ホーム > くらし・安全・環境 > 環境技術・廃棄物処理 > 環境技術・研究 > 環境科学センターの研究成果
更新日:2024年1月22日
ここから本文です。
環境科学センターの研究成果
2017年度から、相模湾沿岸のマイクロプラスチック汚染の実態を明らかにするための研究に取り組んでいます。これまでに公表した研究成果について報告します(著作権の関係で表示できないものは、リンクがありません)。
(別ウィンドウで開きます)(↑上の画像をクリックしてください。)
生態系保全や漁業資源保護の観点から神奈川県にとって重要な場所、「相模湾」のマイクロプラスチック汚染実態について、参加型の調査によって集められた多くのデータをもとに、分布マップを作成いたしました。こうした情報をもとにさらに研究を進め、発生源の状況を明らかにし、マイクロプラスチックの削減施策に役立てたいと考えております。
なお、本研究の実施にあたってご支援くださった方々は、以下の通りです。ご支援ありがとうございました。
味澤将宏様,大場雄二郎様,化工機プラント環境エンジ株式会社様,かながわSDGsパートナー (株)アクロス様,金丸泰山様, 株式会社コア・エレクトロニックシステム様,佐藤基様,代表取締役斉藤隆様,高橋真理様,竹ノ内亨様,那須川進一様,成松次郎様,福島由美様,三本松憲生様,美山透様,山志田俊二様,株式会社陽報様,YOKO MATSUMOTO様,riezo様(順不同)
(5,000円以上をご支援をいただいた方のうち、お名前掲載可の方のみこちらに記載しています。)
その他、県環境部資源循環推進課のホームページ「かながわプラごみゼロ宣言」―クジラからのメッセージ―(別ウィンドウで開きます)をご参照ください。
大気汚染は、大気中の微粒子や気体成分が増加して、人の健康や環境に悪影響をもたらすもので、人間の経済的・社会的な活動が主な原因です。神奈川県は、重化学工業地帯を抱え、昭和30年代から40年代にかけて、ばい煙が空を覆うほど大きな社会問題となっていました。その後、大気汚染は改善されてきておりますが、依然として光化学スモッグ注意報が発令されるなど課題があります。
また、私たちが日々の生活で利用する水は、ダム湖をはじめとする県内の水源によって賄われています。しかし、その水を育む水源環境は、森林の荒廃や上流域の生活排水対策の遅れなどによって深く傷ついています。
環境科学センターでは、大気汚染の改善や水源環境の保全に関する研究等に取り組んでいます。
近年、水中に生息する生物について「環境DNA」*を用いた調査手法が注目を集めています。そこで環境科学センターでは、環境DNA調査手法の開発等に取り組んでいます。
*詳細については「環境DNAのページ」をご覧ください。
化学物質は私たちの日々の生活に欠かせないものですが、取扱や使い方を誤ると環境を汚染し、人の健康や動植物の生育に悪い影響を与える恐れがあります。有害性が明らかな化学物質については、使用や排出が規制されていますが、非常に種類が多いため、環境内の動態、生態系への影響についての知見が不足しています。
環境科学センターでは、化学物質による環境リスクの低減に向けた研究に取り組んでいます。
県環境部環境課のホームページ「有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について」の「県環境科学センターによる調査研究結果」(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
このページの所管所属は 環境科学センターです。