ダートグレード競走では数少ない長距離の2,400m。例年地方・JRAから中長距離を得意とする馬が集結しハイレベルな戦いが繰り広げられている。2024年から川崎記念JpnI（川崎2,100m）が4月上旬に、名古屋グランプリJpnII（名古屋2,100m）が5月上旬に移設されたことで、それらにつながるダート長距離路線として注目の一戦となる。1998，99年にはアブクマポーロ、2008，09年にはフリオーソと、地方競馬の歴史に残る船橋所属馬が連覇を果たしている。

南関東牝馬クラシックの第1戦として、浦和競馬場1,500mの舞台で争われる「桜花賞」。1955年4月に創設され、今年で71回目を迎える伝統の重賞競走です。昨年は、3番人気に支持された地元浦和のプリンセスアリーが優勝。2024年3月で定年を迎えた岡田一男調教師が有終の美を飾りました。今年も桜の女王の座を狙う、若き牝馬たちによる熱いレースが期待されます。