算数4年(下)第4回「立方体と直方体の体積」攻略のポイント
今回は立体の「体積」と「表面積」について学びます。
4年上・第9回「いろいろな四角形」で習った四角形の面積の知識が必須となります。
また立体については今後、下巻第11回「角柱と円柱」では展開図を組み立てたり、下巻第17回「水量とグラフ」では立体の中に水を入れたりします。
なので、立体の体積の求め方は今回でバッチリ理解しておきましょう。
立方体と直方体の体積
立方体と直方体の体積の求め方を学びます。「たて」「よこ」「高さ」という言葉がそれぞれどこを表すかも、理解しておきましょう。面積の時「たて」だった場所が体積だと「高さ」になっていると感じて混乱するなどの可能性があります。
また、P37の右下の囲みに書いてある「体積=底面積×高さ」という考え方は、後で超重要になってきます。(底面積=たて×よこだから当たり前じゃん…)と、今はピンとこないかもしれませんが、今はそういうのがあるということだけでも覚えておきましょう。
立方体と直方体の表面積
立体の表面の面積について学びます。
立方体や直方体は面が6個あるので、その6個の面積をそれぞれ出して、6個を足せば表面積が分かります。ただ、向かい合う面は同じ大きさなので、工夫すれば計算が楽になります。
複合立体
2つの立体がくっついていたり、立体からくりぬいた形の体積と表面積を求める問題です。
立体の形が頭の中で想像できていないと混乱しやすい問題もあります。あまりに苦手な場合は、一度その立体を工作用紙や粘土で作ってみると、今後イメージが沸きやすくなるかもしれません。
体積の換算
なお最後にP41の囲みで立体の体積の換算があります。
慣れてしまえば要は1m3=100万cm3というだけの話なのですが、1m2=1万cm2と両方出て来ると間違えやすいかもしれません。基本問題や演習問題集の反復(基本)の1⃣(4)の問題で慣れておきましょう。
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