山猫メリのスケッチブック
FC2ブログ

山猫メリのスケッチブック

ネコ、時々山登り、たまにスキー、外遊び大好き。

エサオマントッタベツ岳〜入ノ沢〜新冠川〜七つ沼カールへ その4

4日目8/28
今日は帰る日。早く帰りたい。クークーが待ってる。
カール壁に朝日が当たって赤く染まっている。最後は戸蔦別川に向かって下るだけだ。Oniは昨年Cカール経由で上がってきているので少し安心。「大丈夫、ロープなしでも下れるよ」と言う。Cカールからの沢との出合までは滝はなく、ただただ急なガレ場を下りていくだけだ。昨日ブヨに刺されたおでこや目の縁が腫れ、その上にヘルメットで押されるものだから目が開きづらい。なので歩きにくくて困った。
最後の滝まで下りてくると一安心。もう滝はない。ここまではわたしも去年来ているので、様子が分かる。後は水量の少なくなった戸蔦別川を淡々と歩くだけ。9の沢との合流点で、もう沢旅もあと少しなので、顔を洗ったり歯をみがいたり大休止。見覚えのある8の沢出合に到着、あとは1時間半の林道歩きを残すだけ。
林道の8号堰堤付近は道が開けているので休憩しようと思っていた。ところがその近くまで来たら、前方に人?違う、熊だよ!って訳で休憩は出来ず、歩き通した。

Bカール(C3)5:10〜C1350二股(Cカールへの沢合流点)5:47〜C995三股8:10〜ゴルジュ帯9:00〜10ノ沢出合10:25〜8ノ沢出合12:00〜6号堰堤ゲート13:45 行動時間:8時間35分
3日目に戻る

朝日に染まるカール壁
朝焼けのBカール壁

滝いくつか
滝いくつか

戸蔦別は遠く
戸蔦別は遠く

最後の滝を右岸から巻く
最後の滝

本流に下りて
本流に下りて

九の沢付近で
九の沢付近

林道のトリカブト
トリカブト

ゲートに着くと先ず「ご苦労さん」と握手。堰堤改良工事のおじさんが不思議そうに見ていた。
2人合わせて124歳、良く頑張りました!

3日目に戻る

Category : 日高の山
Posted by メリコ on  | 2 comments  0 trackback

エサオマントッタベツ岳〜入ノ沢〜新冠川〜七つ沼カールへ その3

3日目8/27
今日もいい天気!沢日和です。明るいので早く出発したい。ところがテントに眼鏡を入れたまま、ギューギュー丸めてパッキングしてしまい慌てた。無事でした、あ〜良かった!でも怒られた(テヘッ)
今日は戸蔦別岳Bカールまでの予定。
新冠川は本流だけあってさすがに大きい。巨岩も相変わらず多く、我々のような短足パーティーには不利です。高い岩壁に挟まれた大きな滝や函も出て来て、巻き道を使って越えていく。巻きも高い位置を巻くので結構疲れるのだ。
それでも東カールからの合流点を過ぎると優しい沢となり、滑も出て来て快適。
C1250mで左からの沢との出合、左側に戸蔦別岳によく似たピークが見え、どうやら幌尻の肩らしい。さていよいよ七つ沼へ向かって登っていく。傾斜がきつくなっていくのに何故かこの頃から足が軽くなり、疲れて亀のように歩みの遅いOniを差し置いてグングン登っていった。カールに出る直前の二股、右は低い灌木に覆われていたので左を取った。階段状の沢型を登っていくと視界が開けて、後ろを振り返ると青みがかったエサオマンが見えた。「Oni!エサオマンが見えるよ!」何だか涙が出て来た。遠かったねぇ。
七つ沼の小さい沼はまだ水があったけれど、他の沼は枯れていた。カールには誰もいなくて、ブヨがいっぱい。雄鹿が一頭、草を食べていたが、好奇心旺盛な若い雄鹿で全然逃げない。それどころか休んでいる私達にどんどん近寄ってくる。角で突かれても嫌なので早々に退散。戸蔦別に向かってカール壁を登っていった。暑いし急だし、とても疲れた。さっきまでの足の軽さは何だったのだろう…憧れのルートから七つ沼に上がれるので、少しハイになっていたのかも。戸蔦別岳に登るとガスが少し湧いてきて、幌尻を隠した。稜線に荷物を置いて幌尻に登ったらしい単独者が見え、こちらに向かって来る。
あとはBカールに下りるだけ。カール壁は石がゴロゴロで歩きづらい。でももう少し!マメが出来た足を引きづってこけそうになるのを我慢して下りていく。カール底に水流らしきのが見え、水取りの心配がなくなり一安心。
Bカールは広く、ナキウサギの声が響きわたっていた。清らかなせせらぎが流れ、お花畑に囲まれて、行ったことはないけれど天国のような場所だった。
さっそくテント設営。せせらぎに水汲みに行くとあらまあ、なんてことでしょう。カップ麺やご飯の残滓が水の中に沈んでいる…焚き火をした痕まであり、アルミ箔やタバコの吸い殻まであるではないか!ガッカリです。どうしてきれいに出来ないのだろう。腹立つ!
その夜も満天の星が瞬き、テントの中も少し寒かった。夜中鹿が鳴き交わしていた。デートかな?もう繁殖期なのかも。

タイム
C2発5:40〜ゴルジュ帯10:30〜七つ沼カール14:20〜戸蔦別岳15:38〜Bカール下降点16:10〜Bカール16:38(C3) 行動時間:10時間58分
2日目に戻る
4日目に続く

沢日和を予感させる朝
3日目朝

右へ入ります
右に入る

滝が続く
滝が続く

滝はまだ続く
滝

気持ちのいい滑で
気持ちのいいナメ 孝

座って休む
座って休憩

最後に左沢へ 水が涸れた
水が涸れた

振り返るとエサオマン
遠くにエサオマン
 
沼と戸蔦別岳
沼と戸蔦別

大きい沼は干上がっている
枯れた沼

戸蔦別岳で 疲れた〜
戸蔦別岳で

戸蔦別から幌尻 今日は幌尻には登りません
カールと幌尻

Bカールは天国のよう
Bカールに下りた

C3テント設営
C3
2日目に戻る
4日目に続く

Category : 日高の山
Posted by メリコ on  | 0 comments  0 trackback

エサオマントッタベツ岳〜入ノ沢〜新冠川〜七つ沼カールへ その2

2日目8/26 
今日はエサオマン北カールから下りて新冠川本流まで。ゆとりがあればもっと先までC2を進める予定。地震で寝不足のまま3時半の起床時間になり、身体が重かった。外は真っ白。
朝食は餅入りどん兵衛。朝のラーメンは定番だったけれど、今はもっぱら袋入りどん兵衛で、あっさりしていてラーメンよりスーッと入っていく。お茶とコーヒーで明けるのを待って撤収。
エサオマン西のコルから北カールへ下降していくと、斜面は今まで見たことがないほどの熊の掘り返しだらけ!つい今し方までそこにいたかのような生々しい痕と糞。ガスっているのでなおさら気持ち悪い。笛を吹き鳴らしながら汗だくで下りた。昨日時間があるので北カールまで下りようかって話したけれど、ここでテント泊しなくて良かった!
カール底には大きな雪渓があり、そこから少し下ったところからこんこんと水が湧き出ていた。不思議なことに水はすぐに伏流し、1300m付近まで下りないと水に出会わない。
更に下ると雪崩の痕跡か、沢中に倒木で埋め尽くされた光景に出会う。特に右岸の急斜面は木が全くない丸裸になり、全部沢に落ちて来たと思われる。ひどいところは水流が見えないほど!それを越えていくのだから本当に疲れた。
C1070mの滝は聞いていたとおり、左岸はスラブ状で不可能。上から覗いて先ず一段下り、右岸に移ってビミョーな一歩を踏み出し草付きに移る。草付きから下りようとしたが結構な斜面なので、灌木に支点を取り懸垂で下りた。その方が安全だった。
倒木はゴルジュ帯まで続き、ゴルジュ帯を過ぎてからも851二股まで続いた。
C851新冠川二股はとても気持ちの良いテン場、でもまだ時間があるしもう少し歩こうって訳で、大休止のあと出発。しかしすぐに(失敗したかな…)っていう気持ちになる。両岸は岸壁が続き、この先テン場になる場所があるだろうか…巨岩がゴロゴロしていて家のような大岩もあり、これを越えて行くのに一苦労。テン場を探しながら歩く。1時間ほど進んだところで左岸に少し広くなった場所があり、ここで泊まることに。整地してテントを張った。焚き火をしてまったりとして過ごす。魚はいなかったけれど、本当にいいテン場でした。夜は星が瞬いていた。明日もいい天気になりそう!前夜寝不足だったこともあり、爆睡した。
タイム
26日エサオマン(C1)発5:15〜北カール6:20〜1070mの滝9:05〜C851m二俣13:05〜C950m付近14:30(C2) 行動時間9時間15分

1日目に戻る
3日目に続く

ガスの中、北カールへ
ガスの中カールへ

カールから下る。この頃から晴れ間が出て来た。良かった。
北カールから下りる

入ノ沢は倒木だらけ!
入ノ沢は倒木だらけ

C1070mの滝 一段下りて右岸に渡りトラバース
下降ルート

右岸の草付きも結構な斜面なので、灌木に支点を取り懸垂で下りた。
途中から懸垂

滝下から
滝下から

カムイ岳直登沢出合も倒木で埋め尽くされている。
神威岳直登沢

ゴルジュ帯
函帯

C851新冠川二股は気持ちの良いテン場。
851二股

巨岩帯 中には家のような大岩も…
巨岩帯

C950m付近の左岸でC2。なかなかのテン場!この先かなり上流にならないとテン場はなかった。
C2

1日目に戻る
3日目に続く

Category : 日高の山
Posted by メリコ on  | 0 comments  0 trackback

エサオマントッタベツ岳〜入ノ沢〜新冠川〜七つ沼カールへ その1

今年の夏休みの一大イベント、エサオマントッタベツ川〜入ノ沢〜新冠川本流〜戸蔦別沢の沢巡りを計画した。通常2泊3日で歩くみたいだけれど、何しろゆっくり歩きの私達、楽しみながら行きたいので3泊の計画とした。実は去年は逆コースから計画したが、一日目のアクシデントで計画倒れに終わってしまい、そのリベンジ。
エサオマントッタベツ川は何度も溯下降している。また、戸蔦別川はOniがCカール経由で戸蔦別岳まで登っているが、入ノ沢と新冠川は初めて。もう私たちに何度もチャンスはないだろう。今年こそはと万全を期して望んだ。

前夜林道ゲート前で車中泊し、早朝出発。晴れていて気温は高め。沢日和。4人パーティーが追い付いてきて,ウチラは遅いので先にいってもらう。山スキーの沢から札内岳を目指すそう。荷物は重いけれど順調に高度を稼いでいく。エサオマンは今期2度目。7月に来たとき北東カールには大きな雪渓があったが、今はほんの少し残るだけA、Bのそれぞれのルンゼにも雪が詰まっていたが、今は全くない。水4.5リットル汲んでBルンゼを登る。きつーい!いつの間にかガスが掛かり始め、稜線に上がったときは真っ白だった。折角テントを上げたのに…
北カールまで行く時間も体力もあったけど、北カールは熊の影が非常に濃いと聞いている。ガスも濃いし、計画通りエサオマン頂上でテントを張ることに。
札内JPでテン泊し、カムエクまで縦走するという人が登ってきて、しばらく話をする。「日高にいつでも来られていいですね」と言っていた。
7時40分には就寝したが、夜中地震で起こされた!つまりエサオマン頂上と札内JPと札内岳にテン泊していたわけで、みんなそれぞれびっくりしたことだろう。十勝中部は震度4だったとか。その後は眠れないまま起床時間になった。寝不足…
2日目に続く

8/25
戸蔦別川ゲート5:10〜エサオマントッタベツ沢6:10〜C997二股8:55〜北東カール(水取)〜Bルンゼから稜線13:24〜エサオマン頂上14:10(C1) 行動9時間

晴れて幸先良い!エサオマントッタベツ川

いつも快適、滑滝登り
滑滝

北東カールの雪渓はほんの少し
北東カール

今日はBルンゼを登ります
Bルンゼ

Bルンゼを登り切って。やっぱり重装備だときつい!
Bルンゼの上から

エサオマントッタベツ岳頂上のC1
エサオマンでC1
2日目に続く

Category : 日高の山
Posted by メリコ on  | 0 comments  0 trackback

ヌプントムラウシ温泉から沼ノ原山へ

まだ行ったことがない沼ノ原山に登ってみよう!出来ることなら沼ノ原からニペの耳まで…実は沼ノ原分岐から水場のコルの間を歩けば、東の三国山から西の富良野原始ヶ原まで繋がることになるのです。というわけでちょっと欲を出して…これがひどいことになろうとは…

朝のヌプン温泉 脱衣小屋と露天風呂
ヌプン温泉

川縁から湧き出るお湯を石で囲ってある…前日暗くなってからそろりと入ってみました。なかなかの湯です。
川縁のお風呂

沼ノ原湿原入口
湿原で

根曲がりの廊下から湿原の台地を望む
根曲がりの廊下

湿原まで帰り着いて、ニペの耳を望む
湿原からニペの耳

そんなわけでヌプントムラウシ温泉に一泊、翌朝早く出発し、まず沼ノ原山を目指した。沼ノ原山には北側のコルから踏み跡があり、楽勝。
湿原からコルに向かって下りていくとだんだんと根曲がり竹が…とうとう悪名高き根曲がりの廊下に突入!これがひどいのなんの。いちおう踏み跡はあり、平泳ぎのように両手で掻き分け掻き分け進むのだけれど、廃道と言ってもいい状態。ニペの耳どころか水場のコルまでも到達出来ず、とうとう時間切れ…帰りがこれまたきつい!ルートをロスし、GPSで元に戻ったりして。疲れました〜。
下山してからヌプン温泉に入りたかったけれど、前日同様オヤジばっかりで、とてもその中に入っていく勇気はなかった。キャンピングカーが何台もいて、焚き火をしてゴミを燃やして…もう秘湯とは言えない雰囲気だった。

行動時間
ヌプン温泉5:10→登山ポスト5:25→沼ノ原北側コル8:00→沼ノ原山8:27〜8:42→北側コル9:00→湿原縦走路分岐9:23→水場のコルまで900m付近12:07→湿原台地14:45〜15:07→登山ポスト17:30→ヌプン温泉17:48

Posted by メリコ on  | 2 comments  0 trackback

天人峡から旭岳へ…

今年のTACの夏山合宿はクワウンナイ川溯行の予定だった…
前日大雨が降り、当日も上川地方に大雨警報が出て増水が予想されたので予定変更、天人峡から旭岳への縦走になった。
久しぶりのクワウンナイ川、残念だけど仕方ない…というわけで旭岳ロープウェイ駅に車を1台デポし、天人峡から入山した。大雪の縦走も楽しかった。

初っぱなの三十三曲がりで一汗かいて、天女の羽衣が掛かった「羽衣の滝」滝見台で一休み。
羽衣の滝

第一公園 タチギボウシがいっぱい咲いて気分良く歩ける!
第一公園

ポン化雲近くの小さな沼。もうお花は終わっています。
小さな沼

僅かにチングルマが残っている



もう疲れてきた…
ポン化雲近く


化雲岳までもうすぐ
化雲が近い

化雲岳到着。Oniと若い2人はへそに登ったが、Shoさんとわたしは待っていた。前は登ったよね。
化雲岳

忠別小屋まで行くつもりだったが、ヒサゴ沼にしようってことでみんなの意見が一致。ヒサゴ沼1

テン場はすいていた…
ヒサゴ沼2

おなか空いた〜ご飯ご飯。C1はいつも鹿肉ステーキ!
C1食事

ヒサゴ沼の夕焼け 向こうに見えるのはニペソツとウペペ
ヒサゴ沼の夕焼け

ヒサゴ沼を出発、五色岳にむかう
C1出発

化雲平から五色岳への道
化雲平

まさにカムイミンタラ!
化雲平のお花畑

なかなか進まない…
なかなか進まない

五色岳からトムラウシ
五色岳からトムラウシ

五色岳から忠別と旭岳
五色岳から忠別と旭岳

忠別岳から旭岳を望む あそこまで歩くのか…まだまだ遠いね〜
忠別から旭岳

忠別沼を見下ろす きれい!
忠別沼を見下ろす

ワタスゲが揺れる忠別沼
忠別沼1

忠別沼で休憩。お昼寝したい気分…忠別沼で休憩

長い長い高根ヶ原を歩く 高原沼が見える
高根ヶ原から高原沼が

暑いし、疲れてダレてきた…クロマメ食べて元気出そう!
高根ヶ原

白雲小屋が近い…でも今日の予定はもっと先、黒岳石室のテン場なんだよね…やれやれ
白雲小屋近く

白雲小屋テント場。OniのCL待ちに待った一言、「早く着いたけど、今日はここで泊まることにします」ヤッター!
白雲小屋のテン場

早々とテントを建てて安着。サラッと雨が来たあと虹がかかった。
虹が

遠くなったトムラウシ…
遠くなったトムラウシ

C2の朝、出発準備していると雨が降り出し、雨具を着る。
C2出発

雨と風の北海岳。2週間の間に3回もここに来ようとは!もうこれで写真はお終い。
北海岳

長いこと準備し楽しみにしていたクワウンナイ川。初めていったのはもう7年も前で、もう一度行きたかった。天候には勝てない。けれど大雪縦走も悪くはない。お花はほとんど終わっていたけど、雄大な大雪はまさにカムイミンタラ!この景色よ永遠に!
しかし天人峡からは何度も歩いているけど、こんなに時間がかかったのは初めて。ホントに体力落ちたなぁ…
初日のヒサゴ沼の小屋でOhaさんと会った。なんでも3年前に行方不明になった人を捜索するために入山しているのだとか。「山で会うのっていいね!」って言っておられたけど、本当にそう思う。久しぶりに会えて嬉しかった。

3日目は雨と風で真っ白。お鉢も見ることは出来ず、旭岳下山までずっと雨と風だった。
姿見池の石室で休憩していたら、ロープウェイの係の人が来て「強風でロープウェイが止まるかも知れませんよ」というので、慌てて駅まで行った。雨で終わった合宿でした。


行動時間
8/11 天人峡8:26→滝見台9:16〜9:25→第一公園11:25〜11:38→化雲岳15:57〜16:08→ヒサゴ沼17:00(C1)
8/12 ヒサゴ沼5:00→五色岳7:25〜7:36→忠別岳9:15〜9:33→忠別沼10:06〜10:16→白雲避難小屋テント場13:30(C2)
8/13 5:40→白雲分岐6:10→北海岳7:00→間宮分岐手前7:40〜8:05→旭岳9:04〜姿見の池石室9:55〜10:05→ロープウェイ駅10:15



Posted by メリコ on  | 2 comments  0 trackback

銀泉台から黒岳へ

花の大雪へ!
先週サポートで歩いた銀泉台から黒岳。立場上写真を撮るなんてことは出来ないので、今度はOniと2人で…
銀泉台へは層雲峡から赤岳登山バスが一日2往復運行している。秋のシャトルバスしか知らなかったが、先週Oniが「銀泉台の林道で路線バスに出会ったよ」というので、初めて登山バスが出ていることを知ったのだった。というわけで、黒岳への縦走が可能なわけです。逆コースでもいいのだけれど、ロープウェイの本数を考えたら銀泉台からの方が良い。

向こうに見えるのは武利岳、無華山とライオン岩
ムリムカ

駒草平のコマクサ
コマクサ

クモイリンドウ、お初にお目にかかります。(Photo:by Oni)
クモイリンドウ


目立たないけど、きれい!大好きなクモマユキノシタ(Photo:by Oni)
クモマユキノシタ

小さな沼にワタスゲが…
沼

白雲分岐下のガレ場、ここでナキウサギを見た!ラッキー!
P8042155.jpg

お花畑をいく(Photo:by Oni)
お花畑をいく

雪渓をゆく。烏帽子岳がツンととんがっている。(Photo:by Oni)
烏帽子岳

チシマクモマグサチシマクモマグサ

白っぽいのもあります
白いチシマクモマグサ

白いツガザクラ
白花ツガザクラ

なんという美しいお花畑!
ツガザクラとチングルマ

雪渓尻のエゾコザクラ
雪渓とエゾコザクラ

アオノツガザクラの大群落!(Photo:by Oni)
アオノツガザクラ

イワギキョウの群落も。
イワギキョウ

北海岳から黒岳に近くなるとシマリスが現れる。かわいいネ!(Photo:by Oni)
シマリス

イワヒゲ
イワヒゲ

白花イワブクロ。ちょっと終わりかけてたけど、今回最大の収穫!白いイワブクロ

神々の遊ぶ庭「カムイミンタラ」。大雪のお花畑は毎年行ってても飽きることがない…やっぱり大雪の花は素晴らしい!それしか言葉に出来ないのが悔しいです…

行動時間:銀泉台〜黒岳7合目リフトまで7時間35分(写真撮り撮りなのでゆっくりタイム)
層雲峡6:02(バス)→銀泉台発6:50→駒草平7:45→赤岳→9:10→白雲分岐9:42→白雲岳10:48〜10:24→白雲分岐→北海岳11:45〜12:05→黒岳石室13:22〜13:27→黒岳13:49→7合目リフト乗り場14:25

Posted by メリコ on  | 2 comments  0 trackback
該当の記事は見つかりませんでした。