ごみ収集車の火災事故について

令和6年10月31日発生

火災の原因となったカセットボンベ
写真の火災事故は、令和6年10月31日木曜日に資源ごみを収集中、荷室内を圧縮した際にカセットボンベに残っていたガスがごみ収集車の中で爆発を起こし、他のごみに飛び火したことが原因となり発生したと考えられます。
火はごみ収集車に搭載している消火器で一旦消し止めることができ収集に復帰するも、再度爆発を起こし火災が発生しました。幸い作業員に被害はありませんでしたが、場合によっては大惨事につながりかねない非常に危険な事故となります。
安心・安全のごみ収集のため、町民の皆さまのご協力をお願いします
毎年ごみ収集車の火災事故は報告されており、幸い人命に関わる大きな火災には発展しておりませんが、何気なく出されたごみが火災事故を引き起こし、車両だけでなく、処理施設、収集を行う作業員や地域住民などに被害を及ぼす恐れがあるほか、人命にかかわる重大な事故に発展しかねません。
また、収集時間が大幅に遅れるだけでなく、収集車を修繕するために多額の費用が必要となるほか収集が出来なくなることも考えられます。
「ガスを抜くのがめんどうくさい」、「私一人ぐらいなら大丈夫」が大きな火災事故につながります。今一度適正なごみの出し方をお願いします。
火災事故の主な原因
ごみ収集車の火災事故の主な原因は、ガスが残ったままのスプレー缶やカセットボンベ、ライターなどによるものです。下記の出し方をご確認いただき収集に出していただきますよう、皆さまのご協力をお願いします。
カセットボンベの出し方
- コンロにセットし、お湯を沸かすなどしてガスを使い切ります。
- シャカシャカとした音がするとガスが残っていますので数回着火作業を行い、火がつかないことをご確認ください。
未使用で長期保存していたもの、腐食等で使用に不安があるもの等につきましては、商品に記載の”お客様相談室”や”販売元”にお問い合わせいただくか下記『カセットボンベお客様センター』へお問合わせください。
資源ごみとして出してください。
カセットボンベの処理についてのご質問は
一般社団法人日本ガス石油機器工業会 カセットボンベお客様相談センター
フリーダイヤル:0120-14-9996
スプレー缶の出し方
- 缶を手で振って中身の有無を確認してください。
- 「サラサラ」「チャプチャプ」など音がしたらまだ中身が残っています。必ず使い切りましょう。
- 商品に付属されている「ガス抜きキャップ」で出し切ってください。(音がしなくてもまだ中身やガスが残っている場合があります。)
「ガス抜きキャプ」がない場合は、スプレーボタンを押して完全に出し切ってください。
資源ごみとして出してください。キャップ、ボタン等はプラスチックごみとして出しましょう。
中身を出し切る際は下記の点にご注意ください。
- 風通しが良く、火気のない屋外で人にかからないように風下に向けておこないましょう。
- 新聞紙に吹き付けたり、段ボールで囲むなど周辺への飛散に配慮しましょう。
未使用で長期保存していたもの、腐食等で使用に不安があるもの等につきましては、商品に記載の”お客様相談室”や”販売元”にお問い合わせください。
ライターの出し方
- 火の気がないことを確認し、風通しの良い屋外で行います。
- 操作レバーを押し下げます。着火した場合はすぐに吹き消します。
- 輪ゴムなどで、押し下げたままのレバーを固定します。
- 「シュー」という音が聞こえれば、ガスが噴出しています。(炎調整レバーをプラス方向いっぱいに動かしておく)
- ガスが噴出したまま付近に火の気の無い、風通しの良い屋外に半日から1日置きます。
- 念のために着火操作をして、火が着かなければ、ガス抜きは完了です。
埋立ごみとして出してください。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
住民課 住民・環境班
〒649-2192
和歌山県西牟婁郡上富田町朝来763番地
電話番号:0739-34-2372 ファックス:0739-47-4005
更新日:2024年11月06日