「本気でやってごらん 本気でやればたのしいから」。相田みつをさんの言葉が、胸に響いています。
前提としての身体感覚を磨くことを怠らず、真摯に伝統古典に学んでいき、それぞれの現実の課題に向き合いながら、自らの書をつくり上げていく。
実技や筆記のテストも毎月開催、稽古の内容がとても濃いため、ハードかなぁ・・・とも思われるのですが、皆さんの表情はいかがでしょう?
本当に楽しそうな表情じゃないですかー。
「本気でやれば楽しい」を、まさに、実践してくれています。
「書は人なり」とも言われます。蘇軾「黄州寒食詩巻」のように、人生の挫折による苦しさが、まざまざとその書きぶりに表れたりします。
このように人生の悲哀を書で表現するのも中々にオモシロいのですが、来年3月の書法道場展「豐遊」では、日頃における小さな歓喜を書にのせて、思う存分に発表してくれたらなぁと思います。
日々の小さな喜びや楽しみを、書にすることで、日々の暮らしに潤いを与えていく。次の稽古でも、また、そんな場所をつくっていこう思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
書法道場展「豐遊」
<会期>
3月20日~3月24日
10:00~18:00(入場無料、最終日のみ16:00まで)
<会場>
烏丸御池しまだいギャラリー
※京都市営地下鉄烏丸線御池駅1番出口から徒歩1分