最近のアイドルの曲はめちゃくちゃエモくてカッコイイ…!!
昔はアイドルの曲って言えば「カワイイ子が歌うカワイイ曲」というイメージが多かったが、今は多種多様になってきて有名バンドが作っていることも多い。
有名どころで言えばGLAYのHISASHIや、ゲスの極み乙女、相対性理論のやくしまるえつこなんかも楽曲提供している。僕は邦楽のバンドが好きだからそのあたりは堪らない…!
僕は今年でんぱ組の楽曲にハマって、地下アイドルまとめブログなんかで少し記事を書くようになった。そして勉強のためにアイドルの曲を聴くようになったのたけど、これが聴いてみると良い曲が多い。テンションあがるし元気がでるだけじゃなくエモくてカッコイイのだ。
「アイドルって自分で曲作ってないし歌っているだけじゃん」って言う人もいるのだけどそれは勘違いだ。彼女たちはたしかに歌詞や曲を作ってはいないが、それを歌って踊って届けているのは彼女たちだ。その子達のパワーがあってこそ曲になるのだ。
今から紹介する曲は今年発売されたものではなく、あくまで今年僕がハマった曲。僕と同じようにアイドルにハマりかけの人や、気になっている人はぜひ聴いてほしい。
地下アイドル好きからしたら「え?メジャーすぎるだろ…」って曲ばっかかもしれないのがそこは許してほしい。
でんでんぱっしょん(でんぱ組.inc)
この曲なしでは語れない…!
今年アイドルにハマったキッカケになった曲。BPMがとにかく高く一気に走り抜ける爽快感は異常。ラップや会話もはさまり、なんでもありなアイドル曲のいいところを4分の短い時間にギュッと詰め込んでいる。
シンセの音と高音域のサビはまさに「電波ソング」の曲の名に恥じない。ああ、最高。でんぱ組は良曲が多すぎて迷ったんだけど、グループの象徴的な曲を選んだ。
「でんでんぱっしょん」「でんぱれーどJAPAN」「でんぱーりーナイト」はWiennersの玉屋2060%が作況をしておりどれも人気が高い。 最&高。
結局、でんぱ組にぺろりん先生と根本凪が加入ってマジなんですかねぇ…?
3WD (Task have fun)
アイドル最前線という様々なアイドルがでるイベントで、一日に何十組もアイドル見たんだけど一番耳に残った思い出深い曲。シンプルなロックサウンドと、少し変わったキャッチーなダンスのアンバランスさが良い。特にサビ前に「す・す・め」のところは一回見たらマネしたくなるからぜひ見てほしい。
PVも今流行りのリリックビデオで一度見ると引き込まれる。ライブ行ってCD買うくらいよかった。中学生って初めて知ったときは驚いたなぁ…
Shout along !(Cheeky Parade)
今年聴いた中で「一番カッコイイ曲は?」と聞かれたら間違いなくこれをあげる。ロック調にヒップホップ要素を取り入れていて、アイドルらしさは微塵も感じさせない。ステータスをカッコよさに全振りしている潔さを感じて好き。
カップリング曲の「Shampoo & Conditioner」はさらにゴリゴリのEDM曲でこっちもおすすめ。
「PVが微妙…」ってコメントが多く書かれていて「またまた…!曲がこんなにいいんだからそんなことないでしょ!!」と思って見てみたらたしかに微妙だった…
アイム・アフター・タイム(フィロソフィーのダンス)
ウルフルズ、Base Ball Bear、相対性理論などを世にだした加茂啓太郎がプロデュースをしているグループ。アイドルなのにファンクを歌っており、80年代〜90年代を思わせるような曲になっている。聴いて瞬時に「アイドルの曲だ!」とわかる人はいないと思う。
ただ、若い女の子が歌っているからなのか古臭さは感じられず、むしろ新しさすら感じる。完全にアーティスト寄りのグループ。不思議なグループだなぁ…
faithlessness(Maison book girl )
この曲は「image」というアルバムに収録されているんだけど、曲単体というよりもアルバムで全部聴いてほしい。
アイドル曲というのはファンがミックス(ファイヤータイガーみたいなやつ)を打ちやすいように4つ打ちの曲が多いが、それらをあえて避けて変調になっている。ミニマル・ミュージックっぽさもあり、曲調に神秘性を感じる。木琴を主に使用しているからなのか、森のなかにいるような不思議な感覚になれる。
どうでも良い話しだけど僕はこの神秘性がすごく好きで、それを壊さないように彼女たちがしゃべっている姿を見ないようにしている。僕の中ではこのまま謎な存在であってほしい。
cotoeriすべてのリリイベが終了しました、来てくれたみなさんありがとう!!たくさん聴いてくれよな!!そして年末のワンマンに来てくれたら最高!!!画像はシンプルに和田輪 pic.twitter.com/SAVZSJ4FqJ
— 和田輪 (@Rin_Wada) 2017年12月17日
あと眼鏡好きとしては和田輪は至高。
広告の街(soratobu sakana)
ハイスイノナサというバンドが音楽プロデューサーをやっており、楽曲も手がけているのでロック好きはハマると思う。ミニマルミュージックっぽさもあり、それでいて急な変調も多く初めて聴いたときに「これがアイドルの曲なのかレベル高ぇ…」と衝撃的だった。
奇抜な行動をすることで目立つようにするのではなく、ロックという王道のジャンルでここまで他と差をつけられるグループもなかなかないんじゃないのかなと思った。
はくちゅーむ (BPM15Q)
とにかく情報量が多くて音の波でガーッと殴られている感じ。中毒性が高い。 和風EDMでBPMが高い中でシンセと電子ドラムが鳴り、そこにアイドルっぽい歌声がのっていて攻めに攻めまくっている。カッコイイのか可愛いのか、新しいのか古いのか情報過多で死にそうになる。なんだこれ、聴いていて楽しすぎる。
ちなみに今はBPM15Qは(実質)解散となっており、CY8ERというグループなっている。この曲もそのまま歌っており、グループとしても「かくしぇーむ」など和風EDMの楽曲は引続き作っているみたいだ。
オーケストラ(BISH)
少し前にMステに出たりして快進撃を続けるBiSHの代表曲。僕は「エモい」って言葉の意味をちゃんと把握していないけど、サビになった瞬間にエモさを感じた。
アイナ・ジ・エンドの声がアイドルとはかけ離れたハスキーボイスで、歌唱力もものすごく高い。一発で心を撃ち抜かれた。あのヒャダイン(前山田健一)も「BiSHのアイナジエンドの声は唯一無二」と褒めるほど。
「オーケストラ」のタイトルの通りバックバンドにバイオリンなども使用しているので音が重厚で、それでいて疾走感もあるので聴いていて心地良い。
S!NG (里咲りさ)
オープニングがでんでんぱっしょんのイントロをパク…インスパイアされたものになっていて笑える。(許可はとっているらしい)
弾き語り、ロック、EDM、クラシック、ヒップホップ…曲調が次々に变化するおもしろい楽曲。PVもそれに合わせて七変化する姿が楽しめる。聴いていても見ていても楽しい。この人は本当に一人でなんでもできるんだなぁーと思える。
前にインタビューか何かで「曲作りはあんまり苦労したことありません」と言っていた。今のアイドル界の才能って本当に多様なんだなと感じる。
ちなみに「シャイガール戦争」というPVを見て、僕はこの人が里咲りさだと思っていたらライムベリーのDJ OMOCHIという別の人だった。里咲りさを知ったときにTwitter見たら全然違う人で混乱した。
ファンタスティックパレード (夢みるアドレセンス )
KEYTALKというバンドが作った楽曲で、イントロから爆発するようなギターリフが鳴り響いて邦ロック好きは一気に引き込まれると思う。僕は彼らの曲を聴くのでイントロを聴いた瞬間に「KEYTALKそのままだw」と思わず笑ってしまった。邦楽バンド好きとしてはたまらない曲。
KEYTALKが夢アドのために作ったというよりも、KEYTALKの歌をそのまま夢アドのメンバーが歌っている感じ。逆にそこが好き。一回見たら真似したくなるPVのダンスも中毒性が高い。
夢アドは他にも、今若者に絶大な人気を誇るやばいTシャツ屋さんが作った「アイドルレース」という曲もあり、歌詞がアイドル界を皮肉っていておもしろい。
メンバーが今年の初めに脱退したり、離脱してたメンバーが戻ってきたり、かと思ったら7人に増えたりと今年はかなり変動していた。アイドルって本当に入れ替わり激しいんだなぁ…
キメマスター!(バンドじゃないもん! )
イントロから一発で心持っていかれた。
アイドル曲×ロックってまさにこういうことなんだなって思う。かっこよさもありながらアイドルらしさもあり、そこのバランスが最高。
リーダーが神聖かまってちゃんのドラムのみさこであり、とにかくメンバーに癖がある。テラスハウスにいて整形を公言しているちゃんももがいたり、ニコニコで踊ってみたをやっていた子がいたり、でんぱ組がいるディアステージ出身の子がいたりと、とにかく癖が強い。
楽器が弾けるのはメンバーの半分だけだけど、ライブ中に突如ドラムやベースを弾き鳴らす演出は痺れる。ドラムがみさこなのでプロなのはわかっているんだけど、やっぱりライブで見ると迫力が違う。
こういった年齢も過去も職業も何も関係がないなんでもありのグループが出てくると、アイドルの幅が広がっておもしろいなーと思う。
アイドルの楽曲はなんでもありだからおもしろい
(Base Ball Bearの17才をカバーしているアイドルネッサンスも好きだ)
今までアイドルの曲と言えば「かわいいポップな歌」という印象しか僕はなかったんだけど、今はロックとかEDMとか垣根なく歌っていることに今年は驚いた。そして何を歌っても自由なところがアイドルは良いなと思った。
本当は他にもいくつか紹介したいのがあるのだけど、僕の音楽知識のなさがこれ以上露呈するのも恥ずかしいのでやめておく。音楽のジャンル勉強しているんだけどマジで難しい…
- ヤなことそっとミュート
- 強がりセンセーション
- 天晴れ!原宿
- キャンディzoo
- わーすた
- アイドルネッサンス
他に今年は色んなグループも聴いたのだけど、パッと思いつく個人的によかったと思うグループは上記になる。僕はGoogle Playの聴き放題に登録しているので、やはり必然的にそこに登録されているある程度メジャーなグループが多くなってくるんだなー。
僕は邦ロックがずっと好きなので、どうしても曲がかっこよかったりおもしろかったりするほうがハマる。あとはやたらBPMが高い曲もアイドルっぽくてテンション上がって好きだ。
これを見てアイドルの楽曲に興味を持った人は僕の高校の後輩のグループであるラストクエスチョンの「ラブゾーマ」もぜひ聴いてみてほしい。お世辞でなく本当に良い曲なので。(最後は宣伝)
ブログだけでなくTwitterもやっています
Twitterのアカウントを複数もつのが当たり前の時代だけど、この前会った高校生が一つしかもってなくて「なんで?」って聞いたら「プライベート用の作ってもみんな悪口しか書かない。見るのも書くのも結局は悪い言葉に影響されるから本垢もわからないうちに口悪くなる」と言っててなるほとど思った
— megaya (@megaya0403) 2017年12月26日
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