ハートレイク・豊似湖と観音岳へ - 山猫メリのスケッチブック
FC2ブログ

山猫メリのスケッチブック

ネコ、時々山登り、たまにスキー、外遊び大好き。

ハートレイク・豊似湖と観音岳へ

北海道ではとうとう平地にも初雪が降りました。札幌にも旭川にも函館にも・・・
私の住む苫小牧ではまだ雪は来ていませんが、樽前山もうっすら白くなっています。
あ〜とうとう雪の季節か〜〜〜嬉しいような淋しいような。

最後の紅葉を見に行ったのは先週のこと。
Oniが仕事で襟裳に行かなければならないというのです。えりもと言っても、黄金道路の向こうまで!
そんな遠いところに行くのならただ乗りしちゃおう!という訳で・・・

それなら一度行ったきりの、ハートレイク・豊似湖に行きたい!
そして豊似湖から観音岳に登ってこよう♪

仕事を終わらせて翌朝、豊似湖に向かいます。
豊似湖は森の奥の小さな湖、ハートの形をしていて、北海道のお菓子「白い恋人」のCMで有名になりました。

看板もハート形をしてます。
PA237415.jpg

平日なので誰もいない静かな豊似湖。
PA237376.jpg


静寂の中、ナキウサギの「ピチッ」の声が響きわたります。
ときおりエゾシカの鳴く声...

雑木林の紅葉ももうこれが最後
PA237390.jpg

右回りで湖の縁を歩き、途中から湖を離れて観音岳を目指します。
このルートは途中まで「猿留山道」を歩きます。

猿留山道は寛政11年(1799年)に開削された、蝦夷地で最も古い官営の山道とか。(えりも町HPより)
近頃この山道が一部整備され、フットパスとして利用されるようになりました。

さて少し歩くと、沼見峠の標識が・・・
PA237396.jpg

ここからハートの形が見えるはずなのですが?

全然ハートに見えない・・葉が落ちた今でダメなら無理だわ(-。-;)
PA237398.jpg

いにしえの道だけあって途中、馬頭観音や奥山半増坊の石像があったりします。
PA237403.jpg

途中まで刈り分けられた笹がツンツン突っ立ってて、歩きにくいことこの上ない!
PA237402.jpg


藪こぎというほどでもないのに四苦八苦して観音岳に到着。
何もない頂上。
PA237406.jpg

お隣の三枚岳や豊似岳の姿を見たかったけど、あいにくガスがかかってて残念。
あとは来た道を戻ります。

ハート形が諦めきれなくて、湖の対岸の尾根に登ってみますが・・・
PA237407.jpg

結局のところ、ハート形を見たいならヘリをチャーターするしかないという結論!

無事湖畔まで下り、今度は左回りで帰ります。
PA237413.jpg

この日は人にも熊にも遇わず・・・
楽しいハイキングでした〜

帰りにアポイ山荘で入浴。

様似海岸の夕焼けがおまけ!
IMG_4306.jpg

仕事がらみだったけど、今日はいい日だったなぁ〜〜〜

所要時間
10/23
豊似湖駐車場6:45→沼見峠8:10→観音岳98:50〜9:20→10:15→豊似湖12:40→駐車場12:40
観音岳まで登り:3時間5分  下り2時間25分(寄り道つき)


Category : 日高の山
Posted by メリコ on  | 14 comments  0 trackback

14 Comments

茶チャママ says...""
北海道が寒いと島根半島も寒くなるのですよ
風が無くってよかったですがストーブなど暖房がフル回転
明日から雨模様気温がどうなるのかな?
大山に今日行ってきたのですが紅葉は最悪!!
葉焼けして落ちたり茶色になって><
三連休三回とも雨模様
これからはどうなるのかな?
2014.10.29 20:39 | URL | #Wb6Olee. [edit]
freecat2828 says...""
襟裳岬で分断されてた東西がつながったのは30年ほど前でしょうか?
待望の黄金道路が完成したと道新が報じてたの覚えてます。
豊似湖全景でないにしろハート形というのがわかりますね~
森林書房の季刊誌「遊歩百山」という百名山から無名峰に近い山々まで取り上げた一般登山者の山行記録集を何冊も持ってますが、北海道の山もけっこう載ってたような気がします。
秋の夜長、読み返してみようという気になりました。
山あり海ありでいい時間過ごしましたね~
2014.10.29 20:52 | URL | #hdScUxTA [edit]
谷口冴 says...""
雑木林の紅葉いいですね(^^)
まったりしま~~~す~♪
2014.10.30 08:16 | URL | #- [edit]
サクラッチェ says...""
ハートレイク♪
やっぱりヘリじゃないとハートに見えないんですね^^;
空撮だとすごい奥地にあるように見えますけど、登山家じゃないと行けないですよね?
夕日が綺麗ですね~☆
2014.10.30 11:59 | URL | #4nHpPTls [edit]
meriko says...""
茶々ママさん
島根半島も冬が近いですね。
北海道よりは西だけど島根も寒いんですよね。今年はとうとう島根に帰れなかった・・・大山の紅葉、よくなかったんだ(u_u)一度に寒くなったからでしょうか。残念でしたね!
こっちはもうおしまいです。
2014.10.30 13:12 | URL | #- [edit]
meriko says...""
freecat2828さん
黄金道路は今トンネルだらけになり、味気なくなりました(u_u)
襟裳岬まで行くことはないのですが、えりも周辺の小さな山が好きで、何度か通いました。有名じゃないけど海が近くて、景色も楽しめて・・・その本読んでみたいですね。
2014.10.30 13:22 | URL | #- [edit]
meriko says...""
冴さん
今年はいっぱい紅葉楽しみました〜
でももう終わりです( ; ; )
今度はそちらの番ですね!
2014.10.30 13:25 | URL | #- [edit]
meriko says...""
サクラッチェさん
と、登山家だなんて・・・(*^^*)
誰でも行けますよ!庶野から6.5km山に入りますが、林道はしっかりしているので四駆でなくても平気。駐車場から200m歩けば豊似湖です。ヘリが一番ですけどね(u_u)
2014.10.30 13:34 | URL | #- [edit]
茶チャママ says...""
大山最悪でしたよ><
毎年行くのに今年が一番酷かった><
その上高速で便利が良くなって^^
団塊世代が登山やトレッキングに来られていましたよ
怪我や事故がなければ良いのですが・・・
先日も大山滝で女の方が滑落でヘリが飛ぶ騒ぎに・・・
冬山でも多いのですよ滑落が・・・
山を甘く見ないほうが良いですね
あまりの多い登山客に心配になってきました
2014.10.30 15:00 | URL | #Wb6Olee. [edit]
そよ風 says...""
こんにちは。
ハート形、残念でしたね。
晩秋のたたずまいといいますか、
静かでひんやりとした空気が、感じられました。
ナキウサギやエゾシカの声、生で聞いてみたいです。
これからはもう雪のお写真になるのでしょうか?まだ早いかな?
マミちゃんは元気でしょうか?(どさくさに紛れてリクエストw)
冬に備えて、体調管理なさってくださいね。
2014.10.30 15:20 | URL | #GE1Q478A [edit]
meriko says..."Re: タイトルなし"
茶チャママさん
今年の北海道の紅葉は10年に一度と言われるほど美しかったのに、大山は残念でした。
高速が延びたんですね。
それなら行きやすくなって登山客も増えるわけだわ・・・
大山の冬なんて絶対危ないですよ。
人のこと言えないけど、心配になりますよね〜
私たちも気を付けないと。
2014.10.30 22:05 | URL | #- [edit]
meriko says..."Re: タイトルなし"
そよ風さん
CMとかパンフレットとかはヘリでの空撮ですよね〜
私たちも地形図でハート形って分かってるけど、実際のところ上空からじゃないとね。
エゾシカはね、ちょう今が繁殖期なので鳴き交わしています。
ピィ〜〜と何故か哀しげに聞こえるのです...

ちょっとまだ雪の山には早いですが、山スキーに備えてトレーニングしなくっちゃ!

マミちゃんね、元気ですよ♪
そよ風さんのリクエストにお応えしてマミちゃんの記事にしますよ〜〜
2014.10.30 22:13 | URL | #- [edit]
みみにゃん says...""
ハート型、見られそうで見えない・・・。対岸に登ってもダメでしたか~、
残念でしたね~。でも、紅葉も楽しめたようですし、夕焼けも綺麗で
ステキ、ロマンチックですね~!!

白い恋人、北海道に旅行に行った人からよくお土産で頂いて
ました、結構昔からありますよね、このお菓子?


2014.11.02 18:28 | URL | #- [edit]
meriko says..."Re: タイトルなし"
みみにゃんさん
そうそう!あの白い恋人です〜
ラングドシャにホワイトチョコレートが挟んである、お土産用のお菓子。
今では国内用のお土産というより、中国からの観光客がいっぱい買っているようです。

湖はCMで有名になったと言っても山奥にあるので、とても静かで本当にロマンチックでしたよ。
2014.11.04 11:34 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://yamanekomeri.blog.fc2.com/tb.php/410-bbd347b1
該当の記事は見つかりませんでした。