「褐色細胞腫」は副腎という臓器に発生する腫瘍。数万人に一人の稀な病気です。さらに、普通は数cm程度の大きさですが、私の場合はなんと……
手術から7ヶ月が経過し、定期検査の時期がやってきました。前回の3ヶ月後検査ではCTを撮りましたが、今回は血液検査と検尿のみです。
「大学病院は一流と世間では思われているけど、実はロクでもない」という内容の本を読んだことがあります。いかに大学病院のレベルが低く、しょうもない組織であるか。日本の医療界にとって、どれほど害悪な存在であるか。そのあたりについて力説されていました。
手術から3ヶ月。仕事も休職前の感覚を取り戻し、傷口の痛みも消え、すっかり以前の日常に戻りました。しかし、忘れた頃に手術後の定期検査がやってくるのが褐色細胞腫です。
褐色細胞腫は、身体にいろいろな変調を引き起こす腫瘍です。切除してしまえば身体は正常に戻り、病気の苦しさから解放されます。 それでは手術後、私の身体は正常に戻ったのでしょうか? 体調はどう変化した? そのあたりについて記します。
褐色細胞腫は手術が済んでも終わりではない 良性・悪性判定や今後の検査の話
前回までのあらすじ手術は成功! そして無事に退院!
注意!汚い話ですので、お食事中の方はご遠慮ください。 本日の記事は番外編です。私は今回、褐色細胞腫を取り出すために開腹手術をしました。これだけ大きな手術になると無視できないのが、う○この問題です。
前回までのあらすじ手術から6日。最後まで身体に残っていた傷口のドレーンも抜かれ、ついにすべての管が身体から無くなった。あとはいつ退院できるか。
前回までのあらすじ手術5日後、手術の傷口から出てくる排液の数値で気になるところがあったため、予定されていたドレーン抜きは延期になった。
【手術5日後】個室から大部屋に引っ越し 退院も間近…と思いきや?
前回までのあらすじ褐色細胞腫の切除手術から4日が経過。痛み止めも打ち切られ、ガンガン自力歩行可能なレベルまで回復。ここまでは順調すぎるくらいだったが…
【手術3~4日後】特にイベントなし そしてブログ執筆を思いつく
前回までのあらすじ手術翌日~翌々日。ICUから一般病棟に移り、自力歩行を開始。痛み止めの投与も終了したため、少し痛みに苦しんだが、全体的に順調な回復。
前回までのあらすじ褐色細胞腫を取り出した手術翌日。特に問題なく、午後にはICUから一般病棟に移動するなど経過は良好。唯一のトラブルは、熱が39℃まで上がったくらい。
大きな病気になった時に心配なのが費用、つまり「お金がいくらかかるか?」です。今回私が経験した褐色細胞腫は数万人に一人といわれる珍しい病気、入院だけではなく大きな手術もしました。 では、合計でどのくらい費用がかかったのか。今回は、そのあたりの話をしたいと思います。
前回までのあらすじ褐色細胞腫の切除が無事に終わり、翌日は朝からICUで過ごす。傷はそこまで痛くなく、手術翌日なのに昼食(普通食)もペロリとたいらげるなど、経過は順調。
前回までのあらすじ褐色細胞腫の摘出手術が迫る。手術2日前に入院して残された検査をこなし、今日は手術前日である。
まだ先だと思っていたのに、ついにこの日が来たか… 手術2日前、いよいよ今日は入院です。スケジュールとしては、午前中に入院手続き。午後からは残された検査を受ける予定です。
前回までのあらすじ手術で入院するまでの間、毎週外来に通うことになっている私。早いものでもう手術10日前。今日は入院前の最後の外来である。
前回のあらすじ手術まで2週間と迫り、説明を受けているところ。私の手術は、開腹して右副腎を摘出するというもの。
手術の説明を受ける(1) 腫瘍がデカすぎて腹腔鏡では対応不可
前回のあらすじ手術が終わるまでは仕事に行けず、療養休暇に突入した私。薬の服用や塩分摂りまくりなど、普段と違う面はあるものの、長い休暇を楽しんでいた。
前回のあらすじとりあえず体調に問題なく、B大学病院を退院した私。診断書では「仕事に行ってもOK」だったが、会社の産業医からは「手術が終わるまでは療養休暇」と指示されてしまった。ここから約2ヶ月にわたるニート生活が始まる…
前回のあらすじB大学病院に入院中の私。ついに褐色細胞腫を摘出する手術の日が決定! …したのだが、準備に時間を要することもあり、2ヶ月も先なのであった。
ついに手術予定日が決定! 褐色細胞腫の手術に必要な準備とは?
前回までのあらすじ褐色細胞腫と判明した私は、A病院からB大学病院に転院。入院生活にもすっかり慣れ、あとは手術がいつになるかが焦点。
前回のあらすじA病院を退院し、褐色細胞腫に対応できるB大学病院の外来受診へ。ところが、その場で再度の入院が決定し、またしても入院生活が始まるのであった。
前回までのあらすじA病院での詳しい検査の結果、褐色細胞腫と判明した私。B大学病院が受け入れてくれることになり、いったんA病院を退院することになった。
大学病院への転院が決定! そして褐色細胞腫の詳しい説明を受ける
話が飛び飛びで申し訳ないですが、この記事は【A病院・入院5日目~】転院先を探しつつ残った検査を続けるの続きです。
今回の記事では、手術1週間前に家族でお出かけした時のことを書きます。 当ブログでは記事の投稿順と時系列がバラバラですが、お許しください。 本来なら、闘病記って時系列順に書くものですが、もういいです。涼宮ハ○ヒの憂鬱みたいに、時系列シャッフルで書いちゃう。
今回の記事も、手術が無事終わってICUで過ごしたときのことを書いていきます。こちらの記事の続きです。
刺激のない入院話ばかりでは飽きるので、今回は、手術後の話を書いておきます。夕方に手術が終了し、ICUへ入った後の話です。手術当日の記事からの続きです。
前回までのあらすじ検査の結果、どうも褐色細胞腫らしいことが判明したが、難しい手術のため、残念ながらA病院では処置できない。焦点は転院先探しとなり、私の入院生活は「まったりモード」に突入した。
前回まであらすじ副腎に十数㎝の腫瘍があることが判明した私。腫瘍を詳しく調べるため、アイソトープ検査やら畜尿やら、いろいろな検査を行ったのだが…
【A病院・入院3日目】副腎腫瘍と判明 そして一般病棟にお引っ越し
前回まであらすじ救急外来にかかったところ、「肝臓に異常があるかも」と緊急入院になった私。身体の状態も落ち着き、いよいよ本格的な検査が始まったが…
【A病院・入院2日目】いろいろな検査を行う そして久々の食事
前回のあらすじ救急外来を受診したところ、肝臓が膿んでいる「肝膿瘍」の可能性があると言われ、A病院のHCU病棟に緊急入院。しかし腎臓の数値が悪いため、検査をロクに行えずに入院1日目が終了。さて、入院2日目は…
前回のあらすじ一日中、動悸や吐き気がヤバく、夜になってA病院の救急外来を受診。CTの結果、肝臓付近に15㎝ほどの影が見つかった。日付が変わって午前1時くらいに入院決定。なんと1ヶ月くらいは入院が必要とのこと。
注意!私が本記事内で紹介する「紙兎ロペ」とは、内山勇士さんという原作者が手掛けた本物を指しています。内山氏からコンテンツを強奪したフジテレビが毎朝めざましテレビ内で流している「紙兎ロペ的なもの」ではありません!
「その日」は日曜日でしたが、朝5時くらいに苦しくて目が覚めました。寝ている時に動悸で起きてしまうことは珍しくなかったのですが、この日は何か違う。
「その日」は日曜日でしたが、朝5時くらいに苦しくて目が覚めました。寝ている時に動悸で起きてしまうことは珍しくなかったのですが、この日は何か違う。
このブログでは、「褐色細胞腫」という珍しい病気を“引き当てて”しまった私の経験談を書いていきますが、まずは簡単なプロフィールを紹介します。
このブログでは、私が経験した「褐色細胞腫」という病気(腫瘍)のことを書いていきますが、おそらく読者さんが一番興味あるのは手術のシーンでしょう。時系列順に記事にしていくと、手術日に辿り着くまでが長くなりすぎます。
私は「褐色細胞腫」という珍しい病気を経験しました。そのときの話をつづったブログです。
このブログでは、私が経験した「褐色細胞腫」という珍しい病気について書いています。記事一覧は、このページから。
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