ロッカバイ グッバイ
0
■ロッカバイ グッバイうそで愛したふたり 無理してさびしかった 駄目にしてもよかったのよそれも若さの特権よ恋人を演じてたみんなが見てるまえじゃ身振り手振り ひときわ そう高笑い ひびいただけ抱いてもくれないのむねにサングラスかけておなじだけつまらないあなたと私はかみあわないこれじゃ はなしにならないわさよならだって見飽きた景色の中かなしみだってひけらかしておなぐさみね エンドがまわるだけならはなし...
ワルツはもう誰とも踊らない
0
■ワルツはもう誰とも踊らないもう思い出はふりむかない抱きしめてもきみはいない口から星ばかりあふれる哀しかろうと嬉しかろうと痛みだけが生きてるということ愛したことさえ 百もうそワルツはもう誰とも踊らない時は絹ずれの音 molto allargandoワルツはもう誰をも愛さない からっぽなサロンを 空しさが満たす死神はきっと生きている1ペソの価値すらない今紫の階段に置いてあるのは首のないトルソー 時が目にしみる耳に巻...
貸し倉庫(コンテナ)
0
■貸し倉庫軸にふれたようにカモメが一勢に飛び立つ潮のかおりがする埋め立て地のこの一帯貸し倉庫(コンテナ)は架空の名義で埋まってゆく閉められた秘密の鍵束は誰が持ってる猶予期間はあと半年ふたりの一切合切を倉庫で保管してもらってるあたしたち ナンだったのサ倉庫には密入国者が中にいるかもねきっとヤバいものどこかに潜んでいるよ睦(むつ)みあう若い子が中にいるかも知れないコンテナに重い過去があるのはあたしたちだ...
僕たちは会わずに恋してた
0
■僕たちは会わずに恋してた ツェッペリンのギターは鳴り続ける僕らの叫びはシナモンロールに巻かれるグラスににがい気泡があがる電話の向こうきみはぶっ壊れるそこのソファーはエンプティ壁の絵画は少し傾いて僕らはアンリアリティーいつだって他人のそら似で僕らの半開きの心は閲覧用の夜にいた Nughty 反目しあった夏僕たちは会わずに恋をしていた Nughty 食べくさしのテイクアウトは冷えてて安普請の部屋の生活騒音に切れま...
該当の記事は見つかりませんでした。