第10回日本シナリオ大賞佳作受賞作「二人ノ世界」を京都芸術大学の20代の新鋭スタッフ達と共に製作

カンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初のアジア人俳優である永瀬正敏と、連続テレビ小説「虎に翼」で圧倒的存在感を見せた土居志央梨がW主演を務め、第10回日本シナリオ大賞佳作、第22回日本映画祭(ニッポン・コネクション/ドイツ)でもニッポン・ヴィジョンズ観客賞を受賞。

映画監督・林海象氏のプロデュースのもと製作され、撮影から6年を経た2020年7月のコロナ禍に小規模で劇場初公開を迎えた本作。公開後、各映画レビューサイトでは軒並み高評価を獲得した。連続テレビ小説「虎に翼」で更なる人気を博した土居志央梨の幻の初主演作を観たいという声に応え、多くの人々を魅了した本作がスクリーンに舞い戻る！

バイク事故による頸椎損傷のため、36歳という若さで首から下の自由を失った俊作のもとに、盲目の女・華恵がヘルパーとして現れる。

心を閉ざし悪態をつく俊作に、苛立ちを募らせる華恵だったが、目の見えない彼女もまた、人には言えない大きな喪失感を抱えていた…。

京都・西陣を舞台に描かれる、二人きりの奇妙な介護生活と、その先で見つけた真実の愛とは…。