国内外においてビッグデータ活用ニーズが急速に高まる中で、データの効果的な活用とプライバシー保護を両立させる技術や規準の発展と確立が強く求められています。そのためには、プライバシー保護技術の研究開発を進める学術機関とデータ活用の現場で活躍する技術者・専門家との間での議論や交流を活発にし、日本におけるプライバシー保護技術の研究開発を活性化していくことが重要と考えられます。
上記を目的として、情報処理学会コンピュータセキュリティ研究会 (CSEC研究会) はPWS組織委員会を立ち上げ、同学会セキュリティ心理学とトラスト研究会 (SPT研究会)との共催で「プライバシーワークショップ(PWS)」を開催いたします。PWSは、コンピュータセキュリティシンポジウム (CSS)の併催として年に一度開催予定であり、主にデータ活用を円滑にするためのプライバシー保護技術に焦点を当てた企画およびセッションから構成されます。
PWS2023への参加登録は、コンピュータセキュリティシンポジウム2023 (CSS2023) への参加登録と共通となっております (ご登録頂くと、CSS2023および併催の他のワークショップにも参加が可能です)。
参加登録手続きの詳細につきましては、CSS2023の「参加登録」ページおよび 「参加費」ページをご参照ください。
PWS2023では、以下のテーマをはじめ、データの効果的な活用とプライバシー保護を両立させる技術に関する発表論文を幅広く募集いたします。
PWS2023への論文投稿受付は、CSS2023への論文投稿受付と共通となっております。 CSS2023の論文執筆要項、論文投稿手引 をご覧の上、CSS2023ホームページからお申込ください。
ご投稿頂いた論文の発表セッションの割り当ては、ご投稿頂く論文の概要やキーワードを参考にCSS2023プログラム委員会により定められますが、特にPWS2023でのご発表を希望される場合、発表申し込みの手続きの「希望トラック」において「PWSトラック」をお選びください。 なお、発表多数の場合など、会場準備の都合上 PWS でのご発表をご希望されてもCSSのセッションでのご発表となる場合があります。恐れいりますが、あらかじめご承知おきのほどお願いいたします。
以下の2つの賞を設けています。
PWSセッションにおける発表論文のうち、プライバシー保護技術の発展やプライバシーリスクの正しい啓発にとくに貢献すると認められる論文1編以内を、PWSトラックのプログラム委員による審議を経て決定し、当該論文の著者全員を表彰します。
CSS最優秀論文賞/優秀論文賞/学生論文賞など、CSS2023において設けられる他の賞との重複受賞を妨げるものではありません。
PWSセッションにおける講演者が学生(社会人学生を除く)の発表論文のうち、プライバシー保護技術の発展やプライバシーリスクの正しい啓発にとくに貢献すると認められる論文1編以内を、PWSトラックのプログラム委員による審議を経て決定し、当該論文の著者全員を表彰します。
CSS最優秀論文賞/優秀論文賞/学生論文賞など、CSS2023において設けられる他の賞との重複受賞を妨げるものではありません。
PWS2023のプライバシーポリシーは、 CSS2023のプライバシーポリシーに準じます。