今年の氷壁研修
氷壁研修は厳冬期の今しかありません。
去年はやらなかったので、2年振りです。
ちょっと億劫な気もするけど、まあ行けば何とかなるさ。
重い登攀用具を背負って出発。
車を置いた場所からは20分くらい歩きます。
先週雨が降ったせいで、道路はかちんこちんに凍結し、まるでスケートリンクのよう。
怖いわ〜アイゼン履けば良かったかも?
鹿も滑って苦労した痕がいっぱい。
彼らのひずめはとても滑りやすいのです。
現地着。
リーダー達が下見をしたときは、氷の下から水音が聞こえていたらしい。
その後雨が降り、また更に冷え込んで、完全に蒼氷になっていました。
Goodな氷だわ〜
まずリーダーと若いモンが側壁を登ってロープのセッティングに行きます。
下は下でアンカーの設置。
2人セッティングを終わって下りてきました。
それから順番にビレイ(確保)と登攀を行っていきます。
今回はトップロープの形をとりながらも、リード登攀の練習をすることになっています。
つまり途中で中間支点となるスクリューハーケンをうつこと。
登攀者のビレイをするmerikoです。
ひとりひとりに意外と時間が掛かって、もうお昼。
お腹が空きました。
ロープ他のセッティングなどはそのままにして、ザックを置いた場所まで降ります。
でも降りるのもひと苦労なのよー。
陽射しと熱いコーヒーが身体を温めてくれる。
寒かったねぇ〜
さてお昼が終わると、私の登る番。
近頃 左肩と左腕が痛むので、左のアックスがなかなか決まらず、何度も打ち直す
でもアイゼンの前爪や右のアックスはパキッと効くので小気味よい。
2年振りにしてはサクサク登れました。
良かった〜
チーフリーダーとサブリーダー
各自が設置したランニングビレイを回収しながら登ります。
さすがリーダー、ビシッと決まっとるわい
終わったらロープを片付けて終了、
また滑りやすい道路を歩いて戻る...
帰りはさすがに気温が上がって、スケートリンク?も緩み、ペンギン歩きをしなくてすみました。
参加者も年々少なくなり、今年が最後となりそうな氷壁研修。
来年からは個人的に来ようという話でした。
私は来年も参加するよ