悪は存在しない
第80回ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したことで、カンヌ映画祭、ベルリン映画祭のいわゆる3大映画祭のグランドスラムを果たし、アカデミー賞を入れると黒澤明以来の快挙を成し遂げた濱口竜介。今や世界で最も注目される監督の一人となった濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』(21)以降の長編映画最新作。
長野県、水挽町(みずびきちょう)。自然が豊かな高原に位置し、東京からも近く、移住者は増加傾向でごく緩やかに発展している。代々そこで暮らす巧(大美賀均)とその娘・花(西川玲)の暮らしは、水を汲み、薪を割るような、自然に囲まれた慎ましいものだ。しかしある日、彼らの住む近くにグランピング場を作る計画が持ち上がる。コロナ禍のあおりを受けた芸能事務所が政府からの補助金を得て計画したものだったが、森の環境や町の水源を汚しかねないずさんな計画に町内は動揺し、その余波は巧たちの生活にも及んでいく。
2023 / 106分 / Incline 配給 / 公式サイト
監督・脚本・編集 濱口竜介/音楽 石橋英子/撮影 北川喜雄/録音・整音 松野泉/編集 山崎梓
出演 大美賀均 西川玲 小坂竜士 渋谷采郁 菊池葉月 三浦博之 鳥井雄人 山村崇子 長尾卓磨 宮田佳典 田村泰二郎
11/23(土)~27(水) | 休映 | ||
11/28(木)・29(金) | 17:40 | セブン | |
11/30(土)~12/3(火) | 休映 | ||
12/4(水)・5(木) | 14:50 | セブン | |
12/6(金) | 休映 | ||
以降未定 |
一般 | 1,900円 |
シニア | 1,300円 |
専門・大学生 | 1,000円 |
中学生・高校生 | 1,000円 |
小学生以下 | 700円 |
会員 | 1,100円 |
★入場システム、サービスデー・その他割引 |