2016/07/11
半年間を振り返ってみる(3)
本日もご訪問いただき、まことに有難うございます🎶
猛暑日から一転涼しくなったかと思えば、また暑さがぶり返すと言った、不安定な天気がいまだに続いています。
台風1号の遠い遠い影響で、東京も雨が降りましたが、お湿り程度に終わりました。
依然として、水不足の解消には遠く及びません。
神頼みでもしないと、家庭菜園をやっているどころじゃなくなってしまいますよ~!
さて今回は、「半年間を振り返ってみる」の3回目。
「究極の土作りの畝」の成果やいかに!と言うのがテーマです。
私の家庭菜園の最終目標は、『自然栽培』です。
「耕さず」「施肥をせず」「無農薬」の栽培方法です。
その第一歩として始めたのが、『究極の土作り』でした。
※ 究極の土作りについては ➡ポチットナ
今年作った「究極の土作りによる畝」は3本。
そのうち「究極の畝1」には、つるありインゲンを植えました。
残念ながら、インゲンは去年栽培していないので、従来の栽培方法との比較が出来ません。
※ 究極の畝及びつるありインゲンについては ➡ポチットナ
「究極の畝2」にはナスを、「究極の畝3」にはトマトをそれぞれ植えました。
ナスもトマトも去年栽培経験があるので、データを比較できそうです。
※ 畑のレイアウトについては ➡ポチットナ
7月10日現在のデータがこれです。
ト マ ト | ナ ス | |||
年 | 去年 | 今年 | 去年 | 今年 |
定植日 | 4/25 | 5/07 | 4/25 | 4/26 |
株数 | 2 | 4 | 2 | 3 |
花房 | 約6 | 約4 | ・・・ | ・・・ |
個/1房 | 約4.5 | 約2.5 | ・・・ | ・・・ |
初収穫 | 7/05 | 6/28 | 6/09 | 6/26 |
収穫数 | 5 | 2 | 3 | 2 |
まずは、トマトですが・・・
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定植日が大きく違うのは、今年は寝かせ植えをするために、徒長気味に大きく育ててから定植したせいです。
データを見る限り、初収穫日が早いことを除けば、今年の方が全てに於いて見劣りしますね。
収穫数と果房の数が少ないのは、定植が遅かったせいだと考えることも出来るので、さほど気にしなくて良いのかもしれません。
それに対し、1花房に付く実の数は注目に値するデータだと思います。
大玉とは言え、去年の4.5個さえ少ないのに、今年の2.5個は異常だと思います。
全体的に栄養が足りないのでしょうか?
それとも、栄養の偏りがあるとも考えられます。
例えばリン酸不足で実付きが悪いとか。
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4株すべてに言えることですが、去年と比べて株の生育スピードが遅く感じられます。
さらに、右の画像の株では、先端部が先細ってきました。
手のひらの中の左の弱々しいのが本線の芽です。
その右のは脇芽です。
ともに頼りなさそうですが、もし脇芽の方が元気に育ったら、脇芽の方を残そうかと考えてしまうぐらい、本来の芽が貧弱に見えて困ります。
もう一点、第1花房より第2花房、第2花房より第3花房と、だんだんと付く実の数が減ってくる傾向にあるんです。
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それと、画像でお解りになるかと思いますが、葉の表面の白い斑点はうどんこ病です。
去年はトマトにうどんこ病はほとんど出ませんでした。
今年は最近になって、うどんこ病が目立つようになりました。
現在は、野菜を活性化するためのマイエンザに加えて、「ストチュウ」で防戦しています。
うどんこ病を撃退は出来ていませんが、拡大は防げているようです。
結論を言えば、今のところトマトに関しては、究極の畝は苦戦しているように見えますね。
次に、ナスについて…
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データの上では、初収穫日、収穫数ともに去年の方が上回っていますが・・・
ナスの場合は、栽培している品種が去年と今年で違うので、今のところ誤差の範囲内だと考えています。
それよりも気になるのは、コンパニオンプランツとして畝の肩に植えた落花生の成長が極端に遅いことです。
落花生は、5月14日に播種しています。
同じ日に、コンパニオンプランツとして、ピーマンの畝の肩に枝豆も播きました。
ピーマンは、従来の栽培方法で育てているのですが、枝豆の方はすでに大きく成長し、サヤも付き収穫間近となっています。
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左が落花生、右が枝豆。
同じ日に播種して、この差は何!
化学肥料どころか肥料らしきものは全く施していない「究極の畝」と、
化学肥料の元肥を施し、追肥もしている「従来型の畝」との差なのでしょうか?
でも、ナスを見ている限り、その差はほとんどないんですよ。
落花生に特有の原因がある?ということも・・・ヨクワカラン
さてさて、トマトとナスで、「究極の畝」と「従来型の畝」とを比較してみて・・・
トマトに関しては、「究極の土作りによる畝」に、栄養不足か、または栄養のバランスの悪さが、現れているように見えます。
ただ、ナスに関してはこれと言った差は無いように見て取れるんです。
いや~、参りましたね。
トマトとナスで違う結果が出てしまいました。
ただ、トマトもナスも収穫が始まったばかりで、データ不足の感が否めません。
栽培を続けながら、より多くのデータを蓄積していくしかないようですね。
こんなもやもやしたままで、記事を終えるわけにはいかないので・・・
◆ 「とげとげキュウリ」の品種が解った
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品種の解らない接ぎ木キュウリとお伝えしたところ、「tea」さんから「シャキット」と言う品種ではないかとコメントをいただきました。
「キュウリ シャキット」で画像検索したところ、同じものだと確信。
その後「nasu_to_mato」さんからも、「四葉胡瓜」とそっくりとコメントをいただきました。
さらに調べたところ、中国華北系の品種で「四葉胡瓜(スウヨウキュウリ)」だと判明いたしました。
「シャキット」と言うのは、タキイの交配種の商品名で、サカタでは、「四葉キュウリ」と言う名で販売されています。
ちなみに、「四葉」のいわれは、4枚の葉が出たころから実がなり始めることからだそうです。
結局、「シャキット」も「四葉胡瓜」も共に正解だったわけです。
teaさん、nasu_to_matoさん、貴重な情報を有難うございました。
品種が解らない野菜は、標準的なサイズが解らずに、収穫時期で悩むことになるんです。
おかげで、収穫時期が解りました。
一般的なキュウリより大きく、25~30㎝が収穫の目安らしいです。
以外だったのは、八百屋やスーパーの店頭から消えてしまった、トゲトゲキュウリですが、家庭菜園では人気がある品種らしいです。
独特のシャキシャキパリパリの食感だけではなく、強勢で病気に強く育てやすいところが、家庭菜園には向いているとのことです。
◆ 昨日(7/10)の収穫
まずは、久しぶりに、ピーマンを収穫。
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その他にも・・・
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Vロード(キュウリ)1本とつるありインゲン少々。
◆ 菜園料理
真夏日や猛暑日が続いたせいで、早くも体も胃袋も疲れ気味なので、さっぱりランチをリクエストしてみました。
『朝採れ野菜のワンプレートランチ』
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・キュウリとショウガのさっぱりご飯
・ピーマンの挽肉詰め
・インゲンのきんぴら
ピーマンの挽肉詰めはがっつり系だったけど、ご飯がさっぱりしていて美味しくいただけました。
意外や意外、インゲンのきんぴらはびっくりするほど美味でした。
きんぴらと言えばごぼうが定番ですが、インゲンもあいますよ~!