小中学生の児童生徒さん達とテニスへー🎾
日頃の書道&バランストレーニングが、スポーツにどのように活きるのか。身をもって感じることができました。
ヒモトレやバランスボードによって引き出される「全身性」。
カラダがまとまり、通ることによって、乗る方も乗られる方も心地いい。
どうも、現代人は、上半身と下半身の動作がバラバラになりがち。その全身性の欠如が、どうも、肩コリや腰痛といった“現代病”を生み出しがち。
書における「手書き」の「手」は、物理的・部分的な手ではなく、地面からの氣が通るような観念的・全体的な「手」のことを言います。
現代人に筆をもって書かせてみても、おおよそ「手書き」は実現しません。手と体幹や足腰が分離してしまった不自然な「手先だけ書き」をします。学校教育で書写を教えている先生方すら、そのような状況であることが多い。
ほとんどにおいて「手書き」が実現していないとうことは、ほとんどの人が「書」を嗜んだ体験をしたことがないということです。これは、書文化にとって、大変に由々しき問題です。
いかにして、「手で書く」という動作が「全身運動」にするか。いかにして、「本来の手書き=書」を、現代人に味わってもらうか。
そのためのキッカケづくりは、現代書道にとっては、欠かすことはできなくなっています。
本来の手書き、全身性をともなう書き方が引き出さると、内なる芸術性も引き出されていきます。
立つ・しゃがむ・息をするといった基本動作に健やかさが伴うことで、自分でも知らなかった未知の表現が生まれていきます。
もちろん、全身性をともなう書き方は、血の巡りもよくしますので、集中力も向上させます。集中力が向上するからこそ、限られた短い時間で、効果的に上達を生み出すことができます。
本来の書を嗜むことは、なんといっても、楽しいものです。内なる喜びが、どんどんと湧き上がってきます。
おかげさまで、美味しいものをより美味しく、楽しいことをより楽しく感じることができています。
さて、10月の稽古のラストを飾るのは明日の基礎書法講座。古より伝わる書技法を、自らの身をもって咀嚼するチャンスを、また、楽しんでみたいと思います
☆平安の三筆・嵯峨天皇と初唐の三大家・欧陽詢。嵯峨天皇がなぜ「三筆」とされ、日本書道史において重要視されるのでしょうー?
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