組織・役員
名 称 | 特定非営利活動法人/NPO放送批評懇談会 | |
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創 立 | 1963年4月16日 | |
会 勢 | 正会員 | 203名(2024年4月現在) |
維持会員 | 139社(2024年4月現在) | |
役 員 | 理事長 | 音 好宏 |
専務理事 | 川喜田 尚 | |
常務理事 | 藤田真文 出田幸彦(選奨事業委員長) 桜井聖子(選奨事業委員会ラジオ部門委員長) |
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理 事 | 茅原良平(出版編集委員長) 桧山珠美(選奨事業委員会テレビ部門委員長) 家田利一(選奨事業委員会CM部門委員長) 古川柳子(選奨事業委員会報道活動部門委員長) 長井展光(企画事業委員長) 滝野俊一(広報委員長) 市村 元 入江たのし 岩根彰子 風間恵美子 加藤久仁 国枝智樹 五井千鶴子 小林 毅 仲宇佐ゆり 丹羽美之 水島宏明 山田健太 渡邊 悟 中島好登(事務局長) |
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監 事 | 上滝徹也 福島俊彦 |
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(以上、2024年度、2025年度) | ||
事務局 | スタッフ | 福島美子 山本夏生 齋藤茜里 |
所在地など
住 所 | 160-0022 東京都新宿区新宿5-10-14 中村ビル2F 地図 |
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info☆houkon.jp ※☆を@に変換してください。 | ||
URL | https://www.houkon.jp/ |
放送批評懇談会とは?
放送批評懇談会(英文表記:ASSOCIATION OF BROADCAST CRITICS 略称:放懇)は、1963年(昭和38年)、「放送に関する批評活動を通じて、放送文化の振興を図り、放送の発展に寄与すること」を目的として、放送評論家、メディア研究者な どが設立した自主独立の団体です。
任意団体として活動してきましたが、2005年5月2日付けで、特定非営利活動法人(NPO)となりました。
デジタル化で放送の環境が激変している時代のなかで、放送と視聴者市民を結ぶ橋渡しとしての仕事を充実させたいと考えています。
現在、放送批評懇談会の「正会員」は、放送評論家、メディア研究者、ジャーナリスト、放送局OB・OGなどを中心に200名近くを数えます。NPOへの切り替えを期に、視聴者・市民のみなさんのさらなる参加を期待するところです。
また、放送局、制作会社をはじめ放送関係団体や企業に「維持会員」となっていただいており、その数は100社・団体を超えています。
会の運営は、維持会員の会費を柱に、会の自主事業からの収入(「GALAC」の広告収入・売り上げ、ギャラクシー賞の参加料、シンポジウム・セミナーの参加料その他)、正会員の会費などで支えられています。
主な活動
[月刊GALAC/ぎゃらく]の編集・発行
放送についての批評、調査、研究活動や、放送への提言を掲載するテレビ・ラジオの専門誌です。
毎月の特集では、テレビ・新聞・雑誌などが扱いにくい放送界のホンネの話題を鋭く追求します。ギャラクシー賞の審査経過も掲載しています。
1967年創刊の「放送批評」誌をリニューアルして1997年6月創刊。発行部数4000部。
[ギャラクシー賞]の選定・贈賞
日本の放送文化の振興を図るために、会の創立と同時に設けられた番組賞です。正会員から選ばれた選奨事業委員が審査にあたる自主独立の賞で、毎月定例会を開くなど丹念な選考作業が特徴です。
テレビ、ラジオ、CM、報道活動の4部門制で、4月1日から翌年3月31日を年度としてそれぞれ大賞を贈るほか、優秀賞、選奨、奨励賞、特別賞、個人賞、フロンティア賞、DJパーソナリティ賞などを贈ります。
[放懇シンポジウム/放懇セミナー]の企画・開催
デジタル化をはじめ激変する放送事情を先取りし、その時どきの問題をテーマに、放送局、メーカー、関係官庁や団体、研究者、専門家とともに放送を考える場を提供。放送界に対して真摯な提案、提言を積極的におこなっています。
放送批評懇談会が手がける事業(定款より)
(1)放送に関する書籍や雑誌の出版・編集事業
(2)優れた放送に関する企画や作品の選奨・表彰事業
(3)放送に関するセミナーやイベントの企画・開催事業
(4)放送に関する調査・研究事業
(5)放送に関する団体や機関への提言事業
(6)視聴者、放送関係者との交流事業
(7)放送に関する目的を同じくする国内外の団体等との連携事業
(8)その他目的を達成するために必要な事業
特定非営利活動法人放送批評懇談会 設立趣旨書
この法人は、放送に関する公平・中立な批評活動を行い、豊かで優れた番組・作品の創造および放送文化の振興を図ることで、視聴者・市民の生活文化の発展に寄与することを目的として設立します。
現代の市民生活において放送はなくてはならない存在であり、放送番組の充実は視聴者・市民に大きな利益をもたらします。迅速・正確・多角的なニュース報道や、良質なエンタテインメント番組、暮らしに直結した情報番組、天災から人命を守る災害報道などは、現代に必須のライフラインであり、放送の発展は視聴者・市民に多大な利益をもたらすものです。
今、放送が直面している課題は数多くあります。デジタル・ネットワーク社会の拡がりに代表されるメディア環境の大きな変化は、放送と通信の意味や役割にも影響を与えることになるでしょう。
また、視聴率や制作構造の問題、放送の自主・自立とメディア規制などについても、さらに議論を深めることが求められています。
こうした課題のひとつひとつにより良い道筋を見いだし、放送文化をさらに豊かに発展させていくために、今こそ、視聴者・市民と放送局・放送制作者が手を携え、ともに問題を考え、解決を探る仕組みが必要といえるでしょう。特定非営利活動法人放送批評懇談会はそのための場です。
放送批評懇談会は、1963年4月16日、放送に関する批評活動を通じて放送文化の振興を図り、放送の発展に寄与することを目的として任意団体として設立し、以下のような事業を行なってきました。
放送に関する書籍や雑誌の出版編集事業=月刊[GALAC/ぎゃらく]の編集・発行
放送と視聴者・市民を結び、放送における批評活動の育成・振興を目的とするテレビ・ラジオの専門誌。
優れた放送に関する企画や作品の選奨表彰事業=[ギャラクシー賞]の選定・贈賞放送メディアと視聴者・市民の間に立ち、良質な番組・作品を発掘して顕彰する賞制度。
放送に関するセミナーやイベントの企画開催事業=[放懇シンポジウム/放懇セミナー]の企画・開催
最新のメディア動向や放送事情を放送局をはじめとする各種メディア関係者、視聴者・市民に提供する。
特定非営利法人放送批評懇談会は、番組批評・放送評論の裾野を広げ、視聴者・市民の批評活動への参画と放送リテラシー育成にいっそう努力します。視聴者・市民と放送局・放送制作者を結んで、番組の質的向上、多様性ある放送環境の実現を目指します。そのために、放送に関する調査、研究事業、放送に関する団体や機関への提言事業、視聴者、放送関係者との交流事業、放送に関する目的を同じくする国内外の団体等とのネットワーク構築事業などを積極的に行っていきたいと考えます。
デジタル化で放送・通信の環境が激変している今こそ、40年間に蓄積してきたコンテンツ評価や番組批評のノウハウを生かし、視聴者・市民と放送の世界を結んで放送文化を豊かに発展させるために、特定非営利法活動法人放送批評懇談会を設立します。
2004年12月20日
代表者 志賀 信夫