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どんな筆記用具でも、美しい文字を書けるようになるコツ | 書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」
どんな筆記用具でも、美しい文字を書けるようになるコツ | 書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

バランストレーニングや書法講座など「書かない書の稽古」を取り入れることで、本来の「書の稽古」を実現。経験を問わず、子供から大人まで、存分に『書のたのしさ』を味わる場所をつくっています。

自作の筆で「サバ」!

 

マスキングテープで「サバ」!

 

ティッシュで書いたり、

 

杉や菊で書いたり、

 

 

ネコの毛を束ねて書いてみたり、

 

 

冬の全国「書遊び大会」では、みなさん、身の回りにあるモノを「筆」として、自由自在に書かれています。テーマは、「さかなへんがつく漢字」。みなさん、いろんなアイディアを出し合ってくれていますうお座

 

 

ボールペンであれマジックペンであれ、どんな筆記用具で書いても上手に書ける人は、ある“スキル”を持っています。それは、“筆のように書ける”こと。線に筋が通り、リズミカルなバネ感があるような、筆でなくとも、筆のように書けるスキルがあるのです。

 

砂浜なんかで、そのへんに落ちている枝で字は書かせてみるとスグにわかります。その人が“筆スキルホルダー”かどうか。ノンホルダーは、筆の先や筆の腰などを“きかせる”という感覚が内包されていないため、その字はスグに消えてしまいます。

 

ちなみに、大津堅田道場の近くには砂浜があり、有難く稽古に使わせてもらっています。

 

筆以外の何かで筆のように書いてみることは、あらゆる筆記用具において、美しい字を書けるようになるための近道です。

また、筆で美しい書を書くためにも、筆以外の何かで書いてみる取り組みは、“本来の筆のらしさ”に気づく機会になるために大変に効果的な稽古です。

 

本物の筆の“らしさ”(特性)を引き出すためにも、筆以外の何かで筆のように書いてみる取り組みは、大変に効果的な書の稽古です。

 

≪武田双鳳の書法道場≫

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