理科4年(下)第4回「電気(2)」攻略のポイント
予習シリーズ4年下巻第4回は、第3回に引き続き電気です。
今回は回路の問題。覚えることより考えることが多い回です。実際に問題を解きながら習得していきましょう。
回路図の書き方
回路図の書き方について学びます。例に出てきている記号はすべて覚え、まずは回路の中にこれらの記号が出てきたら何のことだか分かるようにしましょう。(何も見ずに自力で1から回路図を書けるようになる必要はありません)
乾電池のつなぎ方/豆電球のつなぎ方
電池と電球の直列つなぎと並列つなぎについて学びます。
電池は直列につなぐと強くなり、並列につなぐと長持ちします。
電球は直列につなぐと暗くなり、並列につなぐと電池の消費が激しくなります。
直列つなぎでは、電池か電球の片方がだめになると回路全体がつながらず途切れてしまうので、電気が流れなくなり、電球は消えます。
並列つなぎでは、電池か電球の片方がだめになっても回路全体が1つの輪でつながった状態ではあるので電気は流れ続け、電球は消えません。
いろいろなつなぎ方
電池と電球をそれぞれ直列・並列でつなぎます。P36に一覧表があります。表の下の3行は理解しておきましょう。なお、
明るさ=直列の電気の数÷直列の豆電球の数
と覚えておけば表にない回路が出てきても対応できます。ただし
- 電池を2個直列にすると電流は2倍になります
- 電球を2個直列にすると、電流を2個の電球で分けるので明るさは2分の1になります
- 並列つなぎは1個の時と同じです
例えば電池を2個直列にして電球を2個並列にしたら、上の式から明るさは
$$2÷1=2$$
で2倍の明るさになります。
※なお実際に実験すると、ちょうど2倍や2分の1にはなりません。
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