カタツムリに恋したナメクジ
1■カタツムリに恋したナメクジ
僕はナメクジ 本業はにんげん
スーツとマスクで仕事している
ある日君がカタツムリに見えてから
僕はヌルヌルとときめいている
夏の陽ざしが細くなる頃
アイスフロート片手に
君に急接近するよ
当たり障りのない会話に
君は塩対応
僕はどんどん小さくなる
君にウジウジとときめいてる
僕たちはなんて似て非なるもの
四柱推命で調べたら うまく行く予定
恋のマイルストーンの貯め方わかんない
男は煮え切らないナメクジ
君は宇宙と交信して宝石を背負い
スキャンダルをむねに誇るよ
暗たんたる気配が覆う
昇進したってナメクジは
カタツムリにはなれないさ
僕らは市場で上げ潮を
1度も知らない
かわいそうな時代の申し子
運命におあずけくらっている
僕たちはなんて似て非なるもの
恋という字が変という字に まんまそれのように
100年まえにも100年さきにも
僕らは存在しないそんな事実に出会う
ホラばかり当てて 自分の将来を当てられない
時の預言者たちはペテン
雨が降ると 僕らは交流する
みどりの宝石はじける
カタツムリに恋したナメクジ
孤独の卵から 何が生まれるの
当たり障りのない会話に
君は塩対応
僕はどんどん小さくなる
君にウジウジとときめいてる
僕たちはなんて似て非なるもの
四柱推命で調べたら うまく行く予定
「歌詞のようなブログ」
シャンソンランキング