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”座れない子供達” | 書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」
”座れない子供達” | 書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

書道家 武田双鳳の「書で人生を豊かに」

バランストレーニングや書法講座など「書かない書の稽古」を取り入れることで、本来の「書の稽古」を実現。経験を問わず、子供から大人まで、存分に『書のたのしさ』を味わる場所をつくっています。

「座れる」。

 

 

なんだ、当然のことかーと、

思われるかもしれません。

 

 

ただ、現代において

すこやかな座りができる人は、

どのくらいるのでしょう。

 

 

反り腰でもなく、猫背でもなく、

巻き肩でもない。


背骨が美しいカーブを描いて、

足腰背中の弾力が内包されているような。

 

 

仕事柄、

いろんな人の座り方を

眺める機会が多いのですが、


すこやか座りができる人は、

年々減ってきているように感じています。

 

 

特に子供たち。

まともに正座すらできないケースが

増加しています。

 

 

放っておいても身体感覚が

成熟していく時代は、

既に終わっているのでしょう。

 

 

 

 

「筆墨硯紙」。

 

 

文房四宝とまで言われ

1000年単位で活用されてきた

一種の健康器具。

 

明日からの稽古でも、

筆墨硯紙を活用しながら


カラダの奥にしまいこまれた

「座れる」を

引き出し合っいきたいと思います。