600年頃に書かれた千字文と、1500年頃に書かれた千字文。時代も異なる智永と文徴明の書。「上手い下手と」か「好き嫌い」のバイアスを排除して、できる限り客観的に鑑賞してみると、いままで見えなかった技法が見えてきたりするものです。
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それにしても、なんと、いい天気でしょう。めまいがしそうなほど、堅田内湖も輝いています。
おっと、まるで額縁のような景色。そろそろ色付きはじめかな?と覗いてみると、
うん。ほぼ緑。色付くまでは、もうちょっとかな。
午前の仕事が昼過ぎまで立て込んで、入店が15時過ぎになってしまいましたが、「まだランチいけます」と。本来14時までなのに、なんと、嬉しいことでしょう。
デザートも、しっかりいただきました!
さて、明日から11月の稽古。大人生徒さんは、先月までで宋~元代の書に一通り触れ、今月から、本格的に明代の書に入っていきます。
明代初期の三宋二沈(宗克・宋広・宋スイ、沈度・沈粲)から、明代中期の呉派(文徴明、祝允明ら)、明代後期の華亭派(董其昌ら)、明代末期の明末連綿草(張瑞図、倪元ロ、王鐸ら)と、「元代の書」と比べてみれば、「明代の書」は、より動いていきます(11月は「董其昌」をメインとします)。
明代の書を通じて、現代における書の在り方を探り、いかに自分の書に活かしていくかー。ぜひ、この芸術の秋を、書を通じて、ココロ潤うものとしていきましょう。
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