植物画作品展〜お当番〜
今日午前中はお当番、朝から生憎の雨、しかも朝雪が降ったところもあったせいか、お客さまはごく少なかった。
そんな中、札幌の教室の方がわざわざいらして下さって恐縮っ!
でもねぇ・・・本当のところ、同業者に見られるのは辛いよ・・・
質問などに答えられるよう、一応画材や葉書をおいておく。
作品のほんの一部を紹介、まずは先生から。
コマクサ
今年の葉書用作品
バラの実5種(Ki)
クリ(Mi)
カボチャ(Ha)
レッドオニオン (Sa)
ノイバラ(Ta)
ゼラニウム (Sa)
ホザキシモツケ(Sa)
ストレプトカーパス(Ku)
ハナマメ(Ku)
フキノトウ(Wa)
ナガイモ(Yo)
ウツボカズラ(Yo)
カラスウリ(Ma)
ハイビスカス(Ara)
さてお目汚し・・・ゴメンね〜目を瞑って?見てね〜
ヤマボウシ
ガマズミ
レウイシア
皆さんの精緻な作品群に圧倒されます。どうも大雑把なわたしは向いていないんじゃないかと・・・
それでも頑張ろうと思わせてくれるのが作品展なのです。
一時期中断していたボタニカルアート、2年前に再開したのは訳があります。
それは・・・
2年前の秋、わたしは大切な仲間を山で失いました。
その時わたしはリーダーで、病気だったとはいえ目の前で倒れた仲間を救えなかった。悲しみと喪失感と無力感でいっぱいになって下山しながら、もう山一辺倒は止めようと思いました。所属する山岳会に迷惑を掛けることにもなり、会とも縁を切ろうとさえ思いました。
山に行く気にもなれず、絵の具やスケッチブックや鉛筆なんかを引っ張り出して描いているうちに、がさがさ傷ついた心が落ちついてくるのですね・・・そうして再開したわけです。
そして今も山も歩いています。歩けなくなったとしても山はわたしの原点、植物画も山から始まったのだし、細々ながら続けていこうと思っています。