【キャロット3歳】まずはダートで、いつかは芝で
2024/03/28 Thu. 20:17
だいたいミステリー小説を探し求めていくのですが、今回はちょうど出たばかりだったので、これを読んでみました
はい、大型新人の福永祐一調教師の著書です非常に文字が大きいので、読みやすくあっという間に読み終えてしまいましたが、なかなか興味深い内容でした。
自分が競馬を見始めたのがホントに「祐一世代」の競馬学校12期生がデビューしたころ。なので、彼が注目を集めて騒がれていたのをよく覚えていますそして、確かデビューから2連勝をしたかと。強烈なインパクトでしたが、本書を読んで「なるほど」と思いました。父洋一さんのおかげでたくさんのバックアップがあったのは想像通りではありますが、ホントに北橋調教師や瀬戸口調教師はそのために尽力されていたのがよくわかりましたただ、それゆえ本人はかなりプレッシャーを感じていたようで、お二人が定年を迎えるまでは「迷惑をかけないよう」必死だったようです。
この中で頻繁に出てくるのは、「自分には執着心がない」ということ。トップジョッキーだったにもかかわらず、調教師への転身を決めたのも、そういう部分が大きかったそうで、それは良くも悪くも彼にとっては個性なのだと思います。でも、これはなかなか意識してできることではないので、自分からしたらうらやましいことです自分なんて、馬を選ぶ時も馬券を買う時も、いつも後ろ髪惹かれてますから(笑)
とにもかくにも、デビューから現在に至る彼の心の動きが見られてとても良かった騎手から調教師へとなった福永祐一のこれからに期待しています。興味のある方はぜひ
さて、しがらきでの調整中もそろそろ戻ってきてほしい、ウィンターガーデンの近況です!
24/3/26 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路では15-14ぐらいまで進めてしっかり動かしています。ここにきて馬体も増えてきて内臓面の状態も上向いてきている印象ですし、このまま適度な負荷をかけて態勢を整えていきたいと思います。馬体重は487キロです」(NFしがらき担当者)
24/3/19 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間も先週とほぼ同様のメニューで乗り込みを続けています。トレッドミルも併用して無理のない程度の内容ですが、2本登坂も取り入れて運動量は確保しています。馬体はもう少し余裕があってもいいぐらいなので、引き続き焦らずに良化を促していきます」(NFしがらき担当者)
24/3/12 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は先週とほぼ同じメニューで乗り込みを続けています。乗り進めてみると少し内臓面の疲れを感じる印象もあり、適宜リフレッシュを挟みつつ動かしています。調教の動きなどは特に問題ないので、乗りながら良化を促していきます」(NFしがらき担当者)
24/3/5 NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは2本登坂を交えて15-15近いペースでの乗り込みも開始しています。少しずつピッチを上げて移動に備えているところですが、特に反動などはなく順調ですね。馬体は少し締まってきている印象で、ここからはいつ声が掛かっても良いという気持ちで進めていきます」(NFしがらき担当者)
具体的な帰厩は決まっていないながらも、早めに戻ってくるかなと思っていたら、中間に内蔵面に疲れが出たとのことで、リフレッシュを挟んで調整中です。ただ、それも上向きだということで、まもなく2か月になりますし、そろそろ声が掛かってもおかしくありません
ダートなら選択肢に困らないと思いますが、一度芝も試してみてほしいとも思っていますとりあえず勝ってからでも良いので、見てみたい。そのためには、まず勝ち上がらないといけませんね。今度も京都の可能性が高いでしょうか?
とりあえず無事に戻ってきてもらいたいと思います
次は誰が乗ってくれるか?こういう時に祐一がいてくれたらなぁ
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