MLXS-T SERIES EXTREME LOW PHASE NOISE YIG TUNED OSCILLATORS
のData Sheet PDFを入手出来ます。(画像参照)
また、APPLICATION NOTE YIG DRIVERS PDF も入手出来ますので、 TUNEコイル駆動回路を自作される方は、V-I変換ドライバー回路が載っていますので、 ご参考になると思います。
現行カタログ標準品のMLXS-0218Tの主なカタログスペックは、
Frequency Range,Min:2-18GHz Power Output,Min:+14dBm Power Output Variation,Max:±3.0dB Operating Case Temperature Range:0℃ to +65℃ 2nd Harmonic,Min:-12dBc 3rd Harmonic,Min:-15dBc Band Switching Accuracy,Max:8MHz Band Switching, TTL=0/TTL=1:8-18/2-8GHz Main Coil Input Impedance at 1kHz:6Ω 75mH FM Coil Input Impedance at 1kHz:1.0Ω 2μH DC Circuit Power,Max:+15VDC±5% 250mA -5VDC±5% 60mA +5VDC±5% 35mA YIG Heater Power:24VDC±4V 300mA/50mA
ご覧頂きましてありがとうございます。
当方所蔵整理品です。
米国MICRO LAMBDA社の MYYT-10218/MLOS-1104T
Broadband Switched YIG発振器(YTO/YIG TUNED OSCILLATOR)
2GHz-18GHz +14dBm +15V/±5V
になります。
米国Giga-tronics社マイクロ波シンセ(10MHz-18GHz)からの取り外し品です。
希少な極レア品だと思います。
2つの帯域(2GHz-8GHz)と(8GHz-18GHz)のYIG circuitsをsingle magnetic structure
に組み込んだ、2GHz~18GHzの広帯域なSwitched YIG発振器です。
2つの帯域の切り換えポイントは8GHzで、200MHzのオーバーラップ仕様になっています。
切り換えは自動ではなく、外部からTTL端子で制御します。
TTL端子 L:8GHz~18GHz H:2GHz~8GHz
下記の動作チェックでわかりましたが、どうもこのTTL端子がGiga-tronics社仕様に
なっているようで、DC電源で0V印加しても、TTL:Lにならないようです。
内部回路がどうなっているのかわかりませんが、TTL:Lにするためには、
TTL端子を直接GNDに落とす必要があります。
TTL端子の外部からの制御は、
直接GNDに落とす ⇒ TTL:L
オープン開放にする ⇒ TTL:H
でうまくいきました。下記動作チェックはこれで行ないました。
Giga-tronics社向けのカスタム仕様ですので、型番がイレギュラーになっていますが、
MICRO LAMBDA社の現行カタログ標準品の、
MLXS-T SERIES EXTREME LOW PHASE NOISE YIG TUNED OSCILLATORS MLXS-0218T
に相当します。
★米国MICRO LAMBDA社について★
マイクロラムダ社(Micro Lambda Wireless Inc)は、YIG製品を外販する
メーカーとしては世界最大です。1990年に設立され、
アメリカ合衆国、カリフォルニア州、フリーモントにオフィスがあります。
YIGテクノロジーは、AVANTEK技術を継承し、低移相ノイズとマルチオクターブ
ソリューションで発振器は44GHzまで、フィルタは50GHzまでをカバーし、
その他 PLO、シンセサイザ、ハーモニックジェネレータ及びYIGドライバがあります。
またカスタム設計製品も幅広く供給しています。
※WEBからの引用です。
MICRO LAMBDA社のWEBから、
MLXS-T SERIES EXTREME LOW PHASE NOISE YIG TUNED OSCILLATORS
のData Sheet PDFを入手出来ます。(画像参照)
また、APPLICATION NOTE YIG DRIVERS PDF も入手出来ますので、
TUNEコイル駆動回路を自作される方は、V-I変換ドライバー回路が載っていますので、
ご参考になると思います。
現行カタログ標準品のMLXS-0218Tの主なカタログスペックは、
Frequency Range,Min:2-18GHz
Power Output,Min:+14dBm
Power Output Variation,Max:±3.0dB
Operating Case Temperature Range:0℃ to +65℃
2nd Harmonic,Min:-12dBc
3rd Harmonic,Min:-15dBc
Band Switching Accuracy,Max:8MHz
Band Switching, TTL=0/TTL=1:8-18/2-8GHz
Main Coil Input Impedance at 1kHz:6Ω 75mH
FM Coil Input Impedance at 1kHz:1.0Ω 2μH
DC Circuit Power,Max:+15VDC±5% 250mA
-5VDC±5% 60mA
+5VDC±5% 35mA
YIG Heater Power:24VDC±4V 300mA/50mA
となっています。詳細はData Sheet PDFを入手されてご確認下さい。
制御端子ピンには印字がありますので、ピン配は明確です。
+15V、+5V、-5V、+FM、-FM、+TUNE、-TUNE、HTR、HTR、TTL
GNDは筐体です。
大きさは、2.00インチシリンダー(直径約50.8mm)で、高さは約35.6mmです。
★ご使用上の注意点★
①Main Coilの抵抗値が小さく(6Ω)、インダクタンス値が大きい(75mH)です。
定電流電源の発振にご留意下さい。定電流電源は誘導性負荷に弱いです。
当方では、定電流電源出力(+)(-)間に、3300μFの電解コンデンサを付けて、
共振周波数を下げて、発振を防止しています。
②TUNEコイルに最大1000mA流しますので、発熱します。
アルミ板ヒートシンクが付いていますが、ご使用の際に温度上昇にご留意下さい。
動作温度スペックは上限+65℃までです。
当方では下記の動作チェックの際には、ブロワーで空冷しながら測定しました。
(画像参照)
③電源電圧スペックは、
+15V±5% ⇒ +14.25V~15.75V
-5V±5% ⇒ -4.75V~-5.25V
+5V±5% や +4.75V~+5.25V
となっています。ご留意下さい。
④TTL端子は、GNDに落とす(L)、オープンにする(H)で動作しました。
⑤マイクロ波デバイスは、とてもデリケートです。
取り扱いには、充分ご配慮下さい。(衝撃、振動、静電気等)
状態を確認する為に、下記のアマチュア的動作チェックをしました。
※TUNEコイル電流をパラメータとした、発振周波数と発振出力レベルの、
大まかな確認になります。
※FMコイルは、未接続オープンです。
①テスター(HP E2377A)で各コイル直流抵抗値を測定。(室温冷却状態)
TUNEコイル:5.6Ω
FMコイル:1.3Ω
HEATERコイル:66.0Ω
※テスターリード抵抗値0.1Ωを含む
②4台の安定化DC電源(Keysight E3642A/Agilent E3640A 2台/SE 342)
より、それぞれ、TUNEコイル、+20V/HEATERコイル、+15V、±5Vを供給。
Keysight E3642A CC定電流モード ⇒ TUNEコイル
Agilent E3640A CV定電圧モード ⇒ +15V
Agilent E3640A CV定電圧モード ⇒ +20V/HEATERコイル
SE(昭和エレクトロニクス) 342(4出力) ⇒ ±5V
実測電流値は、
+20V/HEATERコイル:約68mA(安定化後です)
+15V:約113mA +5V:25mA -5V:約33mA
でした。
③発振出力SMA端子に、アイソレーションとスペアナ保護を兼ねて10dBATTを挿入。
※Agilent 8493C 10dB(3.5mm/DC-26.5GHz)
※12GHzの2次高調波24GHzを測定するので、あえて3.5mmATTを使用。
④10dBATTとスペアナ(ADVANTEST R3273)を短いセミフレキシブルケーブルで接続。
発振周波数と発振出力レベルを測定。
※スペアナ設定は、Refレベル:+10dBm Span:500MHz
MARKER SIG TRK機能を使い、常に画面中央にて自動Peak Serch
⑤TUNEコイルに電流を流し、発振周波数と発振出力レベルを測定。
TTL端子:オープン(H) TTL端子:GNDショート(L)
TUNE電流 発振周波数 発振出力 発振周波数 発振出力
97mA 1.93GHz +8.2dBm
98mA 1.95GHz +12.8dBm
99mA 1.97GHz +14.2dBm
100mA 1.99GHz +14.7dBm
101mA 2.00GHz +15.0dBm
110mA 2.17GHz +16.4dBm
120mA 2.36GHz +17.0dBm
140mA 2.74GHz +16.8dBm
150mA 2.93GHz +16.8dBm
160mA 3.12GHz +16.7dBm
180mA 3.51GHz +16.6dBm
200mA 3.89GHz +15.4dBm
220mA 4.27GHz +15.2dBm この間発振せず(回路STOP)
240mA 4.66GHz +15.0dBm
250mA 4.85GHz +15.4dBm
260mA 5.04GHz +15.4dBm
280mA 5.42GHz +15.6dBm
300mA 5.80GHz +15.5dBm
320mA 6.19GHz +16.4dBm
340mA 6.57GHz +15.9dBm
350mA 6.76GHz +15.6dBm
360mA 6.95GHz +16.3dBm
380mA 7.34GHz +16.8dBm
400mA 7.72GHz +16.0dBm
405mA 測定パス 7.83GHz +13.3dBm(発振開始)
410mA 測定パス 7.92GHz +14.7dBm
415mA 8.00GHz +15.2dBm 測定パス
420mA 8.10GHz +15.1dBm 8.11GHz +14.3dBm
425mA 8.20GHz +14.9dBm 測定パス
430mA 8.29GHz +14.8dBm 測定パス
440mA 8.48GHz +14.7dBm 8.48GHz +14.6dBm
450mA 8.67GHz +14.5dBm 8.67GHz +14.2dBm
460mA 8.87GHz +14.6dBm 8.86GHz +14.2dBm
480mA 9.25GHz +13.9dBm 9.24GHz +14.0dBm
500mA 9.63GHz +12.5dBm 9.62GHz +14.0dBm
520mA 10.01GHz +12.8dBm 10.00GHz +14.9dBm
540mA 10.39GHz +13.0dBm 10.38GHz +15.8dBm
550mA 10.58dBm +12.4dBm 10.57GHz +15.6dBm
560mA 10.77GHz +11.2dBm 10.76GHz +15.7dBm
580mA ここで測定終了 11.14GHz +15.7dBm
600mA 11.53GHz +15.8dBm
620mA 11.91GHz +15.2dBm
640mA 12.29GHz +15.2dBm
650mA 12.48GHz +14.9dBm
660mA 12.68GHz +14.9dBm
680mA 13.06GHz +14.3dBm
700mA 13.50GHz +14.2dBm
720mA 13.82GHz +14.2dBm
740mA 14.20GHz +14.2dBm
750mA 14.40GHz +14.1dBm
760mA 14.59GHz +13.9dBm
780mA 14.97GHz +14.0dBm
800mA 15.35GHz +13.0dBm
820mA 15.73GHz +14.2dBm
840mA 16.11GHz +13.8dBm
850mA 16.30GHz +14.0dBm
860mA 16.50GHz +12.9dBm
880mA 16.88GHz +13.8dBm
900mA 17.26GHz +14.2dBm
920mA 17.64GHz +14.5dBm
940mA 18.02GHz +13.9dBm
950mA 18.21GHz +13.7dBm
960mA 18.40GHz +13.8dBm
970mA 18.59GHz +13.3dBm
980mA 18.78GHz +13.1dBm
990mA 18.97GHz +11.7dBm
1000mA 19.16GHz +11.7dBm
1010mA 19.35GHz +11.2dBm
1020mA 19.54GHz +9.9dBm
1030mA 19.72GHz +8.1dBm
1033mA 発振停止
2GHzから18GHzまで、+14dBm(25mW)程度の出力です。
※YTO出力に10dBATTを挿入しているので、スペアナ表示に+10dBmします。
※R3273のプリセレ同調ズレによるレベル低下を改善する為、
適宜Presel Auto Tuneを実行して、測定しています。
⑥現行カタログ標準品の2次高調波レベルのスペックが、Min-12dBcと高めなので、
12GHz、13GHz発振時の2次高調波24GHz、26GHzのレベルを測定してみました。
(画像参照)
基本波 12.0025GHz +16.2dBm
2次高調波 24.0045GHz -7.2dBm ⇒ -23.4dBc
基本波 13.0115GHz +13.5dBm
2次高調波 26.0230GHz -9.2dBm ⇒ -22.7dBc
※24GHz、26GHzが、-10dBm程度出ています。
26.5GHzYTFや、WR-42/34/28導波管をHPFとして利用すれば、
24GHzのみを取り出せます。※厳密には3次、4次も含まれますが。
※10GHz~13GHzをスイープ発振させれば、2次高調波20GHz~26GHz
のスイープ出力も実現出来そうです。
(YTFとの連動は制御回路の設計ハードルが高そうですので、
導波管HPFで取り出すのが良さそうですが・・・)
※測定機材は校正していませんので、精度を保証するものではありません。
あくまでもアマチュアレベル参考値です。
※測定機材は出品対象ではありません。
暫定放熱板として、取り付けアルミ板をそのまま残しています。(画像参照)
取り外し品で、経年変化に伴う傷、汚れ、クスミがあります。
詳細は確認していませんので、現状優先とします。
状態は画像にてご確認下さい。
あくまでも、中古現状渡しジャンク品となります。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
※画像内のスケール、測定機材は出品対象ではありません。
もともと付いていた、電流検出抵抗5Ω/25Wをそのまま残しています。
(画像参照)
メジャーなMICRO LAMBDA社の広帯域Switched YIG発振器です。
MICRO LAMBDA社は老舗AVANTEK社の技術を継承しています。
8GHzで切り換えが必要ですが、2GHz~18GHz信号源(簡易CWSG)が造れます。
レベリング無しであれば、19GHzまで出せます。
工作のし甲斐がある希少逸品だと思います。
マイクロウェーブ信号源として、工作、製作、試作、測定、実験、研究等に、
ご利用いかがでしょうか。
発送は、ヤマト宅急便(60サイズ)着払いで行ないますので、
落札金額のみをご入金下さい。
※梱包時点での手持ち箱を使用します。
着払い送料は、落札者様ご負担でお願いします。
送料は落札者様にてお調べ願います。発送地は東京都です。
なお、
お届け日
時間(午前中/14~16時/16~18時/18~20時/19~21時)
指定が可能ですので、落札後、ご入金前に、取引ナビにてお知らせ下さい。
・送付方法の変更はお受け出来ません。
・落札後、3日(72時間)以内に初回連絡をお願いします。
・受領後、3日(72時間)以内に受領連絡をお願いします。
・商品の発送は、ご入金確認後の週末になる場合がございます。
商品発送を急がれる方は、ご遠慮下さい。対応出来ません。
・ご質問に、迅速にお答え出来ない場合もございます。
・梱包材、緩衝材は再利用品を使用します。
・領収書の発行は出来ません。
・落札後のアフターサポートは対応出来ません。
以上を、ご納得&ご同意頂ける方のみ、入札をご検討下さい。
領収書は発行出来ませんので、ご了解下さい。
②ヤマト宅急便で、日時指定のご希望は、
必ずお支払い前にご連絡下さい。
お支払い後では、発送済みの場合がございます。
③最近、海外へそのまま転送する為、海外輸送に耐える梱包を
要求される方がいらっしゃいますが、対応出来ません。
国内輸送を前提とした常識的な梱包を行います。
④同梱は同日落札分のみ対応します。
翌日以降の追加落札分の同梱要求は、対応出来ません。
送付先のご連絡を頂きましたら、すぐに梱包を行います。
よろしくお願い致します。
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