんはいつでも帰ってこられます。
ワタシは玄関からよもちゃんを出した後、寝室の窓を少し開けてまた寝ました。 この頃はもう蚊もいないので、こうして窓を開けておけばよもちゃんはいつでも帰ってこられます。
夜が明け始めた頃、ワタシはトイレに行きたくなって目が覚めました。 それで寝室を出ようとすると、出口の所によもちゃんがいました。
しかしよもちゃんのしぐさに不吉なモノを感じました。
それでも勇を鼓してよもちゃんを見ると・・・・・。
しかしよもちゃんのしぐさに不吉なモノを感じました。
それでも勇を鼓してよもちゃんを見ると・・・・・。
よもちゃんも振り向いてこちらを見ました。
お口に小鳥の死骸を咥えて。
お口に小鳥の死骸を咥えて。
ああ!! またやった!!
よもちゃんは実は昨日も明け方小鳥を獲ってきました。 しかしワタシは昨日は明け方には目が覚めなかったので、気付いたのはすっかり夜が明けてから、床に落ちていた片足と羽数枚を見て、初めて気づいたのです。
よもちゃんはこれまで毎年、6~7月頃、小雀が巣立つ頃になると、かならず何羽も小雀を獲ってきました。 ワタシのその度に血が凍りそうになりました。
しかし今年は今まで一度も小鳥を獲って来ませんでした。
それでワタシはよもちゃんももうそういう蛮行は止める歳になったのだと思って安心したのです。 だってもよもちゃんももう今年で12歳です。
それでワタシはよもちゃんももうそういう蛮行は止める歳になったのだと思って安心したのです。 だってもよもちゃんももう今年で12歳です。
猫缶を買いに行くとどのブランドも11歳以上と書いたモノを出しています。 猫は11歳を超えたら、もう高齢なのです。
だからそろそろ後生を考えるべきではありませんか?
だからそろそろ後生を考えるべきではありませんか?
しかし結局よもちゃんにはそんな気はなかったのです。
今まで通り殺生を続ける気満々なのです。
今まで通り殺生を続ける気満々なのです。
それでもワタシはこの件では、喜ぶべきなのかもしれません。
実はよもちゃんは先々週の木曜の夜(8月20日)から膀胱炎になりました。
実はよもちゃんは先々週の木曜の夜(8月20日)から膀胱炎になりました。
もう寝る時間になっても何度も何度も窓から出入りを繰り返すので奇妙に思ってついて行くと、外で何度も何度もオシッコを繰り返すのです。
これはオカシイ? 前にワタシが膀胱炎になった時みたい?
これはオカシイ? 前にワタシが膀胱炎になった時みたい?
3時近くになってようやく寝たので安心したのですが、しかし翌日(8月21日)になっても、また夜になると同様の事を始めて、明け方までウロウロしていました。
もう駄目だ!!
ワタシは朝になったら直ぐによもちゃんを獣医さんに連れて行きました。
もう駄目だ!!
ワタシは朝になったら直ぐによもちゃんを獣医さんに連れて行きました。
結果はヤッパリ膀胱炎!!
注射一本と一週間分のお薬を貰って、帰りました。 先生は完治には二週間ぐらいかかるかも?と仰いました。
しかし幸い、週明けの24日ぐらいには殆ど治り、25日なるともう全く元通りになりました。
それでもワタシは用心の為にお薬は最後まで飲ませる事にしました。
注射一本と一週間分のお薬を貰って、帰りました。 先生は完治には二週間ぐらいかかるかも?と仰いました。
しかし幸い、週明けの24日ぐらいには殆ど治り、25日なるともう全く元通りになりました。
それでもワタシは用心の為にお薬は最後まで飲ませる事にしました。
ところがよもちゃんは段々お薬を飲むのを嫌がるようになりました。 最初は大人しく飲んでいたのに、最後の頃にはワタシがお薬を取り出そうとすると気配を察知して、ベッドの下に潜り込むようになったのです。
まあ、ワタシだって薬の効き目を疑うようになったり、病気が良くなったりして来ると、段々薬を飲むのサボるようになるので、よもちゃんも同様なんでしょうが・・・・・。
ともあれこうしてすっかり元気なった証明が、寝室の床に散らばる小鳥の羽なのです。
昨日獣医さんに行って、よもちゃんはすっかり良くなったこと、良くなった証拠に小鳥を獲った事をお話したら、「ワイルドですねえ・・・・。」と呆れられました。
昨日獣医さんに行って、よもちゃんはすっかり良くなったこと、良くなった証拠に小鳥を獲った事をお話したら、「ワイルドですねえ・・・・。」と呆れられました。
そしてもうお薬は飲まなくて良い事になりました。
おもろい人々 9条教徒
先日ネットでこんな画像を見つけました。
「9条の為なら死ねる」
??
なんとも不思議です。 9条って「殺し、殺されない」ためにあるんじゃないですか?
それなのに何で「死ぬ」必要があるんでしょうか?
元来9条教徒の基本理念は、「自分が平和を宣言して平和にしていれば、誰からも攻撃されない」はずです。 だから9条を守りたい平和主義者が、他者から攻撃を受ける事はあり得ないはずです。
だから「死ぬ」と言うなら、それはこの二人が勝手に自殺する場合しかあり得ないのです。
この二人が無意味に自殺したいのであれば、「まだ若いのに、お気の毒です。」としか言いようがありません。
更に面白いのはこのポスターです。
NO WAR
決戦
安保法制反対デモの呼びかけのポスターだそうですが、意味わかりません。
ワタシは英語苦手なのですが、しかし「NO WAR」って「戦争しない」とか「戦争無し」とか言う意味でしょう?
それなのに決戦ですか?
安保法制に反対してる憲法9条を守れと言う人達によれば、「どんな相手とでも、どんな問題でも、話し合いで解決できるはず」でしょう?
それなのにデモの呼びかけに「決戦」って?
それじゃ憲法9条の精神を踏みにじっているじゃないですか?
NO WAR
話し合い
NO WAR
お互いに理解し合おう
などと言うポスターにするべきです。
しかしもっと面白いのがあります。
これは護憲政党共産党が9条堅持の為に作ったポスターです。
下の方に赤旗とサイトのアドレスが書いてありますね。
そ、それにしてもなんと好戦的なポスターでしょう!!
鎧をまとって剣を振りかざして、憲法9条を守るのですか?
剣も鎧も人殺しの道具ではありませんか?
殺し、殺されるのですか?
憲法9条の精神では、「殺し、殺される」事に反対しているのでしょう?
そもそも憲法9条があれば、誰も攻撃してこないはずです。
もし攻撃しようとする人がいても、その人と話し合いをすれば、攻撃を止めさせる事ができるはです。
それをこのように鎧を纏い剣を振りかざしているのでは、話し合いを拒否して、攻撃を誘発する事になるではありませんか?
もしも改憲派の人々が彼等に襲いかかったら?
その時は、まず話し合いを呼び掛けるべきです。
改憲派が話し合いに応じなかったら?
その場合は、これまで護憲派が改憲派に投げつけてきた罵詈雑言や誹謗中傷ついて、謝罪するべきです。
それでも改憲派が話し合いに応じなかったら?
それでも改憲派がもう良いと言うまで何百年でも謝罪を続けるべきでなのです。
絶対に抵抗してはいけません。
憲法9条を守る為には戦わなくてはならないと言うら、それはつまり人間は大切なモノを守る為には戦う必要があると言うことを認める事です。
けれどもそれはもう憲法9条では日本は守れないと認める事になってしまいます。
だからこの鎧を着て剣を振りかざして憲法9条を守ると言うポスターは、実は憲法9条の無意味さを自ら証明しているのです。
しかしもう笑うしかないのがこれです。
呪殺祈祷!!
安保法制に反対する人間を呪殺する気なのです。
それにしても呪殺祈祷で目的達成なんて、まるで平安時代の発想ではありませんか?
つまり9条教徒って、アタマが11世紀なのです。
この時代なら洋の東西を問わず、信仰を堅持する人々は極めて好戦的でした。
イスラム教徒は、諸悪が詰め込まれた壺である。悪魔の手によって作られた、われわれでも現実に眼にすることができる、悪の標本だ。
この者たちに対しては、対策は一つしかない。根絶、がそれである。
殺せ!殺せ!そしてもしも必要になったときは、彼らの刃にかかって死ぬのだ。なぜならそれこそが、キリストのために生きることになるのである。
これって完全なイスラム教徒に他するヘイトスピーチじゃないですか?
でもこれはネオナチのアジ演説じゃないです。
聖ベルナールが第二次十字軍を呼びかける時の説教なのです。 そしてこれで彼は列聖されたのです。
しかしねえ…・キリストって「汝殺すなかれ」とか「汝右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」とか言っていたはずで、平和的宗教だったはずでは?
それでも結局そのキリスト教をネタにヘイトスピーチを行い、そして本当にイスラム教徒殺害の軍団を組織ちゃうですからね。
この聖ベルナールなら9条教徒等の好戦性も理解してくれるでしょう。
で、でも今は21世紀じゃないですか?
そうです。
しかいこの地球上には、今も石器時代の生活をしている人々がいます。
今問題になっているISは、サラセン帝国勃興期と同様のジハードを目的にしています。 そして十字軍を迎え撃った頃のイスラム側の軍勢より過激に、戦っているのです。
だから日本にだって21世紀に理念や知性とは程遠い人々がいてもオカシクありません。
上の写真の300人の学者など、中世の神学者そのモノの発想で、憲法を捉えているのです。
憲法は聖典であり、知性とはまずその聖典への信仰を重んじる事である。
これが彼等の言う知性です。
9条教徒ってホントにおもろい人々です。
ワタシは西洋中世史大好きだったけど、ホントにその中世に生きる人々が、今回の安保法制でゾロゾロカミングアップしているのです。
21世紀になってこんなおもろいモノが見られるなんて、夢にも思っていませんでした。
「9条の為なら死ねる」
??
なんとも不思議です。 9条って「殺し、殺されない」ためにあるんじゃないですか?
それなのに何で「死ぬ」必要があるんでしょうか?
元来9条教徒の基本理念は、「自分が平和を宣言して平和にしていれば、誰からも攻撃されない」はずです。 だから9条を守りたい平和主義者が、他者から攻撃を受ける事はあり得ないはずです。
だから「死ぬ」と言うなら、それはこの二人が勝手に自殺する場合しかあり得ないのです。
この二人が無意味に自殺したいのであれば、「まだ若いのに、お気の毒です。」としか言いようがありません。
更に面白いのはこのポスターです。
NO WAR
決戦
安保法制反対デモの呼びかけのポスターだそうですが、意味わかりません。
ワタシは英語苦手なのですが、しかし「NO WAR」って「戦争しない」とか「戦争無し」とか言う意味でしょう?
それなのに決戦ですか?
安保法制に反対してる憲法9条を守れと言う人達によれば、「どんな相手とでも、どんな問題でも、話し合いで解決できるはず」でしょう?
それなのにデモの呼びかけに「決戦」って?
それじゃ憲法9条の精神を踏みにじっているじゃないですか?
NO WAR
話し合い
NO WAR
お互いに理解し合おう
などと言うポスターにするべきです。
しかしもっと面白いのがあります。
これは護憲政党共産党が9条堅持の為に作ったポスターです。
下の方に赤旗とサイトのアドレスが書いてありますね。
そ、それにしてもなんと好戦的なポスターでしょう!!
鎧をまとって剣を振りかざして、憲法9条を守るのですか?
剣も鎧も人殺しの道具ではありませんか?
殺し、殺されるのですか?
憲法9条の精神では、「殺し、殺される」事に反対しているのでしょう?
そもそも憲法9条があれば、誰も攻撃してこないはずです。
もし攻撃しようとする人がいても、その人と話し合いをすれば、攻撃を止めさせる事ができるはです。
それをこのように鎧を纏い剣を振りかざしているのでは、話し合いを拒否して、攻撃を誘発する事になるではありませんか?
もしも改憲派の人々が彼等に襲いかかったら?
その時は、まず話し合いを呼び掛けるべきです。
改憲派が話し合いに応じなかったら?
その場合は、これまで護憲派が改憲派に投げつけてきた罵詈雑言や誹謗中傷ついて、謝罪するべきです。
それでも改憲派が話し合いに応じなかったら?
それでも改憲派がもう良いと言うまで何百年でも謝罪を続けるべきでなのです。
絶対に抵抗してはいけません。
憲法9条を守る為には戦わなくてはならないと言うら、それはつまり人間は大切なモノを守る為には戦う必要があると言うことを認める事です。
けれどもそれはもう憲法9条では日本は守れないと認める事になってしまいます。
だからこの鎧を着て剣を振りかざして憲法9条を守ると言うポスターは、実は憲法9条の無意味さを自ら証明しているのです。
しかしもう笑うしかないのがこれです。
呪殺祈祷!!
安保法制に反対する人間を呪殺する気なのです。
それにしても呪殺祈祷で目的達成なんて、まるで平安時代の発想ではありませんか?
つまり9条教徒って、アタマが11世紀なのです。
この時代なら洋の東西を問わず、信仰を堅持する人々は極めて好戦的でした。
イスラム教徒は、諸悪が詰め込まれた壺である。悪魔の手によって作られた、われわれでも現実に眼にすることができる、悪の標本だ。
この者たちに対しては、対策は一つしかない。根絶、がそれである。
殺せ!殺せ!そしてもしも必要になったときは、彼らの刃にかかって死ぬのだ。なぜならそれこそが、キリストのために生きることになるのである。
これって完全なイスラム教徒に他するヘイトスピーチじゃないですか?
でもこれはネオナチのアジ演説じゃないです。
聖ベルナールが第二次十字軍を呼びかける時の説教なのです。 そしてこれで彼は列聖されたのです。
しかしねえ…・キリストって「汝殺すなかれ」とか「汝右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」とか言っていたはずで、平和的宗教だったはずでは?
それでも結局そのキリスト教をネタにヘイトスピーチを行い、そして本当にイスラム教徒殺害の軍団を組織ちゃうですからね。
この聖ベルナールなら9条教徒等の好戦性も理解してくれるでしょう。
で、でも今は21世紀じゃないですか?
そうです。
しかいこの地球上には、今も石器時代の生活をしている人々がいます。
今問題になっているISは、サラセン帝国勃興期と同様のジハードを目的にしています。 そして十字軍を迎え撃った頃のイスラム側の軍勢より過激に、戦っているのです。
だから日本にだって21世紀に理念や知性とは程遠い人々がいてもオカシクありません。
上の写真の300人の学者など、中世の神学者そのモノの発想で、憲法を捉えているのです。
憲法は聖典であり、知性とはまずその聖典への信仰を重んじる事である。
これが彼等の言う知性です。
9条教徒ってホントにおもろい人々です。
ワタシは西洋中世史大好きだったけど、ホントにその中世に生きる人々が、今回の安保法制でゾロゾロカミングアップしているのです。
21世紀になってこんなおもろいモノが見られるなんて、夢にも思っていませんでした。
まるで平安時代!! 自称リベラリスト
ワタシは常日頃、日本の自称リベラリスト=左翼を、「中世に生きる人々」とか「蒙昧主義者」と言っていました。
なぜなら彼等の言動は、実は近代合理主義や民主主義のそれからは、大きく離れており、ワタシが好きな西洋中世史の主役である、異端審問官や神学者のそと基本的に同じだからです。
しかしこれは完全に正しいかったようです。
20150827 UPLAN 呪殺祈祷僧団再結成!再稼働・安保法制に反対呪殺祈祷会「死者が裁く」
な、なんと原発再稼働・安保法制に反対する僧侶達が、「呪殺祈祷」なるモノを行ったのです。
【画像】 安倍首相を呪うため、僧侶達が呪殺祈祷僧団「JKS47」を結成 呪殺祈祷会を決行…安保法反対訴え
呪殺祈祷??
そ、そんなモノ、本気でやるの?
2015年8月27日?
1015年の間違いでは?
1015年なら藤原道長が摂政になる前年です。 この頃の人々は普通に呪詛や祈祷の効果を信じていました。
源氏物語や今昔物語にも呪詛や祈祷の話が、ごく日常の行為として出てきます。
中世になっても人々は呪詛や祈祷を信じていました。
だから蒙古が襲来した時は、全国の寺社仏閣で一斉に蒙古退散の祈祷が行われました。
そして神風が吹くと、こうした寺社仏閣は自分達の祈祷が効いたのだからと、鎌倉幕府に成功報酬を要求しました。
しかしさすがに近世以降はこうした呪詛だの祈祷だのをやるのは、迷信深い人だけになってきました。
そして近代になってからは、「祈祷の効果を信じます」なんて事を言ったら、非科学的と笑われるようになりました。
ワタシが在特会の会員になりネトウヨになったのは、ワタシが近代合理主義大好きだからです。
それで自称リベラリスト達の言動を観察していると、実は彼等の言動が近代合理主義とかけ離れた蒙昧主義そのものだからです。
しかしここまで非科学的で蒙昧主義だったとは!!
彼等は武士道も騎士道も理解できませんから、本当は中世と言うより平安時代で頭脳が停止しているのでは?
平安時代の人間が相手では、合理的科学的な説明を幾らしても通じるはずはないのです。
なぜなら彼等の言動は、実は近代合理主義や民主主義のそれからは、大きく離れており、ワタシが好きな西洋中世史の主役である、異端審問官や神学者のそと基本的に同じだからです。
しかしこれは完全に正しいかったようです。
20150827 UPLAN 呪殺祈祷僧団再結成!再稼働・安保法制に反対呪殺祈祷会「死者が裁く」
な、なんと原発再稼働・安保法制に反対する僧侶達が、「呪殺祈祷」なるモノを行ったのです。
【画像】 安倍首相を呪うため、僧侶達が呪殺祈祷僧団「JKS47」を結成 呪殺祈祷会を決行…安保法反対訴え
呪殺祈祷??
そ、そんなモノ、本気でやるの?
2015年8月27日?
1015年の間違いでは?
1015年なら藤原道長が摂政になる前年です。 この頃の人々は普通に呪詛や祈祷の効果を信じていました。
源氏物語や今昔物語にも呪詛や祈祷の話が、ごく日常の行為として出てきます。
中世になっても人々は呪詛や祈祷を信じていました。
だから蒙古が襲来した時は、全国の寺社仏閣で一斉に蒙古退散の祈祷が行われました。
そして神風が吹くと、こうした寺社仏閣は自分達の祈祷が効いたのだからと、鎌倉幕府に成功報酬を要求しました。
しかしさすがに近世以降はこうした呪詛だの祈祷だのをやるのは、迷信深い人だけになってきました。
そして近代になってからは、「祈祷の効果を信じます」なんて事を言ったら、非科学的と笑われるようになりました。
ワタシが在特会の会員になりネトウヨになったのは、ワタシが近代合理主義大好きだからです。
それで自称リベラリスト達の言動を観察していると、実は彼等の言動が近代合理主義とかけ離れた蒙昧主義そのものだからです。
しかしここまで非科学的で蒙昧主義だったとは!!
彼等は武士道も騎士道も理解できませんから、本当は中世と言うより平安時代で頭脳が停止しているのでは?
平安時代の人間が相手では、合理的科学的な説明を幾らしても通じるはずはないのです。
誠実な謝罪の結果 天皇陛下のお言葉
8月15日に天皇陛下が、戦没者追悼式で述べられたお言葉は、「今までよりも踏み込んだ反省」「安倍談話よりも誠実な謝罪」として自称平和主義者や自称リベラリストには大変評判の良い物でした。
それではこのお言葉を聞いた中国はどのように対応したでしょうか?
中国の国営新華社通信は25日、「だれが日本の侵略戦争の罪を謝罪すべきか」との評論を配信し、「昭和天皇は亡くなるまで被害国とその国民に謝罪を表明したことはなく、その皇位継承者は謝罪で雪解けを、悔いることで信頼を手に入れなければならない」などと主張した。
中国は天皇陛下の謝罪を要求するようになったのです。
元来戦争は国家と国家の正義がぶつかるモノです。 国家と国家は対等ですから、どちらの双方の正義に優劣はありません。
だから戦勝国と敗戦国はあっても、正義の国と悪い国はありません。
民事訴訟の後の和解同様、敗戦国が賠償金や領土の割譲など、講和条約時の条件を果たせばそれでオシマイです。
一方が謝罪や反省を迫られるような話ではありません。
しかし一方が自分から謝罪をしてまったらどうでしょうか?
「謝罪をしたんだから、ヤッパリ悪い事をしているんだ。」と言う事になるのではありませんか?
実際今回の天皇陛下の談話に対する中国の反応は、その通りなのです。
中国は安倍談話で、謝罪と反省をサラりと打っちゃった安倍総理には噛みつく事が出来なかったのです。
しかし「深い反省」を述べられた天皇陛下には、噛みつき始めました。
おお、天皇が反省しているアル!!
悪いのは安倍よりも天皇だったアル!!
よし、これからは天皇をとっちめるアル!!
これが天皇陛下の誠実な謝罪の結果ではありませんか?
天皇陛下がどのようなお気持ちで、今回のお言葉を述べられたかはわかりません。
日本人は一般道徳として、悪い事をしても誠実に謝罪すれば、許されると思っています。 また悪い事をしていなくても、取りあえず謝罪をすることで相手の気持ちを和らげ、円滑にコミュニケーションができる信じています。
だから天皇陛下もそのようにされたのかもしれません。
しかし実際は日本人同志でも誠実に謝罪がこのような効果を生むのは、相手も相応に誠意があって、こちらとの関係を大事にしようと言う意思がある場合だけです。
例えば現在週刊誌で話題になっている自民党の武藤議員のようなケースを考えたらわかります。
彼が本当に問題になるような行為をしたかどうか、これはまだ誰にもわかりません。
ではもし武藤議員がこの件に関して誠実に謝罪をしたら、野党は武藤議員への追及を止めるでしょうか?
野党議員に聞いたら「議員辞職を求める」と言うではありませんか?
それでは武藤議員が野党の要求を入れて辞職したら?
今度は自民党と安倍首相の責任を追及し始めるのではありませんか?
こんな事は今まで国家で散々繰り返されて来たでしょう?
野党の目的は自民党への攻撃なのですから、謝罪は何の解決にもならないのです。
日本人同志でも、謝罪が和解に繋がらない事は、野党が常に体現しているのです。
同様に中国共産党が求めているのは、誠実な謝罪による和解なんかではない事は明らかなのです。
中国共産党が求めているのは、日本を悪い国として、共産党政権の正統性を確保する事と、更に日本を悪い国と言い続ける事で、日本の国際的な発言権を削いで、尖閣諸島や南シナ海で行っている侵略行為への抗議ができないようにすることです。
そもそも国が既に条約で解決した過去の問題で執拗に日本を叩くのは、叩けば日本は譲歩してきたからです。
安易に謝罪して、安易に譲歩するから幾らでも気楽に叩かれるのです
こういう相手に対して「誠実な謝罪」をすると言うのは、外交上の失点にしかなりません。
幸い政府はこれに対して直ぐに対応しました。
■日本政府は抗議
政府は27日、新華社通信の論評を受け、外務省局長と在北京大使館の公使がそれぞれ中国側に電話で抗議した。
天皇陛下への謝罪要求は新華社が25日に配信し、中国紙・光明日報が26日付で掲載した。
外務省幹部は「国営の通信社が配信したことと、あまりに問題が大きい内容であることを考慮し抗議した」と説明した。中国側は「関連部署に報告する」と応じたという。日本政府は同日、中国海軍が、尖閣諸島を背景に領土防衛を呼びかける兵員募集の動画を作成したことも抗議した。(松井望美)
誠に迅速かつ適切な対応でした。
中国側も李昭博の事例など見ていますから、天皇陛下への謝罪要求にためらいはあったのです。 だからいきなり中国政府が天皇陛下に謝罪要求をするのではなく、新華社に記事を書かせて日本側の反応を見たのです。
すると日本政府は直ぐにこれに抗議したのです。
アッ!! ヤバイ、アル!!
ヤッパリ天皇には手出さない方が良いアル!!
中国政府がこう思えば、これでこの問題はオシマイです。 この段階なら中国政府は面子に傷がつくこともなく、天皇謝罪要求から手を引くことができます。
しかしもし日本政府がこの新華社記事を放置していれば、中国政府は当然「これからは天皇に謝罪要求をして日本を責めるのが有効アル」と考えてしまします。
そして次は中国政府の口から直接天皇謝罪要求が出てしまうのです。
こうなってしまえば、今度は幾ら日本側で反発が強まっても中国側も後へは引けません。 そんなことをしたら中国側が譲歩した事になり面子が潰れてしまいます。
そして面子を失えば政権を追われます。 そうなったら一族郎党の生命も危うくなるのです。
だから彼等は例え日中戦争になろいとも、際限もない天皇非難を続けるようになるでしょう。
だからこうした事態は未然に防ぐしかないのです。
こうした事態を未然に防いだ安倍外交は見事でした。
しかしこんな事は普通の国なら普通の外交でしょう。 今後日本は政権が変わっても普通の外交ができる普通の国を目指すべきです。
それではこのお言葉を聞いた中国はどのように対応したでしょうか?
中国の国営新華社通信は25日、「だれが日本の侵略戦争の罪を謝罪すべきか」との評論を配信し、「昭和天皇は亡くなるまで被害国とその国民に謝罪を表明したことはなく、その皇位継承者は謝罪で雪解けを、悔いることで信頼を手に入れなければならない」などと主張した。
中国は天皇陛下の謝罪を要求するようになったのです。
元来戦争は国家と国家の正義がぶつかるモノです。 国家と国家は対等ですから、どちらの双方の正義に優劣はありません。
だから戦勝国と敗戦国はあっても、正義の国と悪い国はありません。
民事訴訟の後の和解同様、敗戦国が賠償金や領土の割譲など、講和条約時の条件を果たせばそれでオシマイです。
一方が謝罪や反省を迫られるような話ではありません。
しかし一方が自分から謝罪をしてまったらどうでしょうか?
「謝罪をしたんだから、ヤッパリ悪い事をしているんだ。」と言う事になるのではありませんか?
実際今回の天皇陛下の談話に対する中国の反応は、その通りなのです。
中国は安倍談話で、謝罪と反省をサラりと打っちゃった安倍総理には噛みつく事が出来なかったのです。
しかし「深い反省」を述べられた天皇陛下には、噛みつき始めました。
おお、天皇が反省しているアル!!
悪いのは安倍よりも天皇だったアル!!
よし、これからは天皇をとっちめるアル!!
これが天皇陛下の誠実な謝罪の結果ではありませんか?
天皇陛下がどのようなお気持ちで、今回のお言葉を述べられたかはわかりません。
日本人は一般道徳として、悪い事をしても誠実に謝罪すれば、許されると思っています。 また悪い事をしていなくても、取りあえず謝罪をすることで相手の気持ちを和らげ、円滑にコミュニケーションができる信じています。
だから天皇陛下もそのようにされたのかもしれません。
しかし実際は日本人同志でも誠実に謝罪がこのような効果を生むのは、相手も相応に誠意があって、こちらとの関係を大事にしようと言う意思がある場合だけです。
例えば現在週刊誌で話題になっている自民党の武藤議員のようなケースを考えたらわかります。
彼が本当に問題になるような行為をしたかどうか、これはまだ誰にもわかりません。
ではもし武藤議員がこの件に関して誠実に謝罪をしたら、野党は武藤議員への追及を止めるでしょうか?
野党議員に聞いたら「議員辞職を求める」と言うではありませんか?
それでは武藤議員が野党の要求を入れて辞職したら?
今度は自民党と安倍首相の責任を追及し始めるのではありませんか?
こんな事は今まで国家で散々繰り返されて来たでしょう?
野党の目的は自民党への攻撃なのですから、謝罪は何の解決にもならないのです。
日本人同志でも、謝罪が和解に繋がらない事は、野党が常に体現しているのです。
同様に中国共産党が求めているのは、誠実な謝罪による和解なんかではない事は明らかなのです。
中国共産党が求めているのは、日本を悪い国として、共産党政権の正統性を確保する事と、更に日本を悪い国と言い続ける事で、日本の国際的な発言権を削いで、尖閣諸島や南シナ海で行っている侵略行為への抗議ができないようにすることです。
そもそも国が既に条約で解決した過去の問題で執拗に日本を叩くのは、叩けば日本は譲歩してきたからです。
安易に謝罪して、安易に譲歩するから幾らでも気楽に叩かれるのです
こういう相手に対して「誠実な謝罪」をすると言うのは、外交上の失点にしかなりません。
幸い政府はこれに対して直ぐに対応しました。
■日本政府は抗議
政府は27日、新華社通信の論評を受け、外務省局長と在北京大使館の公使がそれぞれ中国側に電話で抗議した。
天皇陛下への謝罪要求は新華社が25日に配信し、中国紙・光明日報が26日付で掲載した。
外務省幹部は「国営の通信社が配信したことと、あまりに問題が大きい内容であることを考慮し抗議した」と説明した。中国側は「関連部署に報告する」と応じたという。日本政府は同日、中国海軍が、尖閣諸島を背景に領土防衛を呼びかける兵員募集の動画を作成したことも抗議した。(松井望美)
誠に迅速かつ適切な対応でした。
中国側も李昭博の事例など見ていますから、天皇陛下への謝罪要求にためらいはあったのです。 だからいきなり中国政府が天皇陛下に謝罪要求をするのではなく、新華社に記事を書かせて日本側の反応を見たのです。
すると日本政府は直ぐにこれに抗議したのです。
アッ!! ヤバイ、アル!!
ヤッパリ天皇には手出さない方が良いアル!!
中国政府がこう思えば、これでこの問題はオシマイです。 この段階なら中国政府は面子に傷がつくこともなく、天皇謝罪要求から手を引くことができます。
しかしもし日本政府がこの新華社記事を放置していれば、中国政府は当然「これからは天皇に謝罪要求をして日本を責めるのが有効アル」と考えてしまします。
そして次は中国政府の口から直接天皇謝罪要求が出てしまうのです。
こうなってしまえば、今度は幾ら日本側で反発が強まっても中国側も後へは引けません。 そんなことをしたら中国側が譲歩した事になり面子が潰れてしまいます。
そして面子を失えば政権を追われます。 そうなったら一族郎党の生命も危うくなるのです。
だから彼等は例え日中戦争になろいとも、際限もない天皇非難を続けるようになるでしょう。
だからこうした事態は未然に防ぐしかないのです。
こうした事態を未然に防いだ安倍外交は見事でした。
しかしこんな事は普通の国なら普通の外交でしょう。 今後日本は政権が変わっても普通の外交ができる普通の国を目指すべきです。
「日本はアジアを侵略した」 この表現ヘンです。
「日本はアジアを侵略した」
ワタシの記憶では、この言葉を聞くようになったのは1970年代後半からです。 それまでも太平洋戦争に関する話は繰り返しマスコミを賑わしましたが、しかし「アジアを侵略した」と言う表現は出ていませんでした。
これは当然の話です。
だって太平洋戦史を見れば明らかですが、日本はアジアの国々とは戦争していません。
下の図は第二次大戦前のアジア地図ですが、見ればわかるように、もそも太平洋戦争当時、アジアにあった国はタイ王国、日本、中華民国以外の国はありませんでした。
日本軍は確かにマレー半島やボルネオ島などに侵攻して、電撃的な勝利を得て、大戦末期までそれらの地域を占領支配しました。
またそれ以前にインドシナ半島にも進駐しています。
しかしそれらの地域は全て、フランス領、イギリス領、オランダ領であって、アジアの国々ではありません。
この侵攻で、日本軍が戦った相手は、イギリス軍やオランダ軍であって、マレーシア人でもインドネシア人でもありません。
イギリス領に侵攻してイギリス軍と戦って、それを破ってその領土を占領した。
オランダ領に侵攻してオランダ軍と戦って、それを破ってその領土を占領した。
これを「イギリスを侵略した」「オランダを侵略した」と言うのはわかります。 しかし「アジアを侵略した」と言うのは奇妙です。
ちなみにワタシの父は昭和16年に満20歳になったので、直ぐに徴兵されてその後間もなくインドシナ半島に送られました。 所謂「仏印平和進駐」です。 この当時フランス本国は既にナチスドイツに降伏していたので、日本軍が進駐しても在インドシナのフランス軍は一切抵抗しませんでした。 だから平和進駐なのです。
父はこのフランス領インドシナを終戦まで転戦しました。 しかし戦った相手は連合軍です。 当時既にホー・チ・ミンの率いるベトミン軍と言うのがいて、これはわずかに日本軍に抵抗しました。
しかしこれが当時ベトナム人を代表しているなど、当のベトミン軍以外誰も認定していません。
だから父はベトナム人やラオス人やカンボジア人と戦ったとは全然認識していませんでした。
タイ王国は枢軸国側だったので、日本軍とは全く戦っていません。 タイ王国が連合国になったのは、終戦間際です。
アジアの国で日本と戦ったのは中華民国だけでした。
しかし中華民国一国だけで「アジア」と言うのはいかにも奇妙です。
だから実際に戦争体験をした世代が社会の中心だった1970年代末までは、「日本はアジアを侵略した」などと言う表現がマスコミに出る事もなかったのです。
日本はあくまでイギリスと戦い、オランダと戦い、そしてアメリカと戦ったのです。
そして日本が「侵略戦争をした」と言うなら、それは「イギリス侵略」「オランダ侵略」「フランス侵略」なのです。
しかし1970年代末になって なぜか「日本がアジアを侵略した」と言い始める人々が湧いてきました。
一体彼等は何でそんな奇妙な事実誤認の表現をしたのでしょうか?
理由は簡単です。 だってイギリスやフランスやオランダを侵略したと言ったら、太平洋戦争がタダの植民地の取り合い、更には植民地解放戦争だったことになっちゃうじゃないですか?
それに欧米列強を相手に戦争したのでは、全然日本が悪い感じがしないじゃないですか?
だからワザワザ「日本はアジアを侵略した」と言い換えて、いかにも日本が無力で貧しいアジアの人々を蹂躙したような印象を与えようとしたのです。
そしてそれにより日本をできるだけ悪く見せようとしたのです。
ちなみに現在は中華人民共和国と韓国、そして共産党や民主党などそれに同調する勢力がこの表現を繰り返い使います。
しかし中華人民共和国は、他のアジアの国々同様、戦後に建国された国です。 だからこのような国と日本軍が戦うのは不可能でした。
そして韓国に至っては、日本領であり、24万人の朝鮮人青年が日本軍に志願して、連合軍と戦いました。
そのような国々が執拗に日本に「アジアを侵略した」ことへの謝罪や反省を要求しているのですから、何とも奇妙奇天烈な話ですね。
相手にする必要はありません。
今後は「日本はアジアを侵略した」などと言う歴史を歪曲する表現を使うのは止めるべきです。
ワタシの記憶では、この言葉を聞くようになったのは1970年代後半からです。 それまでも太平洋戦争に関する話は繰り返しマスコミを賑わしましたが、しかし「アジアを侵略した」と言う表現は出ていませんでした。
これは当然の話です。
だって太平洋戦史を見れば明らかですが、日本はアジアの国々とは戦争していません。
下の図は第二次大戦前のアジア地図ですが、見ればわかるように、もそも太平洋戦争当時、アジアにあった国はタイ王国、日本、中華民国以外の国はありませんでした。
日本軍は確かにマレー半島やボルネオ島などに侵攻して、電撃的な勝利を得て、大戦末期までそれらの地域を占領支配しました。
またそれ以前にインドシナ半島にも進駐しています。
しかしそれらの地域は全て、フランス領、イギリス領、オランダ領であって、アジアの国々ではありません。
この侵攻で、日本軍が戦った相手は、イギリス軍やオランダ軍であって、マレーシア人でもインドネシア人でもありません。
イギリス領に侵攻してイギリス軍と戦って、それを破ってその領土を占領した。
オランダ領に侵攻してオランダ軍と戦って、それを破ってその領土を占領した。
これを「イギリスを侵略した」「オランダを侵略した」と言うのはわかります。 しかし「アジアを侵略した」と言うのは奇妙です。
ちなみにワタシの父は昭和16年に満20歳になったので、直ぐに徴兵されてその後間もなくインドシナ半島に送られました。 所謂「仏印平和進駐」です。 この当時フランス本国は既にナチスドイツに降伏していたので、日本軍が進駐しても在インドシナのフランス軍は一切抵抗しませんでした。 だから平和進駐なのです。
父はこのフランス領インドシナを終戦まで転戦しました。 しかし戦った相手は連合軍です。 当時既にホー・チ・ミンの率いるベトミン軍と言うのがいて、これはわずかに日本軍に抵抗しました。
しかしこれが当時ベトナム人を代表しているなど、当のベトミン軍以外誰も認定していません。
だから父はベトナム人やラオス人やカンボジア人と戦ったとは全然認識していませんでした。
タイ王国は枢軸国側だったので、日本軍とは全く戦っていません。 タイ王国が連合国になったのは、終戦間際です。
アジアの国で日本と戦ったのは中華民国だけでした。
しかし中華民国一国だけで「アジア」と言うのはいかにも奇妙です。
だから実際に戦争体験をした世代が社会の中心だった1970年代末までは、「日本はアジアを侵略した」などと言う表現がマスコミに出る事もなかったのです。
日本はあくまでイギリスと戦い、オランダと戦い、そしてアメリカと戦ったのです。
そして日本が「侵略戦争をした」と言うなら、それは「イギリス侵略」「オランダ侵略」「フランス侵略」なのです。
しかし1970年代末になって なぜか「日本がアジアを侵略した」と言い始める人々が湧いてきました。
一体彼等は何でそんな奇妙な事実誤認の表現をしたのでしょうか?
理由は簡単です。 だってイギリスやフランスやオランダを侵略したと言ったら、太平洋戦争がタダの植民地の取り合い、更には植民地解放戦争だったことになっちゃうじゃないですか?
それに欧米列強を相手に戦争したのでは、全然日本が悪い感じがしないじゃないですか?
だからワザワザ「日本はアジアを侵略した」と言い換えて、いかにも日本が無力で貧しいアジアの人々を蹂躙したような印象を与えようとしたのです。
そしてそれにより日本をできるだけ悪く見せようとしたのです。
ちなみに現在は中華人民共和国と韓国、そして共産党や民主党などそれに同調する勢力がこの表現を繰り返い使います。
しかし中華人民共和国は、他のアジアの国々同様、戦後に建国された国です。 だからこのような国と日本軍が戦うのは不可能でした。
そして韓国に至っては、日本領であり、24万人の朝鮮人青年が日本軍に志願して、連合軍と戦いました。
そのような国々が執拗に日本に「アジアを侵略した」ことへの謝罪や反省を要求しているのですから、何とも奇妙奇天烈な話ですね。
相手にする必要はありません。
今後は「日本はアジアを侵略した」などと言う歴史を歪曲する表現を使うのは止めるべきです。
白虹貫日
昨日は素晴らしい快晴でした。
今年の夏は格別天気が悪かったわけではないけれど、こんな完璧な快晴の日はそうありませんでした。
ワタシはすっかり良い気分になって、小別沢にある農家の野菜直販所まで野菜を買いに出かけました。
ここだ野菜は取れたて野菜が安く買えるのです。
ワタシの二の腕程もあるズッキーニが4本200円!!
ピーマンが無いと言ったら、店番のオバサンが「ちょっと待って」と、傍の畑に入ってピーマン二百円分+オマケを取ってくれました。
これだからワタシは野菜直搬所が大好きです。
アベノミックスの御利益で電動自転車を買ってからは、登り一本4キロ余りの道のりもなんのそのです。
しかし残念なのは、ここに野菜が並ぶのは盛夏から中秋の間だけだと言うことです。
だからこそ夏の間はひたすら野菜を買いに自転車を漕ぐのです。
昨日も巨大ズッキーニ4本、那須、ピーマン、を買って、大満足でした。
買い物を終わって、更に少し坂を上って行くと、空には月が出ていました。
風は涼しくもう秋の気配です。
札幌の夏は天国のように快適だけれど、あまりと言えば余りに短いのです。
先を急いで赤く色づいた実が切ないです。
まるでガロアやランボーのように、生き急いで若死にした天才達のようではありませんか?
手稲山の写真を撮ろうとするなぜか、何度取り直しても、白い光の弧が映ります。
なんでしょうか?
赤とんぼの姿が目立ちます。
この前ここへ来たのは8月8日でしたが、その頃に比べても一段と草丈が伸びています。
そしてこの前はまだ咲いていなかった向日葵が咲いていました。
川の水はきれいに澄んでいましたが、もう水遊びをする子供の姿はありませんでした。
久しぶりに西野神社への参拝して行こうと、そちらへ進む頃にはもう日暮れの気配になってきました。
それでも参拝を終わって帰り道に、山の方を見ると・・・・・。
なんと白虹が出ていました。
完璧な白虹貫日です。
白虹を見たのは二度目です。 以前に見たのは鳩山由紀夫が普天間移設で、「腹案が~~!!」などと言っている時でした。
だからもう既に日本が滅茶苦茶になりそうだった頃です。
そして今回は世界同時株安、北朝鮮が戦争が~~!!と言ってる最中なのですから、非常に不気味です。
しかし前回もそうでしたが、通行人は誰もこの白虹に関心を示している様子がありません。 のんびりと散歩をしている人達も、誰も空を見上げてはいません。
空には大きくクッキリと白虹が出ているのに・・・・・。
凶事の予兆って元来そんなモノなのかもしれません。
今年の夏は格別天気が悪かったわけではないけれど、こんな完璧な快晴の日はそうありませんでした。
ワタシはすっかり良い気分になって、小別沢にある農家の野菜直販所まで野菜を買いに出かけました。
ここだ野菜は取れたて野菜が安く買えるのです。
ワタシの二の腕程もあるズッキーニが4本200円!!
ピーマンが無いと言ったら、店番のオバサンが「ちょっと待って」と、傍の畑に入ってピーマン二百円分+オマケを取ってくれました。
これだからワタシは野菜直搬所が大好きです。
アベノミックスの御利益で電動自転車を買ってからは、登り一本4キロ余りの道のりもなんのそのです。
しかし残念なのは、ここに野菜が並ぶのは盛夏から中秋の間だけだと言うことです。
だからこそ夏の間はひたすら野菜を買いに自転車を漕ぐのです。
昨日も巨大ズッキーニ4本、那須、ピーマン、を買って、大満足でした。
買い物を終わって、更に少し坂を上って行くと、空には月が出ていました。
風は涼しくもう秋の気配です。
札幌の夏は天国のように快適だけれど、あまりと言えば余りに短いのです。
先を急いで赤く色づいた実が切ないです。
まるでガロアやランボーのように、生き急いで若死にした天才達のようではありませんか?
手稲山の写真を撮ろうとするなぜか、何度取り直しても、白い光の弧が映ります。
なんでしょうか?
赤とんぼの姿が目立ちます。
この前ここへ来たのは8月8日でしたが、その頃に比べても一段と草丈が伸びています。
そしてこの前はまだ咲いていなかった向日葵が咲いていました。
川の水はきれいに澄んでいましたが、もう水遊びをする子供の姿はありませんでした。
久しぶりに西野神社への参拝して行こうと、そちらへ進む頃にはもう日暮れの気配になってきました。
それでも参拝を終わって帰り道に、山の方を見ると・・・・・。
なんと白虹が出ていました。
完璧な白虹貫日です。
白虹を見たのは二度目です。 以前に見たのは鳩山由紀夫が普天間移設で、「腹案が~~!!」などと言っている時でした。
だからもう既に日本が滅茶苦茶になりそうだった頃です。
そして今回は世界同時株安、北朝鮮が戦争が~~!!と言ってる最中なのですから、非常に不気味です。
しかし前回もそうでしたが、通行人は誰もこの白虹に関心を示している様子がありません。 のんびりと散歩をしている人達も、誰も空を見上げてはいません。
空には大きくクッキリと白虹が出ているのに・・・・・。
凶事の予兆って元来そんなモノなのかもしれません。
日本は特別!! 安保法制反対派
> 中国が、どうのこうの、世界情勢が・・・・言ってるけど、戦争をしない、武器を持たない国。。。日本そんな国に対して、戦争を吹っ掛けて来ますかね⁉いくら、中国でも少しは考えるんじゃないですか?何のための国連なんだ
face bookで細野豪志の所を見ていたら、支持者らしき人がこんなコメントを書き込んでいました。
ヤッパリこんな事を本気で感が手いる人がいるのですね。
それにしても驚くべき現実認識です。
>戦争をしない、武器を持たない国。。。日本そんな国に対して、戦争を吹っ掛けて来ますかね⁉
自衛隊は世界でも4~6位ぐらいの兵力を持っています。
そしてアメリカの強力な同盟国です。 安保法制に関係なく、現時点で既に「武器をもない国」なんて思う国は世界中に一つもありません。
また戦争をしない武器を持たない国に戦争を吹っ掛けないと言う根拠もありません。
チベットは平和な仏教国で、国家の軍隊はなく、精々大きなお寺が僧兵を持っている程度でした。 僧兵って・・・本当に平家物語に出てくるような僧兵なんですが・・・・・。
ダライラマが君臨すル仏教国になって以降、対外戦争をしたことはありません。
しかし中国共産党政権はこのチベットを侵略して、ダライラマを追い出し、以降チベット人のジェノサイトを続けています。
フィリンピンも平和憲法があり、国家の侵略戦争は禁じています。 勿論建国以来一度も戦争はしていません。
そしてフィリピン軍は自衛隊に比べたら気の毒なぐらい貧弱な軍隊で、現在の戦争で使えるような艦船も飛行機も殆ど持っていません。
さらに米軍基地まで追い出してしまいました。
すると待ってました!!とばかりに中国は南沙諸島に侵攻して、占領してしまったのです。 その為古くからその付近で漁をしていた漁民達の生活は破綻しました。
フィリピン政府は繰り返し抗議していますが、中国は全く反応しません。
これが現実の世界情勢なのです。
中国は現在周辺国の全てに侵略行為を行っていますが、それらの国々のうち、中国が脅威を感じる程の軍事力を持つのは、ロシアと日本とインドぐらいです。
またそれらの国々で過去に中国に侵攻した歴史があるのは、日本とロシアとモンゴル(ジンギスカンの時代)ぐらいです。
「戦争をしない、武器を持たない国。。。そんな国に対して、戦争を吹っ掛けて来ますかね⁉」と聞かれたら、「そういう国こそ真っ先にやられました。」と答えるしかありません。
>なんの為の国連なんだ
中国は国連の常任理事国です。 だから中国には拒否権があります。
中国が拒否権を使えば国連は何もできません。
そんなことは中学3年の公民で習ったはずでしょう?
それにしても国連が発足以降も、世界中では悲惨な戦争や地域紛争やジェノサイトは続いているのです。 しかし国連がこれらを有効に防止する事はできませんでした。
これらの戦争を防止の為の国連活動を全て中国が拒否権発動で妨害してきたわけではありません。 しかし国連の力はそもそもその程度なのです。
こんな事は時々テレビでニュースを見ている大人なら誰でもわかるでしょう?
にも拘らず、戦後日本で護憲派、反戦平和主義者と言われる人達の中には、このコメント主のような発想の人が沢山いるのです。 しかも護憲派、反戦平和主義者と言われる人々は、自称高学歴で政治意識が高いと自認しているのです。
ワタシはこういう人達を、スーパーウルトラ日本国主義者だと思っています。
つまり彼等のアタマの中では、日本は世界中の国から特別な扱いをしてもらえるスーパーウルトラ国家なのです。 だからチベットやその他の国々には冷淡極まる扱いしかしない国連も、日本の為には何だってしてくれて当然と考えているのです。
勿論中国だって日本の為なら、自国に行動に不利な決議にも拒否権を発動しないと考えているのでしょう。
実はワタシは日本を席巻するこのスーパーウルトラ日本国主義に気付いたのは、実は大学生の時でした。
ワタシが大学生だったのは70年代の始めでした。 その頃は我が母校である超三流ど田舎大学でも、まだ学生運動の余韻が残っていました。 そして当時から第二次大戦日本悪い説の猛烈なキャンペーンが始まったのです。
そういう中で学生達は短絡的にこれを演繹して、第二次大戦は侵略戦争、その侵略戦争をする土壌を作ったのは明治維新、だから明治維新は侵略国家を作ったと言う形でドンドン日本の否定が広げていきました。
ワタシも馬鹿な人間ですから、単純にそんなもんかね?と思っていたのですけどね。
しかしワタシはそもそもノンポリで、学生運動なんか全然興味はなく、暇なときには読書ばかりしておりました。
で、ある日マーク・トウェインの「レオポルド王の独白」と言うのを読んだのです。
レオポルド王とはベルギー王レオポルド2世の事です。
マーク・トウェインはこの王様の独白と言う形を借りて、当時ベルギーが行っていたコンゴでの凄惨な植民地支配と帝国主義を告発したのです。
しかしワタシが驚いたのは、この小説の中でこの王様はなんと日本も植民地化を計画していた事です。
日本がベルギーの植民地になる!?
しかしベルギーは既に日本の4倍以上もあるコンゴ(現在のザイール)を植民地化しているのです。 日本を植民地化する事を不可能と考える理由はありません。
白人から見たら、コンゴ人も日本人も同じ未開人であり、日本人を特別扱いしければならない理由は、何もないのです。
そう言えばサマセット・モームが大量に書いている東南アジアを舞台にした短編でも、日本人はマレー人や中国人などと同じく、西洋人より一段下の劣等民の一つしてしか描かれていません。
当時の西洋人から見れば、日本は「いずれ我が国の植民地にしたい国」の一つでしかなかったのです。
こういう事を小説を通じてとは言え、西洋人の口から語られると、明治時代の日本人が抱いた危機感は切々に伝わってきます。
そこでワタシはその読書感想を、友人達にしてみました。
しかしその時の反応は実に以外なモノでした。
「でもね、そんなことは・・・・・。」
彼等の多くはどうもこの現実を受け入れようとしませんでした。
そして明治政府の侵略への非難を続けたのです。
その時にワタシは思ったのです。 この人達にとっては「日本は特別な国」なのだと。
勿論ワタシも彼等も日本人ですから、自分にとって日本が特別な国であるのは当然です。 しかし哀しいけれど世界にとっては特別な国であるはずもないのです。
ところが一部の人達は、どうしてもそれが理解できず、日本は自分だけでなく世界にとっても特別な国だと信じているのです。
これは甘やかされた幼児が自分を世界の中心に思うような、幼稚な発想なのですが、それでも甘やかされたまま育った人は成人してもそのままで居る場合があります。
日本の自称平和主義者や護憲派の中には、こうした幼児性の中に生きているのでしょう。
だからこそこうした人々とは、理性的な外交防衛政策の話し合いが不可能なのでしょう。
昨日(8月25日)散歩中に百虹を見ました。 白虹貫日は兵乱の兆しと言われます。
世界同時株安が起きて、北朝鮮は戦争をすると騒いでいる状況ですから、こんな時に白虹貫日なんて実に不気味なのですが、しかし不思議なことに通行人は誰一人気づいていないようでした。
空にクッキリと見えるモノでも空を見なければ、気付かないのです。
face bookで細野豪志の所を見ていたら、支持者らしき人がこんなコメントを書き込んでいました。
ヤッパリこんな事を本気で感が手いる人がいるのですね。
それにしても驚くべき現実認識です。
>戦争をしない、武器を持たない国。。。日本そんな国に対して、戦争を吹っ掛けて来ますかね⁉
自衛隊は世界でも4~6位ぐらいの兵力を持っています。
そしてアメリカの強力な同盟国です。 安保法制に関係なく、現時点で既に「武器をもない国」なんて思う国は世界中に一つもありません。
また戦争をしない武器を持たない国に戦争を吹っ掛けないと言う根拠もありません。
チベットは平和な仏教国で、国家の軍隊はなく、精々大きなお寺が僧兵を持っている程度でした。 僧兵って・・・本当に平家物語に出てくるような僧兵なんですが・・・・・。
ダライラマが君臨すル仏教国になって以降、対外戦争をしたことはありません。
しかし中国共産党政権はこのチベットを侵略して、ダライラマを追い出し、以降チベット人のジェノサイトを続けています。
フィリンピンも平和憲法があり、国家の侵略戦争は禁じています。 勿論建国以来一度も戦争はしていません。
そしてフィリピン軍は自衛隊に比べたら気の毒なぐらい貧弱な軍隊で、現在の戦争で使えるような艦船も飛行機も殆ど持っていません。
さらに米軍基地まで追い出してしまいました。
すると待ってました!!とばかりに中国は南沙諸島に侵攻して、占領してしまったのです。 その為古くからその付近で漁をしていた漁民達の生活は破綻しました。
フィリピン政府は繰り返し抗議していますが、中国は全く反応しません。
これが現実の世界情勢なのです。
中国は現在周辺国の全てに侵略行為を行っていますが、それらの国々のうち、中国が脅威を感じる程の軍事力を持つのは、ロシアと日本とインドぐらいです。
またそれらの国々で過去に中国に侵攻した歴史があるのは、日本とロシアとモンゴル(ジンギスカンの時代)ぐらいです。
「戦争をしない、武器を持たない国。。。そんな国に対して、戦争を吹っ掛けて来ますかね⁉」と聞かれたら、「そういう国こそ真っ先にやられました。」と答えるしかありません。
>なんの為の国連なんだ
中国は国連の常任理事国です。 だから中国には拒否権があります。
中国が拒否権を使えば国連は何もできません。
そんなことは中学3年の公民で習ったはずでしょう?
それにしても国連が発足以降も、世界中では悲惨な戦争や地域紛争やジェノサイトは続いているのです。 しかし国連がこれらを有効に防止する事はできませんでした。
これらの戦争を防止の為の国連活動を全て中国が拒否権発動で妨害してきたわけではありません。 しかし国連の力はそもそもその程度なのです。
こんな事は時々テレビでニュースを見ている大人なら誰でもわかるでしょう?
にも拘らず、戦後日本で護憲派、反戦平和主義者と言われる人達の中には、このコメント主のような発想の人が沢山いるのです。 しかも護憲派、反戦平和主義者と言われる人々は、自称高学歴で政治意識が高いと自認しているのです。
ワタシはこういう人達を、スーパーウルトラ日本国主義者だと思っています。
つまり彼等のアタマの中では、日本は世界中の国から特別な扱いをしてもらえるスーパーウルトラ国家なのです。 だからチベットやその他の国々には冷淡極まる扱いしかしない国連も、日本の為には何だってしてくれて当然と考えているのです。
勿論中国だって日本の為なら、自国に行動に不利な決議にも拒否権を発動しないと考えているのでしょう。
実はワタシは日本を席巻するこのスーパーウルトラ日本国主義に気付いたのは、実は大学生の時でした。
ワタシが大学生だったのは70年代の始めでした。 その頃は我が母校である超三流ど田舎大学でも、まだ学生運動の余韻が残っていました。 そして当時から第二次大戦日本悪い説の猛烈なキャンペーンが始まったのです。
そういう中で学生達は短絡的にこれを演繹して、第二次大戦は侵略戦争、その侵略戦争をする土壌を作ったのは明治維新、だから明治維新は侵略国家を作ったと言う形でドンドン日本の否定が広げていきました。
ワタシも馬鹿な人間ですから、単純にそんなもんかね?と思っていたのですけどね。
しかしワタシはそもそもノンポリで、学生運動なんか全然興味はなく、暇なときには読書ばかりしておりました。
で、ある日マーク・トウェインの「レオポルド王の独白」と言うのを読んだのです。
レオポルド王とはベルギー王レオポルド2世の事です。
マーク・トウェインはこの王様の独白と言う形を借りて、当時ベルギーが行っていたコンゴでの凄惨な植民地支配と帝国主義を告発したのです。
しかしワタシが驚いたのは、この小説の中でこの王様はなんと日本も植民地化を計画していた事です。
日本がベルギーの植民地になる!?
しかしベルギーは既に日本の4倍以上もあるコンゴ(現在のザイール)を植民地化しているのです。 日本を植民地化する事を不可能と考える理由はありません。
白人から見たら、コンゴ人も日本人も同じ未開人であり、日本人を特別扱いしければならない理由は、何もないのです。
そう言えばサマセット・モームが大量に書いている東南アジアを舞台にした短編でも、日本人はマレー人や中国人などと同じく、西洋人より一段下の劣等民の一つしてしか描かれていません。
当時の西洋人から見れば、日本は「いずれ我が国の植民地にしたい国」の一つでしかなかったのです。
こういう事を小説を通じてとは言え、西洋人の口から語られると、明治時代の日本人が抱いた危機感は切々に伝わってきます。
そこでワタシはその読書感想を、友人達にしてみました。
しかしその時の反応は実に以外なモノでした。
「でもね、そんなことは・・・・・。」
彼等の多くはどうもこの現実を受け入れようとしませんでした。
そして明治政府の侵略への非難を続けたのです。
その時にワタシは思ったのです。 この人達にとっては「日本は特別な国」なのだと。
勿論ワタシも彼等も日本人ですから、自分にとって日本が特別な国であるのは当然です。 しかし哀しいけれど世界にとっては特別な国であるはずもないのです。
ところが一部の人達は、どうしてもそれが理解できず、日本は自分だけでなく世界にとっても特別な国だと信じているのです。
これは甘やかされた幼児が自分を世界の中心に思うような、幼稚な発想なのですが、それでも甘やかされたまま育った人は成人してもそのままで居る場合があります。
日本の自称平和主義者や護憲派の中には、こうした幼児性の中に生きているのでしょう。
だからこそこうした人々とは、理性的な外交防衛政策の話し合いが不可能なのでしょう。
昨日(8月25日)散歩中に百虹を見ました。 白虹貫日は兵乱の兆しと言われます。
世界同時株安が起きて、北朝鮮は戦争をすると騒いでいる状況ですから、こんな時に白虹貫日なんて実に不気味なのですが、しかし不思議なことに通行人は誰一人気づいていないようでした。
空にクッキリと見えるモノでも空を見なければ、気付かないのです。
寛容と人道主義の行く末は? EU
第一湾岸戦争の時、サダム・フセインはクェートにいた外国人のうち、欧米先進国の国民と日本人だけを拉致して、「ゲスト」と称してバグダットの5つ星ホテルに軟禁しました。
彼等をアメリカとの交渉の為の人質にしたのです。
一方それ以外の国の国民は、放り出しておきました。 一部はイラクに連れて行かれて、強制労働させられたとも言いますが、それも明確ではありません。
なぜなら彼等の本国は、自国民救出の為に行動するような意思も能力もなかったからです。
そしてサダム・フセインは、こんな連中では人質としての価値ない物と見きっていたのです。
ワタシはこれを見た時に思いました。
ああ、現在の世界で先進国に生まれるのは、中世の王侯貴族に生まれるのと同じだ・・・・。
中世には中東でもヨーロッパでも、戦争をしたとき抵抗不能になった敵を捕虜しました。 そしてその捕虜を人質として、外交交渉に使ったり、或いは身代金の支払いを求めたりしました。
今、ISISやソマリアの海賊なんかもやってますが、あれって凄く古くからの伝統なのです。
その場合、人質としての価値の高い王侯貴族は、交渉中に死なれたりしたら困りますから、離宮などに幽閉して丁重に扱いました。
しかし下級兵士など価値のない捕虜には、勿論そんな扱いはしません。 そしてそのまま奴隷に売り飛ばしたり、簡単に殺してしまったりするのです。
サダム・フセインのゲストとして、5つ星ホテルに幽閉された先進国の国民達は、だから十字軍時代の王侯貴族と同様の扱いを受けたわけです。
今、EUには中東や北アフリカ、アルバニアなどから移民が押し寄せて大変なことになっています。
しかしそれも当然だと思います。
だって今のEUは移民に対してひたすら寛容で人道的な扱いを是としているため、理由はどうあれ一度EU圏内に入り込んでしまえば、それで貴族の身分とそれにふさわしい生活をゲットできるのです。
そしてそういう情報が今では、あまねく途上国の人々に行きわたっています。 だから身分の向上を求める人々は、とにかく海を渡り陸を歩き、EUに押し寄せる事になるのです。
この流れはEU周辺諸国の途上国の生活レベルが、EU圏内と同等になるまで止まらないでしょう。
それまでの間にどれだけの人々がEUに入り込む事になるのかは想像がつきません。
ワタシはEUの寛容で人道的な移民への対応は大変美しく立派なことだと思います。 しかし現実問題として、EUは今後どれほどの移民を受け入れる覚悟があるのでしょうか?
そうやって短期間(今後数十年間)に億単位で移民が入り込んだ場合に、EU諸国は存続できるのでしょうか?
EUが今まで寛容で人道的な移民政策、難民政策を取って来られたのは、EUが人口減少気味であり、しかも大変豊でもあったので、一定人数の移民ならば受け入れる事が利益になったからでしょう?
しかしそれが現在のように際限なく雪崩れ込むような状態になれば、EUの加盟国はどの国も国家そのモノの存続が危うくなるのではないかと思います。
そもそもEU諸国が豊で寛容な国になったのは、元来EU諸国を作ってきた国民達の努力によるものです。 元来のヨーロッパ人価値感を文化より国家を作る事によって、ヨーロッパの国々は現在の生活レベルを得たのです。
ところがそこにそうした価値感を文化を全く共有しない人々が大量に入り込んだら、国家その物の性格が変わってくるではありませんか?
そして社会の秩序と言うのは、そこに属する人が、その秩序を重んずるから守られるものなのです。 しかし現在の社会秩序を重んずる意思のない人々が、社会全体の2割、3割となれば、もう秩序は崩壊します。
ところが現在のEUは寛大にも多文化共存を掲げて、膨大な移民達にもヨーロッパ文明やヨーロッパ的価値感に対して最低限の敬意さへ要求していません。
そういう状態で、ドンドン移民は増え続けているのです。
寛容と人道主義を謳うEUの人格者達は、こうしたEUの未来を考えているのでしょうか?
将来的にはヨーロッパの溶解も受け入れる覚悟で、寛容で人道的な移民政策を始めたと言うなら本当に立派なモノです。
しかしそんなことは考えおらずタダ単に移民がカワイソウと言う事でこれを続けているなら、実に愚かし事です。
裏の桜さんは現在のヨーロッパの移民騒動を、「チープな人道主義の結果」と仰いました。
ワタシも裏の桜さんに完全に同意します。
彼等をアメリカとの交渉の為の人質にしたのです。
一方それ以外の国の国民は、放り出しておきました。 一部はイラクに連れて行かれて、強制労働させられたとも言いますが、それも明確ではありません。
なぜなら彼等の本国は、自国民救出の為に行動するような意思も能力もなかったからです。
そしてサダム・フセインは、こんな連中では人質としての価値ない物と見きっていたのです。
ワタシはこれを見た時に思いました。
ああ、現在の世界で先進国に生まれるのは、中世の王侯貴族に生まれるのと同じだ・・・・。
中世には中東でもヨーロッパでも、戦争をしたとき抵抗不能になった敵を捕虜しました。 そしてその捕虜を人質として、外交交渉に使ったり、或いは身代金の支払いを求めたりしました。
今、ISISやソマリアの海賊なんかもやってますが、あれって凄く古くからの伝統なのです。
その場合、人質としての価値の高い王侯貴族は、交渉中に死なれたりしたら困りますから、離宮などに幽閉して丁重に扱いました。
しかし下級兵士など価値のない捕虜には、勿論そんな扱いはしません。 そしてそのまま奴隷に売り飛ばしたり、簡単に殺してしまったりするのです。
サダム・フセインのゲストとして、5つ星ホテルに幽閉された先進国の国民達は、だから十字軍時代の王侯貴族と同様の扱いを受けたわけです。
今、EUには中東や北アフリカ、アルバニアなどから移民が押し寄せて大変なことになっています。
しかしそれも当然だと思います。
だって今のEUは移民に対してひたすら寛容で人道的な扱いを是としているため、理由はどうあれ一度EU圏内に入り込んでしまえば、それで貴族の身分とそれにふさわしい生活をゲットできるのです。
そしてそういう情報が今では、あまねく途上国の人々に行きわたっています。 だから身分の向上を求める人々は、とにかく海を渡り陸を歩き、EUに押し寄せる事になるのです。
この流れはEU周辺諸国の途上国の生活レベルが、EU圏内と同等になるまで止まらないでしょう。
それまでの間にどれだけの人々がEUに入り込む事になるのかは想像がつきません。
ワタシはEUの寛容で人道的な移民への対応は大変美しく立派なことだと思います。 しかし現実問題として、EUは今後どれほどの移民を受け入れる覚悟があるのでしょうか?
そうやって短期間(今後数十年間)に億単位で移民が入り込んだ場合に、EU諸国は存続できるのでしょうか?
EUが今まで寛容で人道的な移民政策、難民政策を取って来られたのは、EUが人口減少気味であり、しかも大変豊でもあったので、一定人数の移民ならば受け入れる事が利益になったからでしょう?
しかしそれが現在のように際限なく雪崩れ込むような状態になれば、EUの加盟国はどの国も国家そのモノの存続が危うくなるのではないかと思います。
そもそもEU諸国が豊で寛容な国になったのは、元来EU諸国を作ってきた国民達の努力によるものです。 元来のヨーロッパ人価値感を文化より国家を作る事によって、ヨーロッパの国々は現在の生活レベルを得たのです。
ところがそこにそうした価値感を文化を全く共有しない人々が大量に入り込んだら、国家その物の性格が変わってくるではありませんか?
そして社会の秩序と言うのは、そこに属する人が、その秩序を重んずるから守られるものなのです。 しかし現在の社会秩序を重んずる意思のない人々が、社会全体の2割、3割となれば、もう秩序は崩壊します。
ところが現在のEUは寛大にも多文化共存を掲げて、膨大な移民達にもヨーロッパ文明やヨーロッパ的価値感に対して最低限の敬意さへ要求していません。
そういう状態で、ドンドン移民は増え続けているのです。
寛容と人道主義を謳うEUの人格者達は、こうしたEUの未来を考えているのでしょうか?
将来的にはヨーロッパの溶解も受け入れる覚悟で、寛容で人道的な移民政策を始めたと言うなら本当に立派なモノです。
しかしそんなことは考えおらずタダ単に移民がカワイソウと言う事でこれを続けているなら、実に愚かし事です。
裏の桜さんは現在のヨーロッパの移民騒動を、「チープな人道主義の結果」と仰いました。
ワタシも裏の桜さんに完全に同意します。
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