歌詞のようなブログ(商標登録第6332108)／夏井くわみ

■サウスブロンクスによろしく伝えてくれ　あの頃にすまなかったと愛をよごしたねと伝えてくれ　タンガリーシャツあの僕にも殴ってやると伝言を不幸にさせた　気がかりなひとり生きてるかどうか　風よ　確かめてくれサウスブロンクスによろしくそれだけであの女(ひと)には通じるだろう伝えてくれ　なにもかも愛のためだったと言えない道化者へ伝えてくれ　あの女(ひと)が幸せそうなら立ち寄らず 風のまますぎてある時みんな　確信す...

■Yes ヨア マジェスティ　ネロリ　バジル　ローズマリー　セージ　タイム　サフラン　パセリ　ベルガモット　きみのイメージ　限りなくひろがる指さすむこう　それが宇宙になる雲をからだにくぐらせてしばらく空に浮かんでいよう　ミスタッチしたせいで思いがけずきみと電話がつながる黄昏どきのBarber髭を整えてた仕上げの直前なつかしいその声にどうして？と聞いていたそっちこそどうして？ときみも怪訝(けげん)そうもう会わない...

■ぶら下がる舌作詞： Serge Gainsbourg 作曲： Franck Langolff 歌：Vannesa Paradis日本語詞：夏井くわみぶら下がる舌がふと　熱に膿んだままで　心臓のみこむかみそりのように　きみを求めてる抱き締めすぎて　こわしたくなるさいなまれるほど想いの深さに泣いて　燃える炎(ひ)きみの頬にくいこむ指は溶ける欲望にかわききみにバラの化石にされたい僕は生きるため死をえらぶよ繋ぐ手のくさりを見てるきみは看守みどりの髪の女が...

■I Touch My Ownファスナーを下げるとそこには歓喜の匂い肌にひそんでいた嵐にあなたは巻きこまれる彼女の喉もとには幾つも光が浮かんで素敵な思いつきであなたを官能のドアに運ぶこれから私がすることを見てて「彼女は私」きみは僕にささやくI Touch My Own　あなたのこと考えてこの指は動いているのよ You Touch Your Own　この夜がどこに行くかあなたには教えない　そう　きみは笑う背骨のかたちに汗のネックレスも巻きつく男は...

■Smile いくらの価値もないのかな君おもうこのつらさって真逆に飢える世界しか僕には今見えないのさ 君が絶世の美女なら僕は遠巻きに見てたさもしも僕がモテメンなら鼻にもかけずすれ違った世にあまたある Case In Love偽りの365日僕をかなしませるひとはいない　君以外にSmile　身肉だね　僕は泣けてきちゃうのにSmile 　生あくび　かみ殺したように　とてもSmile何が問題なんだっけ？僕らが生きてる意味とか　それで見つかった...

■タキシード・レイディ気障なポーズ　腰で決めては派手に笑う　Ah板についた男役　無性に　誰か欲しくて仇(あだ)な言葉で　あなたを口説いている※鏡を抱くように　愛し合いましょうその時々のショウ・タイムライトが廻る恋する相手は男と限ったわけじゃない歳もべつに決まってるわけじゃないピッチリ密着している革のパンツに あなたは手を入れてくる　ごきげんよう タキシード・レイディ ふたりの合言葉よ※タバコを吸う　そのしぐ...

■サリーヤ愛されなさい 男のまえで 教えてやりなさい すがお見せたらArabic Blueに　浮かぶよサテンピンクの月麗しを麗しを奏でましょうサリーヤ　サリーヤ　男の指さきとサリーヤ　サリーヤ麗しを麗しを奏でましょうその手になさい 男はやがて気づかぬそのうちに　おまえにおちる花びら身を投げる　回廊影がしなだれる麗しを麗しを奏でましょうサリーヤ　サリーヤあすの朝 女よ　サリーヤ　サリーヤ　麗しを麗しを奏でましょう天...

■私たちが過ぎただけ作詞：Diane Warren 作曲：Diane Warren日本語詞　夏井くわみ　歌：Due Voci話しかたを　くちびるたちは思い出せないあなたといても 燃えつきた 彗星(ほし)のようさよならするだけなの愛することを知るにはいのちは短かすぎるの 時は過ぎない私たちがAh 過ぎただけ 光と影　あつめて奪い砕け散るかがみ置いたままの フルートグラスへと沈ませたシャンデリアくちづけはさよならを匂わせてそっと封じられた すれ...

■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女は違うあなたはそんなこと知らないコンパクトひとつで女は生まれ変われるあなたの耳許でささやくねえ今度こそ別れましょうよ　　本気で好きな男(ひと)ができたの愛のために　愛のために　自由にさせて　すべて持ってるあなたより　何も持たない彼のもとへ飛ばせて 飛ばせて　孔雀の時刻(とき）女はきっと　いろんなエッセンスで出来てる角度を変えればどれも違う寝顔晒(さら)すそんなしなや...

■ROSEいくたびか　胸砕けうなだれるときいくたびか　夢やぶれ涙ぐむときわたしは思い出すあの誇らしげなRoseなにをも恐れず匂い立つ　あの姿を勝者だけが　手にするものじゃない夢だけは消せはしないこころが咲かせるそれは　特別な　OH 　ローズあるときは　飢えだけが愛におもえた愛だけに　きずついたふさがれるときはわたしは思い出すこの胸にまだあるRoseさびしいひとたちはかりそめの　花にしずんで時すぎれば　いのちさえ消...