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2017年10月 : 人生格安旅行日記

人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

2017年10月

今回は過去に紹介した安宿近くを旅行した時の話を。

先日紹介した宿、「ニュー松竹梅ホテル」に泊まったついでに、名古屋にほど近いJR恵那駅~明智駅を結ぶ明知鉄道の沿線を観光してみた。
(行ったのは2017年3月)

 安宿旅行記・愛知・名古屋「ニュー松竹梅ホテル」(1泊2550円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1065327727.html

※大正ロマン・大正村が有名な明智駅。
 なぜか「バザールでござーる」の広告が貼られたレトロな車両も走っていた。
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明知鉄道のことは結構以前からローカル線の1つとして名前くらいは聞いていたものの、見どころが他に行きたい場所と比較して微妙に負けていて、ついつい行くのが後回しになっていた。
ところが、2月中旬から「おひな様巡り特別企画1日フリー乗車券」というかなりお得な切符が発売されてることを知り、それならばと行ってみた次第。
(名所・グルメは魅力的だが安さも魅力…我ながら現金なもの)

このフリー乗車券は1380円。
明知鉄道が1日乗り放題となるのに加え、沿線の岩村駅城下町で商品と交換できるクーポン券(200円×3枚)が付いてる上、日本大正村や花白温泉などの施設が入場料100円引きになるサービス付き。
(恵那駅~明智駅の片道運賃は690円なので往復だけで元が取れ、かなりの大盤振る舞い・好コスパの切符なのがわかる)

 おひな様巡り特別企画1日フリー乗車券 - 明知鉄道
 http://www.aketetsu.co.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=279

●名古屋07:38→08:49恵那
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この日は1日乗車券を使うということで早く行った方が切符をたっぷり使える…ということで朝7時過ぎに名古屋を出る。
(駅構内にあった大河ドラマ「おんな城主 直虎」関連の展示物。朝早いためシートを被ってる物もあった)

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この時間の名古屋発の列車ということで乗客は少なめ。
(ロングシートだと車窓が見づらいのは少し残念だが、座れるのはありがたい)
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早春ののんびりした車窓を見ながら、ガラガラの電車で恵那駅を目指す。
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●恵那09:06→9:57明智
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恵那駅でJRの改札を出て、隣にある明知鉄道の恵那駅へ。
窓口で1日フリー乗車券を買い、1両のワンマン列車に乗り込む。
(「合格」ヘッドマークが付いてるのが3月らしい。平日のこの時間でも電車本数が少ないせいか席が7割方埋まる程度の混み具合だった)

明知鉄道の名物の1つが路線の急勾配と急カーブ。
そんなわけで道中はアップダウンや急カーブが多く、古めかしい車両がえっちらおっちらと登っていく様子には思わず「頑張れ…」と心の中で言いたくなるほど。
(頼むから車両よ壊れずに無事着いて…と祈る気持ちもあったかもしれないが…)
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車両の前方は乗客が多かったので、後方の席に陣取り、たまに車両後方の窓から迫力の車窓を楽しみつつ(上のような撮影もしつつ)終点までのんびり乗車した。

●日本大正村
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明知鉄道の終点・明智駅周辺に広がる大正時代風のレトロな町並み。
有料・無料の資料館や洋館などスポットが多く、持ち時間に合わせてちょっとでもじっくりでも当時の風情を感じながら散策を楽しめる。
(大正時代の建物の他、江戸時代頃の農家や昭和風の商店街などもあるのが面白い。
 上の写真は駅近くにある施設。「第三代村長 竹下景子」というと「三択の女王」を思い出す(当時はあまりに子供で答えが分からなかったが、「ごきげんテレビ」の前なのでなんとなく見ていた「クイズダービー」))

 日本大正村街歩き・村内マップ | 公益財団法人日本大正村
 http://nihon-taishomura.or.jp/course

まずは屋敷に挟まれた狭い石畳の道を抜けて大正村の北へ。
駅周辺には商店街・横丁・路地裏・自然な山並みと変化に富んだ風景が広がる。
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●日本大正村役場
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石畳の道を進むとさっそく見えてくるのがこちらの役場。(明智駅から歩いて10分ほど)
明治時代に建てられた明智町の町役場で、大正村の歴史を示す展示物(歴代の村長の写真や当時の物品など)があったり、畳で座って休める休憩所があり無料でくつろげるのが嬉しい。
(「本日は大正106年」と、ここではまだ大正時代は終わってない模様)

なお、「明智」にちなんで明智光秀の紹介本などもあった。
(歴史の授業で「本能寺の変」だけ見てると「三日天下」の悪者と見られがちだが、地元ではヒーロー?)
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●龍護寺
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村役場から少し坂を登った先にあるお寺。

 龍護寺ホームページ
 http://www.h4.dion.ne.jp/~ryougoji/

先ほど触れた明智光秀公の御霊廟(と書いて「おはか」と読むらしい)、さらに光秀公が含まれる地元の名家・明智遠山家の墓所もある。
(あの有名時代劇ドラマ「遠山の金さん」のモデルである遠山景元も入っていて、歴史好きにはたまらない感じ。そういやこれも土曜夜の定番ドラマだったなと昔をしみじみ思い出す)

●旧三宅家
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龍護寺から東へ進み、大正ロマン館(時間がないため省略)の裏手にある古民家。
江戸時代の農家のたたずまいを残していて、土間や囲炉裏、床の間や農機具・家具などを無料で自由に見ることができ、「日本むかしばなし」的な気分を満喫できる。
(地元の方であろう、年配のスタッフの方が囲炉裏に火を焚いていて、パチパチと炎が揺らめく横で世間話などしつつ登り坂で疲れた足を休めてちょっと休憩)

●逓信資料館
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大正ロマン館や旧三宅家などのある高台から降り、古い街並みの商店街の中にある。
明治時代に建てられた「明智郵便局」の建物を使った資料館で、青っぽいレトロなたたずまいが見事。

こちらも無料で見ることができ、当時のポストの模型や郵便配達員の制服、さらに、電信業務室にもなっていたということで、昔の電話機や電話交換機などが展示されていて、なかなかの見ごたえ。
(人力で電話をつないでいた頃の物であろう電話交換機。右上、インカムを付けた当時の交換手の写真が時代を感じる。白黒写真といい、着物姿といい、文金高島田っぽい髪型といい…)
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●明智駅へ戻る
そんなわけで、結構急ぎ足だったが次の電車の時間が迫っていたのでここで駅へ戻る。
(電車が1時間に1本程度なので、乗り遅れると結構辛い…特に食事時は)

この時ホームにいたのが明知鉄道名物「じねんじょ列車」。

 じねんじょ列車 - 明知鉄道株式会社
 http://www.aketetsu.co.jp/modules/event/index.php?content_id=18

(ヘッドマークをよく見ると、大正美人風のマスコットキャラが白いネバネバの摩り下ろしたヤマノイモを持っているシュールな絵面)

車内でこのヤマノイモ料理を食べながら電車旅を楽しめるのが魅力なのだが、こちらの予約はしてないので、後ろに繋がってるもう1両の普通車両へ。
(「急行・大正ロマン号」という扱い)

ところが、この普通車両も只者ではなかった。

「ひがし美濃号」と札の付いたこの列車、なんと昔ながらのレールバス車両で、短い時間の乗車でもこちらはこちらで貴重な時間を過ごせてかなり楽しめた。
(折りたたみ式のドア、車両上部に横長に付いた窓がいかにもバスっぽい感じ。ローカル線のこういうサービス精神は実にありがたい)
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いかにもバスらしい冷房装置の下の窓には、昔懐かしいNEC「バザールでござーる」の広告が。
この車両がバリバリ現役だった頃から貼られたままの物だろうか…(かれこれ30年近く前?)。
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※なお、このレールバス車両だが、残念ながら2017/03/31で引退とのこと。

 アケチ6号さようなら走行のお知らせ - 明知鉄道株式会社
 http://www.aketetsu.co.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=276

 最後に乗れて良かったというべきか、こんな一期一会もローカル線鉄道旅のいいところ。
 (時代の流れで、別れの回数の方が多くなってるのは寂しい感じもするが…)
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まだ先は長いので、後編へ続く。

 大正ロマンと城下町と寒天と…岐阜県・明知鉄道沿線の旅(後編)

前編で赤れんがパークに入り、自衛隊基地に停泊する船体を眺めた続きから。

 安宿からの旅・海軍と赤レンガ倉庫とホルモンうどんの街・京都・舞鶴へ(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1067873702.html

※今回出てくる食べ物は前回のホルモンうどんではなく、もう1つの舞鶴名物・肉じゃがです。
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水辺に沿ってしばらく歩くと赤レンガ倉庫の並ぶエリアへ。
倉庫の1つ1つが舞鶴の歴史などを説明する資料館や物産店、イベントスペースとなっていて、無料で見られる場所が多いのが嬉しい。
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●舞鶴市政記念館
舞鶴の歴史を様々な側面から説明している。

 (公式)舞鶴市政記念館 _ 赤れんがパーク
 http://akarenga-park.com/facility/memorial/

古くは縄文時代、海運の始まりということで丸木船に乗っていた頃から…
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近代の舞鶴の地形や市街地の移り変わりなどを模型や映像で説明するコーナーもあったりと多岐に渡る。
(舞鶴出身の二谷英明氏がナレーションをしていて驚き。子供の頃に再放送で見た「特捜最前線」を思い出す)
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さらに、戦争ものの映画で使われることも多いということで、舞鶴のロケ地紹介マップなどもあった。
(「亡国のイージス」「日本のいちばん長い日」など邦画の他、「名探偵コナン 絶海の探偵」も名を連ねていた)
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●まいづる智恵蔵
こちらは軍事寄りの展示物が多め。

舞鶴に所属していた軍艦「三笠」「八島」や…
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舞鶴で建造された「海風」の進水式など、貴重な写真も多い。
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写真以外に「響」「天津風」の進水記念文鎮など、当時のノベルティも展示。
(船のレリーフや船型など、バラエティに富んでいる)
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また、軍の物流に欠かせない鉄道について、当時の機関車が展示されていたり…
(当時は港のそばの「海舞鶴駅」まで支線が延びていたとのこと)
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大阪駅から新舞鶴駅(鎮守府そばの駅)までの時刻表などもある。
(「阪鶴線」という呼び名が新鮮。舞鶴らしく鶴のイラストも)
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さらに、舞鶴海軍が肉じゃが発祥の地、ということで当時の旧海軍のレシピもあった。
(料理教科書では「甘煮」という名だったたらしい)
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軍事・鉄道好きな方ならかなり時間をかけて見て回れるだろう。


●赤れんが倉庫群
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赤れんがパークを出て、さらに北西へ進むともう何棟か赤レンガ倉庫が並んだ一角がある。

目立った案内はなく倉庫内には入れないが、色あせたレンガや伸びたツタ、荷物の搬入に使われたであろう線路跡などが当時のまま残っていて、手付かずな感じが廃墟めぐりのようで逆に魅力的。


●舞鶴マリンボウル
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赤レンガ倉庫街を離れてさらに北西へ進んだ先にあるボウリング場。

大きなピンがそそり立つ昔ながらのたたずまいながら、舞鶴港やそこに停泊する黒い戦艦などを見ながらプレイできる卓球台やレトロゲームなども置いてあったりとレトロゲーセン好きな自分にはなかなか楽しめた。
(詳細は以下)

 ボウリング場のゲーセン巡り(京都・東舞鶴駅「舞鶴マリンボウル」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/70492477.html


●だるま堂
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ここら辺でそろそろ日が暮れてきたので駅へと戻る。
駅前通りには大小さまざまなダルマがずらっと並ぶ「だるま堂」があり、独特の雰囲気だった。
(地元で長く行われている「だるま祭り」にちなんだものらしい)


●海軍御用達おみやげ館
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ついでにアーケード街に再度立ち寄ると見つけたのがこちらの「海軍御用達おみやげ館」。
艦船の描かれた掛け軸や軍服などの海上自衛隊グッズを豊富に揃えているお店なのだが…

なぜか店先には「運を呼ぶ八島の立ちビリケン」という謎のビリケンさまの像があったりと異様な雰囲気。
(隣にはシャボン玉を吹いてるビリケンさまもいたりと、大阪の方の反応が気になるところ)
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●「舞鶴肉じゃがパン」を食べ歩き(ラセール)
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そして最後に訪れたのがこちらのパン屋さん「ラセール」。

 ラセール - 東舞鶴_パン [食べログ]
 https://tabelog.com/kyoto/A2609/A260902/26014631/

軍港で有名な舞鶴にちなんだ「海軍カレーパン」が有名と聞いて行ったのだが、人気商品らしく夕方に行くと惜しくも完売だった。
(というわけで、同じく舞鶴海軍にちなんだ「舞鶴肉じゃがパン」を購入。
 肉じゃがっぽい甘辛い味付けのすりつぶしたジャガイモやお肉などの具材が丸ごと入っていて、味も食感も面白い一品)


といったところで以上。
(あとは本数の少ない小浜線で西舞鶴へ移動し、以下の宿に泊まって終了)

 安宿旅行記・京都・西舞鶴駅「プラザホテル舞鶴」(1泊4800円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1066622272.html



約半日ほどだったが、舞鶴の魅力である赤レンガ倉庫と海軍、さらにホルモンうどん・肉じゃがなどのグルメまで、たっぷりと堪能できた。
(他に海上自衛隊・舞鶴地方隊で海軍記念館や艦艇等の見学も可能らしいので、こちらも含めれば丸一日楽しめるだろう)

 舞鶴地方隊 見学の予定【見学に際して】


今回泊まったのは、熱海駅近くにある「ファンシービジネスホテル」。
(ホテルから歩いて10分ほどで伊豆七島が見える海岸に到着。朝早く起きてヨットが並ぶお洒落なテラスを散歩がてらに、水平線からの朝日を拝むこともできる)


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場所は、JR熱海駅から歩いて5分ほど、駅前のアーケード商店街を抜けた先に続く温泉街のメインストリート沿い。
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客室はバストイレ完備。
ホテル名の「ビジネスホテル」の通り、ベッドや冷蔵庫・テレビ・エアコンなど一通りの設備が揃う、わりときれいな部屋。
(冷蔵庫の上には浴衣、そして1月だったので毛布も置いてあった)
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ユニットバスは湯船が少々小さく全体的に狭め(便器が斜めに配置されている省スペースタイプ)で、入浴にはちょっと苦労する。
ゆったり湯船に浸かりたい方は、周辺の日帰り温泉を使うといいだろう。(温泉街・熱海だし)
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また、窓からの眺めはこんな感じ。
この日泊まった3階の部屋からだと、目の前の建物の屋上フェンス越しではあるが、水平線や伊豆七島がギリギリ見えた。
(もっと上の階の部屋ならしっかりオーシャンビューを楽しめると思われる。右端の山には熱海城のシルエットも見えた)
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なお、「朝食のサービス」としてトースト・コーヒーが頂ける。
(以前紹介した富山「アムズホテル」を思い出す、シンプルながらありがたいサービス(以下リンク参照))

 安宿旅行記・富山「アムズホテル」(1泊3900円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1022993470.html

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ただ、ここのは本当にトースト・コーヒーだけで他のおかずなどはないので、朝食をがっつり食べたい方は近くのコンビニや商店街で食べ物を調達しておいた方がいいだろう。
(自分が追加で買っておいたのは、温泉街の西の方にあるイオンで売ってたチーズバーガーなど。
 夕方以降だとわりあい早く半額になるので助かる)
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ちなみに上の写真、市販のパンの奥に置いてあるパンは、熱海に来る途中に小田原駅近くの「守谷製パン店」で買ったアンパン。
(中を割ると、パンの皮は驚きの薄さで、中身がほぼアンコというインパクトある一品)

 守谷製パン店 - 小田原_パン [食べログ]
 https://tabelog.com/kanagawa/A1409/A140901/14003916/

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あんの甘味もなかなか良い人気商品なのだが、こちらも例によって「桃鉄」の物件のモデルとなった店らしい。
(「なつかしパン屋:1000万 200%」。以下の本と、「桃鉄」の開発者・さくまあきら氏のブログが参考になった)

旨いでぇ!桃鉄ごはんB級グルメ旅―北陸・関東・中部・近畿・海外編

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これでシングル1泊4400円~(軽朝食付き)。

熱海駅近くという立地のよさを考えれば、使い勝手の良い部類のホテルだと思う。
(この時は1月半ばだったが熱海桜が早くも見頃で、一足先に春気分を味わえてよかった)
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温泉や海水浴、伊豆七島への連絡船などで楽しむのにはもちろん、18きっぷで東海道横断などをする移動途中の中継で一泊したい方にもいいかと思う。
(長い静岡、寄り道をしながら疲れを溜めないように行きたいものである)

 都心で格安旅・「北東パス」で行く初秋の海・熱海~伊東へ(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1063739353.html
 18きっぷで東海道横断・途中下車して寄り道したい駅(東京~名古屋)(2)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1060104238.html
 安宿からの旅・18きっぷで寄り道しつつ東京から大阪へ(2015年12月)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1062843640.html

※なお、この時は熱海桜の他、海景色や遊び放題のレトロゲームコーナーなどで楽しめる「熱海城」を見るために泊まった。
 (詳細は以下。熱海は海水浴などで夏の観光地というイメージが強いが、冬でも見どころが多い)

 ゲームセンターCXロケ地巡り(#216・「熱海城」(地下ゲーセン編))
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/68462036.html
 ゲームセンターCX・たまゲーロケ地巡り(#215・熱海城(地上編))
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/72241855.html

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今回は過去に紹介した安宿近くを旅行した時の話を。

先日紹介した宿、「福井パレスホテル」に泊まった後、JR小浜線・舞鶴線で若狭湾沿いに移動して、海軍と赤レンガ倉庫(とホルモンうどん?)で有名な舞鶴周辺を歩いた。
(行ったのは2017年4月)

 安宿旅行記・福井駅「福井パレスホテル」(1泊4500円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1065753355.html

●舞鶴駅前・戦艦の名を冠した大通り
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まずはJR舞鶴駅の北口からまっすぐ海岸方面を目指す。
駅前通りと交差する通りの名前の看板を見ると「三笠通り」「敷島通り」など戦艦の名前が付いているのが海軍の街らしい。
(三笠は江ノ島・横須賀観光ついでに見に行ったのを思い出す)

 都心で格安旅・「秋の乗り放題パス」で行く江ノ島・横須賀(後編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1036942180.html

その看板の下側をよく見ると、「ようこそ舞鶴へ」の上に「Welcome」「熱烈歓迎」など英語・中国語の他、ロシア語でも歓迎メッセージが書かれているのが日本海側っぽい(大陸側に気を使ってる?)。


●アーケード街の中にも戦艦
途中で東側へ曲がってアーケード街に入る。
ぱっと見は普通の商店街(平日の昼下がりで人は少なめ)だが…
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両脇の柱の上の「一番街」の看板の横には「大和」とここにもさりげなく戦艦名が。
(上には白い雲形のオブジェ、そして雲を背景にうっすらと船のシルエットが描かれている模様)
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結構古い看板なのか戦艦のシルエットがどこまで正確かは確認できなかったが(多分見えても戦艦に疎い自分には判断できないが)、他に「比叡」「明石」「秋津洲」などがあるのを確認。

アーケード街の出口付近まで歩くと、「砲雷撃戦よーい!!」と「艦隊これくしょん(艦これ)」関係と思われるイベントのポスターが貼られたお店もあったりする。
(少し前に横須賀や呉、佐世保などの軍港が「艦これ」聖地になっている話を見たが、舞鶴もその1つということで盛り上がってる模様)
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●舞鶴名物・ホルモンうどん(八島丹山舞鶴本店)
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そんなこんなで昼食を食べようと思っていた店・八島丹山舞鶴本店に到着。
(テーブル・座敷席があるが平日の13時過ぎということで目立った混雑はなし)

 焼肉とホルモンうどんの店「八島丹山」
 http://www.niyama.co.jp/

名物の「ホルモンうどん」は熱々のうどんにホルモン肉と野菜がたっぷり入った一品で、絶妙な味付けがたまらなく美味だった。
(ホルモンの食感が苦手じゃなければ味わって損はない一品。「桃鉄」の開発者・さくまあきら氏のブログが参考になった)

 さくまあきらホームページ 仕事人裏日記 - 2009年9月2日
 http://sakumania.com/diary/nikki/090902.html

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なお、桃鉄以外でも有名店らしく芸人さんが結構来ている他、軍港ということで中谷防衛大臣(当時)も来ていたのが驚き。
(自衛隊も公認の名店? そのそばにはミスタータイガース・掛布氏のサインもあり、ここが関西なのを実感)
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●舞鶴市商工観光センター
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食後、そのまま北へ進んで海沿いにある観光センターへ。
舞鶴市の名産品販売コーナーがあり、海軍にちなんで「海軍さんのカレー」、さらに「ホルモンカレー」「日本海まるごとカレー」とカレーには自信がある模様。
(鳥取の道の駅でもカレーが一杯並んでたのを思い出す。おいしいのはわかるけどライバルは多そう)

 安宿からの旅・「名探偵コナン」の聖地・由良駅へ(後編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1065636120.html

また、無料で入れる展望フロアがあり、舞鶴港の入り組んだ入り江や付近の山並みなどを見渡すことができ、なかなかいい眺め。
(左奥の方には黒い軍艦らしい船も見える。海岸近くでは数少ない展望スポットなので、時間があれば立ち寄って損はないだろう)
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●前島みなと公園
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続いては観光センターのそばにある公園へ。
錨が設置されているのが港町らしい。

湾の間に架かる橋で「赤れんがパーク」方面へ抜けられるようになっていて、海風に吹かれながらしばしの間海岸を散歩。
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●赤れんが博物館
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公園を抜けてしばらく進むと、名物の赤レンガ倉庫が並ぶ「赤れんがパーク」の敷地内へ。
その赤レンガ倉庫の1つが「赤れんが博物館」。

 赤れんが博物館 _ 赤れんがパーク
 http://akarenga-park.com/facility/musium/

軍で使われていた倉庫だから軍事関連の展示物かと思いきや、ここはその名の通り舞鶴や日本、さらに世界のレンガの歴史についての説明がメイン。
軍事関連や舞鶴の歴史に興味がある方は他の建物から見た方がいいかもしれない。

博物館を出て海沿いに出ると、自衛隊の基地内に停泊する船体をかなり近くから眺められる撮影スポットもあり、なかなかの迫力。
(軍艦に疎くても間近で見るのは独特の緊張感がある)
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また長くなりそうなので、後編へ続く。

 後編
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1068094625.html



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