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伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

アウトドアブログ / 狩猟・ハンティング

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2020/02/02

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  • 鉄壁の布陣・・・

    今日の猟場は勝手知ったるホームグランド。もちろん下見なんぞは不要のドル箱ポイントは そこかしこに。そして、タツ場には泣く子も黙る凄腕猟師や有能な狙撃手の面々が配置。可哀そうだが獲物たちに勝算は無い。・・・・・猟犬たちを放つと、程なくして銃声が山間に木霊しました。それは時間を置いて何発も。無線からは「う~ん、100m以上はあったな。どうかなぁ」と。声はスコープ付き銃を構える名手。そこは、いつも15∼50mの場...

  • 狩猟を考える

    大物猟を行う動機は人それぞれ。また その楽しみ方や楽しいと感じる要素も色々。そんな中で自分自身を振り返ってみると、狩猟を始めた当初とは動機や楽しみ方が変化していることに気が付きます。初めは鹿の食害による山々の異変に私自身が直接的に気付いたことと、ハンター不足との情報を耳にしたことが そのキッカケとなりました。定年退職後の社会貢献の一環として、有害鳥獣捕獲や管理捕獲に従事することを決意したのです。とは...

  • ベンベンとの遭遇

    昨日は学生時代の友人が遥々京都から遊びに来てくれました。年賀状でのやり取りは続いていたものの、実際に会うのは彼の結婚披露宴の時以来。もう30年も前のことです。ところがホテルのロービーで再会した昨日は、まるで一週間ぶりに会ったかのような感じ。それでも硬い握手から始まった挨拶のあとは、お互いに感慨も一入。その足でホテルの2Fに店を構えるフレンチレストラン『ラパンアジル』に伺いました。ハンターでもあるオーナ...

  • これじゃ獲れぬ

    やはり獲物たちは賢い。常に安心安全な場所を求めて移動を繰り返している。それを分かっているのに昨猟期と同じ旧態依然とした戦法を取る私。そして撃沈する。。。私が作戦を練ってタツ場配置や猟犬の入れ方を段取りすると、大抵は極端な猟となります。つまり大当たりか大ハズレに。事前に猟場をチェックして獲物の動向を確認した猟ではバッチリと獲れる。しかし、それを行わなかった猟は まるでダメ。ところが、事前の下見をして...

  • 謎肉カレー

    冷凍ストッカーを整理していたところ謎肉を発見。解凍させて目についたのは 止め刺しの跡とリンパ節。なので紛れもなく猪のネック肉で、おそらく猟犬用にストックしていたもの・・・か?脂が多いため分別に悩んだようにも思います。それを証拠に人用の棚に入っていた。でも歳相応のボケが始まった私にとって、それを完全に思い出すことは難しい。。。そんな塊肉を大切りにしてみると、コレが結構イケそう。せっかくなのでカレーを...

  • 朝焼けの日の丸バイク

    せっかくSR400をレストアしたのにユーザー車検を取りに行くための日程の調整がつかず。製造から40年が経過したスペイシー250での通勤が不安で仕方がなかったため、1日でも早くSR400に選手交代したかったのですが。そこでスペイシー250の延命措置として、ブレーキ回りのオーバーホール、シャフトベアリングの交換、そして点火系の要のCDIをストック品と交換。すると どうしたことでしょう。まるで新車のような走りを取り戻したじゃ...

  • 首輪は命綱

    先日の日曜日の出来事です。裏山での入山訓練中にフミが行方不明となってしまいました。前回の訓練では私とのコンタクトを意識した動きで問題行動は見られなかったのですが。なのに なぜ。呼んでも全然近寄って来る気配がない。実は このような事は若犬の訓練中に度々経験していました。獲物を発見した訳でもないのに突如として呼び戻しの声に反応しなくなったり、それどころか逆に逃げてしまったりと。ところが ほとぼりが冷める...

  • 犬舎の地面

    放置しておくと犬のオシッコは臭うもの。こればかりは仕方がありません。そこで今までに犬舎の地面の材質を色々と試してきました。コンクリート、土の上にレンガ敷き、そして土、の3種類。その結果、臭い対策としては土が抜群の効果を発揮し、土の上にレンガ敷きも かなり効果的。ところがコンクリートは酷いもので、まめに水で流しても臭う。ただし掃除がしやすい点や、穴を掘られなくて済むところが魅力的。マダニに対しても除去...

  • 猪肉ほうとう

    近所のスーパーで何故か『ほうとう』を買ってきた家内。半額シールの貼ってある商品を反射的に買い物カゴに入れてしまったのでしょう。実は ほうとう を食べたことが一度も無い私と家内。なので味付けや具材も分からず。そこで調べてみたところ、みそ味が一般的で、豚肉なども入れるよう。「じゃぁ 豚小間を入れるかな」と家内。私は冷凍ストッカーより猪肉を取り出します。我が家で豚とは猪の意。今回は三枚肉を薄くカットして、...

  • 嗚呼 不覚なり

    仕事で遅くなり、夜中に移設犬舎に到着。すると猟犬たちが大声で鳴いている。いつもの私を待ち焦がれての鳴き方とは違う。「もしや!」と思いサーチライトを点灯。しかし猟犬たちは一方向に向かって大合唱のまま。すると、その先のボサからガサゴソと物音が。猪である。「コラ あっち行け!」と、猪を追い払おうと大声を。ところが猪は動きを止めただけで逃げない。そこで近くにあった丸太を猪が潜むボサに向かって「うりゃ~!」...

  • 猪犬仕込みは焦っちゃダメ

    若犬を猪狩りに特化した猪犬(シシイヌ)に仕込む中での私のモットーは、焦らずに無理をしないこと。犬の反応を見ながら あくまでも自然な流れで余裕をもって育て上げる。よって罠に掛かった猪にけしかけたり、生け捕りにした猪の動きを制限した上で対峙させる等の訓練は、あえて行いません。良系の猪犬血筋であり「間違いない」と思わせる犬であるならば、その様な訓練は不要。猪を侮る対峙を助長させるような仕込みは考えもので...

  • 狩猟の道具にブレーキディスク

    厚みが規定値以下となったため交換することにしたブレーキディスク。でも薄くなったとは言え、4㎜も厚みがある金属を処分する気にはなれず。現代のブレーキディスクの材料は、大半が良質なステンレス鋼を使用しています。何かに再利用できないだろうか。そう思いながら眺めていると、ある物に見えてきました。そこで高速カッターでチェスト~!焼き入れや焼きなましの影響を避けるために、温度を上げないように段階的に切断。三分...

  • 愛しき三連星

    アマゾネス軍団よ、今日も元気かい!父ちゃんもギリギリ元気だぞい!涼しくなると俄然ヤル気が出てくる猟犬たちと私。今日は移設犬舎の作業をしている間、訓練区画にて猟犬たちを交代で駆け回らせました。ビープロのコーシンとトラは順番待ちで・・・ちょっと待ててちょ。私が少しでも柵に近付くと・・・父ちゃん「遊ぼ~!」と大騒ぎ。とくに三重地犬の3姉妹は激しいのなんの。作業中だから遊べないよ。私は朝から夕方までノンス...

  • 罠猟難民

    私の所属する猟友会支部の新規入会者の殆どが罠猟志望者。そんな新人たちは、YouTubeやSNSでの狩猟発信が罠猟を始めようと思うキッカケとなっているようです。でも、それらの発信は残念ながら『罠猟のすゝめ』的なものや『猟果自慢』的なものばかり。『罠師同士の不文律』に触れているものは、私の知る限りではありません。本当はそこが一番大切なのですが。これはこちらの地域での話になります。新人狩猟者が単独で狩りが行える猟...

  • 少子化と自然の摂理

    政治家は何も分かっちゃいない。衆院選の選挙公約での少子化対策は、全てが直接的な子育て支援。でも、そのような事だけで人が子を産む気になるのだろうか。己が窮していれば子も苦しむだけで、まずは自分の生活を安定させることが第一。しかし今の社会は、そんなに甘くはない。老後の不安もよぎる。つまり多くの日本人に生息圧が掛かっている状態なのです。これは生物学的に考えても合点がいくもの。例えばニホンジカの生息状況の...

  • 三重地犬の若犬フミ

    三重地犬の生後7ヶ月になる雄のフミも いよいよ入山訓練開始。裏山での入山訓練は有害鳥獣捕獲に影響を及ぼすためヤメていました。でも先日の日曜日で その有害鳥獣捕獲は一旦終わり。これでやっとフミの入山訓練が始められます。さて、フミは山中でどのような動きを見せるだろう。物怖じしない性格は父のユキカゼ号譲り。一方では母のカノの慎重さも持ち合わせている。また、フミは ずば抜けて人懐っこいため、それが使いやすさに...

  • 色々あった有害鳥獣捕獲

    今日は町内の低山にて有害鳥獣捕獲を行いました。昨日の町内放送は住民への注意喚起はもちろん、捕獲員の士気を鼓舞することにもなったようで皆さんヤル気満々。あとは、そのヤル気が空回りしないことを願うのみ。朝礼の後はタツ場の配置決め。大本命のタツ場には捕獲確率の高い凄腕さんを配置。そうでもないタツ場には そうでもない人を配置。。。有害鳥獣捕獲は遊びではなく あくまでも業務。その中で実績を上げるためには これ...

  • 宣戦布告

    先日、役場の担当者に町内放送の徹底を依頼しました。町内の低山で有害鳥獣捕獲を実施するにあたっての注意喚起。町民に向けて力強く発して欲しいと。そうしたところ、今日は朝と夕方の2回、いつになく厳しい内容の町内放送がありました。端的には「山に入るな」と。もう一つおまけに ひっくり返りそうになったのは次の内容。猟犬に追われた猪や鹿が山から出る危険性もあるため「子供から目を離すな」との意外なアナウンス。もはや...

  • 鬼瓦さんと猟犬

    犬が少し離れた人を見分ける場合、その判断の優先順位は服装が一番となる傾向にあります。これは事前に声で誰なのかを悟らせないことが前提となりますが。ところが声を掛けても いつもと違う服装だと警戒を解かない犬もいます。服装の違いはシャツの色の違いやズボンの長短などは問題なしで、ダメなのは その出で立ちが平常時からかけ離れている場合。我が家の場合は作業員風だったりすると もうダメ。過去に我が家の横で電線や道...

  • 猟期初めの一歩

    県の合同庁舎で行われた猟友会会員の一斉狩猟者登録。猟友会の役割の一つでもある狩猟者登録の代行は、会員にとっては大助かり。また、狩猟者登録証を発行する県職員の方々においても作業の簡素化に繋がるため、有用な登録の流れでもあります。昨日はそんな一斉狩猟者登録に会長と一緒に行ってきました。支部全員の必要書類や各証明書を揃え、狩猟税やハンター保険等の預り金も管理する中で、この役割がどれだけの重責であるかを思...

  • 今季最後の合同ニホンジカ管理捕獲

    ニホンジカの生息頭数を調査した上で暫定的に間引き頭数を算出し、それを基に県が捕獲報奨金の枠を設定するニホンジカ管理捕獲の予算。毎年更新されるニホンジカ管理捕獲は、年度内に予算に達したら その時点で終了となります。しかし、ここ数年は様々な要因でニホンジカが獲り難くなり、計画に到達しなくなったため、管理捕獲は一年中。そんな中、昨日は猟友会支部合同によるニホンジカ管理捕獲が行われました。今年度は これを最...

  • 犬だんご小屋

    猟犬はタフではありますが、冬場は普通に寒がります。比較的に寒さに強い日本犬タイプでも それは同じ。そこで冬期は、洋犬・日本犬とも犬小屋の中をワラ敷きとします。更に寒さが増すと、入口にはブルーシートの切れ端を断熱カーテン代わりにセット。これで犬小屋内部は だいぶ温かくなります。それでも体温維持のためのカロリー消費は夏場の倍ほど。それを証拠に、体重を減らさないためには夏場の倍ほどの食事量を必要とするから...

  • 薪ストーブに憧れて

    主には移設犬舎に建つ古家の基礎鉄骨と犬舎柵の補強に使用するため入手した半自動溶接機。他にはバイクや車の修理にも使えたらと。しかし、これだけの用途では つまらない。そこで薪ストーブを作ってみることにしました。安全性、燃焼効率、耐久性、そしてメンテナンス性等々、留意するべき点は色々とありますが、何事もチャレンジ。でも考えてみれば伊豆半島の冬は暖かい。少し標高の高い移設犬舎の古家でも石油ストーブで十分で...

  • 秋の山の贈り物

    先日、移設犬舎で作業をしていた時のことです。訓練区画の柵の補強や草むしりをせっせと行っていたところ、ふっと視界に入ったのが地面に散らばるシイやナラのドングリ。猟犬たちはそんな物には見向きもせずに駆け回っていましたが。よく見ると、昨年よりもドングリの数が多く、実も大きい。山中で そんなドングリを一心不乱に食べる猪の姿を想像せずにはいられません。この季節を待ち焦がれていた猪は、餌場を山際から山中へと移...

  • 猪肉ソムリエの失態

    「今日は猪カツでも作りますかね」と家内に伝えて冷凍ストッカー内を物色。我が家では猪肉を1kg前後の小分けにして、部位ごとに冷凍管理。数年前までは部位名も袋に記していました。しかし今となっては どの部位であろうとスグに判別できるため、何も書かないまま。ロース、肩ロース、バラ、モモの各部、肩、そしてネックやスネ、と、どれも見分けは完ペキ。猪カツの場合、いつもならロース、肩ロース、モモの上質部の何れかを使...

  • アマゾネス軍団訓練所

    ブロ友さんが飼育する猟犬4頭は全てメス。メス犬たちは勇猛な上に働きも素晴らしいため『アマゾネス軍団』と称されています。その伝説の女部族の兵士に なぞらえて、我が家の猟犬編制もメスだけにしようと画策。複数頭の時はメス犬だけの方が扱いやすいと実感していることも その理由です。ところが繁殖させても我が家に残る子犬の大半はオス。気が付けば実猟犬もオス犬ばかりになっていました。メス犬は血筋存続のために自宅待機...

  • 猟期前の猟友会会合

    今月は本決算で職場はバタバタ。ところが相変わらずの人材不足で仕事は溜まりっぱなし。海外はおろか国内の仕事にも追いついておらず。しかし決算を跨げない仕事も多いため、今週を以てバタバタは一旦停止。そんな中、昨日は猟期前の猟友会会合を行いました。猟期に向けて狩猟者登録証の申請書類を一斉作成し、狩猟税や猟友会会費等、そしてハンター保険料を集める。会員皆の分を行うのですが、これが実に大変。猟銃、空気銃、罠、...

  • 生後半年の三重地犬の子

    もはや子犬とは呼べない大きさとなった三重地犬の子たち。まだ成犬サイズではではありませんが、ここから更に骨格がガッシリとして筋肉量も増えます。もちろん食事量がより多ければ体重は更に増加しますが、山での機敏な動きを重視しているため、食べさせ過ぎには要注意。とは言え、これから気温が下がるにつれて犬は体温維持のためカロリー消費が増えます。また入山訓練等で運動量も増すことから、夏の倍ほどの食事量を必要とする...

  • 猪脂チップス

    猪のバラ肉をトリミングした際に切り分けた脂。本来この猪脂は猪肉の主役。しかし実際には食べるにしても限度があります。よって このまま冷凍保存しておいて、炒め油に使ったり、細かくカットしてハンバーグやソーセージの原料に混ぜるなど、利用方法は色々。我が家では調製ラードとして活用することが多いです。調製ラードとは植物性揚げ油にラードを混ぜた物。そこで今回も猪脂を使用して揚げ油を調製ラード化させることに。と...

  • 欲張り猪角煮

    先日の猪バラ肉の一部で角煮を作ることにしました。まずは長方形の大切りサイズに肉をカット。初めから出来上がりサイズにカットするより、火を通してからカットした方が ふっくらと仕上がるのです。これは豚角煮も同じ。お次はフライパンで表面を焼きます。焼いてから茹でると雑味が付き難く、茹で汁がそのまま煮汁として使えるため、一味違った旨味が味わえるのです。焼き目が付いたら肉を鍋に投入して、浸かる程度に水を注ぎま...

  • あ~死ぬかと思った

    昨日の夕方、川堤の道を移設犬舎に向かってバイクで走っていた時のことです。雲行きが急激に怪しくなり、北東の空を見上げると、見たことも無いような真っ黒な雲がこちらに向かって来るじゃあ~りませんか。そして その真っ黒な雲は地上にまで達している。竜巻か? ダウンバーストか?いずれにしても雨が降り出すのは時間の問題。と、その時でした。いきなり耳の横でスラッグ弾を発射されたかのような強烈な音が。同時に左手30m程...

  • 猟友会を考える

    それにしても参ってしまいます。私のような一般的サラリーマンの狩猟者には無理があるのではないかと。ある程度は想像していたのですが、猟友会の役員を務めるのは容易なことではありません。何事においても楽観的に考えてしまう私ではありますが、こればかりは そうはいかない。今まで様々な雑務をこなしてくれていた会長はじめ役員の方々の苦労が身に染みて分かってきました。この方々のおかげで狩猟や捕獲業務がスムースに行え...

  • 猪スペアリブ発見

    猟期に向けて冷凍ストッカー内を整理することに。早速、底の方から何やら怪しい塊を発見。昨猟期の初め頃に三重地犬のレイが獲らせてくれた猪の骨付きバラ肉でした。解凍してみると肉質劣化部も少なく、まだまだイケる。捕獲から30分ほどで移設犬舎の解体場に持ち込んだため、素早く衛生的に作業が行えたのが良かったのでしょう。やはり肉質の良し悪しの分かれ道は捕獲時から始まっています。今回は骨を残してスペアリブとし、BBQ...

  • 猟期前射撃練習会

    狩猟事故防止対策の一環として義務付けられている猟期前の射撃練習。昨日は、その練習を西富士射撃場にて猟仲間たちと行いました。時折雨がパラついたものの、練習を妨げる程のものではなく、各自それぞれに銃や構えの調整を。また射術に優れるベテランが若手たちにアドバイスを行う場面も見られて、皆のヤル気に満ちた熱が伝わってきました。「毎度『獲物が抜けちゃいました~』ではダメ。懸命に頑張ってくれている勢子さんもイヤ...

  • 思い出の包丁を狩猟刀に

    猟仲間さんから包丁を沢山いただいたのは昨年のこと。その包丁は猟仲間さんのお父様が営まれた和食処を廃業される際に整理された物。「移設犬舎で使ったら?」とのことで、私に全てを託して下さったのです。その中に『蛸引き』と呼ばれる刺身包丁の一種を発見。刃に厚みがあったため、剣鉈に作り変えることにしたのは今年の初め。マキリに似た片刃の狩猟刀に変身させました。しかし鞘を作る段階で材質に悩み、作業は頓挫。そんな中...

  • 実りある親睦会

    昨日は猟友会役員の親睦会に参加させて頂きました。普段はなかなか合流できない地域の先輩方も参加していたため、新参者の私としては またとないご挨拶の機会。この会は流行病により数年間中止していたとのこと。なので皆さん心待ちにしていたようで、会が始まる前から狩猟談義で大盛り上がり。それは親睦会でも続きます。中には大ベテランのライフルマンも数人いて、色々とお話を伺うことができました。先日の関東地区射撃大会で...

  • 窓ぎわの黄昏時

    この世界情勢において我が日本では 高齢者となっても仕事があるのは ありがたいこと。仕事を続けないと思うような生活が送れないのが現状ではありますが。頭や体を使い続けて健康寿命を延ばす後押しと捉えれば、仕事もまた良し。60歳一次定年を来年末に控えて、職場の雇用条件が毎年のように改定されています。本来ならば若手に希望が持てる改定として貰いたいところですが、目につくのは年配者を留まらせるものばかり。定年が直前...

  • 脂ギッシュな猪肉ソテー

    猪肉の脂身は肉の旨味を引き立ててくれます。時季にもよりますが、やはりドングリを主食としている地域の猪脂は上質で旨味が素晴らしい。ただし余分な脂を少し抜いて食した方が食べやすいのも事実。したがいまして、肉と脂身の火の通し加減は実際には異なります。そんな脂身を食べやすくして、更に肉の旨味をアップさせる作り方を試してみました。では調理開始。今回はモモ肉を香ばしく焼き上げるために、バラ肉の脂に一肌脱いで貰...

  • コーディネートは こーでぃねーと

    キタヤマトガンサービスさんで購入させて頂いた猟犬用の首輪。高品質な上に良心的な価格設定は、とにかく ありがたい。よって少し前に全色を大人買いしてしまいました。私が猟で使っている猟犬用GPS送信機の首輪はオレンジ色。普段の使いの首輪と一緒に装着することもあるため、首輪の色の選定には拘りがあります。まずは猟犬が獲物と間違われて誤射されないように鮮明なコントラストを重視。本来ならば蛍光色の派手な色に統一する...

  • 久々にヤキソバン

    業務スーパーで売られている業務用の焼そば麺。今年の初めに半額処分品を8kg購入して冷凍。しかし全て食べ切るのに半年近くも掛かりました。焼そば自体はとても美味しいのですが、家族全員が焼そば疲れしてしまったのです。「しばらくは焼そばを食べたくない」と。しかし それから数ヶ月が経ち、胃も心も完全にリセット。娘は若干トラウマ気味ですが、焼そばを目の前にすれば食べてくれるはず。では久々に焼そばを作ってみましょう...

  • 生きものと整合性

    私が子供の頃に愛読していた図鑑や百科事典の数々。どれもが面白くて何度も読み返していたのを思い出します。中でも動物や昆虫に関する図鑑が大好きでした。当時は写真よりも挿絵が多かったのですが、その絵がまた素晴らしい。開いたページに引き込まれるような凄味があったのです。またそんな画家さんが描く恐竜図鑑も大迫力。今では『ティラノサウルス』ですが、昔は『チラノザウルス』だったりもしましたが。「こんなのが本当に...

  • キノコの庭

    秋の虫が鳴き出すと我が家の庭ではアチコチからキノコが生えだします。以前、庭に生えていたキノコを食べて錯乱状態に陥った三重地犬の母犬カノ。やたらと暴れて涎はダラダラ。食べカスを調べたところ、テングダケの一種であることが判明。しばらくするとカノは正気に戻りましたが、それ以来、私は気が気ではありません。キノコは発見したらスグに処分。今日も植込みの中に怪しいキノコを発見したため、慌てて抜き取りました。この...

  • 心の生きもの

    私が狩猟を始めた頃の話です。ことあるごとに自分の猟犬を叩いたり蹴ったりしている先輩猟師がいました。「なんで その程度のことで怒るのだろう」と唖然とするばかりでしたが。その猟師は やたらと先輩風を吹かす勢子で、勢子を始めたばかりの私は随分と嫌な思いをさせられました。それは先輩猟師の猟犬たちも同じ。一緒に山に入り猟犬を放つと、先輩猟師の猟犬たちは全頭が私の方に来てしまう。飼い主との信頼関係が弱いのです。...

  • ワークマンと共に

    吉幾三氏の高らかな歌声と駆け抜ける爽やかな旋律。♪広がる~未来に~夢があふれて~る~ ♪家族を~思えば~頑張れるはず~さ~若い頃は、この歌を思い出して家族のために仕事を頑張ってきました。ワークマンのCMは未だに心に残っていますし、私たち家族の今があるのは歌詞のおかげかもしれません。それにしても あのCMソングは実に心地よい。最後の「行こう みんなでワークマン♪」も耳に残りますし、私もそれは推し。とくに ここ...

  • ダブルタイフーン

    典型的な迷走台風の動きを示す「サンサン」個人的には「サンザン」としたいところ。こちら伊豆半島でも強烈な雨を降らせ続けています。あちらこちらで冠水が発生していたため、スマホで雨雲の動きを先読みしながらの移動ルート選択は かなりスリリング。道を選び間違えると立ち往生します。そんな中で一つだけアリなことも。雨雲により日照が数日間も遮られたため、随分と気温が下がりました。夜などはエアコンや扇風機無しで十分...

  • ビール人間の時代

    ビール好きにとってはありがたい段階的な酒税の改定。発泡酒や第三のビールも含めて、日本のビール市場が歪な状態となっていたことを憂えていた私としてはホッとしています。日本のビール文化や品質に感謝しつつ、家計的にも大手を振ってビールを味わえる毎日が戻ってきました。やはり各ビールメーカーは、苦肉の策としての発泡酒や第三のビールではなく『ビール』で勝負したかったはず。そんな中で改めて各種ビールを飲み比べてい...

  • グダグダ猟銃一斉検査

    一年に一度 実施される猟銃の一斉検査。所轄警察の担当者や警察官が猟銃の使用や管理状況を個別に確認。その中で法令違反が発見されたり、面接で虚偽の返答をして後に事実が発覚したりすると、所持許可が取り消されることも。よって検査会場には厳かな雰囲気が漂っています。ところが・・・私は面接シートを紛失。前日に猟仲間さんにお願いして用紙のコピーを頂きましたが、どうしたものか。こちらの生活安全課では担当者さんが個...

  • 今こそニワトリ

    「物価の優等生」などと表されていた鶏卵。養鶏業者の方々からすれば ありがたくない言葉だったことでしょう。「1000円以上お買い上げのお客様は、お一人様1パックに限り10円」などとチラシの目玉にも利用されていましたし。ところが今は目玉が飛び出るほどに お高い。いや、本来は このくらいの価格が卵の価値的に妥当なのかもしれません。しかし、ロシアのウクライナ侵攻による飼料価格高騰を考えると、この価格でも業者の方々は...

  • ヨキに計らえ

    秋からの有害鳥獣捕獲や、その後の猟期を迎えるにあたり、ヤルべきことは盛り沢山。射撃練習や各種手続き、あとは猟場の下見とタツ場アクセス路の整備。毎年9月・10月は意外と忙しいのです。中でも猟場の下見は けっこう大変で、倒木や枯れ竹、そしてツタ類が行く手を阻みます。よって、ここ数年はカマとノコギリを携えての入山でした。お気に入りの登りガマや・・・ユーエム工業のシルキー・ゴム太郎が大活躍。しかし、できるだけ...

  • 猟犬ローテーション

    我が家の犬舎では、メス犬と子犬の成長を見守りながらの飼育。一方、移設犬舎では現役のオス犬を中心に訓練を兼ねた飼育。そんな中で様子を見ながら犬のローテーションを行っています。主には発情期との見合いや仕込み段階に応じての移動ですが、運動不足の解消や障害物への足捌き、また気分転換の狙いも。これは思いのほか有効で、猟犬たちも まんざらではない様子。生活環境の変化を楽しんでいるようでもあります。今年の場合は...

  • サラリーマン猟師のこれから

    猟友会上層部の手伝いをするようになり、見えてきた その苦労。上役の方々が行う行政との調整、様々なトラブルの処理、各手続の補助等、これらの支えがあって狩猟は成り立っている。また猟友会事務局の方々も様々な雑務をこなしつつ行事や手続き等の段取りを遅滞なく行ってくれている。どちらも本当に頭の下がる思いなのです。それぞれの役割はある程度は分かっていたものの、自分が理事になったことで詳細な部分まで理解するに至...

  • 巨星落つ

    幼少の頃に観たフランス映画『ル・ジタン』子供心に「なんてカッコイイのだろう。自分もこんな男になってみたい」と強く感じたのを思い出します。そして時が流れ、今の私はハードボイルドとは無縁の静かな毎日を送っていますが、容姿だけは似たような感じに。。。先日、そのアラン・ドロン氏が亡くなられたことを知り、力が抜けてしまいました。「また一つ時代が終わった」と。まずはご冥福をお祈り申し上げます。そんなル・ジタン...

  • 犬の育つ速さ

    三重地犬カノの二回目の子は生後5ヶ月となり、全頭順調に育っています。とは言え、そんな中でも成長速度に差が出てきました。これは良くあることですが、少々悩ましいことでもあります。気持ち的には早く大きくなって貰いたいですから。我が家の血筋の場合、本来は半年ほどで成犬の体重になります。そして、そこから1歳までに体は引き締まり、骨は太くなる。脂肪が落ちた分 骨格が強くなり体重は相殺。最終的には17~21kgほどにな...

  • カマは気まぐれ

    「玉鋼」や「刀鍛冶」とのワードを耳にすると気持ちが高揚してしまう私。鉄や その鉄から作り出された道具が無性に好きなのです。きっかけは小学生から始めた釣りと、その釣魚捌きにありました。祖父から出刃と小出刃、そして刺身包丁を渡されて釣魚料理作りに没頭。その中で刃物の重要性や良い道具の素晴らしさを知ったのです。高校生ではバイクいじりも趣味に。作業に行き詰まるたびに必要となる工具を買い足していました。今で...

  • スタミナ夏カレー

    冷凍ストッカーの中に猪の肩肉を発見。塊肉の分類テープには、捕獲日は3/10で、♀12貫、肩肉良質と書いてありました。そして末尾には「カレー用」と。猛暑の中、夏バテを乗り切るために「ゴロゴロ肉カレーを食すべし!」と、まるで今日のことを予見していたかのような猪肉の分類テープ。今朝は「カレーをお願いしますね」と言い残して職場へと向かった家内。おぉ、ちょうど良いではないか。盆休みの最終日に相応しいメニューである...

  • なんでも狩るのだ

    台風7号は逸れたものの、お湿り程度には降ってくれた雨。夜には気温が下がり「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉が頭をよぎります。ところが朝になり日が差しだすと強烈な暑さが復活。そこで標高の高い犬舎移設地へと避暑に向かいました。着いてみると、やはりここは涼しい。日差しは強いものの、風が森の涼しさを運んで来てくれるのです。ベランダからコーシンに声を掛けると、元気に答えてくれました。犬は涼しくなると途端に動きが活...

  • 熟成ガソリンの悪戯

    昨日はヌカですったもんだした後にSR400のフロント周りの整備を行いました。まずはフロントフォーク。分解の最後はタイヤレバーを使ってフォークシール外し。専用工具もありますが、この代用品で十分。各部品の洗浄後は交換パーツとともに組み直します。お次はステアリングステムのグリスアップと調整。バイクのハンドリングの要でもある この部分。グリスアップの後は、軽すぎず重すぎずの締め具合とするのがミソ。走行フィーリン...

  • 米ヌカ騒動

    区長さんから連絡を受けて現場を確認。目の前に広がるのは空爆を受けたかのような猪のエサ探し跡。児童公園入り口の酷い有り様に、会長も私も啞然とするばかり。この場所への通いの跡があったため、そこに括り罠を仕掛けました。あとは設置してある二つの箱罠に寄せ餌のヌカの補充をしなくては。ところが隊員の誰もがヌカの在庫切れ状態。今は丁度お米の端境期。そもそも お米自体がスーパーで品切れ続出ですし。飢饉じゃあるまい...

  • 猪肉の棒カツ

    脂の乗っていない夏猪の肉。よって今回は鹿の解体と同じ方法で、背ロース肉を単体で取り分けました。また内ロース肉も背ロースとの食味の比較のためにキープ。まな板の上の小さな二本が その内ロース肉で、豚肉で言うところのヒレ肉。これは個体の大きさの違いもありますが、豚と比べると随分と小さいのが猪のヒレ肉の特長です。おそらく豚は長大となった胴を支える必要のあるため、品種改良の過程で大きなヒレ肉を獲得したのでし...

  • バイク主治医の胸中

    長いこと乗っている通勤快速のスペイシー250。かれこれ地球を4周半。整備と修理をしながら乗り続けてきました。ところが ここ数ヶ月で徐々に調子がダウン。よって このあたりで引導を渡し、SR400を次期通勤車両にと。と、そんな矢先に更に調子が悪くなったスペイシー250。点火の進角が低回転のままのようで、もっさりした加速に急変。シグナルGPマシンの名を欲しいままにしていた俊足スクーター。それが原付スクーターレベルになっ...

  • 帰ってきた息子

    新社会人となった息子の初帰省。「すごく仕事が楽しい♪」とのことで何よりです。続けて「今日は何を食べさせてくれるの?ジビエがいいな」と。そうだと思って色々と準備を。まずは牛肉の赤身の代わりに夏猪の赤身を代用して、市販のルーで猪肉シチューを作ります。炒めると香ばしい良いニオイ♪お次はシチューの煮込みの間に猟期中に獲れた冬の猪肉をカット。こちらは脂が乗っていて一般的な肉質。ソテーと焼肉にします。で、その前...

  • ヘルシーな夏の物

    先日、猟仲間さんから夏の食材を色々といただきました。自家栽培している夏野菜と・・・その夏野菜を失敬しに来て御用となった夏猪を一頭。。。でも夏野菜は旬でも夏猪は旬ではない。いや、見方によっては夏猪は旬なのですが。夏は猪肉に殆ど脂が乗っていないため、猟犬に与えるには もってこい。カロリーの高い猪脂は、カロリー消費の激しい冬場の猟期中は助かります。ところが暑い中、一日中のんびり過ごしている夏場に、脂の乗...

  • 息子からの贈り物

    今年、新社会人となった息子から送られてきたお中元。なんだかとても嬉しいのです。あんなに幼かった子が よくぞここまで成長してくれたと、感謝の気持ちも込み上げてきます。何はともあれ ありがたい。そのクール宅急便で送られてきた小包の荷札には「ソーセージ・ハム」と書いてある。箱を開けてみると・・・まずはその高級感とボリューム感に圧倒されてしまいました。鈴鹿山脈 味工房『角屋グロッケンベルク』との名店の作品。...

  • ターミネーターと私

    「所詮はB級映画」と期待をせずに映画館に入ったのは40年前。ところが映画を観終わって、一緒に行った先輩の開口一番は「凄かったね!」まだ興奮冷めやらぬ私は「ウンウン」と頷くばかり。ぎこちない特撮なんて どうでもよく思えるほどにストーリー設定が素晴らしい。それにターミネーターのガッツも大したものだし、何よりシュワルツェネッガー氏が強烈。当時10代後半だった私はターミネーターにすっかり魅せられてしまったのです...

  • 巻狩りの これから

    今後も減少を続けると思われる銃猟者。それに伴い、このままでは猟犬も減ってしまうのでしょう。そうなれば自ずと犬持ちの勢子を中心とした猟隊編制となってしまう。今までもこの様な傾向にありましたが、これからは更にそれが顕著になるはず。この流れは狩猟の先細り傾向の表れだと私は感じています。獣害対策においても明るい光は見えてきません。そんなことからも今後は個人で猟犬を飼育するだけではなく、隊員皆で猟犬を飼育す...

  • 早く人間になりたい

    夏期は何かと休みが多いため、職場の方はスケジュール調整が大変。仕事を終えて犬舎移設地に到着する時間も自ずと夜遅くになってしまいます。それでも静かに私を待ち続ける健気な猟犬たち。「遅くなってゴメン。お腹減ったでしょ」と一頭ずつ声を掛けながら それぞれに食事を開始。その後はサーチライトが照らす訓練区画での運動タイム。すると、その明かりにカブトムシやクワガタが寄って来る。さすがは森の中。小一時間ほど猟犬...

  • 人間五十年×2

    思えば家内とともに歩んで30年と10ヶ月。結婚30周年記念日には何か美味しいものでも食べに行こうと考えていたのですが・・・忘れていました。と言いますか勘違いしていて、今年の秋だと思っていたのです。それを家内に伝えたところ「えっ、30年なの?」と、まるで気にしていなかった様子。日々の生活や仕事でバタバタなのは分かりますが、いくらなんでもそれは・・・でも私も人のこと言えない。こんなに好き勝手にできるのも家内の...

  • SR400は あと少し

    何かと忙しくて後回しになっていたSR400のレストア作業。残すはフロントフォークのオーバーホールとステムベアリングのグリスアップ。これが終われば いよいよ車検。ところがユーザー車検に行っている暇が無い。どうしたものか。バイク屋にお願いすると余計なお金が掛かりますし。整備は完璧に行いましたが、その重複作業の手数料も取られる。「点検整備はやらなくていいから その分を安くして」は法律的にアウトなのです。でも現...

  • 竹垣ラーメン

    沼津駅北口に位置する『ココチ ホテル』その2階で営業している フレンチレストラン『ラパンアジル』オーナーシェフは私が頼りにしている凄腕のハンター。そんなハンターシェフのヨッシーさんが作ったメンマ。そう、なぜかメンマ。。。フレンチ専門のようで中華料理も得意なヨッシーさん。先輩猟師にメンマの作り方を教えて頂いて、若竹から作ったそう。さぞかしや手間と時間が掛かったことでしょう。そのメンマをいただいた私は、...

  • はじめまして♪

    先週のことですが、甥っ子君が家族と一緒に実家に遊びに来るとのことで、私も合流。甥っ子君とは昨年の結婚式以来。私としても思い出に残る素敵な結婚式&披露宴でした。でも正直に言いますと、シッカリと覚えているのは半分くらい。とくに披露宴後半の記憶はありません。各種の酒類にナイスな肴の数々。これぞまさしく酒池肉林の宴。完全に飲み過ぎて覚えていないのです。よって後に写真を眺めて記憶を辿っている状態。そう、私は...

  • 射撃大会のお手伝い

    早朝からヤル気満々の私。岩本山射撃場に着いて まずはテント設営。射台の準備は係員や先輩方が。次にスコア表をボードに貼って・・・と、上手に貼れたかな。それが終わったら賞品運び。この賞品がまた重いのなんの。そんなことで、今日は静岡県猟友会の射撃大会に運営のための要員として参加しました。開会式には地域の要人の方々が参列。改めて猟友会や狩猟者の社会的重要性を感じた次第であります。それぞれのお言葉を拝聴させ...

  • 犬舎の夏対策

    全身に毛皮を羽織っている?犬たち。その暑さたるや人には計り知れないものがあるのでしょう。でも何事にも我慢強い犬たち。犬舎という暑さから逃れられない生活環境で、ひたすら耐え続けているのです。木陰を増やしたり屋根の遮光能力を上げて対処はしていますが、それでも暑いはず。しかし暑さに対して甘やかすことは猟犬にとっては命取り。かと言って熱中症で食欲が落ちたり、吐き戻しや下痢をするようではマズイ。そんな中で効...

  • シャッター修理と集団接種

    前の家主さんが増築ついでに電動シャッターを設置したのは四半世紀昔のこと。この犬舎移設地の古家の電動シャッターは なかなかにスグレモノ。しかし、時々調子が悪くなる。そこで今日は修理を行いました。ロック機構の修理のあとは摺動部や回転体のグリスアップ。そして初期設定を行ったところ、問題なく使えるように。最後はカバーを取り付けて作業完了。お次は猟犬たちの混合ワクチン集団接種。いつもお世話になっている獣医さ...

  • 暑いと楽な作業

    「暑い暑い」と泣き言なんぞを言いながらダラダラと作業をするようでは良い仕事はできない。それを言うくらいなら、暑ければ暑いほど効率が良くなる作業を行うのが一番。そんなことで、昨日はバイクのタイヤ交換を集中的に行いました。まずはスペイシー250のタイヤを交換。うむ、実にやりやすい。この台湾製のデューロは作業性もコスパも文句なし。お次はSR400のタイヤ。30年ほど経った純正タイヤのメッツェラー77は さすがに硬い...

  • アルミコンテナよ ありがとう

    2年前に購入したアルミコンテナ。一回目の三重地犬の出産が真夏となってしまい、急遽、換気機能を備えたバイク部屋を子育てスペースとする必要あったため、大慌てで設置しました。真夏の子育ては とくに母犬が熱中症になりやすいため、冷夏になることを願ったのですが・・・「冷夏」なんて もう過去の言葉なのだろうか。しかし、アルミコンテナのおかげでバイク部屋にギチギチに詰まっていたガラクタを移動させることができたため...

  • 早朝スタートダッシュ

    「涼しいうちに」と今日は朝の5時半からアルミコンテナの整理。中を空にして明日の移動に備えます。朝食前には なんとか片付き、そのまま犬舎移設地へ。大型物置きの中にガラクタを収め、作業終了。しかし私は熱中症一歩手前。午前中には既に体温越えの気温となっていましたので。娘からは「夜に作業したら?」などと言われる始末。とにかく塩分をシッカリと摂取しなくては。猟仲間さんから頂いた高級ノリを贅沢に並べてみました♪...

  • 数十年に一度の大工事と私

    東電が老朽化した鉄塔を建て替えるとのことで、私の職場は9日間も送電がストップ。主要なところは自家発電機で凌ぎますが、それは職場の中のほんの一部。なので私を含めて殆どの社員は夏季休暇を取ることに。その上で職場が9日間もクローズするということは、その前後が大忙しになるということでも。人手不足や新型コロナ感染者続出の影響と相まって、バタバタが続いていました。そんな中で父の容体が悪化。今は元気を取り戻しまし...

  • アマゾンプライムデーと溶接機

    なんともグッドなタイミング。アマゾンプライムデーで目星を付けていた溶接機がほぼ半額になっていたのです。製造国は中国ですが迷わずに「ポチッ」とな♪中国製品でも優れた物は沢山あります。もちろん残念な商品も沢山。大切なのは、それを見抜く選択眼を有しているかどうか。以前に購入した㈱高儀の中国製チップソー。同レベルの日本メーカー品の半額以下でしたが、性能や使い勝手は遜色なしで耐久性も十分。我が家と犬舎移設地...

  • 人生の変遷

    伊豆半島に移住を決めた両親に合わせて、私も移住を決断したのは およそ30年前。将来的に両親の面倒を見るために退職して、近くに住む可能性が高いと考えたからに他ならないのですが。また当時の転勤に次ぐ転勤では、家族にも負担が掛かり続けてしまうと考え「早いに越したことはない」と行動に移したのでした。その思い描いていた人生の流れは的中し、今日に至ります。つまり両親の面倒を本格的に見ることとなったのです。それに...

  • 溶接機に悩む

    趣味の工作で金属を接合する場合は、それを職場に持ち込み、昼休みに工務室にて溶接作業を行っています。本当はダメなのですが、工務課の課長が笑顔で「いいですよ」と言ってくれるので、イイのです。。。とにかく職場の工務室は素晴らしい。200Vの溶接機が各種揃っているのです。アーク溶接、ノンガス半自動溶接、TIG溶接の交流と直流、そしてアセチレン溶接機も。なので材質や大きさは何でもござれ。ところが大きな物はどうにも...

  • 君の名を知りたくて

    我が家の犬舎横の道端に生えていた謎の植物。大きく育ってしまい ご近所さんの通行の妨げとなりだしたため、刈ることに。ところが庭にその植物を捨てたところ、犬たちが引っ張り出してムシャムシャと食べだしたのです。「もしや♪」と葉を齧ってみると、これが結構イケル♪粘り気があるあたりはツルムラサキにも似ている。でも毒性は大丈夫なのだろうか。今までに野草で このような植物を見たことが無かったため、調べてみることに。...

  • 激しい三連星

    三重地犬の子犬、シオちゃん♪マチちゃん♪そして フミ君!みんな可愛い顔して もうワルワル!子犬が複数頭であっても躾のコツを掴んでいる私は、今まで全頭上手くいったと実感しています。ところが、このワルワルな3頭には そのコツが通用しない。とにかく激し過ぎるのです。そこでジックリと観察を続けたところ、あることに気が付きました。今までは数頭に一頭の割だった斬り込み隊長のような怖いもの知らずの子犬。それが今回の子...

  • 私は素人

    私は素人の一狩猟者であってプロ猟師ではないため、獲物肉の販売に関する許可は得ていません。よって猪肉や鹿肉の販売はできず。また猟犬の繁殖は血筋存続が目的であり、販売を目的としていません。したがいまして、血筋存続に協力して下さる方にのみ子犬や仕込み犬を差し上げている状況です。そんなことなので、ブログ写真においては誤解を招かぬように解体場面などは極力掲載しないようにしています。以前に何度か猪の解体シーン...

  • 長期休暇を前に思う

    私の職場では新型コロナウイルスによる病欠者が目立つようになってきました。エアコン使用による部屋の閉め切りが それを助長しているのかもしれません。いずれにしても夏季の第一次長期休暇を前に職場はテンテコ舞い。人材不足が深刻な問題となっている中で、更に人が足りない状況となり、皆がバタバタ。でも長期休暇は何が何でも休んでみせる。休日返上なんてまっぴらごめん。私は出勤日より休日の方が断然に忙しいため、休日は...

  • 足の早い豚足

    先日、近所のスーパーで半額にて購入した 丸のままのボイル豚足。1本はその日のうちに美味しく頂きました。ところが残りのもう1本はチルドルームに入れていたのに 3日ほどで残念なニオイに。ただでさえ悪くなるのが早い豚足。半額品ともなれば最大級の警戒をしつつ、早めに食べるべきでした。普段から「SDGs 命!」などと声高に言っておいて、これでは豚ちゃんに申し訳ない。とりあえず丸のまま洗ってみましたが・・・まだ少し臭う...

  • 犬の発情期の不思議

    今年の冬で9歳になるビープロのメスのコーシン。発情期が来たものの、どうやら排卵はしていない様子。でも発情フェロモンはプンプンに発散しているようで、オス犬たちはメロメロ。犬もある程度の歳になると排卵は止まるようですが、発情は一生続くとのことで、なんだか不思議。その生態に意味があるのだろうか。祖先であるオオカミの存続において、この状態に優位性があったからに他ならないとは思うのですが。コーシンは早めに引...

  • 夏はスタミナ ジビエ

    最高気温が40℃とは何事なのだ!あまりの暑さにバリカンで頭を丸刈りにしてしまいました。ついでに子犬たちも丸刈りにしてあげたいくらい。暑すぎて大人しくなってしまったのです。今は扇風機で何とか凌いでいる状態ですが。でも少し体が冷えてると、大人しくしていた分を取り返さんとばかりにハッスルするのは如何なものか。子犬は冷やし加減が難しいのです。。。脱走禁止!エサも今は猛暑仕様。獲物肉と野菜を煮て一旦冷まし、後...

  • ミカサよ頑張れ

    実直な猟犬のミカサ。人に例えるならば「真面目な働き者」といった感じで、私に似ています。。。今日はそんなミカサが猟師仲間さんへの元へと旅立ちました。その役目は先導犬として頑張ってもらうため。猟師仲間さん宅には生後4ヶ月になるプロットハウンドが飼われています。名前はスカイちゃん。とても可愛い女の子。そのスカイちゃんの先生役がミカサなのです。なんかイヤな予感がする。禁断の愛が。。。ミカサ、教え子に手を出...

  • 狩猟と人間関係

    狩猟を始めるにあたっては、まずは猟友会の先輩方を頼るのが一般的。右も左も分からぬ中で好き勝手に猟を始めれば、トラブルを引き起こすであろうことは誰でも察しがつくでしょうし。猟友会の会員になることは、狩猟を始める第一歩でもあるのです。問題は そのあと。「良好な人間関係の先に本来の狩猟がある」と私は強く感じています。「狩猟を行うために人を頼る」ではなく、あくまでもお互いに信頼し合えるような人間関係を構築...

  • 単独飼育開始

    生後3ヶ月半となった三重地犬の子犬たち。そろそろ躾を始めようかと考えて、1頭ずつ分けることにしました。初めのうちは寂しいのか、互いに鳴き合ったりもしましたが、程なくすると静かに。食事をゆっくりと取れるため「単独も悪くない」と気が付いたようにも見えます。毎度のことではありますが、単独飼育に移行した方が断然飼いやすい。やはり1対1だと互いの距離が一気に縮まります(これは物理的に)。マチちゃん近いよ。そして...

  • 釣りと私

    趣味的なことにアレコレと手を出す私ではありますが、実は一番の趣味は釣りなのです。小学二年生の時に貯水池でフナを釣って以来、もう釣りに どハマり。あの日の記憶は今でも鮮明に残っています。その後、進路においては紆余曲折あったものの、最終的には 釣り→魚類→水産との流れで その道を突き進み、挙句の果てには原点に立ち返り 脱サラして釣具屋を共同経営。傾きかけた釣具屋を買い取り、懸命に働き続けたところ、スタッフた...

  • 狩猟免許更新の講習と役場からの要請

    昨日は3年ごとの狩猟免許更新のための講習に行ってきました。周りを見渡すと、今回が最後の更新になるであろう ご高齢の先輩方も多い。「歳なんだから やめろって家族がうるさいんだよ」と少し寂しそう。でも ご家族のお気持ちも十分に理解できます。狩猟は危険を伴いますから。人生の区切りのためにも、3年ごとの更新は意味があるのでしょう。昼過ぎに講習が終わると、同席していた会長が役場からの捕獲要請を伝えてきました。猪...

  • GPSは猟犬の味方

    猟犬用のGPS発信機と受信機は今や無くてはならない存在です。狩猟事故防止や猟犬の命を守るにおいて、これほど心強いモノはありません。「便利なモノを手に入れてしまった以上、人類はもう後戻りはできない」との お決まりの流れに当てはまる物の一つに。つまり車や電話やパソコンといった利器と同じ。その運用のために法律が新しく制定され、今もなお改正が続いているのです。ところが運用上の不備における法律改正の狭間で、理不...

  • 猟犬たちの旅立ち

    我が家の三重地犬の血筋存続計画において、次なる段階に入りました。まずは将来に向けての我が家の繁殖可能なメスが3頭となり、猟師仲間の元へと貰われて行った4頭を含めると7頭となったことで「最後の1頭」との危機的な状況は脱しました。そこでオスたちを別猟隊へと旅立たせ、武者修行を行いつつ、そちらの方の各系統の種親となってもらうことに。せっかく猪犬に仕込み上げても、こちらの地域では豚熱の影響が長引いたこと等によ...

  • 介護ハンター

    これで三日目。日曜日は休診日なのにもかかわらず、父を診て下さった主治医の先生。抗生剤と栄養剤の点滴が父の窮地を何度救ってくれたことか。毎度のことながら感謝の言葉しかありません。父は今年で89歳。心臓弁の手術から10年以上が経過し、本人は「座して死を待つのみ」と雑音の混ざり出した心音に腹を決めています。「死の迫った老人でありながら、国家に高額な医療費を支出させてはならない」と。しかし今回の急性前立腺炎は...

  • 色々とあった一日

    今日の昼休みに母からの電話がありました。父が倒れたと。持病の急性前立腺炎が再発して、またもや動けなくなってしまったようなのです。仕事を早目に切り上げたものの、行く手を阻む線状降水帯による強烈な雨。車がアチコチで立ち往生する中、水しぶきを上げて突き進む愛機インターセプター。「マジで浮く!」と焦りながらも、なんとか実家へ到着。バイクは冠水に強い。その間、病院には家内が連絡を。こともあろうに母のスマホの...

  • 焦りの反応

    いつもと違う格好だと、意外と警戒する犬たち。人を判断するには、声やニオイより容姿が最も手っ取り早いからなのでしょう。とくに緊張状態の犬は、その傾向が強いのです。これは日本犬も洋犬も個体差はあれ、同じ反応を示す比率は変わらないように思います。なので仕込み途中の若犬には、あえて猟友会のベストと帽子の出で立ちで接する場合も。この出で立ちに普段から慣らしておくと、若犬が初陣で戸惑わなくなります。なにせ見知...

  • お乳のシコリ

    毎日欠かさずに行っている猟犬全頭の触診。知らぬ間にケガをしていたり、腫れていたり、マダニがついていたりと。何でも早期に発見するには触診が一番だと実感しています。「なんだか この辺りが少しヘンなんだけど」と早目に素振りでも見せてくれるといいのですが。犬は よほどでないとメッセージを発してくれませんから。「我慢強い」とでも言いますか。そんな中、今年の春先にビープロのコーシンのお乳に小さなシコリがあるのを...

  • カメと共に

    我が家の家計を支えているカメの繁殖販売。ここ数年は猟犬のバタバタで休業状態でした。それでも昨年はストックしていたハラガケガメのおかげで、家内に年貢を納めることができました。そんなカメの販売については、いつもお世話になっているレップフォレストの店主さんに全てを任せています。幅広い人脈と巧みなセールストークで大抵は完売してくれるため、私にとっては頼れる人。でも私が忙しさを理由にカメ繁殖をサボり続けたた...

  • 猟師かサラリーマンか

    60歳での一次定年退職が あと1年半に迫る中で、色々と考えてしまいます。昨今の人材不足により私の職場も厳しい状況にあり、その対策として一次定年退職後も月々の給与は減額されない規定に変更。それが65歳までとなったのが2年前。そして今年からは65歳での定年退職が撤廃されて、70歳まで その条件が適用。先日、人事課からの達しがありました。あの世に行くまで働けというのだろうか。これぞまさしく終身雇用。。。私自身、以前...

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