霊場巡りといえば、真言宗の宗祖・空海(弘法大師)ゆかりの札所として人々の心を惹きつけてきた四国の霊場巡りが知られていますが、昨今は京都や奈良はもちろん、全国各地の古寺・古刹を訪ねる霊場巡りが静かなブームとなっているようです。当山でも年に二回、四国や高野山をはじめ、多くの霊場に巡礼の旅を実施しておりますが毎年、旅を楽しみにされている方が多くおられるといった状況です。
そんな時代を背景にしてか、遠方より当山を訪れてくださる方も少なくありませんので、霊場巡りや寺院参拝の証明となる御朱印についてご紹介します。古来、御朱印は寺社に参拝した折に写経した経文を納め祈願した証として、その寺社や本尊の宝印を頂いたのが始まりとされています。当山では、参拝して頂き、当山および本尊とご縁を結んで頂いた記念として、所定の御朱印料をもって授与しております。この御朱印は御札と同じですから、自身の御守として大切にお持ち頂ければと存じます。