学章・シンボルマーク
学章の制定
昭和24年に当時の信州大学厚生補導部が学生の学章(バッジ)の図案を学生・一般に募集し、結果、業者から提案された図案が採用されました。しかし、採用後長い年月を経る中で、形状が異なる複数のマークが生まれたため、平成21年11月18日の役員会にて、原案にもっとも近い形(本ガイドライン掲載の図案)に統一して使用することが承認されました。さらに、平成22年3月18日に、正式に学章として制定しました。
シンボルマークの制定
信州大学は、国立大学法人化を契機として、大学の理念・目標を表現し、広く学内外にアピールするとともに、大学のブランドイメージの統一を図るため、平成17年9月28日より、大学のVI(ビジュアル・アイデンティティ)を策定する上で、シンボルマーク及びスクールカラーのデザインを一般公募しました。応募された作品411点について、信州大学VI策定・選考委員会(委員長:野村彰夫広報・情報担当理事[当時])における選考の結果、林高太郎氏(長野県諏訪郡下諏訪町出身、米国南カリフォルニア在住[当時]、グラフィックデザイナー)の作品を最優秀賞として採用することとし、平成18年2月1日の役員会で承認を経て、平成18年4月1日に新シンボルマークを制定しました。 シンボルマーク制定の歴史
シンボルマークの制作意図
- 【シンボルマークの制作意図】
- 信州大学の頭文字「S」と信州の大空を雄々しく舞う鳥をモチーフにしたマークです。
- 3枚の羽は「教育」、「研究」、「社会貢献」を象徴し、それらが一体となった躍動感ある大きな翼は、世界(国際社会)へと飛翔していくイメージを表します。
- 配色の明るい緑から濃い緑(スクールカラー)へと変化する3色の緑には生命力溢れる信州の自然を反映させ、学生の成長と大学の発展への願いが込められています。
シンボルマーク及び大学名の商標登録
「信州大学シンボルマーク」は、平成18年9月1日付けで特許庁による商標登録証が発行され、商標登録されました。登録第4984139号 指定商品(役務)区分:第41類(大学における教授他)、第44類(医業、歯科医業他)
また、平成21年11月4日、シンボルマークにおいては指定商品(役務)区分:第16類(紙類・紙製品・文房具他)に追加登録、「信州大学」・「信大」・「SHINSHUUNIVERSITY」を指定商品(役務)区分:第16類(紙類・紙製品・文房具他)・第41類(大学における教授他)・第44類(医業、歯科医業他)に商標登録を行いました。
シンボルマークと学章(コマクサマーク)について
大学法人化を機に制定されたシンボルマークは"コミュニケーションマーク"として位置づけられ、対内・外の情報発信、情報共有において積極的に活用されています。広報物やWEBサイト等におけるあらゆるコミュニケーション媒体には基本的にシンボルマークを使用いたします。また、シンボルマークは長年親しまれた学章(コマクサマーク)に変わるものとして制定されたものではありません。学章は法人化後も本学の伝統を示すものとして受け継いでいます。どちらも信州大学の象徴として使用されるマークですが、シンボルマークは主に広報的な性格を持つ媒体に信州大学のシンボルマークとして使用され、大学名のロゴタイプと共に表示されます。学章(コマクサマーク)は、いわばオフィシャルなマークとして、式典や成績証明書・学位記をはじめとする公式書類等に用途を絞り、使用していきます。従って、信州大学には「シンボルマーク」・「学章」とマークが二つ存在します。これらをガイドラインによるデザイン体系に基づいて有効活用することで、信州大学の視覚的な一元化を目指します。