温泉、秘湯、聖地、パワースポット、山、海、島、神秘、全て感じ尽くそう!的な旅ブログです。
興味を持ったことには、徹底的にのめり込む、でもメジャーなことにはあまり興味のないオルタナティブ・マイノリティな人間です。旅もそんな私の趣味の一環ですが、普通の観光に飽きてしまったので、変わった場所や聖地や観光スポット、本当にその土地らしい隠れた名物(スローフード)はないかと、全国を探し回っています。その紹介や、自分の旅主張をちょこちょこ書いてるブログです。
日本各地の貴重な温泉がいろいろ廃業しています。 温泉は基本「(ど)田舎」「山の中」にあるので、かつて有名だった温泉地でも、もはやとっくにバブルじゃない今、かなり過疎ってるトコをよく見かけます。高齢化も追い打ちかけてるんでしょうね。廃墟マニアにはたまらないでしょうが… 東京では日帰り温泉施設が2000円とか取っててもお客は来るんでしょうけど、地方はそうはいきません。 政令指定都市でも相場は500円、さらに地方に行けば、300円、100円もあるし、給料は低いのに物価だけは高い日本で、やっていけるのか、と心配になります。まあ、入る側としては安いと助かるんですけど…そんなわけで「本物」の温泉が消えつつ…
今回は、青森の八甲田山「田代元湯」の話です。 前の記事で岩手の氷渡探検洞のキャンプ場に泊まった翌日、青森八甲田の「蔦温泉」に泊まり、近くの「田代元湯」(野湯)に入りに行きました。正確には「田代元湯温泉旅館の跡地の露天風呂」です。 多分、こちら「蔦沼」だったと思うのですが。「蔦温泉」も足元から直接、新鮮なお湯が湧き出すという貴重な「足元湧出温泉」で最高でした。 旅館跡地で、数年後にはダムの底にしずむということで、温泉好きとしては行ってみよう、と。 八甲田山の「銅像の茶屋」(八甲田山・死の行軍で有名な後藤房之助伍長の銅像があります)から東へ。木々のトンネルに入ってすぐ左に未舗装路の林道があり、そこ…
日本初の南極探検隊・白瀬矗の里へ。秋田の雪は深かった。山形・秋田の旅ラスト。
>>続き>> あちらの船は… 日本初・白瀬南極探検隊の「開南丸」の原寸大。 くじらもいます。 入口にはペンギンが!さてここはどこでしょう。 「南極地域観測船しらせ」のスクリューブレードの1枚。でかい。 秋田県にかほ市にある「白瀬南極探検隊記念館」。なかなかひなびた場所にあります。 コジャレた建物はやはり、黒川紀章先生のデザインでした。 そしてここでも、ちょっとウルっと来てしまいました。最近涙腺がゆるくて、鶴岡市のカトリック教会「天主堂」のキリスト像の祭壇でもウルっとしたんだけど、この旅で2回目の涙腺解放。 日本初の南極探検にトライした白瀬矗(のぶ)は、ここ、にかほ市の金浦で生まれたそうです。幼…
>>続き>> これ、硫化水素ガスマスク着用で、秋田八幡平「焼山」火口の温泉に入ったときなんですが、今年も秋田方面へ向かい…後ろが「鬼ヶ城火口」の湯です↓ 今年1月の山形・秋田旅の続きです。 前日は、アマハゲの里・山形遊佐町「鳥海温泉」泊。 朝イチで、楽しみにしてた日帰り入浴施設の「あぽん西浜」へ。たまらない鉄色です。 内風呂は、塩素消毒だけじゃなく循環されてる。塩素臭がやはり。 循環されてるから鉄分が酸化し、より茶色く凄いことになってる。成分の濃さが分かる。 塩素集が強いので、やはりかけ流しの露天風呂へリターン。正真正銘源泉かけ流し。こちらはヨードも含まれてる。 たまらず、味見(飲泉)。 クロ…
アマハゲと鳥海山!「るろうに剣心」ロケ地神社と神秘の丸池様。 山形・秋田の旅 3
>>続き>> 小林温泉の布団がやたら気持ち良かった。枕も良かったし。気がいいのかなと思った。 朝風呂。薄白濁りのお湯がいいですね。朝は男湯の方に入れておくから、と言われたので男湯。女湯と対象な作り。 お湯も源泉も、両方ドバドバ出ていて、若干熱かったので、源泉を多く投入した。 相変わらず硫黄臭と軽いヌルヌル感。外の景色も見える。 朝食。 フキ味噌にほうれん草の和え物、塩引きシャケ、タケノコの煮物。タケノコは春に採れたのを塩漬けして、塩抜き。カブときゅうりの漬物。 いつも朝食食べてないので、タッパーに入れて持ち帰り。Mはご飯もタッパーに入れてた。本日の宿では、夕食が付かないので、夕食にするつもり。…
恐怖の雪の峠道・山の中の秘湯と、希代の超能力者!! 山形 2
>>山形・秋田旅1から続き>> 南岳寺の「長南年恵堂」 長南年恵堂は外にあります。 勝手に開けて中を見ていいそうで、田舎の人は心が広いと思う。 ドラマ「トリック」の冒頭でサクっと語られていた、明治の超能力者・長南年恵は、庄内藩士の娘として生まれました。 元々小食だったが、20歳のころから無食となり、トイレにも行かなかったとか… 彼女の身辺には頻繁に神仏が現れ、音楽が聞こえたとか、テレポーテーションしたとか… 食べなかったのに力持ちで、男子と腕相撲していつも勝ち、一升瓶15本分もある水の入った大樽を軽々と運んだとか… 何もないところから、「神水」を出して病人達にあげたり… そんな「怪しげな」行為…
山形ミステリー&パワースポット!!「金峰神社」と「即身仏」 山形・秋田の旅 1
海外にも行きたいとこは沢山あるんだけど、金銭的な理由だったりで、今私は国内旅専門です。 セドナとか、バイクで行きたいんだけどな〜 無料PHOTOライブラリーより。 アメリカもヨーロッパもアジアも行きたい!!さらにバイクで走れたら最高!ですが…とりあえず国内旅では、温泉とスピリチュアルな聖地を、必ず旅の予定に組み込みます。 で、今年の冬は、山形・秋田に行きました。雪の降る季節に雪の多いとこに行きたくなるし、暑い季節は暑い地方に行きたくなる、季節を目一杯楽しみたい!という思い。 10年ほど前、山形の修験道の聖地「月山」に登るため、近くの「小林温泉」に、素泊まり宿泊したことがありました。当時の写真。…
去年の夏、山口県を回ったときの話です。 山口で色んな方と出会ったのですが「王司温泉」では、なんと記念すべき「宿再開・初宿泊客」になりました。 黄色いガードレールが印象的だった山口県 山口県には3泊の予定でした。 山口は遠いので滅多に行けないから、どこの温泉泊まろうか本当に悩んで、柚木慈生温泉、中原温泉、王司温泉に決定。有名な「高濃度水素」温泉である「俵山温泉」にも泊まりたかったけど、日程的に無理で泣く泣くあきらめ。 王司温泉「清龍館」は、泉質が良く、地元民(&温泉マニア)に人気な隠れ家的な温泉らしいです。 温泉好きとしては行ってみなければ。 日帰り入浴のみだったんだけど、宿泊も再開するらしいと…
今は閉洞してしまった岩手県岩泉町の「氷渡探検洞」 旅に出ると、必ず「一期一会」的な出会いがあります。 旅先で出会う人たち、多分もう一生会わないだろうなぁって人との関わりが、いつまでもずっと記憶に残ることは多いです。 (今はSNSとかで繋がってしまうかもしれませんが) もう10年以上前になりますが、岩手県の鍾乳洞巡りしたことがありました。 有名な「龍泉洞」からマイナーな「安家洞」、そして「氷渡探検洞」という、少人数予約制で中を探検できる鍾乳洞(残念ながら平成22年に閉洞したみたいです)まで。 まず「安家洞」 「安家洞」はマイナーですが、総延長8kmで日本一の鍾乳洞らしいです。 岩手は鍾乳洞天国で…
「野湯」というコトバがあります。 温泉マニア・野湯マニアにはおなじみの言葉なんですが、その名の通り「自然のまま野に湧き出ている温泉」のことです。 私は20代の頃「100%源泉かけ流し」なんてこだわっていませんでした。 というか、温泉が循環濾過器によって偽温泉になっているとか、そもそも知りませんでした。 だから昔はただ、眺めのいい露天風呂があれば満足だったんです。 でも色々入ってるうちに、やっぱり「本物」の温泉がいいと思うようになるんですね。 循環されたお湯はどうしても塩素臭いし、温泉としての「パワー」に欠けるんです。 見かけより中身重視。 旅に出て、感覚が敏感になればなるほど、その違いを大きく…
去年、初めて山口県に行きました。 私は東北の人間なので、なかなか向こうまでは行けないんですが、本州で唯一山口県だけが「未踏」だったんですね。 なので今回行ってみよう、と。 そこで出会った方達がとても印象的でした。 旅をしていると、まさに「一期一会」としか言えない出会いがあります。 今はSNSもあり、旅の後も繋がれますけどね。 まず、「中原温泉」オーナーのMさん。 行く前からfacebookで連絡していたんですが、遠くから来るということで、Mさんも楽しみにしてくれていました。 ちょっと峠の道の方から来てしまって。 対向車来たらヤバめな道でした。 観光農園をすぎると道沿いにあります。 周南市の山の…
無知の知を知るための冒険 ツーリングや旅に出るようになってもう24年ぐらい経ちますが、 旅をしていると、全く知らない文化や自然に触れて、いまだに感動します。 本当に私たちは普段、自分の半径数メートルの世界でしか 生きていないんだなぁってことを実感します。 そんな日々の狭い思考や行動範囲の中で、 自分の価値観を絶対だと思ったり、 自分の方が皆よりも知っていると、 うぬぼれてしまうことを日々反省しています。 「無知の知」とはよく言ったものです。 本当に賢い人とは、自分の無知を知っている人だとつくづく思います。 この世界は広いです。何も知らなくて当然です。 だから冒険に出るんです。 生きるということ…
むか〜し、友人に見せるため、 マンガ形式で描いた「旅日記」の一部です↓ 泊まるとこなくて、香川県善通寺に勝手に上がり込んで野宿。 蚊の大群に襲われ、一睡もできなかった上、友人は朝方尼さんに怒られていた。 旅の利点について書こうと思います。 旅の利点 視野が広がる 自立心が養われる 普段あまり使われていない五感をフルに使うことで、第六感も冴えてくる 自分の可能性が広がる 視野が広がる これは劇的に広がります。 海外生活経験者の方もそうですが、システムや国民性の違う国で、 違う人種の人たちと交流することで視野が広くなり、 グローバルな活動をしているように。 また、自分とは違った意見や考え方も 受け…
去年の秋に行った、青森旅のエピソードを。 旅に行くと、時々衝撃的なモノに出会います。 旅行情報誌やネットの観光サイトには絶対に載らないような、 超穴場というか。 青森には「キリストの墓」がある新郷村や、 (観光物産店の名前は『キリストっぷ』) 巨大な遮光式土偶のモニュメント「しゃこちゃん」がへばりついて建つ、 JR木造駅など、怪しげなミステリアスでユニークなスポットが数多くあるのですが、 (そのうち紹介したいと思います) 最近の衝撃は、ほとんど無名のとある神社でした。 私はしばらく北東北には行かず、南の方ばかり旅をしていたのですが、 秋田の「玉川温泉」に自炊湯治したのをキッカケに、 青森方面に…
旅に出ること 私は毎年色んな場所へ行ってます。 多分千葉の房総半島と沖縄抜かしたら、だいたいは回ってると思います。 (細かいとこは除く) 昔は電車で行ったり、バイクで行ったり、 そしてただガイドブックを見て(今はネットですね) 一泊二食付きで温泉入って観光地見て、満足してました。 でも今はそれじゃ物足りない。 GWの須走口富士山五合目 「いい年して」なんですが、冒険し続けたいんですね。 そしてガイドブックやメジャーな観光地に飽きてくると、 マニアックな場所に行きたくなってきます。 若い頃は「神社仏閣なんて年寄りの行くとこ」とか思って、 修学旅行なんて京都新京極の喫茶店(昔ですので)でサボってた…
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