ググって、TELEDYNE MICROWAVE社の、 ① YIG Filters and Oscillators The Complete Microwave Solution ② Oscillators the complete microwave solution 2つのカタログ PDFを入手出来ます。(画像参照)
TELEDYNE MICROWAVE社のYIG発振器の特長は、 ・Multi-Octave Tuning ・Excellent Linearity ・Flat Power Output vs Frequency と記載されています。またアプリケーションとして、 ・Sweep Oscillators ・Low Noise Synthesizers ・Receiver Local Oscillators ・Jammer Exciters と記載されています。
Frequency Range:4-18GHz Power Output,Min:+13dBm Power Output Variation,Max:±2.5dB Operating Case Temperature Range:0℃ to +60℃ Harmonic,Max:-12dBc Main Coil Input Impedance:6Ω 90μH FM Coil Input Impedance:1.0Ω 1.0μH DC Circuit Power,Max:+15V 250mA YIG Heater Power:28V±4V 500mA(Turn-On)/40mA(Steady State)
となっています。
制御端子ピンはカタログに明記されていますので、ピン配は明確です。
ラベルNo 機能 E1 MAIN COIL(+) E2 MAIN COIL(-) E3 FM COIL(+) E4 FM COIL(-) E5 NC E6 +15V E7 GND E8 HEATER(-) E9 HEATER(+)
ご覧頂きましてありがとうございます。
当方所蔵整理品です。
米国TELEDYNE MICROWAVE社の FS2334
Multi-Octave YIG発振器(YTO/YIG TUNED OSCILLATOR)
3.2GHz-19.5GHz(実測) +20dBm(実測) +15V単電源
になります。
マイクロ波機器からの取り外し品です。
★米国TELEDYNE MICROWAVE社YIG Productsについて★
YIG productsの前身は、1981年に米国カリフォルニアで創業したFerretec社
になります。1983年からTeledyne Familyと協業関係になり、2004年に
Ferretec社のYIG Productsは、Teledyne Technologiesに買収され、
Teledyne Microwave社の傘下になっています。
ググって、TELEDYNE MICROWAVE社の、
① YIG Filters and Oscillators The Complete Microwave Solution
② Oscillators the complete microwave solution
2つのカタログ PDFを入手出来ます。(画像参照)
TELEDYNE MICROWAVE社のYIG発振器の特長は、
・Multi-Octave Tuning
・Excellent Linearity
・Flat Power Output vs Frequency
と記載されています。またアプリケーションとして、
・Sweep Oscillators
・Low Noise Synthesizers
・Receiver Local Oscillators
・Jammer Exciters
と記載されています。
出品物の型名FS2334は載っていませんので、カスタム仕様モデルと推測します。
実測結果の周波数レンジから、類似品はFS1014(4GHz-18GHz)と思われます。
周波数レンジ類似品のFS1014の主なカタログスペックは、
Frequency Range:4-18GHz
Power Output,Min:+13dBm
Power Output Variation,Max:±2.5dB
Operating Case Temperature Range:0℃ to +60℃
Harmonic,Max:-12dBc
Main Coil Input Impedance:6Ω 90μH
FM Coil Input Impedance:1.0Ω 1.0μH
DC Circuit Power,Max:+15V 250mA
YIG Heater Power:28V±4V 500mA(Turn-On)/40mA(Steady State)
となっています。
制御端子ピンはカタログに明記されていますので、ピン配は明確です。
ラベルNo 機能
E1 MAIN COIL(+)
E2 MAIN COIL(-)
E3 FM COIL(+)
E4 FM COIL(-)
E5 NC
E6 +15V
E7 GND
E8 HEATER(-)
E9 HEATER(+)
大きさは、2インチシリンダー(直径約50.8mm)で、高さは約42mmです。
アルミヒートシンクの大きさは、約66mm×160mm×12mmです。
特長詳細は、2つのカタログ PDFを入手されて、ご確認下さい。
★ご使用上の注意点★
①MAINコイルの抵抗値が小さく、インダクタンス値も小さめなので(μHオーダー)
定電流電源の発振リスクは大きくはないと思います。
当方では、YTOテストの際には、定電流電源出力(+)(-)間に、
3300μFの電解コンデンサを付けて、共振周波数を下げて発振を防止しています。
②MAINコイルに最大1000mA流しますので、発熱します。
アルミヒートシンクが付いていますが、ご使用の際に温度上昇にご留意下さい。
動作温度スペックは+60℃までです。※85℃ではスペックダウンします。
当方では動作チェックの際には、ブロワーで強制空冷しながら測定しました。
(画像参照)
③マイクロ波デバイスは、とてもデリケートです。
取り扱いには、充分ご配慮下さい。(衝撃、振動、静電気等)
状態を確認する為に、下記のアマチュア的動作チェックをしました。
※MAINコイル電流をパラメータとした、発振周波数と発振出力レベルの、
大まかな確認になります。
※FMコイルは、未接続オープンです。
①テスター(HP E2377A)で各コイル直流抵抗値を測定。(室温冷却状態)
MAINコイル:6.2Ω
FMコイル:1.5Ω
HEATERコイル:127.0Ω
※テスターリード抵抗値0.1Ωを含む
②3台の安定化DC電源(Keysight E3642A/Agilent E3640A/Advantest TR6143)より、
それぞれ、MAINコイル、+15V、HEATERコイル/+28V を印加。
Keysight E3642A CC定電流モード ⇒ MAINコイル
Agilent E3640A CV定電圧モード ⇒ +15V
Advantest TR6143 CV定電圧モード ⇒ HEATERコイル/+28V
実測電流値は、
HEATERコイル/+28V:約38mA(安定化後です)
+15V:約143mA~186mA(発振周波数/MAINコイル電流で変動します)
でした。
③発振出力SMA端子に、アイソレーションとスペアナ保護を兼ねて10dBATTを挿入。
※Agilent 8493C 10dB(3.5mm/DC-26.5GHz)
※12GHzの2次高調波24GHzを測定するので、あえて3.5mmATTを使用。
④10dBATTとスペアナ(Advantest R3273)を短いセミフレキシブルケーブルで接続。
発振周波数と発振出力レベルを測定。
※スペアナ設定は、Refレベル:+20dBm Span:500MHz
MARKER SIG TRK機能を使い、常に画面中央にて自動Peak Serch
⑤MAINコイルに電流を流し、発振周波数と発振出力レベルを測定。
TUNE電流 発振周波数 発振出力レベル
82mA 1.56GHz +16.9dBm
85mA 1.62GHz +17.7dBm
90mA 1.70GHz +18.7dBm
95mA 1.79GHz +18.8dBm
100mA 1.89GHz +18.9dBm
110mA 2.07GHz +17.7dBm
120mA 2.27GHz +17.7dBm
130mA 2.41GHz +17.8dBm
140mA 2.58GHz +17.9dBm
150mA 2.75GHz +17.9dBm
この間(150mA~160mA)に周波数が飛んで不連続になります。
160mA 3.23GHz +20.6dBm
170mA 3.42GHz +21.0dBm
180mA 3.61GHz +19.9dBm
190mA 3.80GHz +19.8dBm
200mA 4.00GHz +20.0dBm
210mA 4.19GHz +20.4dBm
220mA 4.38GHz +20.5dBm
230mA 4.57GHz +20.5dBm
240mA 4.76GHz +20.6dBm
250mA 4.96GHz +20.6dBm
260mA 5.15GHz +20.7dBm
270mA 5.34GHz +20.9dBm
280mA 5.53GHz +20.8dBm
290mA 5.72GHz +21.0dBm
300mA 5.91GHz +20.8dBm
310mA 6.11GHz +20.8dBm
320mA 6.30GHz +20.5dBm
330mA 6.49GHz +20.5dBm
340mA 6.68GHz +20.5dBm
350mA 6.88GHz +20.6dBm
360mA 7.07GHz +20.8dBm
370mA 7.26GHz +20.7dBm
380mA 7.45GHz +20.8dBm
390mA 7.65GHz +20.2dBm
400mA 7.84GHz +20.0dBm
410mA 8.03GHz +20.5dBm
420mA 8.22GHz +20.8dBm
430mA 8.42GHz +21.5dBm
440mA 8.61GHz +21.3dBm
450mA 8.80GHz +21.3dBm
460mA 8.99GHz +21.1dBm
470mA 9.18GHz +20.7dBm
480mA 9.37GHz +21.0dBm
490mA 9.56GHz +20.7dBm
500mA 9.75GHz +21.0dBm
510mA 9.94GHz +21.2dBm
520mA 10.13GHz +20.5dBm
530mA 10.33GHz +21.2dBm
540mA 10.52GHz +20.0dBm
550mA 10.71GHz +20.7dBm
560mA 10.90GHz +20.6dBm
570mA 11.09GHz +21.3dBm
580mA 11.28GHz +21.1dBm
590mA 11.47GHz +21.9dBm
600mA 11.66GHz +21.8dBm
610mA 11.85GHz +21.5dBm
620mA 12.04GHz +21.1dBm
630mA 12.23GHz +21.8dBm
640mA 12.42GHz +21.4dBm
650mA 12.61GHz +22.1dBm
660mA 12.81GHz +21.7dBm
670mA 13.00GHz +21.7dBm
680mA 13.19GHz +21.9dBm
690mA 13.38GHz +22.0dBm
700mA 13.57GHz +21.7dBm
710mA 13.76GHz +21.9dBm
720mA 13.95GHz +21.1dBm
730mA 14.15GHz +21.5dBm
740mA 14.34GHz +20.8dBm
750mA 14.53GHz +21.5dBm
760mA 14.72GHz +21.0dBm
770mA 14.91GHz +21.9dBm
780mA 15.10GHz +21.1dBm
790mA 15.29GHz +21.1dBm
800mA 15.49GHz +20.9dBm
810mA 15.68GHz +21.8dBm
820mA 15.87GHz +20.5dBm
830mA 16.06GHz +21.0dBm
840mA 16.25GHz +21.1dBm
850mA 16.44GHz +20.8dBm
860mA 16.63GHz +20.9dBm
870mA 16.83GHz +20.7dBm
880mA 17.02GHz +19.7dBm
890mA 17.21GHz +20.2dBm
900mA 17.40GHz +19.2dBm
910mA 17.59GHz +19.1dBm
920mA 17.79GHz +19.1dBm
930mA 17.98GHz +19.7dBm
940mA 18.17GHz +19.6dBm
950mA 18.36GHz +20.0dBm
960mA 18.55GHz +20.0dBm
970mA 18.74GHz +20.8dBm
980mA 18.93GHz +19.9dBm
990mA 19.12GHz +20.8dBm
1000mA 19.31GHz +20.8dBm
1010mA 19.50GHz +20.0dBm
1011mA 発振停止
3.2GHzから19.5GHzまで、+20dBm(100mW)前後の出力です。
※YTO出力に10dBATTを挿入しているので、スペアナ表示に+10dBmします。
※R3273のプリセレ同調ズレによるレベル低下を改善する為、
適宜Presel Auto Tuneを実行して、測定しています。
⑥類似品の2次高調波レベルのスペックが、Min-12dBcと高めなので、
12GHz、13GHz発振時の2次高調波24GHz、26GHzのレベルを測定してみました。
(画像参照)
基本波 12.0440GHz +21.7dBm
2次高調波 24.0870GHz -14.9dBm ⇒ -36.6dBc
基本波 12.9985GHz +21.4dBm
2次高調波 25.9960GHz -1.2dBm ⇒ -22.6dBc
※24GHz、26GHzが、-15dBm、-1dBm程度出ています。
26.5GHzYTFや、WR-42/34/28導波管をHPFとして利用すれば、
24GHz、26GHzのみを取り出せます。※厳密には3次、4次も含まれますが。
※測定ケーブルロス、測定機材偏差誤差を含みます。
※測定機材は校正していませんので、精度を保証するものではありません。
あくまでもアマチュアレベル参考値です。
※測定機材は出品対象ではありません。
暫定放熱板として、取り付けアルミ板をそのまま残しています。(画像参照)
動作チェック時に、誤接続しないように、線材にラベルを付けました。
これはご使用時の利便性の為に、そのまま残します。(画像参照)
取り外し品で、経年変化に伴う傷、汚れ、クスミがあります。
詳細は確認していませんので、現状優先とします。
状態は画像にてご確認下さい。
あくまでも、中古現状渡しジャンク品となります。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
※画像内のスケール、測定機材は出品対象ではありません。
バンド切り換え制御が不要な、超ワイドバンドなYIG発振器です。
3.2GHzから19.5GHzまで連続発振出来て、しかも出力も+20dBm程度出ます。
マイクロウェーブ信号源として、工作、製作、試作、測定、実験、研究等に、
ご利用いかがでしょうか。
発送は、ヤマト宅急便(60サイズ)着払いで行ないますので、
落札金額のみをご入金下さい。
※梱包時点での手持ち箱を使用します。
着払い送料は、落札者様ご負担でお願いします。
送料は落札者様にてお調べ願います。発送地は東京都です。
なお、
お届け日
時間(午前中/14~16時/16~18時/18~20時/19~21時)
指定が可能ですので、落札後、ご入金前に、取引ナビにてお知らせ下さい。
・送付方法の変更はお受け出来ません。
・落札後、3日(72時間)以内に初回連絡をお願いします。
・受領後、3日(72時間)以内に受領連絡をお願いします。
・商品の発送は、ご入金確認後の週末になる場合がございます。
商品発送を急がれる方は、ご遠慮下さい。対応出来ません。
・ご質問に、迅速にお答え出来ない場合もございます。
・梱包材、緩衝材は再利用品を使用します。
・領収書の発行は出来ません。
・落札後のアフターサポートは対応しておりません。
以上を、ご納得&ご同意頂ける方のみ、入札をご検討下さい。
領収書は発行出来ませんので、ご了解下さい。
②ヤマト宅急便で、日時指定のご希望は、
必ずお支払い前にご連絡下さい。
お支払い後では、発送済みの場合がございます。
③最近、海外へそのまま転送する為、海外輸送に耐える梱包を
要求される方がいらっしゃいますが、対応出来ません。
国内輸送を前提とした常識的な梱包を行います。
④同梱は同日落札分のみ対応します。
翌日以降の追加落札分の同梱要求は、対応出来ません。
送付先のご連絡を頂きましたら、すぐに梱包を行います。
よろしくお願い致します。
この商品説明は オークション落札相場サイト「オークファン」出品テンプレート で作成されています。
Powered by aucfan.com